oyasumiyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.7

自粛明けの1本目をこの作品にしてほんとうに良かった〜〜
観賞してから何日も経ってしまった

どのキャラクターも少しずつ自分の中に存在する感じで、誰にでも感情移入ができて、時代背景も国も違うのになんて不
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アトミックブロンドのお姉さんと同一人物とは思えぬシャーリーズセロンの役作り。
増量するのもすごいけど、あそこから戻れるっていうのがもうスーパーマンすぎて目が点。

妖精さんのようなタリー、
20代の彼
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.8

やっっと観れた〜〜

ロメール作品の中でいちばん主人公に共感できる作品だったかも。
(彼女の行動ではなく、性質という意味で)
一歩間違えたらドロドロな関係をみごとにさわやかに、嫌味なく描けちゃう相変わ
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

2.2

トイレ後に濡れた手で髪を触るタイプの人ほんと無理^ ^

2回に分けて観た
彼らの関係が青春だとも羨ましいともあまり思えなかった……え、なに……?というかんじで終わってしまった
というかキャンプ映画だ
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.2

これがほんとうの愛なら、一生そんなもの知りたくない……
登場人物の誰にも共感できなかった。
でも蒼井優さんの演技がものすごかった、ものすごすぎて(語彙力)映画館並みの集中力でガン見した。

前評判「恋
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アメリカの影(1959年製作の映画)

4.5

めっちゃくちゃかっこよかった
ジャームッシュに影響を与えた作品と至るところで言われているのに納得。
ジャームッシュよりも力強く、切実。
音楽もかっこよかった……レリアの、当時としてはニュータイプな女性
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

4.5

日常の小さな感動や、自然を慈しむ所作を映すカメラワークが始終心地よい映像美。
ムイの小さな世界でひっそり懸命に生きるさまが愛おしい。彼女の眼差しはすべてに分け隔てなくまっすぐで、とても純粋で美しかった
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ふたりの人魚(2000年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

これだけ人魚に似つかわしくない街も珍しい。
制作年を見るとあれはたぶん90年代の上海、自分が産まれて2歳まで育った街、もちろん記憶は全くないんだけれど、あそこまで汚かったとは笑
知っている風景とはいえ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.3

動物がやたら出てくるんだけど、なんかもう人間が滅んだほうがいいかもしれない……となって落ち込んだ。

オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.9

最近精神が疲弊してややこしい映画を受けつけないと言ったら友人がすすめてくれた1本。

かわいいの大洪水……お隣さんのお庭楽しすぎるでしょ。レネットとミラベルもそうだけど、女の子2人の可愛い物語だいすき
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

あんなふうに仕事に打ち込めるのって素敵だなあいいなあ
登場人物がいいひとばかりで、ストレスなく観られる良い作品

お年寄りになってからも提供できるものって、優しさと思いやりくらいだと思うから、自分が歳
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

衣装や小物は胸キュンであった。
「欲望のめざめ」と副題入れるほどの内容でもない、男がなかなかの下衆🛌
下衆っぷりの演出は絶妙だった。
それにしても祈りって不思議なものにみえる

飛行士の妻(1980年製作の映画)

3.8

‪文芸坐のオールナイトを断念したため、ザ・シネマに会員登録して念願の鑑賞(ありがたい〜)

恋愛感情が絡むと1分で終わるはずの会話も日をまたぎ人をまたぎストーキングにまで発展……
自分の感情に酔いがち
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

前作が『たかが世界の終わり』ですこしドランから気持ちが遠ざかってしまったんだけど、今作はけっこう好きだった。

クローズアップの多い映像と、こちらの感情を置いてけぼりにする激情っぷりは相変わらずで、で
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.2

登場人物の誰にも寄り添えないわりには楽しめた。トーニャの表情がいちいち濃くて(目鼻立ちハッキリしまくり
家族は選べないけれど、友人や恋人とのつきあいは自分の責任だなと痛感
インタビュー形式で時折ナレー
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.9

妹が来ていたので一緒に鑑賞

昔買ってたお犬にそっくりなパディントン、悲しくて見ていられない場面も多々あったけれど家族のかわいさが爆発していてよかった
なかなか受け入れがたい展開の数々もファンタジーな
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

もし時間が流れるものじゃなかったら。
友人に勧められなければ鑑賞を見送っていたのでほんとうに観てよかった。
静かで味わったことのない余韻の残る作品、宇宙人動きがゆっくりでかわいい……

文字の解読はも
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.2

なぜこんなに話題になっているのか分からない
「エグさ」もファッションになりつつあるのかと思ってしまった、題材は最高なのに…………
スウェーデンに行くまでの前半はわりといいかんじだったのに……そのままや
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

