あつきさんの映画レビュー・感想・評価

あつき

あつき

大学院 工学修士課程1年 建築学専攻
ポスターと予告編とメイキング映像も好き。

映画(221)
ドラマ(0)

万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

自分を偽りながら生きるのは、苦しいと思う。
どうやら自分は、この作品を全体を通じてレビュー出来そうにない。だから、1つの要素を注目するとしたら、名前。人の名前で生きる、自分の名前を人につける、その意味
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女はみんな生きている(2001年製作の映画)

3.4

夫・息子・裏社会、それぞれ構図は違えど搾取される女性。

勢いある映画だった。

イブラヒムおじさんとコーランの花たち(2003年製作の映画)

3.7

歳の差の友情、はどの映画で見ても好きだし憧れがあるのかも。

パリのユダヤ人街ブルー通りに住むユダヤ人の少年とアラブ人のおじさん。イブラヒムおじさんの聖典コーランの内容は、決してイスラム教徒だけのもの
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戦争より愛のカンケイ(2010年製作の映画)

3.9

 アウシュビッツで祖父母を殺害されたユダヤ人のアルチュール。アルジェリアで祖父がフランス兵に殺されたバイア。二人の共通点は、その特性は違えどルーツがフランスにはない移民の家系であり、移民であるがために>>続きを読む

ヒミズ(2011年製作の映画)

5.0

 大学院の講義で学んだ、アダプテーション論。これを簡潔に説明すると、小説や漫画といった文字テクストと映画化に伴う映像表現の間で行われる「アダプテーション」(翻案)において、「映画化」というアダプテーシ>>続きを読む

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.9

遊園地という非日常空間と家庭という現実空間の対比、服装が女優になったって騙せない事実、家庭崩壊と破壊衝動を抑えられない息子、構図が面白かった。

理性はきっと働かないだろうけど、過去の失敗は学んだ上で
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アダプテーション(2002年製作の映画)

4.2

Adaptation=適応。順応。脚色。

ニコラス・ケイジ演じるチャーリー・カウフマンは脚本家で、『蘭に魅せられた男』というノンフィクションの書籍を映画化しようと悪戦苦闘する。

1)本の映像化=ア
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サンバ(2014年製作の映画)

4.6

フランス社会で非在の者である不法移民サンバと、奴隷のように働かされ仕事に燃え尽きたフランス人女性。

日本版のポスタービジュアルはフランス国旗を模した画像の境界線とエッフェル塔のカラーリング等から、か
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そして父になる(2013年製作の映画)

4.0

子供だって生まれる家は選べない。
いつかこの子供たちが大人になったら、何を思うのだろうか。

大人は子供には分からないだろうと思っているのかもしれないが、大人同士が揉めてる様子って意外と記憶に残ってる
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.7

この小粋なBGMとラストのスピード感が楽しい。
相当切り詰めたシンプルな脚本に、台詞が大量に乗っちゃってる感じも楽しい。
要するに一番楽しいのは、噂通りの教授のお腹。

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.4

名前しか知らなかったアラン・ドロン。

表面的なサスペンスと平行して、数々のメタファーによるもう一つのヒューマン・ドラマを観た。
タイトルの「太陽がいっぱい」と言葉にしてからのラストまでの流れ、揺さぶ
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.6

心の声が字幕で流れたり、観客に話しかけてみたり、噂話してた人が急に現れたり、面白い仕掛けがたくさんあった。

当時ウディ・アレンが交際してた今作のヒロインのダイアン・キートンの衣装は、ほとんど彼女がス
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.7

黒人に父親を殺されたことで白人至上主義に傾倒したデレク(エドワード・ノートン)と彼の思想の変化に伴う人間関係。

この作品、時間の半分ほどを占める回想シーンがモノクロで流れる。決して交わらない白と黒、
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.5

レオナルド・ディカプリオ版ギャツビー。
こちらのギャツビーが着るのは、原作小説を書いたフィッツジェラルドも愛用したブルックスブラザーズ。

衣装もおしゃれだが、部屋の内装も鮮やか、クレーンカメラ多様し
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華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)

3.8

ロバート・レッドフォード版、ギャツビー。

ギャツビーが着るピンクのスーツ。ピンクのスーツなんて、着こなす以前に相当パンチが効いてるがロバート・レッドフォードと衣装提供したラルフ・ローレンのおかげで映
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アナザー・カントリー(1983年製作の映画)

3.7

コリン・ファースのデビュー作。
実在した二重スパイをモデルに、彼の思想を築いた、王室の子弟も入る名門私立寄宿学校での学校生活を描く。
コリン・ファース自身も今作を振り返り「何故あるタイプのイギリス人が
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

ちゃんとファミリー映画。
ジョシュ・ブローリンを「サノス」と呼ぶのが笑えた。

まだまだ続いてほしいシリーズ!

