ブラックカフェさんの映画レビュー・感想・評価

ブラックカフェ

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ヒーロー 靴をなくした天使(1992年製作の映画)

3.7

余計な名声と嘘で塗り固められた世の中を皮肉り、真実は愛する者だけが知っていてくれれば幸せという真理を教えてくれた映画。

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.7

原作改変問題をきっかけに再鑑賞。

昔の初見ではドタバタコメディにしか見えなかったが、今回の原作改変問題の後にあらためて見ると、各役者のセリフにズッシーンと重みを感じた。

極端なシーンもあるが、
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

原作&前情報見ず。
時代的に戦争の悲惨さは覚悟。

前半はひたすら子供の世界が描かれ大人の自分には諄いぐらい。

後半この純粋な時を自分は忘れていたことを思い知らされる。

要所でよく練られた表現があ
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

2.5

リアルタイムで観てた2のファンに謝ってほしいくらいの酷い脚本。

こんなのが2の正式な続編?
まだ3、4のほうがマシ。

見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

正直、いま見て良かったと思ってる。

自分は見ながら以下の単語が頭に浮かんだ。他にもたくさんあるとは思う。

戦時下
被災地
政治
貧困
YouTuber
など

いまの世の中をうまく表現していると思
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

一言で言うなら、陳腐。
ルーヴルの必要性はないお話。
だから安っぽくみえてしまう。

地下倉庫で暗くて見にくいのに贋作を描く。無理というもの。

黒い女性の絵はもっと時代に合った横顔の美人画とかしっく
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息子(1991年製作の映画)

3.6

上京してその日暮らしの主人公とそれを心配する独り暮らしの田舎の父。主人公を永瀬正敏さんが、父親を亡き三國連太郎さんが演じる。バイト先で和久井映見さん演じる娘との出会いの話に発展する。更に亡きいかりや長>>続きを読む

コクーン(1985年製作の映画)

3.4

フロリダの海底から見つかった不思議な緑の繭。それは人を癒す力を持つ異星人の繭だった。近くの老人ホームの老人達が元気になったり、青年が恋したり、軍事利用から逃がしたり、当時としては異色。ジャンルは違うが>>続きを読む

しあわせのかおり(2008年製作の映画)

3.5

食品会社の営業の主人公が、営業で訪れた個人中華料理店を好きになり、店主が倒れたため店を残そうと会社を辞め弟子入りする物語。冒頭から美味しい中華料理の数々。藤竜也のお父さんのような存在と中谷美紀の真っ直>>続きを読む

櫻の園(1990年製作の映画)

3.5

桜の季節が近づいてくると思い出す1本。90年作の作品。女子校の演劇部の部員の友情と恋物語。この頃の高校生は大人びてるなあ。この映画で中島ひろ子さんという女優を知った。つみきみほさんが中性的な美しさで、>>続きを読む

スターリングラード(2000年製作の映画)

3.5

第二次大戦時の実在のソビエト狙撃兵を主人公にしたフィクション作品。狙撃兵をジュード・ロウ、対決するナチス少佐をエド・ハリスが演じる。その他ジョセフ・ファインズとレイチェル・ワイズも出演。 #カッコイイ>>続きを読む

時をかける少女(1983年製作の映画)

3.8

ある日タイムスリップ能力を持った少女の恋物語。同名のアニメ映画と一緒にできない普通の言葉で説明が難しい詩的で少女漫画でとてもノスタルジックな作品。何度この映画を観たかなあ。白黒からカラーに変わる冒頭、>>続きを読む

ロッタちゃんと赤いじてんしゃ(1992年製作の映画)

3.5

スウェーデンに住む5歳の女の子が兄と姉に意地悪され不機嫌になり愛する子ブタのぬいぐるみのバムセと近所で冒険したり、騒動起こしたり絵本のような映画。インテリアや洋服のデザインがお洒落なのです。

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.6

正義感が強い新人刑事(イーサン・ホーク)の麻薬課の一日(トレーニング デイ)を描いた映画。これで相棒役のデンゼル・ワシントンが初の悪い人演技でアカデミー賞を獲った。この鬱なコンビを見ると『セブン』を思>>続きを読む

プロヴァンス物語 マルセルの夏(1990年製作の映画)

3.6

『プロヴァンス物語 マルセルの夏&マルセルのお城』
仏作家M・パニョルが少年時代に避暑地で過ごした話を基にした物語。事件や大恋愛が起こる作品ではなく、プロヴァンス地方の自然とそこで過ごした家族との思い
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ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.3

スティーヴン・キングの小説が原作。トラックに轢かれた幼い息子をペットの墓地に埋め、息子を生き返らせようとする父親の苦悩を描いたホラー作品。とにかくただただ父親の悲しさをひたすら綴っている。助言してくれ>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

‪春、この時期だから思い出した。言わずと知れたSFファンタジーの金字塔。巣立ち、師匠と仲間との出会い、新しい世界、師匠との別れ、葛藤、自立。全て詰め込まれている成長の物語。最近マーク・ハミルの殿堂入り>>続きを読む

その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

3.5

それぞれお金に困っている兄弟が、両親が経営する宝石店の強盗を企てた事から連続で起こる悲劇。救いようがない兄弟のお話と思いきや、途中からあーそういうことねと納得。イーサン・ホークとフィリップ・シーモア・>>続きを読む

28DAYS(デイズ)(2000年製作の映画)

3.2

アルコール依存症の主人公(サンドラ・ブロック)が28日間のリハビリで仲間と出会い自分を見つめ直す物語。姉妹の復活の話でもある。売れる前のヴィゴ・モーテンセンや『ビッグ』のエリザベス・パーキンスも出演。>>続きを読む

