瑠璃色色さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

瑠璃色色

瑠璃色色

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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

わかってたはいたがかなり嫌なシーンが多い。

音尾さんが出てくると急にちらっと疑ってしまう癖をどうかしたい。

お父さんがつっ立ってビールを飲むシーンがなぜか怖い。
雨の中の女の子のあの行為が気持ち悪
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Seventh Code(2013年製作の映画)

3.7

黒沢監督作品なので観てみようかなと。本当にミステリーだった。
黒沢監督の「無音」の時間がやはり怖い。
「アキコ」のあの異常なまでの執着心と感情の起伏のなさはなんだろうと思っていたら…

最後、歌う姿が
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

ラブコメ仕様?のキービジュアルなのでなんとなくいままで観ていなかったが全然印象が違った。
説明しづらいけれど好きな映画。
エンドロールになってからも会話が続いているので必ず見届けてほしい。

人との距
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

のんちゃんがキラキラしていて目も心も奪われる。

亡くなっている人たちとはわかっていたが10年くらい前に亡くなっていたのだと思うと、あそこでずっと暮らしてきた人たち、現世で生きてきたのんちゃんを考える
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サイド バイ サイド 隣にいる人(2023年製作の映画)

3.3

幻想的で森や夜の闇がとても美しい。
窓辺のカーテンが光に透けて美しかった。「灯り」も印象的。
受け入れてそして時間は進んでいくのだなと思った。

あれはなんだったのだろう、あそこは深い意味はなかったの
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彼女はひとり(2018年製作の映画)

3.4

とにかく澄子はよく走る。
飛び降りたい衝動にかられる姿に息苦しくなる。
ギリギリのところで生きている。
生きていたくないのに。
秀くんに対しての行き過ぎたひどすぎる行動の原因、大人と子ども。似たような
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.5

とてもいい映画だった。
ガチャガチャしていない静かな感じと音楽もいい。
東京タワーの姿にグッとくる。

華子と美紀に親友がいてくれてよかった。
それはきっと親友の方もそう。

幸一郎(高良くん)がどこ
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ある男(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

原作未読です。
観る前はもっとおそろしく陰鬱な話かと思った。

最初と最後のシーンが繋がっていること、バーでの会話になんだかゾワリとする。
ここの場で今日たまたま会った人に、自分のことではない人のふり
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

ふたりには一緒にしあわせになってほしいと心から思う。
松坂桃李さんは何者にもなれる。
裸足でひざを抱えるのが似合う。
雨の中、ずぶ濡れでついてくる姿を見て更紗という人のことが急に理解できた気がした。
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名も無き世界のエンドロール(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

サラッと観られた感じ。

「ラスト20分の真実」とあるからどうしてもそういう頭で観てしまっていたので衝撃的ではなかった。

たどり着いた部屋がそこじゃなかった!のはああ!と思った。

リサがソファーの
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リカ ~自称28歳の純愛モンスター~(2021年製作の映画)

2.7

ドラマ版とリバースを観てから劇場版を観るのをおすすめ。
冒頭の大谷さんの「おかえり」の嬉しそうな表情が気の毒すぎる。
ドラマ版とリバースに比べてなんだかコメディ色が。
あのシャーッとかスパイダーマン並
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ノイズ(2022年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

松山ケンイチさんの後ろ頭から見る光景が怖かった。その想いがあそこまでとは…
最初からどうしてもずっとやっぱり藤原竜也さんが不気味だった。
でもある意味あの写真のシーンで松山さんがドーンと恐ろしさで勝っ
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

山田さんのたたずまいが美しい。
胸の悪くなるような始まり。
家族が仲が良いことが救い。
学校は廃校、「何もない町」だけど「父さんの転勤で」ってなんの仕事だろう。

「復讐」が本気だった。
野崎、訓練を
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.6

観るのになかなか覚悟がいりそうで観ていなかった作品。
とにかく松田洋治さんが凄すぎた。凄すぎる。

2つ目の現場・キャンプ場でのハエはCGなのかな、リアルなのかなと全然関係ないことが気になった。

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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

4.0

もっとシリアスな話かと思った。
ちょっと切ないけどあたたかくておもしろい。
出てくる人たちみんな優しい。
阿部さんの挙動がおもしろくてたまらない。
天海さんがこういう「主婦」という感じの役、珍しい気が
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青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

さわやかで切ない青春ストーリーかと思ったら全く違った。
怖かった。
「秋好」が好きになれなかった。
「田端」にグイグイ入り込んでこなければこんなことにはならなかった。
最後の方で「気持ち悪い」と言った
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.2

思いがけないことの連続、ドタバタ。
難しくなくわかりやすかった。
「川島ゆみ」宮沢りえさんがどうしようもないところもあるけれど、かわいらしい。
周りが振りまわされるとあらすじではあるけれど川島さんも相
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.3

マリコの遺骨を抱えて走っているときに、そんな乱暴に走っていると遺骨が砕けてしまうとハラハラした(そこ?)
永野芽郁さんは走る姿がカッコイイ。ものすごく速そう。
マリコの父が全ての元凶であることには間違
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地獄の花園(2021年製作の映画)

