birdyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

birdy

birdy

映画(386)
ドラマ(0)
アニメ(1)

グッド・ストライプス(2015年製作の映画)

3.8

本編のあと、特典映像で予告編観てたんですけど、あまり面白そうじゃないんですよ
この予告編観てたら本編観なかったかもですね。
なんでだろう?と考えていたんですけど
この作品のとっても大切なエッセンスはそ
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6

独特のリズムでグイグイ進むのですごいスピードで一気に観れます
体感1時間ちょいくらいでした
今を象徴するテーマですが
やっていくことと結末が
自爆テロのそこにいたる日々を観ているようで
やるせなかった
>>続きを読む

天才マックスの世界(1998年製作の映画)

3.7

ウェス-アンダーソンはここですでに出来上がっていますね
あとはお気に入りのチャンネルのなかの特にツボなプログラムか否か
みたいな感じで
裏切られることは一切ないくらいに思います
この作品に限らずウェス
>>続きを読む

MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.1

な、なんだこれは。
す、すごいものを観てしまった
「映像研」から入ったビギナーですが
この才能は想像のはるか上をいってました
「スパイダーバース」の異質なものをコラージュする感じ
庵野さんの私小説のよ
>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.5

お化け屋敷ですね
笑っていいのか?ってシーンもいくつかあって全体的にゆるい感じ
江口のりこの最後の顔はよかったな
奈緒ちゃんにホラーは合いますね

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

豪華キャストのせいもあり、勝手に大作みたいに想像していましたが
ウェスアンダーソンはいつも通り自分の頭の中の箱庭をヴィヴィッドに面白おかしくカタチにしているわけでシネコンの大きいスクリーンというよりは
>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.9

余裕でチケットが予約できたのでゆっくり行ったところが予想外の満席で中央の席までいくのが申し訳ない感じのお正月、2022年初映画館でした
きっかけが来るのとそのあとの展開が早いんですが
観ている中身は5
>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

あまり期待しないでなんとなく見たんですけど
大収穫でした。
最初に二人が会うシーンと後半、狭い部屋で過ごす時間がこの作品を象徴しているというか、静かに手探りで相手のことを知ろうとする住む世界が違う二人
>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.6

刺さらなかった
樹咲ちゃんは記録としてもとっても大切な映像ですね
今後が楽しみ。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.9

デビッドバーンが少年みたいな格好で自転車で!!!
やっぱり「burning down the house」は特別ですね
からのジャネールモネイからのone fine dayからのroad to now
>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.6

恋するベクトルがみんな一方通行で
夏の大人のお伽噺
子供には分かんないさ、きっと。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

アニャ=テイラー-ジョイはまさに昇り詰めていく過程にのみ発するオーラ全開で、当初、役柄がエロイーズだったと聞き、まぁそちらもありだが
こっちで良かったぜと。
エドガーライトの打率はすごすぎると思います
>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.6

B級と思えばいいところがいっぱいだと。
特にアクションは素晴らしくそのうち凄い作品を作りそうな予感もします
音楽の選定とギャグの笑えなさが正直きつかったです

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.7

西川美和監督作はいつもモヤモヤして終わる。
カタルシスとか爽快感はほぼ無い
いろんなものを内包した深い小説を読み終えた後、ページを閉じる時に感じるあの感じに近い
社会問題に重点を置くことなくあくまで抗
>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

昔の女優喋りはすごくおもしろかった
これに挑戦して違和感なく
むしろこの作品に奥行きみたいなものを生み出せる蒼井優はさすがのポテンシャルですね
ゆりあんがやってたのも初めて知りました
最後の20分くら
>>続きを読む

M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

3.6

長身の俳優さんに弱いのですが
この主役は誰ぞやと調べてみると
なんとキーファーのお父さんじゃないですかー
オシャレでカッコいいです
今となっては時代感を強く感じる作品ではありますが
例えば「ゴドーを待
>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.6

オープニングの駐車場のシーンは素晴らしいです
リアルな事件ってこういうかんじで起こるのかもなって思いました
マカヴォイの際限なく続くワンマンショーですが
わざわざ女の子の服を脱がして走らせたり
まーい
>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.7

