birdyさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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MUD -マッド-(2012年製作の映画)

3.7

好きじゃないかもーと思いながら観てましたが、なかなかおもしろかったです
けっして新しいとは言えないモチーフ群をリアリティで撮って、物語の進むスピードも、主要登場人物の出てくるタイミングも丁度良い。
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.7

震災で全てのひとが傷を受け、疲弊しきっている状況のなかで、決めるひとと決められるひとがいて、受け入れるひとと受け入れられないひとがいてそれでも生きていくってはなし。
どちらの側の気持ちもわかるなぁ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.9

アダの造形がすごく丁寧ですばらしく、
めちゃめちゃかわいい
このさじ加減がB級になるか重くなるか
作品のテイストをほぼ決めると思います
自然に囲まれていても寡黙すぎない
構図と演技とそのビジョンの統一
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RRR(2022年製作の映画)

3.7

圧倒的なエンドロールのあと、
映画館が一瞬、静まりかえってましたね
観ている皆が呼吸をする事を忘れるくらい
すごくすごく遠くへ連れていってくれる
異世界体験。
映画のある意味の極地。

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.8

何故かずっーとうるうるしながら観ていました
「かそけきサンカヨウ」
なんて素晴らしいタイトル
全部知らない言葉だったけど。
繊細さの機微を見せられるだけで
泣けるなんて知らなかった
家族ってずっとつく
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アス(2019年製作の映画)

3.8

まぁ、あるあるなんですけど
何故もっと容赦なく主人公たちを殺してしまわないんだろうと思ったシーンが何度かありまして赤いツナギチームの本気度がちょっと伝わってこない
白人の友人宅でのスラッシャーのスピー
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.6

予想したより響かなかった
日本人だからかな。

ケネスブラナーは「泥の河」観て
キュンとするのかな。
ごめんなさい。

街の上で(2019年製作の映画)

4.0

"意味のない味のチーズケーキ"
は今泉力哉監督の作詞作曲か。
意外といい曲だった

小ネタとあるあるの連続でめちゃめちゃ面白かったです

青とイハの長回しはすごく優しくていい
中田青渚ちゃんの視線は横
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

「死霊館」的なホラーかと思ったら
「ザ.ブルード」的な怒りのメタファーを思わせ、最終形態はプレデターみたいなクリーチャーアクションを繰り広げていくという、予想のさらに上、さらに上をいくところが今作の最
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.9

暗喩があるものないものでは
ないものの方が好きだ
そのことに全力で向き合いたい

あれの質感も余り好みじゃなかった
形態が変異するのは楽しい

とは言え、一番強く感じたのは
後半の素晴らしい高揚感
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.6

そんなことされたら泣いてしまうやろ

天才湯浅政明にしては正攻法の題材を正攻法で撮った感じ。

川栄がとてもいい仕事してます
二人で歌うシーンなんかちょっと保存版です

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.6

ゾンビは走るか否か
それで全てきまる
もしそうなった時にゾンビが全力疾走してたらあきらめましょう
勝ち目なしですね
ザックスナイダーはあえて間延びしたシーンを入れるのが好きみたい
だからついつい長めに
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.7

予想よりだいぶ面白かったです
しばらくは役者さん達のTVで観てるイメージが強すぎて、
ああ、生業として、しかたない部分はあるにせよ、TVって消耗させるなぁと勝手に憂いていました
結構好きなくせに。
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

異食症は自傷行為と似ている
あいまいな存在の確認

ちょっとあざといアップと原色、正対する構図の画面ですが
前半の緊迫感はなかなかのもので
途中でもう一回観たくなって
ストップしてまた最初から観てしま
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.7

レア-セドゥは映画を観ることのワクワクを感じさせてくれますね
見惚れてしまう
死者の日のメキシコシティの屋上を歩くボンド
ヘリの操縦かんを握るカット
格好いいんです、今回はさらに。
一級のエンターテイ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

パンフレットが売ってない〜
映画のパンフレットを買おうと思ったのはいったい何年ぶりか。
売り切れでした
そんな映画。
池袋IMAXレーザーの激しすぎるチケット争奪戦をなんとか乗り切り
いざ。
わわ、ケ
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オールド(2021年製作の映画)

3.8

B級のみにて光り輝く。
ナイトシャラマンはこの手の作品を撮り続けて再び無二な存在にのぼり詰めて欲しいです
無駄とも思えるすばらしい映画的なショット、雑過ぎる洞窟のシーン、ああ、老眼の描写も雑だったなぁ
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.8

