もつさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.5

なんか話があっちゃこっちゃ行って結局思った通りのところに着地した印象……
こんなに結婚をテーマにした作品も最近少ない気がする。

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.8

IMAXの迫力がすごい。ライブ会場のど真ん中にいる感じだった。音圧もなんならライブ会場よりすごいんじゃないか。

デヴィッドバーンの動きが改めて奇妙で面白い。でも特に意味はないのかな。

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

3.8

たしかに好きな女の人が彼氏と一緒に歌ってるの聞こえたら嫌だよね。笑

当日なんか流行ってた記憶ある。ミュージカルってそこそこ需要あるんだろうな。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

帰ってきたヨルゴスランティモス!こんなに鑑賞後さわやかな感じでいいのというくらい、珍しくハッピーエンドだった。

演技も世界観も音楽もすごかった!ほんとにベラが成長してた!

「良識ある社会か…」で笑
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.9

ロンドン映画に007スカイフォールがあるなら、パリにミッションインポッシブル フォールアウトあり。観光映画として見どころが多かった。

ラストにかけて、IMAX仕様で映像綺麗なの良かった。シネスコにせ
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トラフィック/ぼくの伯父さんの交通大戦争(1971年製作の映画)

4.1

一連の作品の中でも更に構図がキマってきた気がする。色合いも相まってウェス作品への引用がすごそう。

見本市にたどり着くまでのロードムービー。宇宙飛行士の真似してるシーンが微笑ましかった。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.9

あんまり出会わないタイプの映画。ひたすらリアルな会話が続いて面白い。リアルだし、そこで終わるんか!!という絶妙な感じ。

1も3もあるのね!2を最初に見てしまった。

宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

不謹慎を承知で言えば、割と弄り甲斐のある隣国があるんだから、そのネタで映画作りたくなっちゃうよね。絶対に超えちゃいけない国の境をどう超えさせるかなんて、面白いに決まってる!

38度線を境にコートチェ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.8

KTXに乗るための予習(笑)として観た!もっとB級と思っていたけど、意外と面白かった。

おじさん最初から最後まで嫌なやつ!

実質ゾンビなんだけど「暴動」としか表現されてないあたりに、リアリティ重視
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.1

改めて観た。やっぱりみんな話知ってる前提のミュージカルだから話がはやいはやい。

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.6

ながら見したからか、かなり話が追えなかった。人物パッと消えたり現れたり、ループしたり、独創的。最後は大騒動に笑

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

思った以上に「薬物ダメ、絶対」映画だった。結局実は全部薬物で見えてた幻想なのでは…?

「私が見ている世界」を説明して相手に理解してもらうの、とんでもなく難しいよね。

ラストは好きだけど100人いた
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プレイタイム(1967年製作の映画)

4.1

お洒落で壮大なコント。色彩も大好き。最初は眠かったけど、レストランのシーンからぶち上がって良かった。

画面で同時多発的にいろいろ起きてるので、脚本書くの大変そう。ユロおじさんも主人公というよりは群衆
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.8

緩やかなコメディでそこまで楽しみきれなかったけど、ミスタービーンとウェスアンダーソンに影響与えてることは分かった。特にフレンチディスパッチの冒頭部分はそのまま!

全体のデザインが尖っててかっこよい。

塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

3.8

初めて通しで観た。(ながら見)
展開が割とあっさり進む感じがした。言うても、育ての母を改心させずにあんなにあっさりやっつけちゃって良かったのか??

確かにお城はモンサンミッシェルぽい。

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.8

ロンドン映画①。やはりリチャードカーティス感強かった。恋愛だけで話が終わっているので、やや物足りなさはあった。

記者会見シーンはローマの休日オマージュ?

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

映画納めに手軽に見れそうなやつを。ストーリーはあんまりなく映え重視だったけど、流石はイルミネーションだった。触りたくなる質感すごい。

なんでもスターウォーズが下敷きに見えてしまう質なので、冒頭の侵略
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

仙人のような役所広司。うろ覚えながらパターソンぽさがかなり強いと思った。

こういう平坦な映画はやっぱり洋画で見たいと思ってしまう。一時出てくる登場人物との会話とか仕草とかの違和感が気になっちゃうんだ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分の中でのシンゴジラが大きすぎるせいなのかもしれないが、シンゴジラを写し鏡にしたみたいな映画だと思った。シン〜ではこうだったから今回はこう、みたいな。

それでもゴジラ映画の描写として、熱戦の吐き方
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美女と野獣(1991年製作の映画)

3.8

美醜とか結婚観とか、今見ても結構現代的な価値観入ってるのに驚き。

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.9

急にパントマイムしたり、急な暗転&不安定な画角だったりと、4連作の中では1番尖ってる感じ。

結構レイフファインズの演技力で成り立ってるところがあった。語り手のおじさんとネズミ取りのおじさん全然違う。
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(2023年製作の映画)

3.9

これが1番舞台感ある。シネスコだとセットがよく見えるね。

白鳥(2023年製作の映画)

3.9

時間が短い分、端的で好き。いじめが悪質すぎる。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.7

40分このトーンで捲し立てられるとさすがに疲れるなあ。あとセットで撮ったものより、これまでのようなロケの方が好きかも。

でも2回目見たらちゃんと1回目より面白かった。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.6

むずかしい…いろいろよく分からん…
色といい途切れる音楽といい…

バードマンでも見たアルファベット順にタイトルが出るところ、ここが元ネタ??

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.1

目覚めたければ眠れ!!!

見た目のポップさと裏腹にますます難易度(会話劇度)が上がっているけど、後半にかけて面白くなっていった。

これまでちゃんとウェスアンダーソンしてる(シンメトリー構図してる)
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バービー(2023年製作の映画)

3.9

すごく価値観についての映画。男女の認識差はもちろんのこと、ケンが人間界を見て気付いちゃうシーンとか、価値観に触れて自分が変わる場面が印象的だった。

(ツァラトゥストラはかく語りきが「目から鱗」の曲な
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サーモン(2023年製作の映画)

3.9

映像がおしゃれ!サントラも相まって「セッション」感がつよい。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

お腹痛くてあんまり集中できなかった……

面白かったけど、全体を通して解決するループの問題に対して個々の登場人物の問題があっちゃこっちゃ行ってしまってる気がして、個人的にはドロステの方が好きだったかな
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

まさに宮崎駿の走馬灯。パプリカと比較するコメントも見かけたけど、中盤からずっとそれを意識してた。「よく分からない系」が好きなので、こういう今敏みたいなやつ作りたかったのか…と驚き。もともとジブリが刺さ>>続きを読む