RYOBEERさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「この名シーンが無い」とか
「回想シーンが多い」とか
「安西先生だけ質感違うくね?」とか

そんな雑念はポップコーンの食べ残しと一緒に捨てちまえです。

OPから痺れる。
勝つ事を諦めない5人
コート
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.3

どう見ていいのか分からないまま終わった。
人類の存亡を賭けた闘いなのに、
人類の可能性を、善性を讃美するかのような台詞が随所に見られるのに、
肝心の人類=民衆が全然出てこない。

これは敢えての皮肉な
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.0

ポエミーが過ぎる第一話
誰もが"花苗!オレにしとけよ!"と画面に向かい叫ぶ第二話
まさよし歌唱第三話

ラスト。自分ならあの時、あんな表情は絶対に出来ないよな…と思う。
だからこれは、紛れもなくハッピ
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.7

面白く観れたけど、個人的な好みとしては、最後まで決定的な何かは起こらずに終わって欲しかったなぁ。
臨界点は迎えず世界は続く、みたいな。

雅人お前は早く帰れよ。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

映画的な意味を踏まえて観ることを考慮しなければ、果たしてここ面白かったんかなぁ…と考えてしまう事がちらほら。

そちらに寄せた結果、少し歪にも思える終盤の展開は、今何を見せられてるのかと思いつつも「何
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灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.6

この前食べた麻婆茄子が、だんだんお皿の上から無くなっていくのが切ないほどに美味しかったです。
また食べたいなぁ…

え?

「茄子減るの悲しい」じゃなくて、
「灼熱の魂」の話しろって?

しません。
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.4

インデペンデスデイと2012の絞りカスに賞味期限切れの調味料をあわせててもう一品作ってみましたって感じ。

ハンバーガーばっかり食べてたら不健康になるように、こんな大味な映画ばっかり観てたらアホになる
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.5

エンドロールの名前見てピンと来て、
調べたらエージェントスミスの姪っ子さんなんやね!
似てるぅ!!
叫び声?がめちゃくちゃ上手い 笑

『サプライズ』の方が好みでした。

街の上で(2019年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ面白かった。
2時間も画面見続けてるからには映画から何かを得たいと思いつつ、求めてないことを求めてる部分もあるんだなぁと思った。

印象に残るエピソードもセリフも正直特には無い。
好きも愛
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.2

書ききれへんくらいたまらんシーンいっぱいあったなぁ。
「どこが"ちょっと"やねん」というツッコミは野暮。
というより、このタイトルの"だけ"に、自分でも気づいてないくらいの一種の【強がり】みたいなニュ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.1

仏師が仏像を彫るかの如く、愛と狂気でもって作られた映画でした。
しかも物語は続く。
まだまだ完成じゃないらしい。
これは続編えらいことになるぞ。

お話の構成やセリフ回しの好みなんかは飛び越えて、この
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.1

面白かった。

分断は無理解と楽観の中に起きて、その断面を見つめようとしない限りは、またわかり合うことも不可能。
それを避けられないのが人間の愚かさってことなのかね。
軌道を修正しなさいと。

終盤の
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.6

2時間半ずっと同窓会見せられた気分です。
まるで『君に届け』の様だったふたりも、時を経て『黄昏流星群』に様変わり。そりゃそうか。

大前提として、続き見られるだけで有難過ぎるしウォシャ姐に感謝感激やけ
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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.1

お話はどれもこれも好き。
手を伸ばしただけでこちらとあちらの境目に触れてしまったような、"さっき"と地続きのはずが不思議な日常。
ふと後ろを振り返って初めてわかる、今居る場所が、何処か変だけど心地良い
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.8

『深見千三郎』やねん。
タイトルまちごうとる。

最後の見せ方はちょいクサすぎに感じたけど、面白かったです。

mellow(2020年製作の映画)

3.5

お洒落な花屋の田中圭て…ご近所さんどころか中学も高校も大学も女子生徒が押しかけて毎日行列作るやろ。

気になったのは、学校行けない姪っ子ちゃんに、何で事情も分からへんのに自分がいじめられてた昔話持ち出
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

4.1

絶賛してる人も低評価の人も言ってる事分かります。
設定の面白さは素晴らしい。
そのルール説明のくどさが、(何とか面白く見せようとしている事が充分伝わって来るものの)序盤それを上回ってしまっているような
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空白(2021年製作の映画)

4.5

過ちを犯した時、人は頭の中で"是"と"非"とを秤にかける。

ある時は"是"の皿に恣意的な自己弁護という重りを乗せ自身の非を誤魔化し、ある時は"非"の皿に罪悪感を乗せ、必要以上の罪を背負おうとしてしま
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.1

面白かったー!

