劇中で出てくる「慧眼であり盲目」という言葉が、このオッペンハイマーでノーランが焦点を当てた部分だったのかな、と個人的には感じたし、一言では表せない人間の内面性をノーランが映画題材として取り上げたことが>>続きを読む
監督は既視感のない映像を目指したらしいけど、それは完璧に達成されていると思う。
間違いなく劇場で観た方が良くて、もろもろの環境を整えた上で初めて体験として完成される映画だった。
前作も思ったけど、イ>>続きを読む
“黒人らしさ“を(意図的ではないにせよ)己の欲望のままに消費してる人々の浅ましさったるや…嫌〜ね〜と思いながら見てたけど、
自分もそのステレオタイプをエンタメとして楽しもうとしてない?とグッ…となる。>>続きを読む
なんて壮絶で過酷な話だろう。
冒頭の墜落を含め、彼らに襲いかかる試練はあまりにも唐突で理不尽で暴力的で無慈悲。
そんななかで彼らが生存を諦めずにいれたのは、その「方法」ではなく、「彼ら自身」によるも>>続きを読む
ディカプリオが素直なんだけど、浅はかで愚かで間抜け(かわいい意味じゃなく心底間抜け)な役を演じきってて、本当に見事だと思った。
原作はかなりストーリーの見せ方が違うようだけど、ディカプリオ演じるアー>>続きを読む
作中屈指の爽やか試合だと思ってるんだけど、劇場版も清涼感爆発してて久々にハイキューってこんな感じだったな…と思い出した。
ちょっと総集編感強めなところもあって、個人的にはもう少しプレーのアニメーショ>>続きを読む
私にとってウェスアンダーソンって短編劇がピッッッッタリなのだという気づき。
ウェスアンダーソン的なナレーションや会話がハイスピードに展開していくけど、2時間だと頭がふわわわわとなる所、ちょっと独創的な>>続きを読む
聞いてないよ!犬映画だなんて!(サイコウ!)
冒頭から犬〜!!ってなって、そろそろ犬エキスが切れるな…って時に、また犬ーーーー!!ってなる🐶
法廷劇ってドラマチックだったりエンタメ色の強い題材になっ>>続きを読む
3時間の悪夢という言葉がホントしっくり。
特に前半部、怒涛の考えられる最悪のパターン祭りみたいなところは不安通り越して笑った。
まごう事ない変な映画だと思うけど、今まで見たことのない何かを体験はできる>>続きを読む
アクションシーンにハラハラなどいらない、という潔さが良い
事件についてはもちろん知っていたけど、映画を見て改めてなんでこんなに醜悪なことが公然と続けられ、受け入れ、正されない世界なんだよ…とげんなりした。同時に、スポットライトも思い起こさせるけど、法や社会シ>>続きを読む
出てくる人みんなとんでもない演技なんだけど、そのテーマ性の軸となる主人公を演じる妻夫木君の演技がいい…表面上は世間的な「普通」であろうとしつつ(この「普通」が暴力的で差別でしか無いんだが)心のどこかに>>続きを読む
ブレンダン・フレイザー演じるチャーリーが、ずっと苦しそうだし悲しそうなんだけど、どこかチャーミングさも潜んでて、その繊細なバランス感がチャーリーという存在を本当に生きた存在にしていて、この映画の静かな>>続きを読む
久々にmarvel以外の大作王道SFって感じで、適温の風呂に浸かってる心地よさあった。
新鮮味がないのが惜しい感じだけど、アルフィー役の子すんごいね。
生まれたての無邪気で無垢なベラが思うがままに育ち、世界の暴力性、身勝手さに触れて、さらに新しい自分を選び取っていく姿がキラキラしてた。
ベラの選択がベラのものであり続けますように!
終始ピースがパチっとハマりきってないような違和感というか不安さを感じながらも、おいおい何なんだよ…どうなるんだよ…の興奮もある。
登場人物たちのゴミっぷり極まれり。
カメラワークが割と見たことない感>>続きを読む
あの時の2人の間にある暖かさみたいなものは本物だったのだと感じさせるラストのダンスシーンが素晴らしい。
抑圧を感じていても、強い人間ではなかったとしても、それらを100パーセント他人が理解することは出>>続きを読む
役所広司がフッと微笑む度に、じんわりした幸福感とあぁ充実とか満ち足りてるってどういうことだったか、みたいな気持ちを改めて思い出させてくれる映画だと思う。
自分で幸せを見つけていけるような心持ちで過ご>>続きを読む
君の名は以降、新海誠がエンタメとして昇華されてから、苦手な感じなくなって見やすくなったー!と思ってたけど、
なんかどんどんエンタメの枠をぶち壊すくらいの作家性が見たくなってくる。でもそれって初期作らへ>>続きを読む
ゴジラの背びれがイカしてた〜ちょっとメカ感あって、少年心くすぐられた。
ゴジラシーンは全部怖さも迫力も威厳もあって、良かったな〜🦖
ドラマパートはちょっとテレビドラマ感あったけど、浜辺美波が鬼のよう>>続きを読む
楽しいねぇ楽しいねぇ!!!
犬を雑に扱ったり危害を加えた奴は、すべからく死ぬ、という鉄のルールが今回も守られていて良い。
キアヌもドニーイェンもキレキレで、今回も新しい必殺アクションを見せてくれて>>続きを読む
ストーリーは単純なんだけど、映画の構造が複雑なのと、ウェスアンダーソンっぽさ溢れる会話劇で、人を選ぶ感じはする。私は明日のご飯…とかあの仕事は…とか考えてた時あって、集中しきれてなかったかな
それで>>続きを読む
ラストの独創性いいな
確かにそういう形状ならそういう歩き方になるよねってかんじで笑った