Gさんの映画レビュー・感想・評価

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マン・ハント(1941年製作の映画)

3.6

事の発端から間に挟まる安っぽいメロドラマ、終盤の洞穴?でのシークエンスに至るまで全てがアホっぽい。けどこの安いプロットを律儀になぞっていくのがフリッツラングぽいというか。そんな中でも地下鉄の追跡劇は特>>続きを読む

13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

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ペイン&ゲインと双璧を成すマジのマイケルベイが見られる作品。見てる間は心臓がバクバクしてほんと疲れた。ブラックホークダウンを見てるときも思うけどこういう映画をどう評価すればいいのか分からない。今作はア>>続きを読む

ノスフェラトゥ(1978年製作の映画)

3.8

カタストロフに近づくほどに不思議な高揚感がある。黒沢清のcureや回路を想起させる破滅の伝播。大量のネズミ、棺に囲まれて踊る人々の姿が美しい。怖い話のはずなのになんかリズムがのっそりしてるところはニュ>>続きを読む

インフェルノ 蹂躙(1997年製作の映画)

3.3

姉妹丼だの生理がどうだの色々ひどい。猟奇殺人やストーカー性犯罪など90s悪趣味マナー。

不思議の国のアリス(1903年製作の映画)

3.7

美術が素敵。トランプの兵隊が子供で可愛い。着ぐるみを含む完全な実写なので全体的に異物感があっていい。小説を映画にアダプテーションする試みの最初期の作品なのかな。この頃の映画の制作費は自腹だったのだろう>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

4.3

ずっとジェームズワン派だったけどリーワネルもいいなあ。心霊映画的なショット、姿が現れてからの追跡・逃避アクション、ヒッチコック諸作品やそれに影響を受けたゴーンガールなどを連想させる闇夫婦の復讐劇などや>>続きを読む

ロイドのスピーディー(1928年製作の映画)

4.2

車or馬車の全力疾走スタントが凄すぎ。コマ送りで早くなってるとはいえガンガン走らせててやばい。(ニューヨークでロケ撮影してるらしい。ほんとに街中を走ってる)最後のしょうもなすぎるオチに至るまで、馬鹿馬>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.7

面白く見てしまったけど、悪い王様を殺して良い王様にすげ替えるぞー(西側の倫理で)というプロットがそもそもきしょい。スカッとしましたよね?といった感じの最後のダメ押しもドン引き。映画自体はめちゃくちゃ変>>続きを読む

無防備都市(1945年製作の映画)

3.7

第一部終盤、ゲシュタポがアパートを包囲するシーンはハラハラしながら見た。サスペンスの盛り上げが見事。神父の機転などコミカルな部分を入れつつ最後の悲劇的なシーンまで的確に持っていく。第二部は…ただ悲しく>>続きを読む

いぬ(1963年製作の映画)

4.2

いやーおもろい。素敵な映画。ジャンピエールベルモントは切り返しだけのショットでもテンション上がる。影の中、文字通り顔の見えない男たちが暗躍する様が素晴らしい。今年150本目でした。

任侠ヘルパー(2012年製作の映画)

2.8

西谷弘監督作なのでほんの少しは期待してたが…冒頭の悪そうな顔しながら接客する草彅クローズアップ、刺青クローズアップ、堺正章クローズアップ、何もかも「邦画」を感じて悪い意味で笑い泣き。やはり草彅剛にこう>>続きを読む

海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

4.4

2010年代大林作品を見ずに今作を迎えたのでほんまにびっくりした。ぶっとばされた。大林監督の極個人的な思想が凝縮されている。坂本龍馬がそこまで重要な英雄だと言えるだろうか。天皇も騙されていたんだという>>続きを読む

死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

3.7

終盤警部殺しのシーンは構図アクションタイミング何から何まで完璧。前半もセットが素晴らしくてそれだけであがる。しかしどう考えても長い。中盤以降ひたすら辻褄合わせの話なのでダレる。せめて90分くらいであれ>>続きを読む

ロイドの要心無用(1923年製作の映画)

3.7

彼女がオフィスに来てからダレるけど、前半と有名な終盤のアクションはすごい。時計のスタントが特別有名だけど、とにかくビルを登るくだりが長いのがうける。ほんとくどい!地味に友達が最初にビル登るところもやば>>続きを読む

バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.5

全体的に早川のブラックユーモア選集みたいな感じ。(ロアルドダールとか入ってるやつ)お金がかかってて各話それなりに面白く見れるけど、特にこれが良かったというもの無し。

イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.7

こんな親だとそりゃこういうことになってしまうわ。子供に自分のセックスのことを話す様がグロテスク。父親のように高飛車に振る舞ってみせる兄が切ない。弟の自慰トラブルなど歪みっぷりがすごい。エンディングで流>>続きを読む

時をかける少女(1983年製作の映画)

4.7

2回目鑑賞。デンデケデケデケ見るしついでにこれも見直すか、くらいの軽い気持ちで見たけどまた言いようの無い切なさでとんでもない気持ちになった。何回見ても色褪せないのは感動だけではない。この映画は危ない。>>続きを読む

青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

4.7

見終わった瞬間、「またあいつらに会いてえな…」と思う。大林宣彦の鬼editが炸裂、巨匠のフィルモグラフィーの中でも一風変わった大傑作。

ROMA/ローマ 完成までの道(2020年製作の映画)

