ヘイミッチさんの映画レビュー・感想・評価

ヘイミッチ

ヘイミッチ

オヤシラズ(2010年製作の映画)

4.8

想像を絶する痛みを伴いながら知恵の歯を引き抜いたら、未熟な脳が残ってしまって、ついぞ親を知覚することができなくなってしまったのかもね、人類。

クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)

4.2

マイ・バック・ページのデコ車
レディオヘッドのパパの思い出

ボー・バーナムのみんなハッピー(2016年製作の映画)

4.5

面白い
ボーバーナムは凄い人だ
この人のことをどうかみんなに知ってほしい

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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そうこの温度感。だいぶ私の世界の平均気温に近くって、それよりかちょっと低いくらい。

他者と手を触れ合った時の相対的な体温差が少ない時みたいに、すんなりと肌に馴染むもんだから、この独特なカメラワークや
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シリアスマン(2009年製作の映画)

4.3

久しぶりに地元の友達と飲みに行ったら現実に押しつぶされそうになって、どうしようもなくコーエン兄弟の映画を浴びたくなった。

なんとなく本作を選んだけどめっちゃボー味があって驚き。アリアスターに影響を与
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アッシャー家の末裔(1928年製作の映画)

4.0

白のヴェールと煙と霧とが漂うモノクロの世界と、生きているかのような絵画。

白蛇2:青蛇劫起(2021年製作の映画)

3.9

戦闘シーンが多すぎて観るのにエネルギーが必要とされるけど、肝心なアクションは見応えたっぷりだから結果、少し元気になる。(ナタ転生よりは少ない)

中華な世界観とキャラデザが美しくとにかく目が楽しい。
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.7

普通に続編がみたくなった

ヒーローにこれからなる事がわかってる少女達のオリジンどころかそれ以前の話がみれるの楽しい。
キャシーにテンプレ女性像がほぼ無くてさっぱりしてるのがすごい。

アクションでも
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(1973年製作の映画)

4.0

めっちゃサイケでシュール
イエローサブマリン的なコラージュ表現で、より精神的。
これは身体の檻を抜け出した心の旅。

日本でこんなアニメが作られてたとは知らなかった...

花折り(1968年製作の映画)

4.0

川本喜八郎作品集から
屏風絵の様な平面図の背景の上を俊敏に動き回る人形のギャップが楽しいコマ撮りアニメ。
ユーモラスで楽しい作品。

詩人の生涯(1974年製作の映画)

4.2

川本喜八郎作品集から
安部公房原作

ドロドロとした切り絵アニメーション
冒頭から衝撃映像が見れる激良作

衣服を質に入れるほどの不景気な世が描かれてるけど、最近ここに近づいてる気がして身につまされた
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スノーデン(2016年製作の映画)

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この頃からパソコンのカメラにテープ貼るのが一般化したのかな。当時の記憶が無くて惜しい。

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.8

シャマランのknockから続けて。
実際の終末はこんな感じなんだろうなと思えるイベントの数々が意外と視覚的に斬新で面白い。

なんか制作にオバマ夫妻が関わってるらしいけど、それを知るとラストどう受け取
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ビンゴ(1998年製作の映画)

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君がそう言うのなら僕がビンゴザクラウンに違いない

RYAN [ライアン](2004年製作の映画)

4.5

奇妙で少しグロテスクな3DCGアニメで贈るライアンラーキンのドキュメンタリー。

不気味な画面とライアンの独特な生き様がうまいこと溶け合っていて面白いし、インタビュアーである監督の現実主義的な語り口が
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ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

4.0

とても良いタイミングでの鑑賞になった気がする。

名作とは知っていても浜辺とピアノと黒いドレスしか情報がなくて、どんな映画なのか掴めず手を伸ばせないでいたから、こんな女性観が描かれてるとは思わなかった
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この先私が花束の 花束の事を喋ろうとしたら その時はどうか私を殺せ

瞳をとじて(2023年製作の映画)

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ときどき瞬きを織りまぜながら目線を交わして、まっすぐ見つめ返してくれるその瞳から何を思ってるのか読み取ろうとして、そうしてるうちに、すっと目線が外されてしまうまでのあと数秒。その時。

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

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エクスペ4、公開1ヶ月にしてどこもかしこも上映終了してて都合的に都外までみにいくことに。

あんなに豪華だったレジェンダリーが今やイサムとスタローンとドルフ・ラングレンを残すところとなり、またひとつア
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

身体が女性か男性かに関わらず、同じ動物で性欲を知るのならば、等しくその行為を認められるべきなのは前提として、じゃあ何故わざわざ性と距離を置く人や、嫌悪する人が一定数いるのかを考えて、それこそが人間を動>>続きを読む

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.3

自身にとってタイカワイティティ監督作ほど、居心地が良い映画は他にない。
これまでハリウッド映画に出てこなかったタイプのマイナーな人々にしっかり目を向けてくれるから、自身の存在を尊重されているように感じ
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エクスペンダブルズ3 ワールドミッション(2014年製作の映画)

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若手募集した中にアントニオ・バンデラスが自分もまだまだアマちゃんです!みたいな感じで紛れ込んでてめっちゃ面白かった。エクスペ軍団を前に、バンデラスはまだまだ若手。

新作の予習でみたけど10年前の映画
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サムライ(1967年製作の映画)

4.5

フィンチャーのザ・キラーから。

孤高の仕事人の行き過ぎたプロ意識の滑稽さを描いたザ・キラーと、その元となったSAMURAI。

フランス人の思い描く理想のサムライ像は今となっては 手放しに憧れるのに
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