瑠璃色色さんの映画レビュー・感想・評価

瑠璃色色

瑠璃色色

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おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

さらっとわかりやすくまとまっていた印象。
途中から急速にエンターテインメントな盛り上がり。
最後の会見のシーン、とても良かった。

尾野真千子さんと浅利陽介さんを見つけるとつい疑う癖がついている。 
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耳をすませば(2020年製作の映画)

3.0

アニメが好きだったからてっきりこれも観たつもりになっていた。

「地球屋」の店内がとてもステキ。
バロンも。
メインの4人(雫、天沢、中学生の雫、天沢)の俳優さんの声がとても聴き心地がいい。
松坂桃李
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かずら(2009年製作の映画)

3.8

切なくてあたたかい。
同じ悩みを持つ人たちもあたたかく家族もあたたかい。
思い悩む主人公が似合う三村さん。
俳優さんでなく三村さんが演じるから余計にいい。
芦名星さんはやっぱり素敵。三村さんとはなにか
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内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル(2015年製作の映画)

3.8

「あなたの悩みを芝居で解決します」エンジェル社という探偵事務所のお話。
内村さんとさまぁ〜ずとその仲間たちがまたまたあたたかく優しい。
「主役・三村マサカズ」の圧倒的パパ感と切なさ。
大竹さんのファッ
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ピーナッツ(2005年製作の映画)

3.8

わかりやすい話だけど内村さんとさまぁ〜ずとおなじみの仲間たちが演じているからこそ魅力的。
あたたかく熱い作品。
ぴったりな役の三村さん、意外だけどはまっていた大竹さん。
あとゴルゴ松本さんがとてもいい
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タロットカード殺人事件(2006年製作の映画)

3.5

このキービジュアルだと、ちょっと軽くて小粋な詐欺師っぽいヒュー・ジャックマンがスカーレット・ヨハンソンと事件に巻き込まれながら口げんかしつつも惹かれ合うみたいな感じに見えるけど全く違った。
ウディ・ア
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物たちそれぞれの嫌な人間っぷりが見事。
本当に嫌な気持ちにさせられた。
田母神さんがクリエイティブな賞でもとって見返してくれないだろうかなんて甘いことを考えてしまった。
優里の心の変化が急だった
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禁じられた遊び(2023年製作の映画)

2.5

始まりは『世にも奇妙な物語』のような『ほん怖』のような感じだなと思いながら観ていて首が落ちたときにこれは違ってきたぞ…と。
「お祈りをする」と言ったときにまさか「エロイムエッサイム」じゃないだろうなと
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ツユクサ(2022年製作の映画)

3.5

芙美ちゃんと航平の関係性がとてもいい。
大人だけど子どもと同じような感覚で接する芙美ちゃんがステキ。
芙美ちゃん、親友(平岩紙さん)とは本当に仲が良いのにその旦那さん(渋川さん)とは挨拶程度なのがなん
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

4.8

よくできたお話(またまたまた)
3作品の中でこれが1番泣けました。
とにかくわたしはスミッシーととかげに弱い。
エンドロールを観ながらまた思い出してはしみしみ涙が出てしまった。
とかげの寝室にスミッシ
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.5

よく作られてるなぁと(また)感心してしまう。
切なく心にグッときてしまう。
エンドロールに救われる。(エンドロールもよく考えられていてうなってしまう)
すみっコたちそれぞれに見せ場がありすべての絵本の
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映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ(2023年製作の映画)

4.8

とてもよくできたお話。
本上まなみさんの声が優しくあたたかい。
伏線が張ってありなるほどそこがそうつながってくるのかと。
ほっこりあたたかいだけではなく切なく考えさせられることも。
華やかに繁栄して愛
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ペンギン夫婦の作りかた(2012年製作の映画)

4.2

面白かった。とても好み。
ほっこりあたたかい。
ふたりの食べっぷりが気持ちよく絶品。
ふたりが並んで手を歩いている後ろ姿がいい。
夫の「嬉しいってだけで十分嬉しい」という言葉が印象的。
なぜ「ペンギン
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゲゲ郎がとにかくカッコいい。
レイティングがPG12なのもうなづけるこの家特有の家族間の気持ち悪い関係。

ゲゲゲの鬼太郎の昔のおどろおどろしい暗めのアニメが好きなので、かわいめのキャラやカラフルで鮮
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく1990年代頃の映画のような感じ、こんなにクセ強キャラがそろっているのに時間の割にあっさりしている感じがした。
あのメールも本当のものではないと思っていたのであれ?という感じ。
宮崎あおいち
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

原作を読んだときに衝撃的でこれをどう映像化するのか、この内容を上映時間の枠にどう収めるのだろうかと思っていた。
少しわかりにくい部分はあったものの原作からずれている感じはなかった。が、犯罪の方はあまり
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.5

岡田くん、こういうしゃべりまくってあわあわする役、似合う。
清原さんのターンになって話の雰囲気が変わる。清原さんの魅力すばらしい。いろんなことが繋がってきてうわぁとなる。
(ただ、天橋立でのシーン、こ
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黄金を抱いて翔べ(2012年製作の映画)

