ビリヤニ超特急さんの映画レビュー・感想・評価

ビリヤニ超特急

ビリヤニ超特急

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

原作未読なのですが楽しく見れた!中学生がヤクザに歌の指南をするというコメディなノリと若者の悩みが描かれている。先生が愛よ〜って言ったり副部長が真面目な子をなだめるのとか関西っぽい雰囲気も良かった。盛り>>続きを読む

あまろっく(2024年製作の映画)

4.5

父が再婚し、その相手が20歳の美女…家族をテーマにしたドタバタコメディかと思いきや、展開が激しすぎる!観客席から笑い声はもちろん「えっ!?」と思わず声が漏れるシーンも。笑いあり涙あり感動あり、マサラ映>>続きを読む

名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

3.2

やっぱ劇場版コナンは良い!アクション!爆破!デストロイ!なんだけど、今回は格闘シーンも多い!園子ちゃんかわいい。
シンガポールでも上映されたそうで大丈夫か?って思ったのだけど、大盛り上がりだったらしい
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僕の名はパリエルム・ペルマール(2018年製作の映画)

4.8

辛いシーンもあるけど、映画として非常に面白く出来ていて最後は見て良かったと思える。ラップ調の歌をはじめ音楽がすばらしい。映像も斬新でカメラアングルなどが凝っている。ストーリーもサイコパスジジイを絡めた>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

でかいスクリーン(といい音)で見たほうがいい!できればIMAXで。ひ弱な感じだった貴族の坊ちゃんが復讐を遂げるために成長し、民衆を率いる指導者に。不穏な影がちらつく中、予言や救世主、血統など壮大な世界>>続きを読む

ウスタード・ホテル(2012年製作の映画)

3.9

事業で成功した父が息子に跡を継がせようとするが、料理人になりたい息子は祖父の食堂の元へ…。派手さはないが海辺の美しさや美味しそうな料理が印象的で、親子の絆と共に人はなぜ料理をするのかというテーマも含ま>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

2.7

ポケモン知らないけど名探偵ピカチュウは面白かったし、マリオは言うまでもなく楽しめたのだけど、これは微妙だった。ピカチュウはそこにいる感じがしたけど、ソニックはCGであとから継ぎ足した感じで感情移入でき>>続きを読む

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

3.8

ベルばらではマリー・アントワネットをいびる娼婦あがりの女として描かれていたデュ・バリー夫人だが、実際は知的で機転のきく女性だったようだ(でないと王の心を掴めないよな)貧しい娘から高級娼婦へのしあがって>>続きを読む

ガンジスに還る(2016年製作の映画)

3.9

日本では死というものは恐ろしくて嫌なもので、日常から切り離されて遠ざけられている。しかしインドでは人生の過程の一部として受け止められている。老齢の父と共に多忙な息子が訪れたのはガンジス川のほとりの宿泊>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

ジャズの事も原作も知らなかったが楽しめた。主人公の熱い情熱や「好き」に向かっていく姿勢が見ていて気持ちいい。ジャズの魅力は色々あるが、例えば動画を見ればいいのになぜ舞台を観に行くか?ライブ感や「空気を>>続きを読む

パンダコパンダ(1972年製作の映画)

3.8

幼い頃、親がいない時に勝手にテレビをつけて偶然やっていたのがパンダコパンダだった。おぼろげな記憶の中、水没した街並みと機関車が暴走するシーンは鮮明に覚えていた。自分の決めた番組以外は見せない母に知られ>>続きを読む

ラガーン(2001年製作の映画)

3.9

イギリス植民地時代、法外な年貢をクリケットで勝てば免除してやるという勝負に挑む農民たち!メンバーを集めるまでの苦難、主人公をめぐる三角関係、うまく盛り込まれた長編大作。若々しいアーミルカーンの演技も見>>続きを読む

ジューン&コピ(2021年製作の映画)

3.0

最近は何でもCGで済ましてしまうけど、犬に負担のない範囲(おいでや待て)で実写でやってるのが良い。倒れたシーンでめちゃ元気そうなのは安心できる。でもあのラストはどうよー!?そして白いほうの犬ばっかり可>>続きを読む

劇場版 名探偵ホームズ デジタルリマスター版(1984年製作の映画)

3.5

名前は知っていたが放送を見た事なかった。古き良きセル画時代の作品。車が爆走したり食べ物を頬張るシーンは3DCGでは絶対表現できない。リアルタイムで見ていた人には胸熱な上映と思う。
19歳の未亡人って無
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ライトニング・ムラリ(2021年製作の映画)

3.7

落雷の衝撃で超人パワーを手に入れた主人公(怪力。空は飛べない)同時に落雷した悪役(超能力)のバトル作品。ハヌマーンのようなインド風マーベルかと思いきや、なんとも切なかった。悪役を倒してスカッとする子供>>続きを読む

レインボー(2015年製作の映画)

4.3

良い作品とは聞いていたが、期待以上!目の見えない弟としっかり者の姉。大スター(シャー様)なら弟の目を治してもらえると旅に出るが…。ほのぼの系とみせかけて波乱万丈で、旅の途中で出会う人々がなんともインド>>続きを読む

ペーッタ(2019年製作の映画)

4.0

ストーリーは面白い。けどラストが。インド人はこれを見てすっきりした気持ちになるの?あのハッタリを機転のきく主人公の賢さとして受け取るの?なまじ寮のいじめっ子が心を入れ替えただけにショックだった。
ダル
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.6

世の中で貧乏くじを引き続ける人がいる。西原理恵子の「ぼくんち」に出てくる人々がそうだが、肉子ちゃんもそういう人々である。しかし彼女に悲壮さはなく明るい。人をうらんだりする事もない。娘のキクコはしっかり>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

