いやー、楽しかったー!
悪役が若干キャラ弱いとか、飛行船の中で銃器撃ちまくったら引火するやんとか、ツッコミ入れはじめたらキリがないんだけど、そんな無粋なこと言うな。大人も子どもも楽しめる傑作だ。>>続きを読む
冒涜とか陵辱のレベル。オリジナルの品格や深みや社会批判に遠く及ばず。ぶっちゃけ、頭おかしいわ。
何たらメンバーによる殿様の狂気の演技も、マンガか連ドラで見かけてマネてみたレベル。新鮮味も斬新さもない>>続きを読む
ホームドラマ調のディストピア映画ってのが斬新。ほのぼの怖い。
異星人のフォルムも斬新。こんな連中に支配されてしまうのが、これまた斬新かつブラックで、じわじわホラー。
主人公の男の子はじめ、ところど>>続きを読む
冒頭からスゲーわ。何じゃこれ。時節柄、不謹慎を承知で言わせていただければ、めちゃくちゃ面白くて不愉快。終始、胸クソ悪いのに目が離せない。ここまでガッチリ掴まれて座席に押さえつけられたのは久しぶり。>>続きを読む
ドライブインシアターでティーンが乳繰り合いながら見るようなB級デートムービーのくせに、冒頭のスーパーの暴動シーンだけ神憑ってて震えたわ。
その後は何てこたぁない既視感たっぷりなホラーだけど、基本を押>>続きを読む
「オズの魔法使い」×「バンデットQ」×「インセプション」。お子さま向けならではのまどろっこしさや若干の説教臭さはやむを得ないが、手抜きナシのクオリティ。
ポスタービジュアルから受ける印象通りの映画。>>続きを読む
ヤツらはみんな生きている。どうせアイツも生きている。んなアホな、ふざけんな、あの時に流した涙を返せと言いつつも、この多幸感は格別。
過去に味方を殺した悪役たちと片っ端から赦してファミリーになっていけ>>続きを読む
知人からオススメのブラックコメディだと聞かされて予備知識一切なしで見たら
、正直ビビった。何じゃこりゃ、めちゃくちゃ怖いやないか。時間をかけて真綿で首を絞められる怖さ。釘付けになりましたわ。
しかも>>続きを読む
孤高の天才児系映画。今なら『ヤング・シェルドン』meets『シャイン』かな。『ビッグバン・セオリー』が始まったのが2007年だから、こういうキャラが注目されはじめた頃なのかも。
とにかく、このガキん>>続きを読む
巻き込まれ型サスペンスならぬ、巻き込まれ型戦争悲喜劇。
地元ルーマニアで、嫁にちょっかい出そうとする警察署長にハメられ、ユダヤ人扱いされて強制労働に送られたキリスト教徒が、ユダヤ人と一緒に脱走してハ>>続きを読む
フィルム・ノワールにしてはユルいしダルい。登場人物が総じてクズなのはともかく、どいつもこいつも頭悪すぎてイライラさせられる。カンも悪けりゃ犯罪センスもない。とてもじゃないが計画が成功するとは思えないか>>続きを読む
競馬場にしか居場所のない連中の生態描写が味わい深い。貧乏人から金持ちまでクズばっかりなのに、何だかほっこりする。
あまりにツキすぎたことで、熱狂の向こう側の世界に行ってしまい、悟りや達観のゾーンに入>>続きを読む
「ヤツの体には絵の具の血が流れている」だの「彫ってるんじゃない、石の中から解放してるんだ」といった陶酔系の名台詞の数々が違和感なくハマる荘厳な大作。
しかも、ただでさえド暑苦しいヘストンのおかげで、>>続きを読む
パクりとまでは言わないものの、ゼメキス&ゲイルの『抱きしめたい』の二番煎じ(もしくはフォロワー)。ビートルズをKISSに変えただけ(スター・ウォーズに変えたら『ファンボーイズ』になる)。
しかも冗長>>続きを読む
クソつまんないのに、どこか憎めないのがこの監督の作風。毎回、温かい目で見てしまう。
しかも今回のは、もうちょっと腰を据えてしっかり作っていたら名作になれたかもしれない発想。いっそ、アイデアだけ授けて>>続きを読む
ジャケ写が俺を呼んでいる。抗うことができないレベルの吸引力は、昭和のダイソン。絶対に死ぬと分かっているのに吸い寄せられてしまう青白い殺菌灯。
というわけで、今、天国からお伝えしています。地獄ではなか>>続きを読む
ファースト・ショットの濃密さとラスト・ショットの切れ味がすべて。
仕上がりにムラがありすぎる。凝った部分と手抜きの箇所と。時代劇としてはノリが軽くて風格に欠けるし、コメディとしては寒いしスベりまくっ>>続きを読む
題材チョイスの妙、娯楽性と社会性の両立、ベタなのにスタイリッシュな構成、意表を突く絵面と展開、斬新でクセになるテーマ曲、そして畳みかけるクライマックスは、映画的興奮と快感。
5拍子と6拍子が追いつ追>>続きを読む
