Benitoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

4.0

【 ありがとう、Amazon!! 】

奇跡的な、33年ぶりの続編!
「トップガン」の36年や「ブレードランナー」の34年の間隔には及ばなかったけど、王子の続編の登場は同じくらいの感激😂

本作は映画
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星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

4.3

【 やっぱりエディ・マーフィーの代表作はコレ! 】

エディ・マーフィーの黄金期は80年代。「ビバリーヒルズ・コップ2」の翌年88年に発表された本作「星の王子ニューヨークへ行く」は、やっぱり30年経て
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.5

【 寂寥感と郷愁が漂う詩的な作品 】

この映画には十分に魅力的な要素、品格が備わっている。そして、見終わったあと、何ともいえない余韻に浸れる作品。

・恋愛とミステリーが絶妙に絡み合うストーリー
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ティル・デス(2021年製作の映画)

3.2

【 仮面夫婦の行く末は… 】

関係の冷めた夫婦。
そこで夫が、妻をトリッキーな策略に嵌めていく話。冒頭、目隠しされて連れて行かれた湖畔の別荘での衝撃的な展開は想定外。夫、どうした?という感じ。

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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

【 動かない雲に気をつけて!! 】

Nopeの意味は'No!'のスラング。

No!No!無理無理!なストーリー展開で、予測不能で、飽きさせないしジャンルも特定出来ない作品。監督・脚本ジョーダン・ピ
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クリフハンガー フォールアウト(2022年製作の映画)

3.6

【 断崖絶壁サバイバルサスペンス!! 】

日本語タイトルの付け方からしてB級テイストプンプンだったけど、観てみたら意外と楽しめるイタリア(東アルプス山脈)を舞台にした英国製の作品だった。

原題の「
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ハッピーアワー(2015年製作の映画)

3.0

【 5時間17分、4人の女性の顛末は? 】

317分の映画。
因みにベルナルド・ベルトルッチ、デ・ニーロ、モリコーネが組んだ大作「1900年」(316分)とほぼ同じ長さ。

これだけの長さだから、本
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理解される体力(2022年製作の映画)

3.2

【 脇の野間口徹が持ってく映画 】

WOWOW開局30周年記念企画第2弾。
全5作品。俳優が演出する短編集。

・5作品目は「理解される体力」
・演出は前田敦子
・主演は三浦貴大、そして野間口徹
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ありがとう(2022年製作の映画)

3.4

【 瑛太の思いはこんな感じなのかな 】

WOWOW開局30周年記念企画第2弾。
全5作品。俳優が演出する短編集。

・4作品目は「ありがとう」
・演出は永山瑛太
・主演は役所広司

役所広司の監督
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あんた(2022年製作の映画)

3.6

【 近くにいるのに遠く感じるあんた 】

WOWOW開局30周年記念企画第2弾。
全5作品。俳優が演出する短編集。

・3作品目は「あんた」
・演出は千葉雄大
・主演は伊藤沙莉と千葉雄大

恋人でもな
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物語(2022年製作の映画)

3.3

【 真っ白い部屋、真っ白い玉城ティナ 】

WOWOW開局30周年記念企画第2弾。
全5作品。俳優が演出する短編集。

・2作品目は「物語」
・演出は玉城ティナ
・主演は琉花と奥平大兼

真っ白な部屋
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いくえにも。(2022年製作の映画)

3.8

【 思わず見直してしまった短編作品 】

WOWOW開局30周年記念企画第2弾。
第1弾同様、全5作品からなる俳優が演出するショートフィルム。この映画たちのルールは、1:尺は25分以内 2:予算は全作
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危険な愛の季節(1975年製作の映画)

3.7

【 イギリスの海岸の小さな街で… 】

舞台となったのはイギリス南部ドーセット州にある陸繋島のポートランド島あたりの閑静なリゾートホテル。(ドーセットと東デヴォンの海岸として、ユネスコ世界遺産に登録さ
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

【 野球ファンで良かった、と思う作品 】

今回が5回目となるWBC。
5回目にして、かつてない最高のドラマが生まれた大会。このドキュメンタリーはその感動の余韻に浸るご褒美的な作品。多くが報道等で見
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

【 ワイスピ最終章の幕が開いた!! 】

第1作公開から20年以上となる10作目。
これから複数作製作され完結するらしい。

前作の磁石を使った漫画のような展開から、本作のどこか原点回帰のカーアクショ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

【 任天堂の看板キャラ、マリオ大活躍! 】

1980年代、8ビットだったマリオ。
小さなテレビで、夢中になってファミコンをプレイしてた時代が懐かしい。

2020年代、フルCGのマリオが映画に。
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スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!(1986年製作の映画)

3.0

【 ファミコンアニメ版のマリオとルイージ】

VAPビデオ(VHS)のみ発売されていた映像のレストア版を鑑賞。マリオもルイージもキャラ濃いめ…

1986年7月に松竹系で公開された中篇。
(当時の同時
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

【 劇伴担当の上原ひろみが凄い♪♬ 】

映画レビュー500本目到達!!