これ映画館で見ないと意味ないやつだー!小さな画面だと面白さ半減。SFはあまり見ないのですがスターウォーズがファミリー的に楽しめるのに対してこちらはマニア向けな感じ。しかしストーリーは分かりやすく、独特>>続きを読む

ハヌ・マン(2023年製作の映画)

3.8

テルグ語英語字幕で鑑賞。最初は不安だったが分かりやすいストーリーで楽しめた。バットマンっぽいやつが主人公なのかと思いきや悪役。自然豊かな村で育った主人公が重税を強いる村長を猿神ハヌマーンの力を得て倒す>>続きを読む

アルパカと生きる喜び(2021年製作の映画)

3.7

ネットどころか水道も電気もないような高山で暮らす人々。プープーと鳴くアルパカかわいい。しかしアルパカはペットではなく家畜。毛を取る以外にも肉にもなる。屠殺のシーンはショッキングだが、アルパカと共に生き>>続きを読む

ストリートダンサー(2020年製作の映画)

4.5

インド映画って踊るんでしょ?って小馬鹿にした感じで聞かれてイラっとなる事があるが、これは「踊りますが何か?」というくらい派手なダンスシーンが炸裂(ダンス通り越してアクロバット)映像の派手さだけでなくイ>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.0

独身者は施設に収容され期限以内にパートナーを見つけないと正体のバレたパーマンのごとく動物に変えられ、森に放たれる近未来の世界。しかし見るなというなと見たくなる、開けるなと言われると開けたくなるのが人間>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

アン女王は別名ブランデーおばさんと呼ばれたほど肥満と飲酒で有名だった女王だが、彼女の寵愛を巡って2人の女性が争う。幼い頃からの友人であるサラ公爵夫人、その使用人となった没落貴族のアビゲイル。アン女王を>>続きを読む

火の道(2012年製作の映画)

3.3

冒頭の暴力的な感じでがっちりハートを掴まれ、血にまみれた極道展開を期待していたのに組織内で成り上がる描写は省かれ、恋人とのやりとりが続いて拍子抜け。リティクsirのキラキラオーラが眩しくて復讐の泥臭い>>続きを読む

ザ・フェイス/誰だ!(2014年製作の映画)

3.9

復讐劇に始まり、めまぐるしく展開するストーリー。後半の盛り上がりがすごかった。ハリウッド映画は自分もヒーローになったかのような気分になるけど、インド映画は王(主演俳優)を讃える民の気持ちで盛り上がるの>>続きを読む

ショータイム!(2022年製作の映画)

4.0

経営難の農家が納屋を改装してキャバレーに!(なんと実話)頼りない主人公と癖のあるメンバーが困難に立ち向かい絆を育むのは王道のスカッと感がある。ダンサー役の女優さんがスタイル良くてかっこいい!筋肉のつき>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

なんかもうメチャクチャ衝撃的な作品だったとしか言いようがない。奇をてらっただけの作品でなく、魂を鷲掴みにしてくるストーリー、衣装や美術も細部まで作り込まれ異彩を放っている。赤ちゃんの状態から成長してい>>続きを読む

ジェヴォーダンの獣(2001年製作の映画)

3.5

オカルトマニアの中でも人気の事件、ジェヴォーダンの獣が映画に。反政府思想や法王やら色んなものを盛り込みすぎたせいで長く感じた。お転婆な伯爵令嬢や美貌の女刺客とか必要だったのか?謎の獣に怯えるホラー系か>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.7

展開が早くて見やすい。やってる事は連続殺人なのにヴィーガンが全然可哀想に思えない(ヴィーガンもやってる事はテロリストと同じだしな)ブラックな笑いにセンスがあって「神戸ヴィーガン」には爆笑した。踏ん切り>>続きを読む

ヴィクラムとヴェーダ ヒンディー語版(2022年製作の映画)

4.5

ヒンディー版とのことで垢抜けたハリウッド的な仕上がりかと思いきや、屋根を伝って逃走するシーンやその辺の屋台などタミル版と変わらぬ感じで良かった。リティク・ローシャンの華麗なアクションやダンスでストーリ>>続きを読む

ただ空高く舞え(2020年製作の映画)

4.7

当時高価な航空券を取れなかったために父の最期に立ち会えなかった主人公が格安航空会社の設立を試みる。資金難や既存の航空会社からの嫌がらせ(差別主義者の社長が超嫌な奴)これでもかというくらい立ちはだかる苦>>続きを読む

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.0

これまでのストーリーが冒頭5分でヒゲのマッチョが大乱闘したり子育てしたりして説明されるので前作見てなくても大丈夫!独特の美しい世界、迫力のシーン、これはデカい画面で見たほうがいいやつ!
脳筋な兄と冷静
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ジッラ 修羅のシマ(2014年製作の映画)

4.2

マフィアvs警察の話かと思いきや、人は所属している組織や肩書きでなく自分の良心に則って動け!&親子愛な話だった。どちらが正義とかでなく、立場が違えば善悪も変わる。でも人としての情は失ってはいけない。珍>>続きを読む

後継者(2023年製作の映画)

4.2

タラパティ主演作だがハードさは控えめで家族の絆に焦点を当てたストーリー。ゴロツキはもれなく吹っ飛ばすけど、最後は会話で諭す。真の悪人がいないので、悪徳医師を半殺しで沈めたり、性犯罪者が●●ちょん切られ>>続きを読む

トレマーズ(1990年製作の映画)

3.2

低予算らしいがクリーチャー登場が早いし、カメラワークで上手に迫力を出している。銃大乱射シーンや重機大活躍は爽快だしピンチを切り抜けるシーンもテンポ良くて楽しい。本当にセットぶち壊したり、クリーチャーの>>続きを読む

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