PaperCupさんの映画レビュー・感想・評価

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そして私たちは愚か者のように見過ごしてきた(2021年製作の映画)

3.9

風刺として描いているのだろうけど、95%は普通にコメディとして楽しく観てしまった私は、ダメな視聴者かもしれない。

ある日、ローマの別れ(2021年製作の映画)

3.8

女性の方が社会的に成功しているカップルというまだサンプルの少ない設定を、リアルかどうかはわからないけど、なかなか上手く描いているロマンチックじゃない大人のラブコメ映画。『いつだってやめられる』の二人が>>続きを読む

スーパーヒーローズ(2021年製作の映画)

2.0

ジャスミンさん、どうしてこんなしんどい映画にばかり出演するのかなあ…。もう観たくなくなる。それと、時系列をあそこまでごちゃ混ぜにする意味はあったのだろうか?

コロンバス(2017年製作の映画)

3.0

学者の息子を演じるジョンチョーと、ケイティーを演じる女優さんの年齢が23歳離れていて、まずもってそこがちょっと無理。ジンが煙草臭そうな男なのも無理だった。

コロンバスはモダニズム建築で有名らしいので
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Santa Maradona(原題)(2001年製作の映画)

1.0

稀にみるつまらなさ。よくこれで企画が通ったなと驚く。バートことバルトロメオ役の俳優さんが今年亡くなられたと知らなかったら最後まで付き合えなかった。R.I.P.

アワ・ボディ(2018年製作の映画)

-

チェヒソの顔の表情や身体の動きも含めたbodyが美しく映ってなくて終始見るのがキビしかった。

ゴールデンスランバー(2017年製作の映画)

3.7

見終わってから、日本版は堺雅人が主人公を演じていたと知り、この役は生来のカッコよさを隠しきれないカンドンウォンより、元々カッコよさが持ち味ではなく軟弱な印象のある堺雅人の方がこの役に似合っているだろう>>続きを読む

冬の小鳥(2009年製作の映画)

3.5

主人公がキムセロンちゃんだからか、ホラーな話だろうとずっと身構えて見ていたが、違ったようだ。監督の実体験を元にした話だと知って納得。韓国の1975年の雰囲気は何となく日本の昭和30年代ぽい。韓国語タイ>>続きを読む

シンバ(2018年製作の映画)

3.6

完全なヴィランだった『パドマーワト』より、内省的だった『ガリーボーイ』より前の映画で、アダムサンドラーやシャールクカーンを思わせるようなコッテコテのコメディアン・ランヴィールシン、ますます正体のわから>>続きを読む

ハウスライフ(2019年製作の映画)

2.0

こんなにモダンで小綺麗なものしか出てこないインド映画は初めて観た。話がほぼ部屋の中で進行するからだけど。アパートの外観こそそこまで立派ではないが、中はニューヨークのアパートの一室だと言われても完全に信>>続きを読む

アンディ・マリー: 再起までの道(2019年製作の映画)

3.7

アンディマレーが9年ぶりに来日してオリンピックに出場していると知って観てみた。一時引退するのしないのと騒がれていたが、結局してなかったらしい。その頃の右往左往していた頃のアンディマレーを映像で追った本>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こんな話だったとはなあ…。タイトルやビジュアルと違って全然楽しくない話じゃないですか…。コロナが最悪の状況を更新しつつある中、楽しそうな映画を観て気分転換♪と思ったのに、完全に目論見が外れた…。ダンス>>続きを読む

小公女(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

面白い映画だったが、煙草とウィスキーを家より優先するというのがそもそも理解を超えていた。ウィスキーはお店で飲まないといけないのだろうか?などと考えてしまう。寓話的な話の解釈の仕方がよくわからない。仙人>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

かなり似ているあの話と…と思ったら、やはり原作は『勝手にふるえてろ』と同じ綿矢りさだった。大雑把に言えばAがいるかいないかの違い。でも、能年ちゃんなのでこっちの映画の方が数倍好き。そして、能年ちゃんな>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.7

ゾンビmeet マッドマックスフューリーロードwithカンドンウォンなディストピア映画。カンドンウォンがあまり活躍しないのがよい。ディストピアの絵面の汚さと捕虜虐待シーンがツライ…。

僕たちの大地(2014年製作の映画)

4.0

アコルシ、田舎へ行く!ということでやって来ました、長靴の踵、プーリア州。しかしここはリアルにマフィアが幅を利かせている町。いや、イタリアではまだ場所によっては法律や警察よりマフィアが強いのかと暗澹とす>>続きを読む

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

4.0

いいんですよ、いいんだけど、コメディアン・ドーナルグリーソンのバカバカしい活躍を大いに期待していた身としては、出番少なすぎて、うそっ!完全に動物主役でドーナルグリーソン脇に回ってんじゃん…といささか期>>続きを読む

歓待(2010年製作の映画)

3.7

こんな風に話が進展するとは誰にも予想できない映画だろう。面白かった。でも、もう一度観たいかというとあまり観たくないかな。あの界隈、特に行ってみたくならないので。
 古舘さんの、胡散臭くはあるけどどこま
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ピザ!(2014年製作の映画)

