近い将来、自分ごと化されるかもしれない親の認知症とそれを取り巻く家族の話。良い意味で普通の出来事や関係性が展開されるけど、そのそれぞれに優しさを感じる。
最初の方は退屈な映画だなぁと思ってたけど、後半になるにつれ、指数関数的に感動と切なさが渦巻いてくる。
一度試してみたくなる哲学。選択を迫られたときに、間違いなく頭を過ぎそうという意味では、人生を変える映画の1つになっているかもしれない。
なんかいい。ほろっと泣ける。人生いろいろが詰まってるんだけど、深夜食堂のマスターやそのお客さんたちの小さな愛に味わいがある。
競技かるたを通した汗と青春物語で、終始透明感のある映画。キャスト、ストーリー、音楽、映像がとてもマッチしていて、没入感を感じられる。同時に百人一首という時空を越えるエピソードもあって、とても奥行きもあ>>続きを読む
現代ドイツとヒトラー、フィクションとノンフィクションを織り交ぜた風刺映画。
初めてジェームズディーンの作品を鑑賞。
思春期の不安定さ、同級生たちとの争いなど、ウエストサイドストーリーを思い起こす。
知名度が高いが、24歳の若さでこの世を去っていたことに衝撃。
アメリカらしい人種と偏見を描いた作品だが、少しファンタジーな部分もあり、ソフトなランディング。
久しぶりに傑作に出会った。脚本の勝利。
陪審員が被告人の有罪か無罪を合議するシーンを通して、人間や社会の欠点を見事に炙り出している。いつの時代に見たとしても、共感できるだろうし、学びが多いはず。>>続きを読む
これが実話か。映画を観ている最中、何度も疑った。大尉の制服を盗んだ下級兵士が大尉を演じ、ある意味のリーダーシップを発揮していく。外見、話し方、仕草、そして役職というラベルが揃うと、恐ろしい展開になる。>>続きを読む
「正しいことをしたければ、偉くなれ。」
昔、踊る大捜査線の中で和久さんが言っていたひと言を思い出しました。数年前、神戸製鋼のデータ改ざん事件を知った時、小説「七つの会議」が頭を過ぎりました。黒だと認>>続きを読む
実在の女性たちを描いた、アメリカらしい映画。ケビンコスナーのような上司はかっこいい。