3.2

「なんだ、コレ…」と言いながら楽しめる。
広瀬アリスさんはいつもカッコイイ。小池さんもカッコイイ。
覚醒したときの永野芽郁さんはどの作品においてもめちゃくちゃカッコイイ。アクションシーンでの永野さんの
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王妃の館(2015年製作の映画)

3.0

パリのロケ、キャスト豪華。
でもテレビの2時間ドラマのよう。
明るく軽く気楽に観られる。
ただものすごく長く感じてしまった。
もっとキュッとなっていたらなと思った。
ツアー客、みんな人がいい。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.8

「みぃたん」「優子ちゃん」の周りにいる「親」はみんな「みぃたん」「優子ちゃん」のことが大切で仕方なかった。

どこかで「毒親」という人が出てきそうなのにみんな愛情深い。

梨花さんがとても魅力的でその
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マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

3.2

前作よりもとても観やすかった。
ハチャメチャだけどゴチャゴチャした感がないというか。
それもういいよ…みたいな感じが前作はあったけど今作はムダがないというか。
前作に登場のメンバーもいてなんとなくほっ
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

2.8

ずっと誰かがしゃべっている。

結局とても相性がいいニックとオードリーの夫婦漫才のような会話。

何も考えずにただおもしろく観られるというだけではなく、セリフやガチャガチャした感じに少し疲れる。これは
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恋するシェフの最強レシピ(2017年製作の映画)

3.6

金城武がいまラブコメ?しかもチョウ・ドンユイちゃんのような年の離れた女の子との話…?この邦題にもなんか一抹の不安が…なんて懸念があって観ていなかった(※金城武さん、とても好きです)作品。
考えていたよ
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ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.0

この感じ『ガール・オン・ザ・トレイン』に少し似ている。
車がひっくり返っているのを現在のアナが観るシーンが印象的。
9ヶ月後のアナがとても清々しい。

この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.0

ちょっと心が切なくてほわりとするようなヒューマンストーリーかと思ったらなんだ、この映画は!
いや、、なんなんだ、この映画は!おもしろくないというのではなく、なんなんだ、この映画は…と言いたくなる映画。
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Wの殺人 〜マグダは名探偵〜(2021年製作の映画)

3.5

評価はあまり高くないようだけれど、この2時間サスペンスのおなじみ〜な不思議な安心感が好き。
続編があったら是非とも観たい。

主人公マグダが飛び抜けて目立つ女性でもなくごく普通の感覚を持ち合わせている
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人数の町(2020年製作の映画)

3.4

ラストはこうなるかなとは感じたがそれはそれとしていい。
人によってはとても居心地の良い場所なのかもしれない。
初めて来た場所で初めて目にするものだらけの中で、ここの人はある意味親切。わからなければ教え
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カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

3.3

キービジュアルがウェス・アンダーソンっぽい。
好印象の著名人の名前をあげるときのホテルのスタッフの笑顔がステキ。
ポール・ニューマンのドレッシングの話、面白かったな。
エレベーター係の方の安心感。
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母性(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

もっと胸がムカムカするような話かと思った。
戸田さんも永野さんもとても良かった。
山下リオさんもよかった。
中村ゆりさんの嫌な人具合が素晴らしい。
あの中では永野さん演じる「娘」、大地さん演じる「(母
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死体が消えた夜(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

だまされた、おもしろかった!
結末は知らずに是非観てもらいたい1本。
まさかこんな結末とは……。
こうつながってくるとは思ってもみなかった。
チーフのキム・サンギョンがひょうひょうとしていてとてもいい
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ツリーから離れて(2021年製作の映画)

5.0

こういうのが本当にダメ。(いいやつの方)
わたしが1番ダメなやつ。(いいやつの方)
涙腺が崩壊。
フォルムも表情も仕草も声も愛おしい。
深く考えずにそのまま観る。

記憶の夜(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ホラーよりもやっぱりこういうものの方がわたしは怖い。
これすごい。
途中から想像していなかった方へ進んでいった。

警察から「おじさん」って言われているの悲しかった。
こんな状況の人に「おじさん」って
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最後まで行く(2014年製作の映画)

4.0

面白かった。
とにかくわかりやすくハラハラ。
ずっと集中して観られる。
ヒッチコックっぽかったりフランス映画っぽかったり。
コ刑事の役は若き日のアラン・ドロンが似合いそう。
『地下室のメロディ』あたり
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7人の女たち(2021年製作の映画)

3.5

雪の日の閉じ込められた屋敷、女たち、犯人探し…これは観たくなる。
暗くない感じもいい。
屋敷の中の感じも好き。
あとは「7人の女たち」の衣装がとってもステキ。色も形も。
赤、青、緑、紫、鮮やかで美しい
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

列車から家を見ているときには、レイチェルは傍観者・目撃者&巻き込まれちゃう人として存在するのかと思った。
全く違った。
アルコールが原因でレイチェルが全部引き起こしている、それとも妄想かと思ったらそれ
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