経営学の教科書みたいな映画。
王道なだけに、いつの時代にも通用する普遍性があって、痛快で溜飲が下がる反面、先が読めすぎて物足りなさが残る。
スーパーにまつわるトリビアが詰め込まれていて楽しめるんだ>>続きを読む
Netflixの『ヴォルーズ』で見かけた唇半開きのお姉ちゃんが気に入ったもんで鑑賞。
カンヌのパルムドールだし、アマプラ無料ってんで安心して予備知識なしで見てみたら、どエライ目に遭いましたわ。
中>>続きを読む
もはや、資料映像。往年の名コメディアンたちをアルバムで見て懐かしむためだけの。でも、それでいいんだよ、笑いの劣化や賞味期限切れを理由に責めるのは無粋。
役者任せな台本の手抜きは責めてもいいが、何を書>>続きを読む
食指が動かない地味なオッサン俳優陣で贈る、見ておかないと損する味な映画。
地上と地下、北から南、南から北への導線の交差という、NYの街の特性を活かしきった構成。サスペンスとしての本筋の面白さや落語み>>続きを読む
のっけからバカ。芸術の域に達したバカ。あーん、もう、バカバカバーカ。
公開時に見たはずなんだけど、ほとんど覚えてなかったので、この際だからと、吹替史に残る傑作との誉れ高いDAIGOのバージョンで。サ>>続きを読む
何これ、めちゃくちゃおもろいやん。特集上映なんてやってたんだ、全く知らんかった。しかも、終わってるし。
で、YouTubeで拾いました。日本語字幕なしだけど、この程度ならTOEIC最高595点の私で>>続きを読む
この脚本家のことを神格化してさえいなければ、十分に楽しめる。私はそこそこ楽しめた。
最後のテレビ黄金時代を体験した者としては、「何だか懐かしいもの見せられちゃったなぁ」って印象。風呂上がりに見終わっ>>続きを読む
ルビッチやワイルダー、チャップリンやルノワールへのオマージュ、レトロなファッションと色彩など、映画好きが肩の力を抜いて楽しみながら作ったのが伝わってくる小洒落た佳作。
コメディとしては生ぬるいし、本>>続きを読む
これ、かなり昔、パート3が製作される前(そもそも製作されるかどうかも定かではなくて、スタローンが出るとか噂されてた頃)、パート1と2を時系列に並べかえて「ゴッドファーザー・サガ」ってタイトルで、テレビ>>続きを読む
てっきりジュディ・デンチかと思ってたらアネット・ベニングだったでござる。
ストーリーは何を今更な王道スポ根。どストレートに胸アツで泣かされるんだけど、それ以上に、おばちゃん二人の晒け出しっぷりに圧倒>>続きを読む
何か違う。けど、しっかり盛り上がったから良しとするか。
知ってか知らずか、今回は思いっきり中村主水や越後のちりめん問屋に寄せてきた。ならず者たちの村人イジメとか、まんま、どこぞの宿場町。終始どことな>>続きを読む
前作同様、既視感ある定番の設定だが、段違いに洗練された続編。ここまでくれば、出来より好き嫌いだけで評価しても許される。
さすがに前回あれだけ散らかしたせいでホームセンターはクビになったか、今回はUb>>続きを読む
ホームセンター仕置人。なるほど、クライマックスから逆算してのその勤務か。
ホッパーの絵画「ナイトホークス」を意識したダイナーでの文学談義といい、過不足ない格闘シーンといい、実に折り目正しい処刑屋もの>>続きを読む
編集に高度な喜劇的センスが感じられる「無責任ドミノ」。
不正議員が悪いのはもちろん、そんなヤツらに投票し続ける住民もクソ。住んでる地域の民度の問題。さもしくて、いやしくて、いじましい。
そもそも、>>続きを読む
前半クソ笑ろたものの、後半の失速と力技で若干の減点。
とはいえ、円く収めたし、「カサブランカ」なエンディングも後味さわやかで良い感じ。
全方位に忖度のない尖った笑いはリッキー・ジャーヴェイスならで>>続きを読む
若いのから大御所まで、お気に入りおフランス女優のフルコースに惹かれて何となく見始めたら、緩急自在な冒頭から一気に引き込まれた。
洒落っ気たっぷりのコミカルな怪盗アクションで、70年代シネマの刹那的な>>続きを読む
喜べ、昭和のオッサンどもよ、ひっさびさのごちそうだ。一言で言えば「どランボー」。
原始的衝動だけで作られたような映画。よく言えば純粋活劇。もう、清っ々しいくらいメッセージがない。その分、下手な言い訳>>続きを読む
スタンダップ・コメディをそのまま映画に移し替えただけの「オッサンあるある」。
ポリコレにがんじがらめにされ、日に日に生きづらく息苦しくなっていく世界に対するX世代の魂の叫び。要は、愚痴。言いたいこと>>続きを読む