MoriyanoDwarfさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

テッド 2(2015年製作の映画)

3.7

あのダーク(怖い方じゃない)ファンタジーコメディが帰って来た!
今回もアウトよりなネタ満載で限界突破!

医学的、人権的にもシリアスな内容のはずが、見事なテッド色。

パロディ要素も前回よりパワーアッ
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テッド(2012年製作の映画)

3.5

ブラックジョークあり、下ネタあり、魅惑の子供にはあまり見せたくないかもしれないモフモフコメディ!

英語版では、素直に笑えて、吹き替え版では、独自のセンスを楽しめる。
一本で二回楽しめる、お得感。
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フォーン・ブース(2002年製作の映画)

3.2

人生最後の電話、それは突然訪れた。

計算された手口、見えない犯人、拡がる濡れ衣、集まる群衆。
だが、その電話ボックスからは逃げられない。

異色のオペレートサスペンス映画。

最近、公衆電話見ないな
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小さな命が呼ぶとき(2010年製作の映画)

3.8

ミイラ・ハンターと戦う考古学者のイメージがある、ブレンダンとハリソン、二人の名優が難病"ポンペ病"に挑む!

どちらかが好きな人も、あるいは二人共好きな人も一見の価値あり。

病気についても知れて、二
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エンダーのゲーム(2013年製作の映画)

3.1

これは、ゲームか?
それとも、戦争か?

秀才キッズたちに託された重すぎる、宿命。

たとえ、敵だとしても種を殲滅する時、人は考えなくてはいけない。

主に頭脳戦と訓練だから、スタウォみたいのを期待す
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6デイズ/7ナイツ(1998年製作の映画)

3.0

冒険大好きハリソン・フォードがゆく、飛行機墜落から始まる、ロマンスアクションサバイバル。

荒くれパイロットとインテリ美女、どうにも合わなそうな二人の運命は?

うーん、ロマンス系としても、サバイバル
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イーグル・アイ(2008年製作の映画)

3.4

スーパーAlが指示に従わなかった人間に大激怒。

自らが判断する理想国家実現のために静かな暴走を開始する。

今は、電子機器やコンピューターと繋がりが無いものを見つける方が難しい。

Alに権限渡しす
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ディスタービア(2007年製作の映画)

3.7

あなたのお隣さん大丈夫?
出来心の覗きが捉えた恐怖の瞬間!

伝えたいのに、伝わらない。
信じてほしいのに、信じてくれない。

そして、逃げられない…。
さぁ、どうする?

個人的にはなかなかの掘り出
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PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001年製作の映画)

3.5

数ある猿の惑星(ジェネシス以前)の中でも比較的新しいティム・バートン版。

磁気嵐、時間旅行とSFお馴染みの要素と、進化した特殊メイク技術が光る。

猿も人もよく飛びます(笑)

本家というよりは、そ
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.0

人間を愛し、人間を憎み、同胞を救い、導いた。

平和を望みながら、己の種族のために戦い続けた。

そんな、彼が過酷な運命の果てにたどり着いた場所とは……。

初っぱなから辛すぎるぜぇ…。
猿ではなく、
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.9

繋ぎかけたその手は、憎しみと裏切りの炎でやかれた。

望む望まないに関わらず、全ての者を巻き込む偽りの復讐劇。

今、戦争の朝焼けが昇る。

しかし、人類は滅亡していなかったぁぁぁー!!!から始まる第
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

3.8

自信の存在に疑問を持ち、境界線を越え、本当の進化が始まる。

人と同じ目線に立った彼らは、一体何を思うのか…。

時計の針をむやみに早めてはならない。

旧猿の惑星シリーズをロードショーなどで見た時、
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スティング(1973年製作の映画)

3.6

若者詐欺師がうっかり騙し取ったのは、ギャングの金だった。

それにより奪われた恩師の命。

詐欺師の借りは騙しで返す!
今、稀代の嘘つきたちによる華麗な復讐劇が始まる…。

最初、エンディングから始ま
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.7

店をやめた一流シェフが次にやろうとしたのは、なんとフードトラック。

陽気な音楽と共に始まる、父と息子とアミーゴの料理旅。

三人の料理姿に思わず元気がもらえる映画。

ボリューム的にはかなりちょうど
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闇金ウシジマくん Part2(2014年製作の映画)

3.5

原作キーパーソン、マサル(イケメン)参戦!!

ホストの仁義なき戦いと女の闇。

そして、忘れた頃に知る小銭のありがたみ…。

相変わらず、キャストが豪華。
少し中身を詰めすぎた感はあるが、コンスタン
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平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

3.3

タヌキたちによる、自らの山を守る奮闘記を描いたドキュメンタリー絵巻。

笑って、泣いて、怒って、化けて、自由奔放なタヌキの日常に隠れた人間へのメッセージとは?

世の中が便利になるたびに、失われていく
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映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

3.7

日本の限りなく黒に近い灰色の部分を覗く覚悟はあるか?

闇金を取り巻く、十人十色の人生模様。

ウシジマくんは、いつでもお金の怖さを教えてくれる。

原作全てを見てはいないが、ある程度読破している自分
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.0

それは、少女にとって決して忘れることのできない出会いと別れ。

この摩訶不思議な世界は心に切なさを残してゆく。

和のテイストと独創性が光る、異色ファンタジー。

かなりの人が上位に入れがちのこの作品
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ツーリスト(2010年製作の映画)

3.5

その出会いは偶然か、それとも、運命か?