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

ストーリーではなく、ディテールの描写に個人的にツッコミをたくさん入れて見てしまったが、結構笑えたし元気をもらえる作品だった。

デートで寄生獣。
図書館で借りるの小説ではなく写真集。
大泉洋の息子の髪
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レス・ザン・ゼロ(1987年製作の映画)

3.3

ロバート・ダウニー・Jrがあまりに若く、後の彼のキャリアを思うとドラッグに負ける将来が重なる役柄。

映画の中でドラッグに溺れるジュリアン(ロバート・ダウニー・Jr)は劇中で死ぬ。一方、原作小説「Le
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ロボットチキン/スター・ウォーズ エピソード3(2010年製作の映画)

3.7

C-3PO、スペイン語苦手なの笑った。

ロボットチキン三部作を通じて、製作陣のスターウォーズ愛が溢れていた。
ちゃんとスターウォーズ好きな人たちの全力の悪ふざけ。

ロボットチキン/スター・ウォーズ エピソード2(2008年製作の映画)

3.4

ストームトルーパーの家族のお仕事見学で、女の子が同伴してるのが面白かった。

ロボットチキン/スター・ウォーズ(2007年製作の映画)

3.9

スターウォーズのパロディのストップモーション。
スターウォーズが好きな人には是非観てほしい!笑

ダース・ベイダーがフォースで帝国の幹部の息を止めてるのを、幹部達が死んだふりの演技で乗り切ってる設定に
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.1

日本人には出来ない日本の切り取り方。

思わずニヤニヤ、クスっと笑ってしまう、シュールな笑いがたくさんあった。
メイキング映像を是非観たい。ボリュームありそう。

ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.4

こんなに客席から笑いが起きる映画はいつぶりだろう!
ホームアローンまたはトムとジェリーに近い感覚。

ロンドンに旅行したとき買い物をしたのもあって、老舗デパートのアイコンのハロッズベアが殴られるシーン
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友罪(2017年製作の映画)

3.6

人を殺した人間は、幸せになってもいいのか。
こういう観た側に問題提起する作品がこれからも作られて欲しいし、色んな人に観てほしい。
しかし気が滅入りすぎて、ピーターラビットを続けて鑑賞せざるをえなかった
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コンカッション(2015年製作の映画)

4.8

今が旬。
世間も選手さえも知らなかった、アメフトをプレイすることによる引退後の脳障害の危険性を明らかにした医師。そして、巨額が動き且つ市民に喜びも与えているためにその危険性を隠蔽したいNFLとの対立。
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.8

原作小説『ティファニーで朝食を』を訳した村上春樹は、「本を読む前に既に映画を観ている人が多く、主人公にオードリー・ヘップバーンの顔が重ねられてしまう。それは読者の想像力を狭めてしまうので、小説にとって>>続きを読む

恋人まで1%(2014年製作の映画)

3.2

ラブコメだけど完全に男目線なところが面白かった。
会議資料を用意せずにその場で取り繕い始めたり、女性の部屋にある物から住人の女を売春婦と疑うシーンが笑えた。

ドキュメンタリー 最強のふたり(2011年製作の映画)

4.0

本編鑑賞と共に、モデルとなった二人のドキュメンタリーも合わせて鑑賞。
映画のアフリカ系移民のドリスは、現実ではアラブ系のアブデル。職が無く制度に翻弄されていたアブデルに対し、フィリップが「自分は身体障
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

パリ市内の大きな屋敷に住むが事故で四肢が動かないフィリップと、郊外の団地に住むセネガルからの移民ドリス。

彼らの生活水準はまるで異なりながらも、ドリスは雇い主フィリップが障害者であろうとジョークをと
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

-

他人に影響する何か大きな事を成し遂げたいなら、周囲を巻き込む必要があると思う。

サノスに足りないのは、
プレゼンテーション力。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

美しい自然と厳しい自然。
話はシンプルで因果応報の話とも、宗教的に自殺やそれに対する苦難とも取れる。
バードマン あるいは、からイニャリトゥ×ルベツキの組み合わせにどはまりして勢い余って同日に2本観た
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2回目の鑑賞になるが、初めて観たときは長回し的撮影とドラムのBGMばかりに注視してしまい、本質が全く観れていなかった。

1)病室のテレビにロウソクをたむける人々が映る描写から、本当に主人公のリーガン
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パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)

4.0

一篇およそ5分、18篇のオムニバス。
著名監督が表す、それぞれのパリ。

「16区から遠く離れて」という短編では、郊外に住む移民女性がパリ16区の高級住宅街でベビーシッターとして働く様子が描かれる。移
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.0

リローデッドというタイトルの意味をやっと理解できた。
しかし相変わらず1回で理解できない構成に苦戦し、解説サイトを見てしまったのが悔やまれる。

ハイウェイのカーチェイスシーンのためにハイウェイをまる
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