donguriさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.5

62年のテレンス・ヤング監督作品。

記念すべき007の第1作。
若き日のショーン・コネリー扮するジェームズ・ボンドが活躍するスパイ映画。

この作品舞台がジャマイカ!!
撮影された時期ジャマイカでは
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.5

57年 シドニー・ルメット監督のデビュー作。

12人の陪審員による会話劇。
一つの部屋で有罪、無罪を巡り、ひたすらオジさん達が怒りながら話し合いをするという、おじさん臭漂う濃密な95分。。。

まさ
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人生、ブラボー!(2011年製作の映画)

4.0

11年 ケン・スコット監督作品。

軽いコメディーだと思ってましたが、良い映画すぎてビックリ!
ストーリーもびっくりですが…笑

ダメ男のダヴィッドが変わっていく姿、素敵なお父さん、彼女も最高!
そし
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運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

3.5

97年 イランのマジッド・マジディ監督作品。

とても優しい映画でした。
貧しい家庭の兄妹、この2人眩しいくらいに純心で心が綺麗。
お父さん最後ちゃんと覚えててくれましたね^ ^
描きすぎないラストシ
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.5

17年 エリック・トレダノ & オリヴィエ・ナカシュ監督作品。

「最強の2人」のコンビ監督による第3弾。
前作「サンバ」では移民問題を背景とした社会派作品でしたが、本作は結婚式を舞台にした完全なドタ
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5つの銅貨(1959年製作の映画)

4.5

59年 メルヴィル・シェイヴルソン監督作品

以前から気になっていた作品の初鑑賞でしたが、驚くほど素晴らしい映画でした!

実在のコルネット奏者レッド・ニコルズの伝記作品なので、古き良き時代のデキシー
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

3.5

13年 アレクサンダー・ペイン監督作品。

少しシュールでオブビートな雰囲気。
笑えるし、感動もさせてくれるとても良い作品。

この家族かなり個性的ですけど、とても素敵な家族愛を感じました。
お母さん
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映画よ、さようなら(2010年製作の映画)

2.0

10年のフェデリコ・ベイロー監督作品。

今まで未体験のウルグアイ映画。
感想を一言で表すと、一体何を観せられたのだろう…
という感じでした…笑

ミニシアターが舞台となっている事で映画への愛が感じら
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希望の灯り(2018年製作の映画)

4.0

18年 トーマス・ステューバー監督作品。

旧東ドイツのライプツィヒ近郊の大型スーパーを舞台に、そこで働く人々の心温まる日常とドラマを描いた作品。

セリフも少なく静かな映画ですが、登場人物の心の動き
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

4.0

61年 ブレイク・エドワーズ監督、オードリー・ヘプバーン主演の名作。

今まで観たヘプバーン作品で一番良かった。
素晴らしいオープニング!
そして名曲ムーンリバーが最高すぎて溶けそうになりました…笑
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.5

14年のエレイン・コンスタンチン監督作品。

イングランド北部を舞台に当時流行したノーザンソウルに傾倒する若者を描いた作品。

痛いほどヒリヒリと胸に刺さりました。
時代や国、音楽のジャンルが違っても
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.5

15年のロバート・バドロー監督作品。
ウエストコーストのジャズトランペッター&シンガー、チェット・ベイカーの伝記作品。

熱さのないクールなトランペットの音色と、中性的と表現される独特な歌声。
チェッ
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サンバ(2014年製作の映画)

3.5

14年 「最強の2人」のエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュのコンビ作品。
そして主演は再びオマール・シー。

オマール・シー演じる移民サンバと支援ボランティア アリスの2人を中心としたストーリー
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カリートの道(1993年製作の映画)

4.0

93年 ブライアン・デ・パルマ監督作品

同じデ・パルマ&アルパチーノコンビのスカーフェイスが好きすぎて、絶対がっかりするだろうと思い今まで観ずに来ましたが、ようやく鑑賞しました。

結果…予想以上に
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.0

04年 マーティン・スコセッシ監督作品。

アメリカの大富豪、実業家兼映画監督のハワード・ヒューズの半生を描いた作品ですが、あまり主人公に魅力が感じられずひたすら長かった。。。。
たぶん…少し寝ました
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コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

3.5

12年 ヤン・オーレ・ゲルスター監督作品。

冒頭の軽快なジャズとモノクロ映像で、これは自分好みの作品だとわかりました。

一見不運な1日のようにも見えますが、とても内容の濃い素敵な1日だと思います。
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イゴールの約束(1996年製作の映画)

3.5

96年 ダルデンヌ兄弟監督作品。

エンターテイメント性は皆無ですが、とてもリアルな人間臭い映画でした。

主演のイゴールを演じたジェレミー・レニエは「少年と自転車」では、あの父親役を演じたのですね。
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.0

13年 イ・ファンギョン監督作品。

主人公ヨングの、娘イェスンへの愛情に涙なしでは観れない感動作。

笑い、感動、悲劇…
観ているこちらの感情を揺さぶる要素がたくさん詰まった素晴らしい作品でした。
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.0