ベネチアの街並みを舞台に綴られる、甘くて危険なミステリーラブロマンス。

謎の答えは、愛と共に…。

主演二人のせいか、なんともオシャレさ漂う作品。
キレイに
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マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

3.4

戦地から戻った兄が抱えていたものは、あまりにも深すぎる闇。

埋まらない距離、音を立て軋む心。

帰還したから終わるのではない、傷はそこから始まるのだ。

まさに、戦争から生まれる心の病を如実に表した
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レディ・キラーズ(2004年製作の映画)

3.0

まるで紙芝居のようなブラックユーモア映画。

肩の力を抜いて、のんびり見よう…。

悪いことはしちゃ駄目だね。

サクッとまとめるとメンバーが残念すぎるオーシャンズ11かな。
悪事についての戒めが教訓
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シン・レッド・ライン(1998年製作の映画)

3.1

第二次世界大戦下、生い茂るジャングルと見渡す限りの草地に漂い続けたのは先が見えない絶望だった。

兵士たちの、苦悩や叫びをギュッと一本に凝縮した作品。

鉛のような重さが心にのし掛かる。

雰囲気が本
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ペリカン文書(1993年製作の映画)

3.3

偶然、真実にたどり着いた学生が政治の闇に狙われる。

減っていく味方たち、1人になった彼女が頼ったのはとある記者だった。

国の根幹を揺るがすスキャンダルを追ったコッテリ系の社会派サスペンス。

まぁ
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ジョンQ 最後の決断(2002年製作の映画)

3.5

命のタイムリミット、どうしようもない経済事情、機能しない保険。

その時、父親は決断する。
全ては息子のために…。

格差社会や医療制度に疑問を投げかける社会派ムービー。

まるで、ディベートを見てい
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es [エス](2001年製作の映画)

3.4

それは実験という名の監獄。

徐々に極限状態に追い込まれていく被験者たち、壊れゆくルール。

臨界に達した時、役割が心を食い潰す。

パッケージが思わず手にとってみたくなるデザインでいいよね。
何だろ
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

3.7

見た目じゃない、自分のなりたい、自分になるんだ!

命と兵器についても考えさせてくれる、巨大ロボットと少年の心温まる友情ストーリー。

家族と一緒に、または、お子さんにもオススメな一本。
吹き替えもぜ
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マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

3.6

海賊もいいけど、海軍も負けてない!!

世界史、帆船好きなら見た方がいい、海戦の魅力溢れる一品。

空と海の間を行く船の中には、様々な漢たちの物語があった…。

簡単に言うと、パイレーツでカリビアン
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路上のソリスト(2009年製作の映画)

3.3

その孤独な音色は、同じ者たちに等しく響き渡る…。

才能や成功が、必ずしも幸せに繋がるとは限らない。

善行が必ずしも、その人の手助けになるとは限らない。

気分が沈んでる時にはあまりオススメしない。
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ゴースト・エージェント/R.I.P.D.(2013年製作の映画)

3.5

リボルバーで撃ち抜くゴーストハンティングはいかが?

ノリはM.I.B、設定はほんの~りコンスタンティン。

※怖さは皆無です(笑)

サクッと見れるオバケ映画、ハチャメチャなノリが好きなら全然アリ。
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タイムライン(2003年製作の映画)

3.7

タイムスリップ×歴史スペクタクル

過去を受け入れるだけではない、歴史は自分たちでつくっていくんだ。

時空を越えた愛と縁が遠く離れた世界を繋ぐ…。

中世の歴史、タイムトラベルが好きなら一見の価値は
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トロン:レガシー(2010年製作の映画)

3.0

超未来感とレトロネオンが溶け合う電子世界。

そこで出会うはかつての父、しかし、それは似て非なるものだった。

プログラムではない、人間の彼が残した遺産とは…。

いちいち用語が難しかったなー。プログ
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プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂(2010年製作の映画)

3.4

パルクールのような軽快アクション、そして、砂を用いたオシャレな時のムーブ。

お調子者の王子が王家の闇を暴く、アラビアンファンタジー。

砂とそっち系の地方が舞台なので、だいたい茶色多め。
全体の色味
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.2

アート=殺人という歪んだロジックを元に繰り返される猟奇事件。

目を背けたくなるような私刑、浮かび上がる過去の真相。

見つめ直すのは、今だ。

SAWっぽいかなと思いきやそこまでではなかったかな。
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AURA 魔竜院光牙最後の闘い(2013年製作の映画)

3.6

黒歴史、中二病、妄想好き(下じゃないよ)、呼び名は違えど誰しも一度は通っているかもしれない道。

しかし、いつかは現実との摩擦に直面することになる。
特に高校生という大人に成りかけの時期には…。

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河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)

3.8

小さなカッパと過ごす一夏の思い出。

ちょっと笑って、ちょっと怒って、時々泣いて、でも楽しい。

たとえ、どんな結末になってもその出会いに感謝しよう。

若干リアル気味のカッパのビジュアルに手を出すか
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.0

錆びた歯車が再び廻り出す。

歩く凶器と化した男から放たれた弾丸が全てを終わりに導く。

この極道、誰にも止められない。

もう、ドンパチがメイン過ぎて前までのダークさが薄くなってしまった。逆にあそこ
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