「朝鮮人やったら殺してええんか?」
この一言が、あまりにも重い。
「この人達は日本人です」と、必死に自警団を静止しようとする人達。
でも、問題の本質はその人達が日本人か否かにあるのではなかった。>>続きを読む
申し訳ないが1mmも理解出来なかった。
ジブリ関連の背景知識があれば内容を紐解けたのかもしれないが、それにしたって理解させようとする気が全く無いように思う。
ジブリの名を冠していなければ話題にすらなら>>続きを読む
上映後に映画館から出たら、目の前の道路を消防車がサイレン鳴らして横切って行った。正に冒頭のシーンのように。
映画の中に迷い込んだのかと。
現実と虚構の境目が曖昧になる、不思議な感覚だった。
「不満も何も言わない理想的な住人」。
3人目の犠牲者に対する何気ないこのセリフ。
実は非常に象徴的な言葉ではないか、と思えてならない。
この作品のテーマである「無関心」を端的に表しているように思う。
青いエマが本当に魅力的。
どこか謎めいた奥行きのある微笑みに、引き込まれる。
街ですれ違ったら絶対振り返る。
でも、自由は強制するものではない。
自分のやりたいことを、自由にやらなくてもいい自由もあ>>続きを読む
まさに「ヴァカンス」って感じ。
この緩い空気感が何とも。
いいなあ、どこか行きたくなってきた。
中盤のダンスのシーンも中々頭にこびりつくけれど、個人的には一番最後が精神的に来るものがあった。
薄気味悪く、けれども不思議と引き込まれる作品。特にラストにかけては本当に展開が読めなくて、前のめりに画面>>続きを読む
『不運な時に幸福な時代を思い出すことほど辛いものはない。』
ダンテのこの言葉が思い起こされた。
ちなみに、amazonprimeで観ていたんだけだ、これを観終わった後の次のおすすめが『君に読む物語>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
オンライン試写会にて鑑賞。
奇しくも、オンラインで視聴したのがこの作品と同じ雪の日でした。映画の中でも3月の終わりの方だったでしょうから、こんな偶然ってあるんだなあと思いながら見ていました。
以前>>続きを読む