おかもとさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

おかもと

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スノーデン(2016年製作の映画)

3.7

『シチズンフォー』で言及されていた、監視の実態について詳しく描かれています。検索窓にキーワードを放り込めば、簡単に人のプライバシーが丸裸。さらにPCやスマホのカメラから、リアルタイムで盗撮も可なのがタ>>続きを読む

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

3.2

電話の声以外はトムハーディひとりだけ、というのに興味をひかれて鑑賞。

「自分は死んだ親父とは違う」という、こじらせ系主人公がどうにも…
振り回される部下と妻に同情してしまいました。

シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

3.5

ニュースの裏側。今まさに国家機密を暴露せんとするスノーデンを、記者が密着取材したドキュメンタリー。

専門用語多くて疲れるけど、要は9.11以降、ネットも通話もクレジットカードも何もかも監視・記録され
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あまくない砂糖の話(2015年製作の映画)

3.6

砂糖版『スーパーサイズ・ミー』。
あちらはいかにも不健康そうなファーストフードだったけど、こちらは一見健康に良さそうなシリアル、ヨーグルト、スムージーなどなど。それでも身体には驚きの変化が!

特に飲
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.9

戦争ものながら、ミサイル一発撃つかどうかでひたすら会議!な映画。
『シン・ゴジラ』と『ドローン・オブ・ウォー』を組み合わせたような作品でしたが、既視感ありでこれだけ見応えあるのがすごい。

テロリスト
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パディントン(2014年製作の映画)

3.5

基本は子ども向けだけど、某スパイ映画のパロディなど、大人もクスッとできる要素がw

かわいくてほっこりします。

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.2

・部屋の中を空っぽにして、全て倉庫に預ける。
・1日にひとつだけ部屋に持ち帰れる。
・期間は1年で、その間何も買ってはいけない。
果たして、生きていく上で本当に必要なものとは何か??

なかなか面白そ
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.8

評判通り、めちゃめちゃシュールな映画でした(笑)
かなりブラックユーモアが利いてて、トホホな笑いに満ちてるところは結構好み。

ありえない世界観なのに破綻せず、スッと入っていけるあたりは小説を読んでる
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心霊ドクターと消された記憶(2015年製作の映画)

2.9

友人に「真相を見破れる?」と出題(?)されて鑑賞。

前半はなかなか良い雰囲気だったんですが、後半急に失速。なんでこんな安っぽい脚本にしちゃったかなぁ…

真相、というか犯人は、登場人物少ないので消去
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.3

ハードル上げすぎました…
ホラーだけど1ミリも怖くない、というか、耐性ある人なら笑うレベルw
普通の姿に擬態してるときはいいけど、ホラーっぽい感じで出てきたときの造形がショボすぎる~

間をたっぷり取
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.5

ローグ・ワンのチアルートがあまりに良かったため、ドニーさん目当てで鑑賞。実在の武術家、イップ・マンについての話ですが、内容はぜんっぜん現実味ないです(笑)まあカンフー映画だしね!

イップ師匠の流れる
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

ほのぼの感漂う邦題にはやはり違和感。

予想通り、重くて辛くて打ちのめされる作品でした。
地雷って本当に嫌な兵器だな…
まだあどけない少年兵が、その撤去に劣悪な環境下で従事させられたというのも悲惨すぎ
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.4

自分の好みドンピシャすぎてもう…
2017年初映画にして、早くも年間ベスト1出たかもしれない…(笑)

筋書き自体は目新しくないけれど、セリフや見せ方など全体のセンスが○。特に悲哀とユーモアのバランス
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.8

異常性といい特殊性といい、これはなかなかキャラの立った悪役が誕生したんじゃないかと。
低予算でも面白い映画は作れる!という心意気を見せてもらったような気がします。

ヤバすぎる盲目ジジイから逃れようと
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.7

西部劇版『七人の侍』。
オリジナルよりかなりエピソードが削られ、単純明快に。物語の重厚感・悲壮感がなくなり、カラッと明るいヒーローものとして生まれ変わってます。

同じ話でも、アメリカ風にアレンジされ
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ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

3.7

キャスティングした人の先見の明がすごい!
主演2人は元から有名だったけれど、脇役にエディ・レッドメイン、ベネディクト・カンバーバッジ、マーク・ライランスと超豪華な顔ぶれ。アンドリュー・ガーフィールドに
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フューリー(2014年製作の映画)

3.6

ブラピ格好良く描かれすぎ問題。
ブラピが製作側でもクレジットされてる時はいつもそうなので食傷気味…笑

ローガン・ラーマン演じる副主人公の成長譚ですが、個人的にはチームメンバーのシャイア・ラブーフが良
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.5