58年 ルイ・マル監督のデビュー作。

いかにも昔のフランス映画という作品。
サスペンスとしての面白みはありましたが、登場人物全員やってる事がかなり滑稽で、まったく感情移入できませんでした。。。

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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

11年 エリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュのコンビ作品。

すごく面白かった!!
ストーリー設定から勝手に重めの社会派作品だと思ってましたが、とても人間味溢れるコメディーでした。

オープニング
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ビッグ・ウェンズデー(1978年製作の映画)

3.5

78年のジョン・ミリアス監督作品。

サーフィン映画の金字塔。
40年以上前の作品ですが、サーフィンシーンの臨場感すごい!
そしてライトニングボルトのサーフボードを抱えた、神様ジェリーロペスがカッコい
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

2.5

14年 ダルデンヌ兄弟監督作品。

「少年と自転車」が良かったので鑑賞。

この映画、カーステレオから時々流れるBGM以外音楽まったく無しです。
実際にありそうなテーマを音楽なく見せる事で、妙にリアリ
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やっぱり契約破棄していいですか!?(2018年製作の映画)

3.7

18年 トム・エドモンズ監督作品。

自殺願望のあるの主人公ウィリアムとノルマに追われた老人の殺し屋レスリーを中心としたブラックコメディー。

バタバタと人が死ぬしかなり不謹慎な映画ですが、緊張感ある
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ブルーノート・レコード ジャズを超えて(2018年製作の映画)

3.5

18年 ソフィー・フーバー監督
ジャズの名門レーベルBlue Noteの歴史を綴るドキュメンタリー作品。

数々の名盤を残しているBlue Note。
音楽はもちろんジャケットやロゴマーク、レコードレ
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カーマイン・ストリート・ギター(2018年製作の映画)

3.5

18年 ロン・マン監督のドキュメンタリー作品。

ニューヨークのカーマイン通りにある小さなギターショップ。
店主のリックと助手のシンディ2人による建築廃材から手作りされたギターの数々。
全てにこだわり
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.0

16年のミカエル・アース監督作品。

今日もヨーロッパのしっとりした作品を鑑賞しようと思いこの作品を選択。

「アマンダと僕」と同様、大切な人を失った悲しみを時間をかけて少しづつ克服していくことをテー
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少年と自転車(2011年製作の映画)

4.0

11年のダルデンヌ兄弟 監督作品。

とても心に刺さる、そして心温まる作品でした。

主人公の少年シリルの演技が素晴らし過ぎてリアリティが半端なかった。
そして何よりもサマンサの優しさ…
本当に温かか
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アスファルト(2015年製作の映画)

3.5

15年のサミュエル・ベンシェトリ監督作品。

フランスの古びた団地を舞台に、そこで偶然出会った人と人との関わりをコメディタッチで描いたミニシアター系の良作。

曇り空のフランスの空気感が心地良く、心温
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

13年のジュゼッペ・トルナトーレ監督のミステリー作品。

先が読めず意外な方向に進んでいくストーリーに釘付けでした。

ため息が出るような美術品の数々に、よく出来たプロット。
極上のミステリー作品でし
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

アリ・アスター監督作品。

白夜の映像が美しく147分本当に不思議な世界に迷い込んでしまった感覚。

音とかで驚かされるような苦手なシーンはありませんでしたが、ジワジワくる感じの不快感。
洗脳されてい
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.0

11年のアキ・カウリスマキ監督作品。

人間味があって優しさに包まれた素晴らしい作品でした。

今までこんなに登場人物全員が素敵な人ばかりの映画は観たことありません…

冒頭の事件で何がはじまるのかと
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レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う(1994年製作の映画)

3.5

94年のアキ・カウリスマキ作品。

レニングラード・カウボーイズのメキシコ〜故郷に戻るまでの珍道中。

前作同様シュールさ全開!
メキシコ部最高 笑

ラストの地元のリーゼント家族にほっこり 笑

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都会のアリス(1973年製作の映画)

2.0

73年 ヴィム・ヴェンダース監督の初期のロードムービー。

オープニングから大好きな粒状感のあるモノクロ映像で主人公がUnder The Bordwalkを歌うシーン。
これは傑作間違いないと思ったの
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

3.5

09年説明ニールス・アルデン・オプレヴ監督作品。

かなり衝撃的なミステリー。
北欧の寒く暗い雰囲気がストーリーに更に深みを増しているように感じました。

小説読んでませんが、これ絶対小説も面白そう。
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.0

13年のリチャード・カーティス監督作品。

ジャケットのイメージとタイムリープものという事前情報からもっとキャッキャしたラブコメっぽい作品だと勝手にイメージしてましたが、良い意味で期待を裏切られた感じ
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北の果ての小さな村で(2017年製作の映画)

3.0

17年のサミュエル・コラーディ監督作品。

デンマークから、北の果ての地グリーンランドの小さな村に教師として赴任した主人公が、雪に覆われた過酷な自然の中で、文化の違いに葛藤しながらも地元の人々と心を通
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