TEPPEIさんの映画レビュー・感想・評価

TEPPEI

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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.1

さえないオヤジがブチ切れる、「ジョン・ウィック」の製作陣、ボブ・オデンカークが主演ってこと以外まったく予備知識なしに鑑賞。コロナ禍でハリウッドのBox officeが絶望的な中で興収No.1にもなった>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.6

すごい勢いでディズニー・ヴィランのオリジンを描く実写作品が製作されている。「101匹わんちゃん」の毛皮大好きオバハン、クルエラの始まりを描く。ただしアニメ版の「101匹わんちゃん」にそのまま繋がるとい>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.9

祝・アカデミー賞主演男優賞。「羊たちの沈黙」以来2度目となる受賞を果たしたアンソニー・ホプキンスの主演作は、認知症を患う父の''追体験''。監督フローリアン・ゼレールが戯曲『Le Père 父』を、自>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.8

カリフォルニアの砂漠のリゾート地パーム・スプリングスを舞台にしたタイムループ・ラブコメディ。パーム・スプリングスにて行われる妹の結婚式に来たサラと、妹の友人の恋人・ナイルズが結婚式当日に急接近。お互い>>続きを読む

ブックセラーズ(2019年製作の映画)

4.4

英文学、英文学作家、貴重な貯蔵本が好きな人にはたまらない楽しさ。大きなスクリーンでニューヨークの芸術、骨董へよ愛、本を愛するコレクターと彼らの一風変わった生活を垣間見ることが出来るのんびりした映画。>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

「アラジン」で何があったのか詮索はしたくないが、ようやくガイ・リッチー監督が帰ってきたような、ほっこり嬉しい作品を鑑賞。「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」を彷彿させる、>>続きを読む

21ブリッジ(2019年製作の映画)

2.7

チャドウィック・ボーズマンの若すぎる死から一年。「21ブリッジ」は本国アメリカでは2019年に公開された作品なのに、日本では遅れて公開。正直チャドウィックの死がなければ配給されていたのかも不安。

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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.2

バッッカだな〜(笑)って気持ち。ホラーとコメディの間で絶妙なバランスを保った新鮮味のある「ザ・スイッチ」は、単純にクソ面白いと呼べる映画だった。

「ハッピー・デス・デイ」のジェイソン・ブラムとクリス
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ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.5

午前10時の映画祭 にて鑑賞。

90年代の大味アクション映画はマイケル・ベイとジェリー・ブラッカイマーコンビなしには語れない。亡きショーン・コネリーをはじめ、アクション映画に立て続けに出演していたニ
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SLEEP マックス・リヒターからの招待状(2019年製作の映画)

4.8

作曲家・ピアニストのマックス・リヒター。彼と彼の率いるピアニストグループが企画した、「眠り」がテーマのコンサート・SLEEP。8時間以上にもおよぶライブ演奏。観ても聴いても良し、寝てもよし、歩いてもよ>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

5.0

鑑賞作を立て続けに満点つけるのは、きっと私的には稀なこと。興味深いことに今年のオスカー対抗馬同士、同時期に鑑賞して、「ノマドランド」と「ミナリ」の両作がいま最もハリウッドに欠けていた「アメリカ映画作品>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

5.0

ゴールデン・グローブ賞における本作のカテゴライズ問題、オスカーノミネート6部門、「ミナリ」は話題性だけで評価された作品ではなく、歴としたアメリカ映画作品であると評価できる。

カテゴライズ問題に関して
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.5

一見、鑑賞者を選びそうな作品だが、蓋を開けてみれば驚くほどメタファー映画の入門編みたいなものだった。「ビバリウム」はスティーヴン・キング作品を彷彿とさせる面白く、興味深いスリラー要素を兼ね備えた社会派>>続きを読む

フィールズ・グッド・マン(2020年製作の映画)

4.8

人気アーティストが生んだお気楽キャラクター、カエルのぺぺ。その愛すべきペペが邪悪なネットミームとしてヘイトシンボルに認定されてしまう。この狂乱のネット時代から、カエルのペペを救う!
こんなカエルに、誰
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.7

劇場ディズニー・アニメーション作品の59作目である「ラーヤと龍の王国」。これまでのディズニー作品に比べるとかなり異色であり、ニューヒロイン・ラーヤの大冒険をワクワクなしに観ることは出来ないことを約束し>>続きを読む

カポネ(2020年製作の映画)

1.9

やはり「クロニクル」の成功はフロックだったのか…と悲しくなって、ますますジョシュ・トランク監督に失望してしまった。もはや伝説の事故映画である「ファンタスティック・フォー」で干され、スター・ウォーズもク>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

2.5

映画観に行ったら、大画面でテレビゲームやってきたって感じの作品。ハリー・ポッターシリーズ以降、カメレオン俳優ぶりを見せて楽しませてくれるダニエル・ラドクリフ主演最新作はネットのクソリプを楽しむクズ野郎>>続きを読む

となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.8

調布シネマフェスティバルにて、劇場鑑賞。まさか「となりのトトロ」を劇場、しかもDCPで鑑賞できる日が来るとは。プロデューサーの鈴木敏夫には感謝しかない。子どもの頃から何回も観ている名作だけに、新たな世>>続きを読む

ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.1

ジャッキー・ウィーヴァーに他力本願な作品となっていた「ステージ・マザー」はせっかくのコントロバーシャルな題材との「勝負」から逃げてしまった、弱腰なステレオタイプなドラマに落ち着いてしまったのが非常に勿>>続きを読む

モンテッソーリ 子どもの家(2017年製作の映画)

3.8

イタリアの医学者、マリア・モンテッソーリが考案した教育法であり、日本でも広く知られているモンテッソーリ教育。ただ、その中身がどんなもので、誰に向けたものなのか全く知らない時分、観賞後にはすっかりモンテ>>続きを読む

天国にちがいない(2019年製作の映画)

4.6

イスラエル・ナザレ出身、パレスチナ人映画監督エリア・スレイマンの最新作。本人が口にする様に、この映画のほとんどは観客による解釈に任せられている。それをぶん投げとか、演出表現の放棄であると捉えることもも>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.9

「燃ゆる女の肖像」は、寡黙でメラメラと燃える炎の如く、熱いロマンスと豊かなドラマが揃った素晴らしい作品であった。

原理主義的かつ保守的な考えを除けば、同性愛を扱う映画はそれを、同性愛=禁断の愛=タブ
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

4.8

救済の映画。

「聖なる犯罪者」はカトリックとプロテスタント、モルモン、面白い具合に境界線が曖昧なキリスト教の教派との対比に、罪人、暴力、被害者、加害者、様々な入り乱れを突きつけた。劇薬的なポーランド
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どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

4.5

出版社にもよるが、文豪ディケンズの5、6巻ある長編小説の映画化。ディケンズ自身が最も気に入っていた著書であることも有名だが、自分はどちらかというとサッカレー派だったのでディケンズで読んでる作品は数少な>>続きを読む

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.3

【見逃した映画特集2020】、アップリンクにて鑑賞。チャーリー・シーンの兄である、エミリオ・エステベスの監督・脚本・主演作は、大寒波が襲うシンシナティの公立図書館を舞台にしたドラマ。

あまりの寒さに
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この世界に残されて(2019年製作の映画)

5.0

形容しがたいほどの美しさと透明感の裏にある、奥深しいテーマがまた綺麗な88分間。不覚にも、予告からミスリードしてしまった自分が恥ずかしい。

「この世界に残されて」は終戦後のハンガリーを舞台に、ホロコ
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スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち(2020年製作の映画)

4.8

今年、最初の映画館での鑑賞。

ちょっと驚いてしまったのが、他のレビュアーも指摘してる通り、日本語字幕がやけに荒い。それどころか、いわゆるハコぎりもスポッティングもぐちゃぐちゃで、肝心なスタントウーマ
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

2.4

ウディ・アレン監督作。相変わらず豪華キャストの共演が注目の一つ。そんなウディ・アレンが挑んだのは、ニューヨークを舞台にした、ヨーロッパな雰囲気のロマンスだった。

「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.1

世界は素晴らしい。
世界には君が必要だ。
クリス・パインはウエストポーチが好きだ。

「ワンダーウーマン 1984」はコロナ禍で参ってしまう人々を元気づけてくれる。こんな時代に公開されたヒーロー映画は
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.4

ロアルド・ダール原作、ロバート・ゼメキス監督、プロデューサーにはアルフォンソ・キュアロン、ギレルモ・デルトロというメキシコ最強クリエイター達が就いた「魔女がいっぱい」。ワーナーが苦戦してる悪い意味で最>>続きを読む

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.5

料理と多様性。
「エイブのキッチンストーリー」はyoutbe出身の監督が手がけた、排他的な社会に多用性とは何かを、食を用いてメッセージ化した作品。
ブルックリンを舞台に、イスラエル系の母とパレスチナ系
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ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者(2016年製作の映画)

4.4

前情報なしで見るべし。トレーラーにある元カレVSチェリーボーイ、ホラー版「ホーム・アローン」!?くらいの情報さえ頭に入れて本作を鑑賞すれば、吹き出すくらい、思わずズコーッて体が後ろに倒れそうなくらいの>>続きを読む

トータル・リコール 4Kデジタルリマスター(1990年製作の映画)

4.2

公開30周年を記念して、4Kデジタルリマスターで劇場に甦ったポール・ヴァーボーベンとアーノルド・シュワルツネッガーが組んだSF超大作「トータル・リコール」。SF映画ファン、ヴァーボーベン大好き変態たち>>続きを読む

Mank/マンク(2020年製作の映画)

4.5

Netflixと契約を結び、「ゴーン・ガール」以来、実に6年ぶりにメガホンを取ったデヴィッド・フィンチャー監督最新作が公開。映画ファンなら誰もが知る名作「市民ケーン」の脚本家で知られるハーマン・J・マ>>続きを読む

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

4.5

自然とは、完璧なんだ。

「ビッグ・リトル・ファーム」は愛らしくて、美しいドキュメンタリー作品のひとつとなった。
若いアメリカ人夫婦が荒れ果てた土地を緑豊かな農園に変える8年間を追ったドキュメンタリー
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ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.5

大変な世の中だが、「ジュラシック・ワールド」の3作目が撮影終了したという嬉しいがニュースが入ってきた。その時、主演のクリス・プラットがボコられた過去の作品を振り返ってみた。
今思い返すと、プロフェッサ
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