yutaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ハリソン・フォード 逃亡者(1993年製作の映画)

3.3

妻が殺され、その犯人に仕立て上げられるという可哀想なハリソンフォードが観れた作品。
そんな主人公が自力で警察から逃げながらも真犯人を捜し出す執念の図太さが、この映画の肝でした。
タイトルどおり、ずっと
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.5

若干、今年公開されたドリームと比較して鑑賞していましたが、負けず劣らずの面白さでした。
まず、若者たちのサクセスストーリーとしても楽しめるし、父と子の親子愛や、ジュブナイルものの雰囲気もあって盛りだく
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

3.8

今年、マンデラエフェクトなども話題になりましたが、個人的にタイムループやタイムパラドックスなど時間軸があっちこっちにいく映画は好みなので、楽しみでした。
予告編からは、父と息子の家族愛中心で、父親を死
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.0

王道なボクシング映画。
栄光を手に入れた男の転落劇からの復活劇。
ロッキー3のもっと鬱版みたいな、もっと重く深くまで落ちるので、観ていて辛いシーンもありました。ここまで、主人公が落ちる映画も珍しいなと
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.7

当時はキックアスと比べられたりしてましたが、個人的にはこちらの作品の方がクレイジーで、楽しめました。振り切っているクレイジーさなので、賛否が分かれやすい作品だと思いますが、好みでした。ヒーロー映画とは>>続きを読む

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.5

基本的にこの手の映画(主人公がナレーションするタイプの映画)は合わないと思っていましたが、その中では面白い方だと思いました。

まず、特筆すべき点は舞台のハワイ。この南国特有ののんびりとした雰囲気や広
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

元夫の小説を使った間接的復讐。

まず、オープニングで度肝を抜かれました。多分人生で初めてみた映像で完全に興味は惹かれました。
ストーリーとしては、小説の中の現実的の出来事、そして過去の話が並行して進
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セッション(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

遅ればせながら鑑真。
しかも12日ぶり。

基本映画の主要キャラは生徒のマイルズテラーと教師のJKシモンズのみ。キャラとして
マイルズテラーのナヨナヨ間やJKシモンズの迫力満点のブチギレ芝居は文句な
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赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

4.0

コーエン兄弟監督初期作+ニコラスケイジ主演+ジョングッドマンが出演していたので、鑑賞。

結果としてはテンポが良く(特にオープニングが始まるまで)ラストまで失速せず、突っ走った印象。音楽も良く、ドタバ
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

二面性のある殺し屋映画としては
イコライザーと似ていたので、期待して鑑賞しました。結果としては困惑しながらも面白かったです。
シリアスなアクション映画かと思いきや、笑えたり、和んだり、そう思えばまた、
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レッド・ドーン(2012年製作の映画)

3.0

キャストはソー役のクリスヘムズワースや、ハンガーゲームのジョシュハッチャーソン、ウォーキングデッドのニーガン役のジェフリーディーンモーガン(今作では陰を潜めていた)など、話題作出演者が多く豪華で期待し>>続きを読む

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.6

ピクサー作品の中でもとりわけ陰が薄めな作品。これとメリダとおそろしの森だけ鑑賞してなかったので、みてみました。

結果的には安定して、飽きずに楽しめました。ただ、ベタすぎるのと、ちょっと長すぎた気もし
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.3

スパイクリー監督作品初鑑賞が、らしくないエンタメ作品だったインサイドマン。
所々、差別要素があるものの、マルコムXやドゥザライトシングといった黒人や差別を題材にはしておらず、驚きました。
キャストは豪
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ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

4.0

まず、実際の映像でネイビーシールズの過酷さとそれを乗り越えた先の友情などを見せて、その後、主要登場人物の家族や性格がわかる。ここで、若干感情移入してみてしまいました。
それから、中盤までは安心してみて
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.5

今更ながら公開当時オカルトブームを巻き起こした名作を鑑賞。

まず、始まりの不気味で薄気味悪い不協和音で始まるタイトルから気持ち悪くて期待感が高まりました。
他にも、無音状態からの急な轟音や(電車の音
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

完璧なサクセスストーリー。

黒人差別と宇宙の2つの軸をバランスよく描いていたのがよかったです。
特に差別を扱っているのに暗くなりすぎず、テンポよく痛快なストーリーな実話なので、勉強にもなるし、面白い
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.7

デヴィッドフィンチャー監督作だったので、気になり鑑賞しました。最初は、ドントブリーズ的なサイコスリラーかと思っていましたが、サスペンスフルアクションで良い意味で期待と違って面白かったです。
キャストは
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.8

個人的に、ローランドエメリッヒ監督作ならインデペンデンスデイと1.2を争う程良かったです。
ド派手な王道要素満載のバディ映画でした。

キャラ説明を含んだホワイトハウスの様子から始まり、ダイハードよろ
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悪の法則(2013年製作の映画)