音楽の使い方が素晴らしい
出てくる女の子もことごとく可愛い
学生時代の線路沿いを走るシーンや教室で裸になるシーンにもパンチがあって、名作の予感がビシビシしていましたが、結果的に何かがほんのちょっと足り
>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.8

いつからかナイトシャラマンはNGでまるで観なくなってしまい、後輩にも「終わってる」と言ってました
ご、ごめんなさい
これ、とても面白かったです
こんなことから恐怖って生み出せるんですね
隣のひとの底知
>>続きを読む

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.6

正しいと間違い
善と悪
それは表裏一体のもので
それを見る角度によっていろんな風に見えるもの
それにとらわれすぎるど
裏側がまるで見えなくなってしまうもの
そんな答えのないものにもがきながら
振り上げ
>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.9

「空白」と続けて同じ日に見てしまい
予想以上にモヤモヤとなってしまった日曜日。
あちらがぶちまけて抗い、もがく人間を描いていたのとはある意味、正反対の、こちらは「藪の中」。
人の心の摩訶不思議を巡るお
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

ドゥニ-ビルヌーブ監督は「灼熱の魂」から「複製された男」くらいまではストーリーで引き込む作品が素晴らしかったのですがSFを撮り出してから明らかに映像重視、体験型にシフトチェンジしてきていて今回はその極>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.7

すべてはひとという生き物が
ポッカリ空いてしまった空白を埋めるためのもがきとぶつかりの時間なのかもしれない
「正しい」と「正しくない」を超えた
人間という生き物の世界の話。

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.5

これを深掘りしても何もないと思う
胸糞です
フリッツ-ホンカのヨナス-ダスラーは25歳とは驚き。
彼の演技が象徴的なのですが
全般を通してリアリティがあるので
引き込まれる
そこに意味とか人間とは?と
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

濱口監督作品は不規則に転がるボールの様で
静かなんだけど劇的に展開していきます
広島に行くまでの夫婦のシークエンスはすばらしかったです
「あなたのことが、本当に好きなの」と言う音さんの背信と不在を受け
>>続きを読む

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.6

ディカプリオには往年のハリウッドスターのテイストが残っているので
少し昔の時代設定だったり、今作の様に
昔の作品へのオマージュがあったりするものには
いいはまり方しますね
スコセッシらしくない毛色の作
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.6

低予算の極みみたいな作品ですが
なかなかの緊迫感
途中、主人公が明らかにやらかしてしまったとわかるシーンが2回くらいあって
うわーっって
まるで自分がやらかしたみたいな気分になりました

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.7

ひと世代下の友人が
あまり刺さらなかったと言ってたのですが
ノスタルジーの問題か
私には面白かったです
良くも悪くもいい時代でしたね
90年代
まぁノスタルジーなんでしょうけれど。
MTVが席巻してい
>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.7

ちょっと古い感性なんだけど
予想裏切る飛び抜けたモノもないんだけど
なんだろう? 面白かったです
マ-ドンソクが観ていて飽きない怪獣だし 
その他のキャラも良かった
和牛、川西。
ナイスです

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

怪獣映画になるなんて
相当、予想超えてきました
いわゆるスーサイド〜のイメージより
最終的に二段階くらいフェーズが上がっていくのでそのエネルギーに脱帽で笑えます
ナナウエやイタチ、ラスボスといった所謂
>>続きを読む

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.8

とぼけていても
どんなひとにも繊細な痛い傷があって
それを抱えて生きているわけで

それは高校生でも真ん中でもはしの方でも
みんなそれぞれにあって

それに向き合えたアルプススタンドのはしの方での時間
>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.6

10年前はきっとそうじゃなかった
10年後はまるで違ってるであろう
今の韓国がここにあるのかも知れません
82年生まれのリアル。

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.6

いいとこもたくさんあるけど
観てる間、ずっーと連続して感じるのは
安易だなぁーって感覚でした
勝ったのはガル-ガドットひとり
そんな映画。