Uさんの映画レビュー・感想・評価

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キャロル(2015年製作の映画)

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ケイトブランシェット様はもう…エレガンスの権化です。

もののけ姫(1997年製作の映画)

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やっぱり宮崎駿のクリエイターとしての怪物具合、おのれの才能を思いのままにぶん回し、周りの人間を犠牲にしてまで創造したいという欲望、実現してしまう情熱、ヤバすぎる。圧倒的で暴力的なまでの才能に打ちのめさ>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

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駿になくて吾郎にあるものは人間の繊細な心の機微。
例えば友達の些細な態度の変化で「あれっどうしちゃったんだろう、何かしちゃったかな」って少し不安を感じるような、市井の人のありふれた繊細な心の動きとか翳
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

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唐田えりかさん大好き〜〜〜こういう簡単に理解/共感させてくれないキャラクターの女の子を体現できるのは唐田さん、やっぱりあなたしかいねえ…!

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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法廷が舞台のサスペンスだと思っていたら全然違った。予告編はミスリードかも。
上映後に隣の人たちが「釈然としない」と言い合っていたけどまさにそうで、いつだって私たちの前に現れてくれる真実は明瞭でない。だ
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健太郎さん(2019年製作の映画)

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聖なる鹿殺しを彷彿とさせる不気味なパスタシーンがあると聞き視聴。
邦画の描く家族って殆どが地獄だと思う。家族って他人よりも地獄です。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

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女性として生きていたら誰もが経験せずにはいられない理不尽な出来事、搾取、差別。「ただのありふれた女あるあるじゃん。なんでこれがベストセラーなの?」と思わずにはいられなかった。私たちにとってこんなありふ>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

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ホロコーストの映画をみると戦争や差別について考える前に、人間という存在そのものについて考えざるをえない。ユダヤ人を効率よく殺すためのガス室を作るのも人間だが、ガス室の中で気高く祈りを捧げるのもまた人間>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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驚くべき駿のママ映画!!
冒頭の、現実が非現実に侵されていくところまでは好きです。それ以降はただただ駿を浴びてました。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

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大人になって劇場でナウシカを観た。宮崎駿の才能や情熱のすさまじさはもはや傍若無人なモンスター。こんなもんまともな人間性をかなぐり捨てないと作れないだろう。才能あるクリエイター達を酷使しながら己の才能を>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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公開当時観た感想→call me by your name って愛の言葉すぎる…

今観た感想→オリヴァー、くたばりなさい

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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何かを本気で取り組んできた人間が同じように本気で取り組んできた人間と出会ったとき、その人の歴史が一瞬で手にとるようにわかる。リョータが沢北のプレーをみて「17年間バスケのことだけ考えてきたんだな」って>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

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羊と犬が酷い目に遭うので苦手な人は観ない方がいいです。
A24らしい不穏さと不気味さがうっすらずっとあるのだけど、全体的な内容としては肩透かしかな。雰囲気やひとつひとつの要素は魅力的なので予告編が最高
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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性暴力加害者を護る法律やシステム、社会的構造を明らかにするお話。ワインスタインへの告発は記憶に新しいしムーブメントのきっかけだったけど、告発に至るまでは簡単な道ではなかったんだな...としみじみ思いな>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

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韓国映画てんこ盛りという感じで娯楽映画として楽しめた。色々あったけどヨカッタヨカッタでは終わらせないという意思を感じられたし、女性の役柄にも韓国フェミニズム的な文脈を感じました。
ソンガンホがなんかの
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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まず不気味な同じ顔の男たちが全員ミソジニーが根底にある執着で主人公にベッタリ絡んできてかなり最悪です。
やんわり誘いを断ったら逆ギレされるとか、生死に関わる訴えをまともに取り合ってもらえないとか、女性
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地球に落ちて来た男(1976年製作の映画)

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デヴィッドボウイが美しいことしか覚えてない映画だけどその美しさが限界突破してるのでOKです。

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

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すべてを暴力で解決したくなった時に観てください。すごい面白いんだけど、暴力が立派なエンタテイメントになる人間なんなのって改めて思った。
ソンソックさんのひとり治外法権なヤバい人間のセクシーさがすごい。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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とりあえずオープニングの音楽をバースデイにするセンス最高。チバユウスケの声クールすぎ。アニメーションの臨場感すごすぎ。
家族の死ってエモーショナルになりやすい要素だけど、過剰になりすぎないギリギリのと
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

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「はい!ここ泣くとこですよ!!」とアピールする演出、大袈裟なBGM、なんて下品なんでしょう。某映画の「4回泣けます」というキャッチコピーにも思ったけど、観客の感受性を舐めすぎですよね。
感動する場面を
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

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10代の頃観てめちゃくちゃ刺さったけど、今観たらそりゃないわって展開が結構あるよね。岩井俊二の映画全般に言えることだけどジュブナイルの頃に観たからこそハマる映画だなって思う。
見所は大人しくて繊細な美
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教育と愛国(2022年製作の映画)

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今このタイミングで観たいと思い観に行った7月10日。学校教科書が政府や右翼団体からの圧力で修正させられたり排除されている現状を追ったドキュメンタリー。従軍慰安婦等についてはもちろんのこと、道徳の教科書>>続きを読む

整形水(2020年製作の映画)

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テーマ展開共に韓国色が強くて面白く観れる。ホラーやグロさに関しては韓国映画を見慣れていればなんてことないと思う。
良くも悪くも先の展開が予想できるしちょっとシンプルすぎるかな...。結末の狂気さはリン
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

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重力に感謝したくなった時に観ます。無重力空間のリアリティがすごくて、映画館で見た時は飛んでくる破片を反射的に避けてしまった。宇宙の圧倒的な孤独感、怖すぎる。自分を待つ人がこの世に居なくても人生に未練が>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

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マーカス何いらんことしてくれてんねん😭!!!って思ったけど、私も有事の際は不合理な行動して自爆しちゃうんだろうなあって思った。

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