むらさきさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

むらさき

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緑の光線(1986年製作の映画)

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現代アートハウス入門第4夜を京都シネマにて。
ロメールは観たいと思いながらも特集上映などいつもチャンスを逃していたので、今回映画館で観られてたいへん幸せ。いい映画だなあと思った。主人公のデルフィーヌは
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動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

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現代アートハウス入門第2夜。
圧倒されて終わった。思いつくままに撮ったような映画だった。

息の跡(2015年製作の映画)

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記憶を残す方法は、人それぞれある。
佐藤さんが記録のために日本語以外の言葉を選んだ理由、津波の日の記憶が生々しくそれに合う言葉がない、それどころか言葉を失った、そして感情が強すぎるから。自分の気持ちや
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

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落ちるとこまで落ちよう、という自暴自棄な言葉に泣く。元々スケーターのドキュメンタリーを撮り始めたが、図らずも自分たちの葛藤の記録、家庭内暴力の告発、そして自身のセラピーへと形を変えた、制作過程そのもの>>続きを読む

ヴィタリナ(2019年製作の映画)

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殆んどの場面が灯のない室内や闇夜で、光と影だけが写される。四六時中喧騒が止まず、強風の音が余計に不安になる。恥ずかしながらカーボ・ヴェルデのことを初めて知った。

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

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ロベール・ブレッソンの映画を映画館で観る機会に恵まれた。
ロバのバルタザールの周りで人々が悲しんだり怒ったりする。バルタザールに自分の見たいものを見出しているが、バルタザールはただロバとして生きただけ
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