曽瀬皇帝さんの映画レビュー・感想・評価

曽瀬皇帝

曽瀬皇帝

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃は意味もなくただ楽しくて、中高生くらいまでは友達と笑っている時間はいつまでも続くような気がした。
だけどみんなで笑っていてもどこか別のことを考えていたり、誰かが浮かない顔してるのが気になったり
>>続きを読む

復讐者たち(2020年製作の映画)

3.7

Never again.

エンドロールの後にも流れたこの言葉が唯一にして最大のメッセージ。
憎しみや悲しみの連鎖は何も生まないし誰も救われない事を再認識させる。
でもだからこそ自分の大切な人達が何の
>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.9

映画であれ小説であれミステリーは人の死がスタートで容疑者が浮かび上がってくるストーリーが多いけど、本作は情報漏洩から始まるストーリーがなんとも現代的で中々おもしろかった。
設定強いな〜って思ったらまさ
>>続きを読む

ジュゼップ 戦場の画家(2020年製作の映画)

3.3

元も子もないこと言うけど、これ、実写で見てえ〜!

と思ってしまう自分はまだまだなんでしょう。

CUBE(1997年製作の映画)

3.1

これ系の映画はあんまりなんだけどけど有名だし菅田将暉出演の日本版公開前という事で視聴。

人間の醜さ愚かさ的なものを伝えたいのはなんならみる前からわかるんだけど、、という感じ。まあ評価してる人はそれを
>>続きを読む

荒野にて(2017年製作の映画)

3.8

静かな秋の夜、部屋で1人で見るにはもってこいかなと。

良くも悪くも人は、特に10代そこらの若者は環境や周りの人に人生を左右されてしまうことが多いし、そこから逃げ出したくなったり、全て無くしてしまいた
>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

4.0

A24作品やっぱ映像がいいんだよなあ。

生々しい暴力描写が多くあったりする訳ではないけど、母と息子の様子や、写し方、音響などで極力無駄を削った映像にすることで視聴者に「部屋」の閉塞感や辛さ、監禁者の
>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.5

今年劇場で見た映画で1番かも。
友情とも恋愛とも言葉では表しきれない青春映画。80年代当時のファッションや音楽などの文化を再現した全体の雰囲気が最高でフランス映画万歳だし、主演の二人がとにかく美しすぎ
>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.2

知的障害をもつ18歳を演じたディカプリオ、圧倒的な顔の美しさと天才的な演技。
鼻を擦る癖や走り方、笑い方喋り方全てが完璧。それだけでも見る価値あり。
奇抜な役のイメージが強いジョニー・デップも、優しさ
>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.1

25年前とかの映画なんだけど、フランシスマクドーマンドこの頃から強い女やってたんだ。この前ノマドランド見た時とそこまで変わってなくてびっくりした。
ブシェミはレザボアドッグスで個人的にカッコいいと思っ
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

見終わって数日経ってこのレビュー書こうとした時、奥さんがああなって、旦那はこうで子供たちが、、って実際には見ていないはずの場面が頭の中で鮮明に浮かんだ。見てる映像はオペレーターの主人公が電話して後半ず>>続きを読む

スピード(1994年製作の映画)

3.8

子供の頃好きでよく見てた、今見ても普通にハラハラできる。おもろいシンプルに。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.1

松坂桃李登場のところかっこ良すぎる。
風貌、喋り方、言動全てで時の流れと人間の変化が感じられる。相変わらず素晴らしかった。
ストーリーとしては前評判通り鈴木亮平大暴れなのはそうなんだけど、細かな心理戦
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.3

役者達がとにかく最高すぎる。
最初は正義感はあるもののどこか冴えない新米刑事の顔で登場した松坂桃李、最後には酸いも噛み分けた骨太刑事の顔してた。その途中も戸惑いながら成長してゆくグラデーションがあって
>>続きを読む