腕時計を投げ捨て、広大な大地をバイクでただひたすらどこまでも。うーんロマン。
ドラッグは賛同できませんが…

「自由の国」を謳いながら、実際に自由を体現しようとすると、周囲から白眼視され攻撃されるとい
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MUD -マッド-(2012年製作の映画)

3.4

謎の男との出会いによる、少年のひと夏の冒険と成長。
主人公の家庭環境や恋愛模様はリアルだけど、マフィアとのいざこざは現実味が薄く、ややまとまりがない印象。

マコノヒー兄貴はさすがの存在感。
今やXメ
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.0

ep4にローグ・ワンの面々が登場しないことから、ある程度内容は予想つくわけですが。それでも面白い!
スターウォーズシリーズで泣いたことなかったけど、今回は目頭熱くなりました~

キャラが多く、一人一人
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アメイジング・グレイス(2006年製作の映画)

3.9

イギリスの黒人奴隷貿易廃止のために戦った人々の実話。政治劇メインだけどわかりやすい。

地味だし起伏に乏しいけど、良い映画でした。正しいことを為すために尽力する姿が尊い…

「アメイジング・グレイス」
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

2.9

ストーリーはほぼなくて、感性で観るような映画。

残念ながら自分にはハマりませんでした。
うーん、PTA監督の作風苦手かも…

陽だまりハウスでマラソンを(2013年製作の映画)

3.4

ほのぼの系スポ根コメディかと思いきや、予想外にヘビー!

でも、年老いたからといって死期をただ待つのではなく、新しく目標を持とうとする姿勢の大切さはわかる気がしました。

自分が老人になったときのこと
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.6

亡くなったばかりの大富豪の女性の遺体が、安置所から忽然と消えてしまう…というサスペンス。

伏線が出揃ったときに最後のオチは読めちゃいましたが、途中まではどう転ぶか全然わからなくて楽しめました。

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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.5

実話ベースのコメディですが、前半は主人公が「裸の王様」のようで、痛々しくて笑うに笑えませんでした…

後半は、お金の力だけでなく、彼女自身の天真爛漫な魅力があったからこその出来事なのかな~とも思わされ
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ドリームハウス(2011年製作の映画)

3.7

ダニエルクレイグのマイホームパパが意外とハマり役。
この作品がきっかけで、妻役のレイチェルワイズと結婚したと思うとなんだか微笑ましいw

ストーリーはかなり強引なところもあるものの、意外な展開だったの
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.2

戦時下が舞台で、悲しいことも起こるのだけど、描き方がとてもやわらか。
日本人的な要素がたくさん詰まってて、じわーっと自分に染み込んでくるような作品でした。

すごく良い映画なのに、うまく言葉にできなく
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.8

ティム・バートンっぽさはかなり抑え目。普段のファンタジックな感じより、実話好きな自分はこちらの作風の方が好みでした。

クリストフ・ヴァルツのクズ野郎っぷりがお見事!

ただ、モデルとなった夫本人は既
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.5

簡単に結婚するわ離婚するわで、その感覚についていけない~

ただリリー・コリンズが超絶可愛いので一見の価値はありますw
天使!

レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

3.5

マシュー・ヴォーン初監督作ということで、まだ荒削りな印象。スピーディーだけど、展開の行き当たりばったり感が強め。
しかしなぜか漂うセンスの良さよ…

衝撃だったのはダニエル・クレイグの体型!ほっそい!
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.6

トランクの中に異空間が!などワクワクもありましたが、キャラの内面描写が薄く、色々伏せられてるところも多い感じなので、イマイチ乗り切れず。
結局写真の人は誰…??
というわけで、次作に期待。

終盤出て
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.4

エミリーブラントのアル中演技が素晴らしい。鬼気迫りまくり。

オチは弱くて残念。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.6

ひたすらドラッグ中毒者たちの異様なエネルギーに満ちた乱痴気騒ぎで進んでいくので、観ていて疲れますw
ここまで共感できない映画も珍しいかも。

金融業界が舞台だけれど、成り上がり→破滅(?)を描くだけな
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.8

スクールカーストってこんなだったな…と思い出す作品。
イケてるグループとイケてないグループ。
何やってもソツなくこなせる人種、どれだけがんばってもパッとしない人種がいる残酷さ。

ただ、学校内での地位
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大統領の料理人(2012年製作の映画)

3.7

とにかく料理が美味しそう~

「料理人は芸術家。アスパラガスで作品を作るの」という言葉にはなるほどなと。確かにやってることがちょっと宮廷画家っぽい。
なので、「コスト削減」だの「ヘルシーメニューにしろ
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

中盤でオチは読めてしまいましたが、ヨボヨボのおじいちゃんの復讐劇というのはなかなか新鮮。
周囲の親切を受けながらやっと旅をしているのに、その旅の目的が『殺人』というアンバランス感。

最後の銃声の直前
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