かさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

か

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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

わたしはこんなにサイコーなのに、みんなそのこと知らないし、自分を嫌いになる瞬間もある。でもわたしが容姿も性格もクールでイケてて魅力的なこと知ってて、自己嫌悪に陥った時はわたしはサイコーなんだって思い出>>続きを読む

ビタースウィート(2002年製作の映画)

5.0

バカでもクズでも憎くても嫌いになれないし友達だし大切なんだよ。いないほうが平和なの分かってても、友達だから側にいてほしいんだよ
「許されなくても愛してる」て言えるぐらい大切な友達が1人いれば、それだけ
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セッション(2014年製作の映画)

2.7

息をのんだ。目を離す隙もないぐらい引き込まれた。行き過ぎた芸術家かと思ったらただのモラハラパワハラだった

天気の子(2019年製作の映画)

4.0

まさにfuck the world 社会を呪って大人を呪って、稚拙な恨み節がわたしの未熟な精神性とリンクして痛かった。良くも悪くも、新海誠監督はほんとにマインドがティーンエイジャーだな

RADWIM
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.3

息をするようにナチュラルに奪い、人を殺す。2人で宝石強盗してるシーンがあまりにも美しくて、やってることはただの犯罪なのにずっとこのシーンを見ていたいと思ってしまった
最近、年齢のせいか人が死ぬ映画を最
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.2

逢魔が時に地球屋が光ってバロンが動き出すところよりときめくシーンを知らない

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

5.0

ブルーベリーパイがいつも売れ残る話で、「お前はかわいいけど、それだけで選ばれるほどかわいくはない」て言われたの思い出した。悪くはないけどえらばれない、特出した魅力がない、いつも2番以下のわたしと重なっ>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.5

強く愛した結果なんだろうけど歪んでる。石神は死より愛を選んでよかったと思ってるんだよね、きっと。罪を被ってまで守りたいと思える人がいるのは喜ぶべきことなのはわたしには分からないけど、本人がそれが愛だっ>>続きを読む

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

2.9

美しさは全てではないにしても、多くの女性にとってそれは人生を左右するほど大事なことで、見ててしんどくなった

たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

3.8

ドラマチックなことは起こらないけど、それでも好きな人に囲まれて過ごす高校時代は特別な日々だよね
みどりちゃん切ないね、優しいね。好きな2人の恋愛上手くいってほしいよね、でも結ばれたかったよね。みどりち
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

泣きそうな顔で笑ってるのが印象的だった。カリスマとして崇められるようになっても、本当に欲しかった愛と温もりは手に入らないし、結局アイコンとして消費されるだけ。心の支えも全て失って絶望しか残らないラスト>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.2

ケイトブランシェット爆イケ、、
オシャレでテンポ良くて盗みの手口もスマートで爽快。シーン変わるたびに衣装が変わってファッションショーみたいで最高だった。全員女性だけどだからどうってわけでもないのがいい

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.8

ダニエルとハンターがどうなろうと別にどうでもいいけどマッケイラとエイミーは幸せになって、と願いながら見た。中途半端に全く別の世界に足を踏み入れると抜け出せなくなるし、裏社会でやってけるのは罪悪感も何も>>続きを読む

アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)

3.5

愛とか捨て置いて帝国主義を推し進めるアギーレの姿はイカれてるとしか言い様がないけど、分遣隊の他の隊員もだいぶイカれてる
「物語の中で帝国主義者は滅びたけど、実際どうかな^_^」てヘルツォークに詰問され
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フィツカラルド(1982年製作の映画)

1.0

壮大なだけ。先住民の方が一枚上手だって描き方してるけど心の中ではオペラも知らない田舎者って馬鹿にしてるの見え見えで冷める

グーニーズ(1985年製作の映画)

3.3

わたしはこんな冒険実際にはしたくないけど、誰もが絶対一度は憧れたよねきっと
子どもの頃ならきっともっとワクワクして観れたんだろうな

NANA(2005年製作の映画)

