スケートは始める年齢が遅いと追いつけない。努力しすぎると怪我をする。一方、恵まれている者は言い訳のできなさに苦しむ。いろんな「現実」を見せたあと、それを打開していくカタルシスを見せてくれた作品でした。>>続きを読む
平和な描写から、いっきに未曾有の悲劇に落とす展開はあいかわらずでさすがです。このご時世に、メンタルにずっしりとくる重いアニメは貴重です。出てくる敵がほんとうに性悪ばかりで、敵らしい敵でよいです。大団円>>続きを読む
科学は戦争と切っても切り離せないという闇をどう描くかと楽しみでしたが、意外とあっさりとしたエンタメ要素にしてしまいましたね。ジャンプ漫画で「風立ちぬ」みたいにはなりようがないか。でも、やはり科学と軍事>>続きを読む
最新のラブコメはどんなもんだろうと思って見始めましたが、あまりに純粋でストレートでハズした要素がないど真ん中の恋愛ストーリーでびっくり。逆にそれが新鮮で観続けました。後半は恋愛が進展せずにダラダラと続>>続きを読む
前半パートは力の抜けた異世界転生ものといった雰囲気で、唯一の盛り上がりどころである作画攻撃のシーンだけを楽しみに観ていました。ナウシカ、板野サーカス、しまいにはラストシュートまで、アニメ好きにはたまら>>続きを読む
作品の舞台はヨーロッパ中世の終わり頃ですが、美しさや心理といったもののために人生を捧げ、想いを次の世代に繋いでいく主人公たちの姿は、損得勘定で成り立つ合理的な人生観が根強い現代において強烈なメッセージ>>続きを読む
第12話が引きのあるシーンで終わったので次回を楽しみにしていたら、気づいたら1クール目が終わっていた・・。しかし最高なエンタメ作品でした。詰め込まれたいろんな要素のひとつひとつに新しさはないものの、そ>>続きを読む
ここまで来てもまだ意表を突いてくる展開ばかりで、まったくダレる気配がないです。孤高の凛がチームプレーに目覚めて、兄を乗り越えてハッピーエンド、なんて展開に当然ならないのがブルーロック。チームワークでは>>続きを読む
いつの間にか今シーズンが終わってました。序盤は事件が起こらず、極端なキャラの極端なやり取りが延々と続いて食傷気味になりかけました。でも魔女教が現れて未曾有の事態になってからはいっきに面白くなりました。>>続きを読む
今回も、独特の台詞回し、独特の背景、独特の演出をただただ眺めて、楽しい時間を過ごせました。特によつぎが決めポーズをとりながら喋るシーンの連続を見ているだけで満足です。正直、どんな話だったのかはあまりわ>>続きを読む
タイトルを見て苦手な日常系かな、と思って敬遠していましたが、いざ観てみると、想像していなかったほどの素晴らしい作品でした。ダンジョンの生態系、現実の料理をオマージュしたモンスター食、モンスターのいろん>>続きを読む
恋愛ものに欠かせない負けヒロインですが、負けながらも救いのない感じで終わる場合が多く、個人的になんか釈然としない気持ちで終わる作品ばかりでした。そんな中、負けヒロインだけを集めた作品というのは斬新であ>>続きを読む
前回のリアリティショーに続いて今度は2.5次元の舞台と、いろんな創作の裏側を楽しませてくれます。その中でも制作側と原作者の衝突や、ヒロイン2人の演技対決など、ドラマも見応えありです。劇中劇と本筋のスト>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
怒涛の伏線回収で盛り上がる後半に対して、前半クールの展開が遅くて若干退屈だという評判を見て覚悟して見始めました。いや、むしろ前半すごくよかったです。ゆったりとした時間の中でラボメンとの関係が構築されて>>続きを読む
ビビッドな色使い、主題歌の歌詞を映したり、ギャグのノリも懐かしい感じで、90年代のアニメの雰囲気がたまらない作品でした。オープニングもエンディングも、懐かしい雰囲気でありながら、現代的なユーモアとかっ>>続きを読む
平和でのんびりとしたクールでした。第一話が「閑話」ですが、最後までずっと閑話だった印象です。
それにしてもリムルの政治家としての人間力と、経営者としての優秀さがすごい。現代の知識を持っていることでチ>>続きを読む
もうタイトルそのままという感じ。ロシア語のデレを主人公にだけが分かり、分かっていることを知っているのも主人公だけという絶妙な設定。キャラデザイン、作画、声優さんの艶のある声、それらが相まってとにかく可>>続きを読む
戦闘シーンの迫力は相変わらず良いです。慣れなかったCGのキャラも、ここまで見てくるとだんだん見慣れてきて違和感なくなるのが不思議でした。