JASSという若きJazz trio band がSo Blue (Blue Note Tokyoがモデル)出演を目指す熱い
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.3

【 大谷翔平も付けた背番号42の物語 】

アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガー だったジャッキー・ロビンソンの伝記映画。ロビンソンの背番号42がなぜ全球団共通の永久欠番になったかを学ぶ映画。
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不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.3

【 不穏な空気しかない、そんな作品 】

映画作家・濱口竜介監督の54分の中編。
まだ構想途中で完成していない長編映画「FLOODS」の前日譚らしいが…

この作品は不穏な空気が流れている。
濱口監督
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パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)

4.2

【 懐かしく、愛おしい、パリの物語 】

パリを訪れたことがあるなら…
パリで暮らしたことがあるなら…
パリに憧れたことがあったなら…
… どこか懐かしく、愛おしい映画。

・18人の監督による短編オ
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こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 UFO襲来!トルネード大作戦!!(2003年製作の映画)

3.0

【 両さん、期待に応える暴れっぷり2 】

2003年末に公開された劇場アニメ版第2作。前作同様、監督は高松信司、脚本ほ大川俊道。

お話としては両さんと小学生時代の親友竜平、その娘ミーナとの物語。舞
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こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE(1999年製作の映画)

3.1

【 両さん、期待に応える暴れっぷり 】

1999年末に公開された劇場アニメ版第1作。テレビアニメの「こち亀」は、あまり観てないけど、原作マンガは大好きで全巻所有していて、初期は山止たつひこ(秋山治の
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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

3.9

【 サイバースリラーアクション大作の佳作 】

AIの暴走、監視社会、派手なカーアクション、テロ報復、事件に巻き込まれながらも驚異的にピンチをすり抜ける主人公。

そう、スピルバーグ印(製作総指揮)の
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

【 ミシェル・ヨー、おめでとう!! 】

「ポリス・ストーリー3」(1992)でミシェル・ヨーがジャッキー・チェンより目立っていてキレッキレでカッコ良くて衝撃の出会いをした事が懐かしい。その後「007
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.8

【 仮面ライダー生誕50周年企画に乾杯! 】

本郷猛(仮面ライダー ): 池松壮亮
緑川ルリ子 : 浜辺美波
一文字隼人(仮面ライダー2号) : 柄本佑

このキャスティングだけで映画の魅力を十分に
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バビロン(2021年製作の映画)

3.5

【 豪華絢爛だけど滅茶苦茶な映画 】

アカデミー賞では作曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞の3部門にノミネーションも無冠。授賞式でも予算を掛けすぎた作品としてネタにされたくらいハリウッドではコケてしまった
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

3.4

【 可視と不可視についての物語 】

主人公の男が、何故女子高生と奇妙な共同生活を送っているかがドラマの中で次第に明らかになっていく…

登場人物は3人。
主人公と女子高生とその姉。
見えないはずのも
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親密さ(2012年製作の映画)

3.0

【 野心的な作品ではあるけれど… 】

リアル劇と舞台劇の二部構成。
前半部分は上演を控えた劇団員リハ風景。
後半部分は小劇場で客を入れての上演。
合計4時間超…

自分にとっては役者の演技を観たとい
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敵は本能寺にあり(1960年製作の映画)

3.8

【 明智光秀一族が不憫でならない… 】

この映画を観ていると、明智光秀が何故信長を討ちたくなったかがよく判る。つまりガチ光秀目線で、光秀寄りで描かれた作品。

・1960年に公開された松竹時代劇映画
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.0

【 週末のドライブ旅行のはずが… 】

ジーナ・デイヴィス
スーザン・サランドン。
ふたりとも貫禄ある!
この作品で第64回アカデミー賞には主演女優賞にWノミネート。でもライバル「羊たちの沈黙」のジョ
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

4.1

【 キムタク、25年ぶりに織田信長を演じる 】

過去に幾度も描かれた合戦を見事に省いてドラマ主体にした野心作。やはり、木村拓哉と綾瀬はるかだからこそ成り立ったのだと思う。想像していた以上に面白い。
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完全犯罪(1993年製作の映画)

3.4

【 犯罪を遊ぶ女、ローレン23才の物語 】

米国ではTV映画として製作、でも日本では劇場公開。多分、当時ブームとなっていた「ツインピークス」でブレイクしたメッチェン・アミックが主演してうからに違いな
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⽊樵(2021年製作の映画)

3.5

【 樵(きこり)についての貴重な記録映画 】

CSケーブル4Kチャンネルで鑑賞。
同時に映画特番の「木と共に生きる」も鑑賞。いずれもナレーションは近藤正臣。

「樵」「木樵」どちらも'きこり'と読む
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カウントダウン(2019年製作の映画)

3.3

【 携帯アプリに寿命を決められるなんて… 】

身近なツールでもある正体不明なアプリが、次々と人を恐怖のどん底に陥れていく物語。しかも絶対にアプリの縛りから逃げられない。その正体は… と至ってシンプル
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.4

【 アトラクションムービーとして観よう 】

オープニングの何が起きてるの!?と、いう見せ方には惹かれた。

ソニーのプレイステーション・プロダクションズが携わる最新の映画。つまり人気ゲームを原作にし
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