4.5

ナナもハチもほんとに漫画から出てきたみたいだった。ほんとはレンに縋ってるけど強がってみせるナナが好きだし、能天気に「強いナナ」に憧れてるハチはまさにわたしだった
幸子の「わざとだよ」とシンちゃんとレイ
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.0

ケイラみたいな自分もいるし、ケイラにイライラする自分もいる
危うくてダサくて狭い世界で一生懸命自分の居場所探してる姿が、中学高校の自分と重なって苦しい

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

子どもの頃に金曜ロードショーか何かで1回見たきりなのに、不気味すぎてほとんど覚えてた
「鼻つまみ者のベルーカがダストシュートで出会うのは思わず鼻をつまむ臭い連中ばかり」って訳、本当に天才だと思った
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ソラニン(2010年製作の映画)

5.0

大切な人に愛してるって言えない人生。言わなきゃって思ったときには届かなくて、ちゃんと言えばよかったって後悔を、わたしはたった21年のうちに何回しただろう。その度に泣いて後悔して「ほんとは心から愛してる>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

タージオと音楽とベニスの町の色が美しい
小説読んでないと意味が分からないだろうなってシーンわりとあるし、小説読んでても難しい。あとなんで映画は音楽家の設定なんだろう。「音楽は曖昧な芸術だ」てセリフのた
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

ママの目覚ましの音がBohemian Rhapsodyだったこと思い出した。わたしはフレディがHIVで亡くなることしか知らなくて、人間性とかセクシャリティは知らなかった。知ったうえで聴くと、子どもの頃>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.3

小学生、中学生の頃はこれから何にでもなれるっていう無双感と、まだ何もできない子どもなんだっていう絶望が常にあって、相反する感情を整理できなくてはやく大人になりたいと思ってた。でもあの頃の経験や友人は、>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

いちばん最初に切り捨てられたエンジン室の労働者、事情も知らされず取り残された三等客室の乗客、沈みゆく船の中で手を繋いで抱き合う老夫婦、最期まで演奏を続けた音楽隊。もしわたしがタイタニックに乗船していた>>続きを読む

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

1.0

全然共感できない感動できないし、性犯罪を軽視してて気持ち悪い。男が作った物語ってかんじ。でもジメジメした胸糞悪さとか憂鬱さは好きです

二重生活(2016年製作の映画)

3.7

満たされてる人なんてどこにもいない、永遠の愛なんてないって本当なのかな。わたしの人生はたった一人を心から愛して愛されたいだけなのに、それが叶わないならなんで生きてるんだろう 

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.2

色もドランも、ずっと画が美しい。孤独への恐怖と愛への執着で胸が痛くてヒリヒリする

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.7

ずっと画がきれいで絵画みたい
せめて愛じゃないと、コルネリスが救われない

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.2

大伴はずっと誰のことも好きじゃないし自分のことも別にそんな好きじゃないんだろうな。けど大伴みたいな絶対好きになったらダメな人って余裕あって魅力的に見えちゃうよね、わかるよ。振り向いてくれない人を8年ず>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

5.0

上映中何度泣いたか分からない。炭治郎が夢の世界で死んだ家族に恨み節を言われたとき「俺の家族がそんなことを言うはずない」と言うシーン、家族への愛と信頼の賜物で泣いてしまった。これが言える炭治郎は本当に強>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

1.4

わたしはネガティブな時のレネーみたいに何をするにも自信がなくて、容姿で男性からも女性からも蔑ろにされてきた人生なのでもう見てられなかった。これ見てポジティブに生きるのって大切だね🥲って言ってる人は元々>>続きを読む

カケラ(2009年製作の映画)

3.2

埋まらない心のかけらを誰かに埋めてもらおうとするから余計埋まらない。自分に必要なかけらと、誰かが持ってきたかけらは完全にぴったりと一致することはない。自分のかけらに合うように、自分で形づくることでしか>>続きを読む