融合個体が面白いアイディアでした。グロいデザインの巨大生物に>>続きを読む
敵不在で緊張感が薄く、なかなか盛り上がらない展開でした柱稽古をハシゴしていく流れが、それぞれの柱の背景ストーリーをシステマチックに説明するための装置に見えてしまいました。
それでも、その抑制された雰>>続きを読む
序盤の軽さからは想像できない、骨太の作品でした。野球ものが好きなのと、ギャグが面白かったので視聴を続けましたが、尻上がりに面白くなっていきました。このクールは主人公2人を狂言回しにして、彼らに一度は心>>続きを読む
前半は引き続きの学園編でやや落ち着いた展開ですが、やはりルディが現実世界で持っていた葛藤を異世界の中で少しずつ昇華していく展開が最高です。「兄貴の気持ち」が神回でした。
その後は久々に旅立ちのワクワ>>続きを読む
怖くて謎に満ちた怪獣との緊張感あるバトル。若くもなく能力も低い主人公が、それでもひたむきに強くなろうと見せる根性。圧倒的な怪獣の力を得ながらもそれを隠さないといけないハラハラ感。見事な設定で、文句なく>>続きを読む
キャラデザインがよりゆるい感じに変わりましたが、徐々に慣れて違和感無くなりました。
水曜どうでしょう風とか、美内すずえ風とか、ちょくちょく入るパロディが楽しい。
今回も、ソロ→少人数→全員集合の流>>続きを読む
アイヌ文化、歴史、バトル、サバイバル、グルメと、いろんな要素がてんこ盛りでとにかく楽しいアニメでした。藤本とアシリパさんの信頼関係が徐々に出来上がってく演出がたまらないです。
明暗のある多面的な人物>>続きを読む
基本は主人公の薬や医学の知識を使った謎解きミステリーなのですが、そこにこれでもかといろんな要素が詰め込まれてます。
まず主人公の猫猫の人物描写が、かなりはずした要素の重ね合わせで複雑です。美青年を前>>続きを読む
勇者が魔王を倒した後の世界から物語が始まるという、いろんな意味で今の時代を象徴する設定が見事です。1000年以上の寿命をもつエルフが主人公ですが、その目を通してみる人間関係の儚さは、固定した共同体が無>>続きを読む
集団的サイコパスというアイディアがすごく面白かったです。個人としては普通の人たちが、集団として危険な方向に向かうというのは、戦時のドイツや日本をはじめ歴史的にもよくある話しで、なるほどそうきたかという>>続きを読む
1話だけでも観る価値ありです。リアルすぎるブラック企業での鬱展開からゾンビで崩壊した自由な世界へ飛び出す爽快感はすごいです。白黒を多用した鬱世界から、カラフルな血で彩られたゾンビの世界へいっきに変化す>>続きを読む
今シーズンの後半は毎回のように激しいバトルシーンがありますが、作画は圧倒的にカッコいいし、痺れる展開で、アニメを見てこんなに熱くなったのは久々でした。ジョジョとかハンターハンターみたいな、個性的な能力>>続きを読む
今シーズンはヨルさんの豪華客船編があり、いつもの日常系だけではなくしっかりドラマがありました。バトルものとしての緊張感のある面白さもあり、満足です。
人殺しをするという闇の部分に徐々に焦点があたって>>続きを読む
今シーズンも、みんなの個性の相乗効果で不可能を可能にしていく展開が熱かったです。主人公が最後まで1人で戦うシーンはほぼなく、仲間と協力するというテーマが完遂されてます。
だんだん危うい要素にも手をつ>>続きを読む
壮大な物語がようやく完結しました。いやーすごかった!複雑な設定にとことん象徴的な意味を持たせて、そこに人間関係的にも政治的にもかなり複雑な展開をかぶせる。そんな広大な風呂敷をここまで見事にたたみ切る原>>続きを読む
いよいよ大詰め、ここまで長かったです。長すぎて前回までの流れを忘れてしまってました。しっかり復習してから鑑賞。漫画は未読です。
壁の外に自由があると思っていたらそこにも辛い現実があった。それを全て消>>続きを読む
同じ主人公でシリーズを続けたことでのマンネリ化を避けるためなのか、キリトを眠らせたまま話を進めたのがなかなかよかったです。一方、終始シリアスなストーリーの体を保ちながら、メタな視点とか、めちゃくちゃな>>続きを読む
相変わらずモンタージュというか紙芝居のような独特の映像作りが楽しい作品です。そのちょっとはずしたオシャレな演出に、あざといほど可愛い女性キャラを乗せてくるフォーマットも2ndシーズンではかなり洗練され>>続きを読む
0話を観た時点では、あいかわらず絶品の作画と演出で期待が高まりました。細かい演技や、かっこいい構図は健在でした。でもその後はなぜか勢いが減速して、驚くほど良い回というのが最後までなかったのが残念です。>>続きを読む