みやびさんの映画レビュー・感想・評価

みやび

みやび

映画(40)
ドラマ(2)

イノセンス(2004年製作の映画)

3.4

自分が攻殻機動隊シリーズを観ていないから、なのかもしれないがバトーのような人物が最後ゴーストを複製されていた少女に「魂を持った人形たちの犠牲は考えなかったのか」と声を荒げることが不思議だった。彼は誰よ>>続きを読む

女は女である(1961年製作の映画)

2.5

ミュージカルに馴染みがないからか、演出の意図がよくわからない。ストーリーが薄いし面白くはないけれど、映像は色づかいの美しさと、文字を効果的に使うスタイリッシュさが際立っていて極めて映画的、映画である意>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.0

映像の情報量がやたらに多くて驚く。服装、インテリアはもちろん小物の細部のブランドに至るまで、登場人物たちに圧倒的な"リアル感"を与えている。『君の名は。』はストーリーがクサすぎてきつかったけれど、こち>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.3

アンハサウェイのファッションがかわいい。ハッピーエンドだし、悲しくシリアスな描写もそれほど多くない。何かみたいけど腰を据えてじっくりって気分じゃないし落ち込みたくない、そんな時に観ると楽しくなれる。ベ>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.3

まず面白かったのは、食事の描写。テルコが冒頭で作る煮込みうどん、発泡酒、葉子の家で食べる手作り料理とエビスビール、のようにそれぞれの食べたり飲んだり、作ったりするものがそれぞれの人柄や生活ぶりをうまく>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主演2人の表情の演技が上手すぎる、ファッションがかわいい、音楽も味がある、わざとフィルムで撮られた映像が雰囲気にマッチしている。ストーリーではキャロルやテレーズを自分なりに愛してはいるけど独善的で鬱陶>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.0

アナキンとオビワンの決戦が熱かった。
特に、悪に染まってしまったアナキンを見るオビワンの表情、そして掛ける言葉には泣けてしまう…。

これまで特定のキャラクターを推すようなコンテンツの見方をしたことが
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.6

エピソード1に引き続き友人宅で。

2ではクワイガンが出てこないのが残念だけど、その分渋くかっこよく歳を重ねたオビワンが活躍、アナキンもイケメンに成長していて目に良い。

2では特に繰り返し出てきたフ
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.5

スターウォーズ好きの友人宅で。

エンドロール時、アナキンのテーマが流れる。長調の明るいメロディで希望に満ちたアナキンを表すような曲調なのだけどその間に1フレーズだけ単調のフレーズが挟まる。この単調
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

1番好きだったのはアーサーが警官に捕まりパトカーで連行されている時、市民の暴動を見た警官に「あの燃えているのはお前のせいだ」と言われて「そうだよ」「美しいだろう」と言ったシーンだった。表情含めアーサー>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

5.0

中学生の時に初めて見て、ストーリーとアクションに惚れた。今回は3回目だけどやっぱりカッコいい!技術的にはもう古いけど、いつ見ても古びない良作。
細かな描写にも気を使われていて毎回新たな発見がある。

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.0

1作目の方が面白かった。映像技術は上がっているけどアクションも1と比べると飽きが来るし、ストーリーも進み方がスロウで、しかもわかりにくい。

スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

3.0

いつもと同じ道を歩いていて、でも少しだけ景色が変わっている、それじゃダメなのか?

生きている実感の希薄。代替可能性。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.0

恋愛で悩んでいる(?)から、恋愛ものばかりみてる。愛ってなんだ、恋ってなんだ。

梅宮とキョウシロウ、両方に共感できる部分がある。梅宮の「なんとなく流されて生きてきた。自分から好きになったことなんてほ
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17歳(2013年製作の映画)

3.2

シャーロットランプリングがカッコ良すぎた。フランス映画や小説って、若くて美しい人ももちろん溜息が出るほど綺麗なんだけど40代以上の年配の女性がセクシーで知的で色気があって、魅力的に描かれているのが好き>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.2

美しい北イタリアの自然。彫刻みたいに美しいエリオとオリヴァー。オリヴァーに恋心をもつエリオと、エリオを愛してしまうオリヴァーを優しく見守るエリオの父、19世紀の詩を引用してエリオの背中を押す母。曖昧な>>続きを読む

乾いた花(1964年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

空虚感、絶望感、倦怠感、やりきれなさ、寂しさ、まともから外れてしまう心。
ぱちん、ぱちんと小気味いい花札の音が心地良い。
生きている実感が掴めない。ギャンブルや暴走、殺しでなんとか生を保つ。
死んだ目
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月曜日のユカ(1964年製作の映画)

4.0

ずっとみたかった月曜日のユカをYouTubeレンタルで。
60'sなファッション&ヘアスタイルがかわいい。音楽もかわいい。ユカ自身もかわいい。なんとなく、岡崎京子『pink』的な雰囲気がある。誰とでも
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.6