3.5

原作が話題になった当時に読んだが映画は観ていなかった。
あまりスコアは高くないようだけれど私はそんなに悪くないなと思った。
計画の手ぬるい感じが60年代の仏映画っぽくていい。そしてキタガワらしい。ひと
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

とてもおもしろかった。
いい映画を観たなぁという感じ。
重たく堅い感じの作品かと思ったら、心がほっこりするのは「金子さん」の人柄とキャラクターと周りの人たちがぶれずにとてもまっすぐだからか。
そのあと
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

3.0

本家を観ていませんので比べることはできません。
いろいろつながりや過去を想像してもこれはこういうわからないままのそういう話なんだなと観たままそのままを退屈することなく観られました。

(2023年製作の映画)

3.3

ロアルド・ダール原作のショートフィルムシリーズ。
舞台劇のよう。
デヴ・パテルが楽しい。
見えないものがこんなに恐ろしいとは…と感じさせられる。

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.0

ロアルド・ダール原作のショートフィルムシリーズ。
ここでもリチャード・アイオアディがいい味。
すべてを見せず想像させられてしまう不気味さも。年老いたネズミの姿は見せてくる。

白鳥(2023年製作の映画)

3.0

ロアルド・ダール原作のショートフィルムシリーズ。
話自体は残酷だけれど仕掛けはおしゃれで楽しい。
アーニーとレイモンドが出てこないところもいい。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

始まった瞬間からウェス・アンダーソンの美しい映像と色彩、細かい雑貨たちも嬉しい。
窓の外の移り変わる季節の映像も美しい。
いろいろな仕掛けも楽しい。
ショート・フィルムでとても観やすい

カンバーバ
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ディアトロフ・インシデント(2012年製作の映画)

3.2

ディアトロフ峠事件のことは気になっていて、この映画のことは『八甲田山』的なものと思っていた。
全く違ったのですが、
更に途中からどうした?急に?と思ったけれどあのときのあの人の言葉、ああ、こうやってキ
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.6

落ち込んでもやもやしている人におすすめしたい。
毎週あっているコント番組の映画版のような作品。
キャストみんながいつも一緒にいるよう。
みんな自然であたたかい。(ジンくん以外)
山中聡さんがいい味。そ
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アンダルシア 女神の報復(2011年製作の映画)

3.0

『アマルフィ』と比べるとわたしは今作の方がおもしろく感じた。
今回もちらちら登場する福山さんと戸田恵梨香さんがいい。
しかし黒田さんは万能だ。
黒木メイサさんがクールビューティー。
あの…ひとつだけ、
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アマルフィ 女神の報酬(2009年製作の映画)

3.0

ロケが豪華。
外交官黒田さんが万能すぎる。
天海さんだからついついどこかでウォリャーってなってくれないかな、実は天海さんが…などと考えたが。(結果としてこの役は天海さんじゃなかったのではという気がして
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.0

ホラー色が強く過去2作とは違う雰囲気。
シンプルでスッキリとわかりやすかった印象。
降霊術のシーンがちょっと長く感じてしまった。
ケネス・ブラナーのポワロ、スマートで上品でピッタリ。
エンドロール前の
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.9

好きな作品。
映画を観ながらスピッツの曲が流れてきそうな映画だなと思っていたらまさにエンドロールでスピッツが流れ始めてそうだろ、そうだろ、この映画にはスピッツだろうと思った。
色がきれい。部屋のインテ
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.0

観ているだけで息苦しさや生臭いものを感じる。
奈緒ちゃんの声が怖い。
途中から展開もあって意外だった。
穴の中でほぼひとりで演じるの大変だっただろうな。
これ、舞台であったらおもしろそう。

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.3

原作とは雰囲気が違う感じ。
映像なのでとてもわかりやすく観やすかった。
冒頭にちらりと出てくる森口瑤子さんがとても自然でステキだった。
渡辺いっけいさんと忍成修吾さんも印象的。
柄本明さんがこの役なの
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.0

連ドラもおもしろいしとても楽しみにしていました。
これ、エンドロールの途中で席立っちゃだめなやつです。
原作も読んでいたけど十分楽しめた。
集中してあっという間だった。
最後の方になるともっと続いてほ
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霧の旗(1965年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

百恵ちゃん版、堀北さん版と観た。
ライターの処理が違う事に驚く。
こうなると「ミチコ」はもう出てこられないということか。
静かなたたずまいの中に奥深い「やってやろう」感が漂う倍賞さん。
この全体的な感
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霧の旗(1977年製作の映画)

3.4

倍賞さん、堀北さんとこの百恵ちゃんの『霧の旗』を観たけど好み的にはこれが1番だったかなぁと。
桐子の憎しみや恨みを表に全く出さない、憂いを含んだというかそうしていながらずっと自分のでだけ計画をたててい
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にがくてあまい(2016年製作の映画)

3.7

始まり、すごいスピードで話が進行するけどそれはそれとして。
意外と低いスコアなのだなと思った。わたしは気持ち的にのんきにゆったり観られてよかった。
ふたりを取り巻く人たちもみんな気づいてなくても気づい
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