まどろみに始まりまどろみに終わる、戦争映画と思えないほど美しい作品だった

美しいとはいえ戦争映画なので、ぎょっとするグロい描写も時々出てくるけれど、フランスの大自然と解放的な画の方が印象強い。クライ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.7

妻の希望は単なる「話」で、夫の希望は「約束」とか、母親は「完璧」を求められるとか、子供と違って女は結婚すると所有物になってしまうとか、それらを一般論と言えてしまうのが悲しい。少しずつ変わってきてはいる>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ポップでユーモアに溢れるあまり戦時中なのを忘れてしまいそうなころに容赦なくぶっ込んでくる残酷な現実とのバランスがお見事な、よい作品だった🐇

キャラ設定が最高で、間違いなくヨーキーの大ファンになるし、
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

いま酔っているのであとでレビュー編集しちゃうかもしれない……とりあえず、その辺のホラー映画よりも怖かった。
バレるかバレないかギリギリのところで成り立っている感じに少なからずストレスを感じたけれど、コ
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ポゼッション(1981年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たいな〜と思っていたので2020年映画初めがこの作品で感無量。

のたうちまわって叫びまくるイザベルアジャーニがすごい迫力でまばたきを忘れた、あの細い身体のどこにあんなエネルギーが……地下鉄の
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

後半シャイニングオールスターズ映画だった。みなさんお変わりなさすぎて恐怖より愛しさがまさってしまいあまり怖くなかった……おばあちゃん完全にゆるキャラだしGreat Partyおじさんも健在。

キュー
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

3.4

彼らは豪奢な空間の中で駆け落ち前の堂々めぐりを繰り返し、一向に話が展開しないのに、なぜか苛立ちもなく最後まで他人の夢を覗いているような不思議な気分で観た。

認知症の者同士が話しているのか?と思うほど
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女は女である(1961年製作の映画)

3.7

ここまでタイトルそのものな映画も珍しい気がする。サンセリフのフォントが語るナレーションも小洒落ていて逆から出てきたり、トリコロールだったりと遊び心満載だった。
エミールの鳥のマネ、喧嘩中に小説のタイト
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

北欧独特の、重たく静かで透き通った空気感がたまらない。
自分には強烈な表現が多くて(交わるシーンは組み手でもやってるのかと思った)、しかも常に予想の斜め上をいく展開だったので落ち着かず観賞後はどっと疲
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二重生活(2012年製作の映画)

2.7

サイコパスDV男…………
ずっと天気悪くてズーンとなった

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.5

アンハサウェイ最高。美。
もう彼女の存在に大感謝

ラスト駆け足だったけどかなり良い終わり方だった。ぐっときた。

ベイン、トムハーディだったんだ……(^.^)

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

感情移入どころか観ていてとても気まずく哀しい気持ちになるのに、引き込まれていく奇妙な映画
悪役の過去話とはいえバットマンシリーズと比較するようなエンタメ作品じゃないし両手叩いて面白かった〜〜とはならな
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アンナ(1966年製作の映画)

3.3

アンナカリーナがひたすら可愛くて最高〜〜〜な映画

ぼさぼさ頭でゴロゴロしているだけでなぜあんなに可愛いのか……丸メガネはもちろん、あのスケルトンコートまで難なく着こなしてしまうとは何事か
そしてゲン
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メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

3.8

始終、目の保養。
メトロポリタン美術館行く前に観ておけばよかった。
メットガラよりも、中国の企画展についての方が個人的にすごく興味深くて
テーマを探るところから、政治面の懸念やファンタジーと現実とそれ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.7

やっとジョーカー出てきた〜🃏
期待を裏切らないおちゃらけっぷり……意外とコスプレが趣味なのかな?ナース服はたいへんお似合いでした。
アメコミもの、で終わらせるのは勿体無いくらい、いろんな問題を盛り込ん
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

3.3

ホアキンフェニックスのJOKERぜったい観たいけど、バットマンシリーズのこと何も知らないので予習のため鑑賞。

以前バットマンシリーズ大好きな妹にあらすじを聞いたときは、「お金持ちの意識高いイケメンが
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ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声(2014年製作の映画)

3.6

ニューヨークで通っていた日本人学校が出ているときいて、幼馴染4人で鑑賞。
内容よりも校舎にばかり目がいってしまった……懐かしい〜〜

主人公の男の子の顔がきれいすぎて、基本無愛想なのに時々にっこり笑っ
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.0

観る予定はなかったのだけど、覇王別姫と二本立てだったのでこちらも鑑賞。

時代背景のわりにとても爽やかでポップな映画だった。それなのに戦争のシーンはやたらグロくて色々飛び散りすぎていてギャフンとなった
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