一度で理解出来ない箇所はその都度巻き戻しながら観たので、作品時間の1.5倍かかりました。
平野さんと内田さんの分かりやすい解説が無かったらと思うと…
皆さん、小難しい言葉使い過ぎです
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FAKE ディレクターズ・カット版(2016年製作の映画)

3.7

主観を超えて客観は無し。ということか。

ドキュメンタリーは、決してノンフィクションという訳ではない(成り得ない)という事実を、逆に利用したかのようなつくり。

騒動は知っていた。
"良くないことをし
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

特に真新しいものは無かったけれど、面白かった。
康臣と香住のやり取りずっと見てたいなぁ。

あちらの2人に関して、きっちりとした着地が無かった(あれが答えとも言えるけど)ことにモヤモヤする人の気持ちも
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マーターズ(2007年製作の映画)

3.8

アマプラで観ました。

えぇ始まりやん^^
→テンポ早っ
→えっもう普通の映画ならここで終わりやん。ここからどうなるん?
→おぉ…ここからそっちにシフトするのね
→いやぁぁぁ逃げてぇぇえ
→序盤あんな
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.9

「恋人が居る時は他の異性なんて目に入らない」とか言っちゃう奴は、まず一生腹割って話せへん信用ならん人間ていうのが持論ですが、
黒木華さんを妻に持ちながら不倫する奴もそれはそれで死罪に処すべきクソ野郎な
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

皆さんが傑作っていうのも分かる。

やっぱり後は好みになってしまうというか、個人的には坂元裕二脚本とかでよく出てくるような「聞いてないのに自分語り」と「凝った言い回し」がどうしても苦手で冷めてしまう
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃくらった。

ひとことで言えば、凄く好みの映画。
ふたことで言えば、めちゃくちゃくらった、凄く好みの映画。

結構前に観てずっと何書けばいいのか分からずそのままにしてたけど、分からないまま
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

眩しすぎる…
自転車置き場で3人並んで昼飯食ってるシーンの感じ最高すぎる。。

YouTubeにある3人のトークを見たら中の人はやっぱり全然違うんやね。
こういう、役とは違う普段の感じを見られた時のな
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.4

タイムループという、"どう足掻いても繰り返してしまう"意味合いそのものを、比喩の装置として使うという発想がまず素晴らしい。

これを観て、「白人警官=悪、黒人=良民の被害者というイメージを植え付けるプ
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「インターステラー」で取った薄めの出汁に「インデペンデス・デイ」をぶち込んだ感じ

急に戦地に送り込まれる+寿命も知らされるの可哀想すぎる(絶対知らせたらあかんやん 笑)のに、何故か全員悲壮感はそれ程
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イルマーレ(2006年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

モーガンさんざんやったね…
これでまた独身
モーガン フリーマン なんつって

オリジナルの方が好み
日本でリメイクする時は足立梨花ちゃんとオレ主演でお願いします

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.8

どこか軽いBGMと共にストーリーが進んでいくにつれて、(あれ?これって果たして良い話なのか?)と少しずつモヤモヤが濃くなっていった所に、エムのあの言葉。

決してジーンが自分の事しか考えていない人間だ
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.0

『アニメは昔見てました』
なんてエクスキューズすら、もはや全く無意味な今作を含めた、劇場版3作をこのタイミングで一気に。

いや、本当に意味わかんなかったです。
まぁわからなくて当たり前なんよね。
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.9

情報量多いのに訳わからん
退屈なのに観てられる
意味がありそう なさそう やっぱりありそう
不思議ちゃん映画
考察とか探りたくなる
オラこんな村嫌だ

あと出て来た時からキーパーソンぽかったアイツが何
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

色々と酷かった。

迦葉が途中、「環奈の境遇に自分の過去を投影させてるだけ」的なことを由紀に言ったけど、まさしくその通りだと。

自分の父親が未成年を買春してたのと、幼い頃に男のヌードの横でデッサンモ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

深夜の騒音
弱い者をいじめる
障がい者を揶揄する

このような事象に怒りを感じることは、きっと誰もが持っているある種のモラルや正しさである筈なのに、その発露の方法が怒号や暴力となった瞬間、周りの見る目
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望み(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

新しい夢が見つかったのに、何か弱み握られてる訳じゃないのに、何で警察呼ばへんのかねぇ。

事件が報道されてからの周りの反応がフィクション物によくあるテンプレートすぎて、「あぁこれからこういうのがずっと
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

2.6

なんやこのちぐはぐなストーリーは…
展開と展開が殺し合ってる 笑

"ネット社会の今、こんな恐ろしいことがあなたにだって起こりうるかも…"的な想像してたけど、
タクシーに2度、友人の車に2度スマホを忘
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