Okuramanさんの映画レビュー・感想・評価

Okuraman

Okuraman

リトアニアへの旅の追憶、ブリュッセル1080~、美しき仕事が観たいけど観れてない。かそうけんの女

映画(465)
ドラマ(0)

I, Olga Hepnarova(英題)(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

大雨のなか洗濯物を干しにいくシーンは今年一番泣いたかもしれん。彼女の圧倒的な孤独と荒廃した精神を(同時にあったかもしれない健全な青春期の影を)平坦で即物的な映像がなぞっていく。ラストは『殺人に関する短>>続きを読む

タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

オリヴィエ・グルメはダルデンヌ映画だと小役人的な善人にしか見えないのに、ハネケの手にかかるとどこからみても卑しい偽善者だし、レイプ魔にさえ見えてくるから不思議だ....
列車はアウシュビッツへ、少年は
>>続きを読む

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.6

『落穂拾い』には落穂を食う聖人が登場したけど、こちらには生涯無職の爺ポニーと“ゴダール”という異星人が登場する。明るくはない生活のなかでキラキラした目をしてる市井の人々の姿もちょっと信じられないので違>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

初めてのパーティー(ノームコア本場なのでみんなcosの店員みたいにかっこいい)でゲロ吐いたり、チルウェーブ聴きながら暗闇で気になる子(パンツと靴下の丈が完璧や)のSNS覗いたり、テルマちゃんが恥ずかし>>続きを読む

マリアの受難(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

絶対に苦手だとわかってるのに見てしまった。下世話であざとい演出や編集は抜きにして、こういう話は嫌いになれない。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

分身の話じゃなかった。朝子の中心が東出ⅠからⅡへと移行する、高い防波堤が築かれる、あれだけ踊っていた友人は動かなくなる、転回して戻った彼女は確実に朝子Ⅱなんだからすごい。場面の反復と終盤の唐突なドライ>>続きを読む

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ハードボイルドだった。ぶつ切りにされる鶏、転んで膝から流れる血、羊の血、ナプキンについた新しい母親の血、ウイルスに侵された母親の血
「血を流して死ぬ人はそんなに多くないわ」

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

アイオアディ組が関わってるようやな
パディントンはポジティブな自尊心でお腹をむずむずさせてくれるベア

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

-

全然ダメだった。子どものとき遊具で頭を強打したことはあるのだろうか?
やっぱり観たいと思わない映画は観なくていいな♪#

夏の遊び(1951年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

小舟に乗ったふたりがシルエットになって間にとぼけた犬がいるのがよかった
惨めな結婚生活やその破綻まで予見させてしまうラスト、卑しい老婆になろうとも生き尽くしてやるというようなベルイマンの執念を感じて暑
>>続きを読む

やわらかい手(2007年製作の映画)

3.5

マリアンヌおばちゃんがなかなか話し出さず話し出すとめっちゃ渋い声やしミキも映像も渋いけど、シュールな漫画みたいな出来でむふむふ笑ってしまう

不意打ち(1964年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

オープニングから明らかに倒錯してますが最後に電気が付いたり大衆視点に切り替わったり、純粋悪は犬死しサッとまとまって終わった。ポールというメガネスーツのおっさんが一番恐い。家の中での他者への過剰な執着(>>続きを読む

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

リチャード・エドソンまたいた。
fight the power!

そして、私たちは愛に帰る(2007年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

第一章の展開はタランティーノもアルモドバルもびっくり(?)なんではないだろうか
ユスフ三部作を観たとこなので息子の代わりに羊を捧げるという犠牲祭などトルコの風習が興味深い。ハンナシグラの貫禄...

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

カウリスマキ厳しい。かなたというより向こう岸という感じだった。

イカリエ-XB1(1963年製作の映画)

3.6

20世紀を発見するくだりがよかったなあ.....構図もばちっとキマってた
音楽やってるcollegium musicum最近縁があって気になる

ルナ・パパ(1999年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「心の狭い、怖い顔の人間たち
...僕はゆく!」
チュルパンちゃんはタタールスタン出身のようで

蜂の旅人(1986年製作の映画)

-

アンゲロプロス版『さすらい』×中年の危機みたいな...
ラストショット素晴らしい

ソフィアの夜明け(2009年製作の映画)

3.5

これは『オスロ、8月31日』に似てるんではないでしょうか(観てない)

(2007年製作の映画)

3.5

ユスフ三部作の最後or最初、監督の感傷的な帰郷に付き合わされてる気分。他二作の瑞々しさは失われていた。めちゃくちゃチャイ飲むシーン、あと細々した料金払うシーン多い...。

テナント/恐怖を借りた男(1976年製作の映画)

4.0

やっぱり2回飛び降りる映画はよいな。アンコールに応えてくれて嬉しいね。

沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇(1995年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

オペラの使い方まで正統派な惨劇シーンはまさにセレモニー。イザベル・ユペールとサンドリーヌ・ボネールが揃えば何も怖くない、紅茶でもココアでもハイになれる...。テレビの映像と文字(いきなりの“人間とは不>>続きを読む

What about me(1993年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

自由の女神は元ゴスのホームレス少女🗽
リチャード・エドソン良い顔、ニック・ゼットは脳味噌半分は溶けてるしやはり憎たらしい。音楽とちょい役で麗しきジョニー・サンダース。
撃たれて犬死する男の前にリサの十
>>続きを読む

Lovely Rita ラブリー・リタ(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ダウナーに生まれついたリタ
便器の蓋を閉めろと怒鳴り散らしたかと思えばおおらかに歌い出す父親、嫌がらせをするのに家に招待するクラスメイト、あっさり姿を消すバスの運転手など人間の矛盾をリタは理解しない
>>続きを読む

ホース・マネー(2014年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

最近は何をみても労働の映画にみえる。
本当に映像の闇が強くて、四角いフォーマットが消えてしまい(途中でアスペクト比変わった?)地中へ、ヴェントゥーラの混濁した意識の中へ向かっていくよう。『ヴァンダの部
>>続きを読む

花咲くころ(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

女が連れ去られるのを大勢の人が見ていて助けなかったっていう事件がつい最近日本でもあって、後進地域の女性の抑圧を描く映画が毎度一人の少女の鋼のような眼差しに託していくっていうのではもう足りないよって気が>>続きを読む

>|