プラクティカル・マジック(1998年製作の映画)

3.4

魔女の家系に生まれた姉妹の物語。愛する男性は早死してしまうという代々の呪いで男性を愛せずに生きてきた2人が運命の人に出会ってしまう。姉はサンドラ・ブロック、妹をニコール・キッドマンが演じる。気軽に観れ>>続きを読む

雲のように風のように(1990年製作の映画)

3.4

酒見賢一の「後宮小説」が原作のTVアニメ映画。架空の中国風の国を舞台に田舎出身の少女が皇太子の宮女になるまでの物語。「男とは何か。女とは何か。」作中の女学校の先生が生徒へ投げかけた問題は、今の時代でも>>続きを読む

恋愛小説家(1997年製作の映画)

3.9

強迫神経症でベストセラー恋愛小説家がウエイトレスの女性に恋に落ちるお話。強迫神経症とはこういう症状なのかと序盤で理解できるかで全編楽しめるかが決まる。画商の女性や絵のモデルや家族など共演者全員が名演技>>続きを読む

フレンチ・キス(1995年製作の映画)

3.7

出張先のパリで「好きな人ができた」と告げいなくなった恋人を探しに苦手な飛行機に乗り、そこでひょんなことからフランス人詐欺師と旅することになる主人公のロマコメ珍道中。メグ・ライアンのキュートさとジャン・>>続きを読む

天国の口、終りの楽園。(2001年製作の映画)

3.4

性欲溢れる17歳の青年2人と旦那に浮気され現実逃避する女性のロードムービー。と思って観ていたら最後の結末に裏切られて、とても切なくなった作品。2人にとっては青春の旅、でも彼女にとっては…。ガエル・ガル>>続きを読む

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.8

ベルリン壁崩壊前の東ドイツの監視社会を描いたドラマ。反体制の劇作家と女優を盗聴していた主人公が彼らの自由な生き方に魅了されていく。抑圧された社会においても人の愛と心の自由を抑え込むことはできない。心を>>続きを読む

赤毛のアン/アンの青春 完全版(1988年製作の映画)

3.5

この時代を描いた作品はあったかい幸せな時間をくれる。牛や馬との暮らし、空想遊び、石板でお勉強、泥だらけの喧嘩、暖炉のあるクリスマスなど。マリラ、マシュー、ギルバート、ダイアナ、こんな家族と親友がほしい>>続きを読む

時の支配者(1982年製作の映画)

3.2

仏アニメ作家ルネ・ラルーのSFファンタジー作品。ある惑星で父を亡くした少年とそれを助けるものたちのお話。少々難解な部分もあり正直詳細は憶えていないが、この柔らかい線と色で創られた独特の世界観は脳裏に残>>続きを読む

北京的西瓜(ぺきんのすいか)(1989年製作の映画)

3.8

お金に困っている中国人留学生を助けた八百屋夫婦の実話を基にした映画。夫婦の平凡だった生活が彼らとの交流をきっかけに変わっていく様を大林宣彦監督が描いた。最近の中国と日本のニュースを見て昔の映画を思い出>>続きを読む

ロスト・イン・スペース(1998年製作の映画)

3.2

ゲイリー・オールドマンこういう映画出てたなあと懐かしく、この悪役も好きでこういう人生で生きたくなくて死にたくないよな〜と最後は悪役に同情してた晩だった。

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.4

学校でいじめられている少年と隣の家に引っ越してきた少女の哀しく美しい2人の世界の物語。少年が白く天使のように可愛い。ガラスのように弱かった彼が彼女に引き込まれ変わっていく。同時に彼女の周りで事件が起き>>続きを読む

セロ彈きのゴーシュ(1982年製作の映画)

3.7

宮沢賢治原作の高畑勲の映画。オケの演奏が上達しないゴーシュ。彼のもとに毎晩、動物達が訪れ演奏をリクエストするうちに彼の演奏に変化が起きる。動物と演奏するという変わった練習でスランプから脱出する姿は、好>>続きを読む

赤い風船(1956年製作の映画)

3.8

街灯に引っかかっていた赤い風船と少年が出会い友達になり一緒に街をお散歩するフランス短編映画。36分という短い時間の中で、出会い、体験、冒険、また出会いを描き切っているからアカデミー脚本賞受賞できたんだ>>続きを読む

スノーマン(1982年製作の映画)

3.8

言わずと知れたイギリスの有名な短編映画。子供の頃に雪だるまを作って動いたらなあという空想を『風が吹くとき』と同じ作家・スタッフが再現してくれました。空を飛ぶシーンは今でも歌声が忘れられない。

ざくろの色(1971年製作の映画)

3.4

ソ連の芸術家のセルゲイ・パラジャーノフによる映画と言うより芸術映像。ストーリーはよく分からず、色や衣装などの映像の記憶しかありませんが、出てくる少年と女性が綺麗で強く印象に残っています。夜更かしして寝>>続きを読む

AKIRA 4Kリマスター版(1988年製作の映画)

3.7

これは漫画『AKIRA』の入門用映画です。
鑑賞後に漫画を読むと、漫画の中で彼らが動きます。

2020年、東京五輪が開催されましたね。

漫画を読まずして『AKIRA』を語ることなかれ。

かねだぁ
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青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

3.6

芦原すなおの各文学賞受賞作原作の、ロックバンドに熱中する1965年の高校3年生4人組の青春映画。若い頃の浅野忠信を始め個性的名俳優4人が出演。時代は古くても同級生に恋したりバイトに明け暮れたり進路に悩>>続きを読む

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