敵役が強ければ強いほど
作品のクオリティは上がっていきます
今作のハビエル-バルデムのシルヴァはなかなか強かったですねー
グイグイ面白くなっていきますね
予想外にサム-メンデスはアクションを撮るのがす
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トップガン(1986年製作の映画)

3.6

思い出のせいでしょうか
それぞれの時代に良さがあるのですが
この作品は言うなれば
自分の皮膚で覚えている80年代の記憶の記録みたいな。
わかりやすい挫折と克服
ライバルと友情
チープすぎるBGM
必ず
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犬王(2021年製作の映画)

3.7

あぁこれ誰の声だっけと思い続けて
エンドロールで「柄本佑」「松重豊」
さすが。
勝手に吉本興業に絞り込んでました
天才、湯浅政明はやっぱり凄くて
その色彩感覚と演出と作画はやっぱ
半端なかったです
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

オープニングのブランコは好きだったなぁ

ミドリの庭はやっぱ「パラサイト」っぽかったけどなんでもない外景とかがいちいちすばらしかった
撮影、さすが。

DVのやいろんなストーカーっぽいシーンはこころ動
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.6

カットバックが多すぎるのか早すぎるのか
アクションシーンがやっていることのすごさほど伝わってこないのが残念。
とてつもないことをやっているのに
すげぇーって思わないまま終わってしまった。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

ボンド映画なのに
まさかの凄すぎる役者陣の応酬を
あーこれずっーと観ていたいなぁ
と思うことってなんて幸せなんだろう
ダニエル-クレイグ
レア-セドゥ
ラミ-マレック
アナ-デ-アルマス
クリストフ-
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

3.7

ダニエル-クレイグがまだやんちゃな若き日の作品
音楽も衣装も映像の色感も、往年のボンド映画をリスペクトしている感があってスパイ映画のワクワク久しぶり
ただ、この監督、サービス精神がありすぎるのか、しつ
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.8

見直してみました。
あのデ.パルマ的な金髪美女はレア-セドゥだったか。
いい仕事してましたね
小ネタ満載感はMIシリーズの肝。
ロシア編はスムーズ感に欠ける
ドバイ編で一気に取り戻す感じ
笑えるくらい
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ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(2014年製作の映画)

3.6

気持ちはわかるが
アップや手持ちカメラが多すぎて
逆にこない
確かにお姉ちゃんは美人すぎず
ブスでもなく丁度良い
すごく同意。

さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.7

いろいろ、いろいろ
惜しい作品でしたね
「暗く黒く」が生まれた
それだけで尊い。

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.7

「砂の器」ですな
うーん、キャスティングのせいなんでしょう、すごくおもしろい二時間ドラマを観ている感じになってしまいました
すごくおもしろい、ですけどね

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.9

途中まで予測の範疇内で満足度
もまずまずでした
終わりが近づくにつれ、たたみかけ方が
ちょっと超えてきて
おもしろかったなー
はだしは浅草氏の実写版みたいで。
河合優実ちゃんはあの役もあの役もやってい
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.7

ツッコミ処はいっぱいですが
新しい世界観は確実に。

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.2

こういうのって完全に監督のセンスが自分にはまるかどうかな気がします
前作もそうだったのですが
始まった瞬間から終わる瞬間まで
まったく一度もはまりませんでした

カリートの道(1993年製作の映画)

4.0

ベニー-ブランコ!
デパルマの偏愛が良い昇華をしている作品だと思います
後半の電車内から駅へと続くスペクタクルはいつもの様にいろんな要素をちらつかせ、様々な可能性を想像させることによって興奮を大きくし
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サスペリア(2018年製作の映画)

3.6

なんか嫌〜な感じが続き、グロい映像とショッキングなカットバックで
ま、こんな作品もいいかなと思いながら観ていましたが、
やっぱ、ちょっとわかりにくい
繰り広げられる映像とちょっと遅れてわかってくるその
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

それにしても長いな。
とても練り込んであるストーリーと
コミックへのリスペクト満載の映像は素晴らしい
闇、雨、人の顔
長すぎて集中切れて、後半は何の為の闘いなのかよく分からなくなってしまいました
長尺
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余命10年(2022年製作の映画)

3.7

こんなん見せられたら
そりゃ泣いてしまうやろ💦
小松菜奈は日本の宝やな
藤井道人監督で観に行きましたが
想像以上にシンプルでストレート
CMみたいな映像の編集は好きじゃないけど泣かされたのは間違いない
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