4.0

終始明るいトーンの映画で、子供たちも明るく無邪気で可愛いが、遠くから近くから映し出されるスラムの様子には衝撃を受ける。一体どんな所で寝ているのか?それでも人口が多く子供も多く、これからも発展の余地が十>>続きを読む

ワンライン/5人の詐欺師たち(2016年製作の映画)

3.0

うーむ、細かい点に始終躓いて話について行けなかった…。2度観てもまだあちこち合点がいかない。ワンラインのメールを送って顧客ン十万人てどーゆーこと?あの女性が亡くなったのは何故?そもそも保険詐欺がわから>>続きを読む

トゥー・ウィークス・ノーティス(2002年製作の映画)

3.5

あのヒューグラントがこんなんで恋に落ちるワケないだろ、としか思えなくなっている2021年なので、いろいろと無理があるし、いろいろと古くさい。今ならいっそ恋愛関係に持ち込まなくても面白い話に出来るのでは>>続きを読む

泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

4.3

ジャスミンさん、一見健全そうで明るくて最初は誰だかよくわからないくらいだったが、やはり今回もこじらせていた(笑)。そして、やっぱりとっても仲好しなイタリアの父子ならではの予想外の展開。ここまでお父さん>>続きを読む

フォルトゥナータ(2017年製作の映画)

2.0

いや、疲れる映画だった…。でもって何が描きたかったのかもよくわからなかったし、わかりたくもないかも。ジャスミンさんとアコルシが大声で喚き合う場面なんてホントもうウンザリだった。ジャスミンさん、どうして>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.3

ユーラシア大陸を挟んで、西の端と東の端にある英国と日本。そのある意味対照的な集団の一般人同士が、否も応もなく初めて接触したのがこの戦争ではなかったか。他の映画にもあるが、描かれている日本人と英国人の人>>続きを読む

こどもたち(2020年製作の映画)

3.7

パオラさん登場!ということで期待値高い。イタリアでは第1子より第2子の育児が大変というのが共通認識らしく、そこは慣れない第1子の育児の方が大変という日本での大方の共通認識と違って面白かった。それでも、>>続きを読む

もしも叶うなら(2019年製作の映画)

3.8

定型的でない家族の形を描くイタリア映画多い。イタリア映画でなくても多いのかもしれないが。主軸が母ー子供ではなく、父ー子供ラインという点がイタリア映画らしいような。
 定型的でない家庭に育つからといって
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靴ひものロンド(2020年製作の映画)

3.0

この映画誰得?と思ったが、両親の仲が冷えきった家庭で育った人には共感を呼ぶ?人格もしくは性格に問題のある人同士が結婚して家庭を作るとこうなるという例なのか…現実にはよくあることなのかも。

3人のアンヌ(2012年製作の映画)

3.8

ユペ様、この時60歳近いって嘘みたい!ホンサンス、アップは使わないにしても驚き。ホンサンスの映画はこれで何本目かになるけれど、あまり真面目に観る映画じゃないというか、初めは純文学作家だと思っていたら、>>続きを読む

レイトオータム(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これは圧倒的にタンウェイの映画。セリフ少ないのに映っているだけで画面がもつ。ここまでハードボイルドな芝居が出来る女優さんは、日本人や韓国人の女優では思いつかない。遊園地でアテレコをするタンウェイ、棺に>>続きを読む

少年(1969年製作の映画)

3.8

荒んで殺伐としていて誰も笑わず、言葉は刺々しくて人を詰ったり嫌な気持ちにさせるために使われるもののようだ。これが昭和40年代の地方なのか。

どのくらいの時間、あの幼子を雪の中に座らせていたのだろう。
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ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

3.5

“Shake it off ”しか知らないテイラー・スウィフト、特にファンではないが、成り行きで何となく見た。ちなみに“Shake it off ”は大好き。元々カントリー歌手でアパラチア方面出身。ア>>続きを読む

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

怖い映画は全く眠気を寄せつけないというのをあらためて発見した。

日本の俳優の上手い・下手がよくわからないと思っていたが、この役を演じる役所広司が上手いのはよくわかった。お芝居をしているということを全
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自由が丘で(2014年製作の映画)

3.7

自由ヶ丘ってそれですか笑。韓国の旅館というのを初めて見たが、本当にあんな感じなのだろうか?

日本人論・韓国人論的な発言をさせてはいるものの、基本的にはいつものゆるゆるホンサンス。酒飲んでウダウダ言っ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

ミュージカルというほどミュージカルとしては楽しめなかったけれど、やはり音楽は傑作。特に最初の2曲。

こちらピープリー村/Peepli [Live](2010年製作の映画)

3.8

インドの農村の貧困と農業問題をテーマにした映画。そこに政治とTV業界とジャーナリズムが絡んでくるが、インドの農村の事情を知らないので話がわかりにくい。後で知ったところによると、インドでは農村の約3割の>>続きを読む

マ・レイニーのブラックボトム(2020年製作の映画)

4.0

ミュージシャンについての映画だが音楽映画ではなく、使われている音楽も珍しいほど少なくて、圧倒的に会話劇。イエッサーのくだりは、登場人物の一人になったようにレヴィーの独白に呑まれた。しかし、何故靴…。

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