3.5

2連続リドリースコット監督作。
アメリカンギャングスターとの共通点は麻薬。

まず、キャストが豪華なのに目が惹かれました。このメンツで制作費が安く済んだのが驚愕なぐらい実力と話題がある役者陣でした。
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アメリカン・ギャングスター(2007年製作の映画)

3.5

史実に基づいているので、そこまで派手さは終盤まであまり無いですがフランクルーカスが麻薬を裁く所や、アヘンなどを栽培して麻薬を作る所、裏社会の様子などがリアルで、見入ってしまいました。でも、後半は短めで>>続きを読む

マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.7

予告編などで結構、ネタバレがあると聞いたので前知識無しで鑑賞しました。(ミスリード的な予告編で良かったです)

まず、原題が秀逸。Alliedというタイトルですが、3通りの意味があり、一つ目は連合国、
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めし(1951年製作の映画)

3.8

主演、原節子。監督、成瀬巳喜男。原作、林芙美子。監修、川端康成。この豪華布陣でがっちり固めたのに、タイトルが「めし」。
これに惹かれて鑑賞しました。

だらしない男、本音を言わない嫌味な女、倦怠期を迎
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.3

最初はオフザケドキュメントかと思っていましたが、意外とファストフード業界に斬り込んだ社会派な内容で勉強になりました。

まず驚いたのが映画内で、ファストフード(マクドナルド)を薬物、酒、タバコなどと同
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スター・トレック(2009年製作の映画)

4.0

🖖

iPhoneの絵文字にもなっているほど浸透しているスタートレックシリーズを初鑑賞。(上のはスポックが別れ際にする手、長寿と繁栄という意味。)
まず、
冒頭からド派手で感動的なシーンで、観客を一気
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前知識無しでの鑑賞だったので、衝撃の展開におどろきました。

詐欺師が騙されるとは、何とも滑稽で面白い話だなと、脚本の素晴らしさに感心させられました。
父娘の愛の話だと思って、感情移入していたらまさか
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.0

キャストが豪華なので鑑賞しました。

まず、70年代の暗い雰囲気と英国人のスマートな服装や佇まいなど、世界観が最初からしっかりしているので入り込みやすかったです。
内容としては英国諜報部に1人二重スパ
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あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

3.3

冒頭から、落ち葉を投げ合う老夫婦。このシーンでこの夫婦が仲睦まじく、そして10代20代の頃のようなチャーミングさを持っている事がわかりました。
他にも、1人でトイレに行くのが怖くてお爺ちゃんに歌を歌っ
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.3

序盤から園子温節炸裂で、後半は結構グロテスクで軽いので好みが分かれると思います。

しっかりした設定をラスト30分弱で、めちゃくちゃにぶっ壊すのは、爽快感があり、微妙な気持ちにもなりました。でも、何よ
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.5

前作にも増して、バイオレンスと暴言が多くて楽しめました。
人が死ぬシーンも印象的で、個人的には野球のシーンが衝撃でした。
キャストは、前作同様豪華で、特に花菱会の面々が怖すぎてビビりました。イメージ的
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

3.5

展開的にはベタで驚きのラストもないのですが、テンポが良くキャストが豪華なので飽きませんでした。
特にキャストのヤクザ演技ブチギレ演技は迫力満点で、渋かったです。
特に椎名桔平演じる水野がかっこよく、ラ
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.3

徹底的なバイオレンスと若きキャスト陣、理不尽で衝撃的な展開などは楽しめましたが、なんせ暗く重いので、乗れませんでした。「フルートベール駅で」の後だからだと思いますが。

でも、主演の北野武演じる我妻の
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

-

人種差別問題がまだ色濃く残っている現代でのあまりに理不尽すぎるある事件の映像化。
始まりは、声だけの2人の男女のたわいもない会話から始まる。そのあと、急に実際の映像が流れ、残酷過ぎる現実を最初に叩きつ
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キャストがウィレムデフォーやジャレッドレト、クロエセヴィニー、リースウィザースプーン。しかもジョーカーばりの魅力的な殺人鬼を演じていると聞いたので鑑賞しました。最初はサイコスリラー的な映画かと思いまし>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

B’z並のタイトルの長さだけに釣られて鑑賞しましたが、良い意味で想像と違い、心揺さぶられました。(サクセスストーリーかと勝手に)

まず、キャストが豪華かつ、好きだったので嬉しかったです。まず、主人公
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.5

台風の日なので、この映画を観て、同じ気分に浸ろうと鑑賞しました。
最初は、13日の金曜日的なワンシチュエーションで1人ずつ人が死んでいく、正にホラー映画のオーソドックスなタイプだと思っていたのですが(
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン監督は難解ながらも最高に面白い映画ばかりで観るたび脅かされます。そして今作は特に驚愕のラストが待ち受けていました。
でも、
正直な話、この映画のオチのボーデンが双子だと言う真相は何故か知ってい
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