3.7

roma制作の裏側を見れるだけで十分楽しい。その上で終盤に出てくるクレアの出産シーンは本当に凄い。綿密な打ち合わせに演出プラン、アイデア。そこに生身の役者が加わることでなんらかのマジックが発生する。監>>続きを読む

サスペリア・テルザ 最後の魔女(2007年製作の映画)

3.5

サスペリアシリーズも3作目でハムナプトラ化。ゴアも山盛りで思いっきり笑ってしまうけどこれでいいのか。なんか妙に量の多いおっぱいもあれだけど、ゴスファッションの魔女集団が空港でイエー!!つって他の客のキ>>続きを読む

インフェルノ(1980年製作の映画)

3.6

サスペリア以上にめちゃくちゃな脚本、キースエマーソンのクソダサ劇伴に翻弄されまくり。美術は全般的に素晴らしいがショックシーンで「俺の理想とする人死にが見たい!!」という意思が前面に出すぎている。猫を殺>>続きを読む

サスペリア(1977年製作の映画)

3.9

古き良きオカルトという感じがいい、ゆるいけど独特の美学は今もなお光ってる。(物理的な意味でも)終盤のネタバラシとかローズマリーの赤ちゃん的な感じもあり。やはり冒頭のショックシーンは今見てもへんてこりん>>続きを読む

血を吸う宇宙(2001年製作の映画)

3.3

前作に輪をかけてトホホな作品。2作ともカルトと言われてはいるけど最初からそういう方向狙ってると白ける。こっちの方が笑える感じを出してるけど余計に厳しい。
阿部寛・諏訪太朗が出てくるとそこだけ安心できる
>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.4

だいぶシリアスなので驚いた。プレイリストムービーって呼んでるのは日本だけ?あと選曲の絶妙な今っぽくなさはなに?あくまで監督の個人的な趣向なのかもしれないけど…futureなし、ヤンサグなし、マンブルな>>続きを読む

女優霊(1995年製作の映画)

3.6

リングのビデオと同様、発端となるフッテージが一番怖い。それを作れた時点ですごいんだけど、映画としては怖さを持続できていない。終盤幽霊が実際に出てきてしまうと怖さが失われる。この作品で幽霊をしっかり見せ>>続きを読む

裸足のクンフー・ファイター(1993年製作の映画)

3.9

荒唐無稽な技の連発に痺れる。こんな映画でも物悲しく終わるのがジョニートー印。尺の短さ、展開の配置がとにかく的確でいい。

発狂する唇(1999年製作の映画)

3.5

トホホ。阿部寛がこの頃から阿部寛演技なのがうける。とにかくずらしまくった脚本にはびっくりするけどそんなには笑えない。

“経営学入門”より ネオン太平記(1968年製作の映画)

4.4

カメオ出演が豪華。乳を揉む桂米朝、小松左京、ニューハーフ渥美清(がたい良すぎて爆笑)、野坂昭如、いきなり登場かしまし娘。しかし余興映画かと思いきや、めちゃくちゃおもろい。安すぎるスカーフェイスって感じ>>続きを読む

早春(1956年製作の映画)

4.5

前半の軽さが楽しい。しかし後半の静かな緊張感でメンタルが削られる。日々のルーティンを食い破るかのような不協和音が描かれる。人は日々のルーティンを乱すために突然道から外れてみるのかもしれない。結局うまく>>続きを読む

トリプルX(2002年製作の映画)

4.2

こういうのはほんまに抗えない。当時予告編を前のめりで見てたなあ。序盤の橋からの降下・空からの落下・雪山ダイブは今見ても大声出る。

はちどり(2018年製作の映画)

3.7

誠実で素敵な映画なんだけどそういう側面しかないとも言える。やっぱ尺が長いと感じてしまった。手術のくだりと例の事件を両方とも時間をかけて描くというのは欲張りすぎじゃないか、まあそれが誠実に撮るというこ>>続きを読む

ストレンジャー/謎のストレンジャー(1946年製作の映画)

4.5

クーっ素晴らしい。優雅なクレーンショットに陰影の演出、オーソンウェルズのドヤ顔…と見たいものがコンパクトに収まっている。ナチ残党ものでサスペンスということはヒッチコックの汚名と関連あるのかなと思ったけ>>続きを読む

シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)

3.4

終盤の一騎打ちが見もの。ゴア描写も相当強烈。しかしドラマ部分の冗長さが…序盤から中盤にかけてのアクションシーンも大変に手間がかかってるんだろうけど印象的なショットに欠けるため全然すごく見えない。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.6

これは子供の時に見てもわからんわ。ハイコンテクストすぎる。室町時代とかそのあたりの話だったんだな。(アシタカは蝦夷の一族。幕府が形骸化してるのでそこらで村を襲う野伏がいる。エボシはベンチャー社長。)千>>続きを読む

ワイルド・ブリット(1990年製作の映画)

3.3

イルマベップの劇中にワイルドブリットを絶賛する映画評論家が出てきてこの作品の存在を初めて知った。ジョンウーを擁護するということは当時のヨーロッパのシネフィルっぽい態度だなあということはよくわかる。いざ>>続きを読む

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