セットは今見るとやっぱりショボいしチープだけど、得体の知れないアジア感がものすごくかっちょよかった。日本と中国を混ぜてアングラ要素をマシマシにした雰囲気。なんとなくDir en greyの『KR[cu>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.0

アニメ版25話と共に鑑賞。

当時対象年齢は30歳前後の大人を想定していたらしいけれど、私としては中高生にみてほしい。私は21歳だけどなんだかすごく勇気づけられた。それはまだ私が子どもだからかもしれな
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

主人公の夢の中でビニールハウスが焼けてから(ここがすごく私的には印象に残ったシーン。1番お気に入り。画が美しいし、音がないからより印象強い)一気に面白くなる。スリラーやミステリのような緊張感、不穏な空>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

『レディー・バード』の監督が主演の作品です。
ドラマ『GIRLS』のような雰囲気の、恋愛も仕事もうまくいかないアラサー女性のストーリー。結末までご都合主義になりすぎていなくて好感が持てました。モノクロ
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.2

♡繊細で共感できてめちゃくちゃいいんですが、アンジーの素敵さに全部持っていかれちゃう…♡

Netflixで特集されていたので、前々から気になっていた『17歳のカルテ』を観ました。『カッコーの巣の上で
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

○内戦後のスペインの暗さと、平和な中に残る戦争の跡の美しさと虚しさ○

『ハプスブルク家12の物語』で、スペインは同じラテン系のイタリアと比べて、謎の暗さと陰鬱さがある、という記述がありましたが、この
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もののけ姫(1997年製作の映画)

3.8

♡東洋的な自然観が神秘的で良い。海外で受けるのも分かります♡

なんか変なロリコンおじさんってイメージがあって宮崎駿があまり好きじゃなかったのですが、この『もののけ姫』、『ナウシカ』『トトロ』をみてイ
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.0

「謎の独立国家ソマリランド」を読んでいたら、暫く前に気になってチェックしていたこの作品が見たくなりました。 ソマリランドじゃなくて、プントランドは海賊が横行していて、仕組みは全然ブラジル「神の街」とは>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

♡親子関係ってこうだよなーーと思う。ちょっと恥ずかしいけど親とみるのもおすすめです♡

前から気になってたレディバードをなんとなく気分だったから見てみました。
面白かった。
面白いというか、わかるなあ
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

3.0

○ねこかわいい○

はじめてみる『魔女の宅急便』。キキのトンボに対する態度をどうしても理解できなくて、なんかイライラしちゃいましたが、飛べなくなったキキがトンボを助けるために、注目されてプレッシャーの
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.5

○古き良き日本の田舎と日本における神○

『風の谷のナウシカ』に続き『となりのトトロ』。『みつばちのささやき』に影響を受けているとの事前情報からちょっと期待して観てみました。
ミツバチのささやきよりも
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.5

★自然の恐ろしさ、そして自然との共存★

好きなブロガーさんのブログを読みながら、ジブリってなんだ?を考えてみたくなり、一作目(厳密にいうとスタジオジブリ設立以前のようですが)から鑑賞を始めました。
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

★おしゃれ映画かなあと思ったら、ウンコ映画(文字どうり)だった★

1996年のイギリス映画。スコットランドが舞台。

この映画、私はお洒落な、というかポップカルチャー的なスタイリッシュさをイメージし
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メメント(2000年製作の映画)

3.0

★独特の構成が面白い&飽きないミステリーです★

少しネタバレあり

ちょっと前に見たやつなので簡単に。
この監督、『ダンケルク』、『インターステラー』『ダークナイト』あたりをつくった人なんですね。知
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セブン(1995年製作の映画)

4.2

★ラストは特に驚愕ではないです!が、観て損はない作品です。ただし、出来るだけ明るい時間に、明るい気分の時に観ましょう……観てる間も観終わった後もあんまり気分は良くなりません★

以下少々ネタバレあり。
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

2.0

★基本情報
1994年公開
第47回カンヌ国際映画祭 パルムドール受賞
アカデミー賞7部門ノミネート、脚本賞受賞

★クエンティン・タランティーノについて
テネシー州生まれ。母親はイタリア系アメリカ人
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昼顔(1967年製作の映画)

3.0

○ルイスブニュエル について
1900年スペイン生まれ。1925年にパリへ渡り、映画界入りします。助監督等を経て1929年にサルバドールダリとともに『アンダルシアの犬』を製作。その後ハリウッド、スペイ
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庭園(1968年製作の映画)

4.2

○ヤンシュヴァンクマイエルとチェコスロバキア
『アリス』のレビューに書いたので割愛。

○『庭園』について
この映画はなんとも不思議で、楽しい映画です。まず印象に残るのは"生きた生垣"ですよね。これに
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