アンドリューNDR114(1999年製作の映画)

3.6

ちっちゃい頃にテレ東でやってるのをおじいちゃんと見た気がする。
久しぶりに大人になって見たらまた違う見方ができてよかった。
結構感動する。ただちょっと長え。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.7

思春期に少年から大人に変わる全てが85分に詰まってる。

ファックシットもレイも、みんなマジでいるんだよな、ああゆう奴ってなるし、あんな事あってたぶんあんな顔してたんだよな俺ってのもある。
全成人男性
>>続きを読む

告発(1995年製作の映画)

4.3

みんな言ってるけど、ケヴィン・ベーコンの演技がえげつない本作。

痛々しさや苦しみ、恐怖がとことん描かれていて心がえぐられる。
これが実話を基に作られたと言う悲しい事実は彼の演技によってもはやドキュメ
>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.5

冒頭のトイレ探しの空撮や、食事シーンの家族3人撮りが斬新でよかった。
クライム系でシリアスに終始すると思っていたらラブストーリーだったのは予想外だったけど、おかげで好きな恋愛映画トップ3に入る作品と言
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

とにかく全てが美しすぎる映画。
イタリアの自然、川や湖、ピアノの音、父の愛と理解に溢れた言葉、母の優しい目とシャラメの顔面。

LGBTを扱っている中でも、ここまで生々しく痛々しく切なく、真っ直ぐに愛
>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

4.0

「実在する未解決連続殺人事件」

は唆られる。「大盛り無料」みたいなずるさがある。

ジェイク・ギレンホールは役によってマジでカメレオンするからすごいって事を再認識した。

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.7

サフディ兄弟×A24の2作目

相変わらず主人公が大真面目にめちゃくちゃなことをしてく矛盾を孕みまくったストーリーと、それをシリアスで最後までもってけるスタイリッシュな映像表現は健在。
ただ前作のテン
>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.7

血、汗、涙、その他諸々。
池松壮亮の作品通しての振り幅がすごいし、蒼井優のどこまでも救いようのない現実で生きる強い女感は突き抜けてた。
熱量のある映画だけに、原作の事もあるけど要所でもっとシリアスに振
>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.4

評判通り、確かに救いは皆無、側から見たらとことん不幸な話なんだけど、たった一つ守りたい物を守って守り抜いたセルマは誰よりも強く何にも負けてないと思うし、その力強さに感動した。

若干古川琴音似の主人公
>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.4

仲野太賀の演技を観たいがためにここ最近出演作をいくつも見たけど、毎回彼女風俗で働かせてた。

グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.1

そんなに評価高くなかったけど自分的には結構好みだった。

前半から最後まで疾走感のある映像とストーリー、それをさらに煽る音響が秀逸で、ロバートパティンソンの終始緊迫した表情の演技も良かった。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

何よりもこれが実話ってのが辛くもあり救いでもある。

めちゃくちゃだし不器用なんだけど、一本筋が通ってる、こんなトニーみたいな男はかっこいい。大体揉め事ワンパンで片付けるのも気持ちよかった。

ピアノ
>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

ドランの新境地をみた。

キャストや音楽、ラストの「マイ・プライベート・アイダホ」へのオマージュなど、それだけで見る価値があった。
けどそれでいて、ドランしか描けないような性的マイノリティや家族間の問
>>続きを読む

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.5

邦画で主演がこんなにセリフ少ないのも珍しいかもしれない。大島優子がめちゃくちゃ頑張ってた。
個人的にはそこまででした。

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.9

仲野太賀はいいぞ〜。

失ったものはそれが大きければ大きいほど取り戻す事は難しくなるんだろうな〜

前半かなり良かったけど後半は少し間延びした感があるから90分くらいの作品でもよかったのかも。

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.2

たしかにスリラー、ミステリーの要素が強いし、疑問を残しながら見ていくのが面白いんだけど、これは間違いなく愛の話。