白さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

白

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演劇1(2012年製作の映画)

4.0

“言葉は想像力を運ぶ電車”に近い見せかけの単純な論理。

CURE キュア(1997年製作の映画)

5.0

自分は自分で信じてなどいないと信じている運命に自分の意志によらずに仕えているのだというパラドックス。

アイカ(2018年製作の映画)

5.0

鮮明な青のミザンセン。
不幸な出来事に耐える女優の存在の肌触りが画面を伝って、身体を縦に貫く強度の体験になる。

ゴダールの決別(1993年製作の映画)

4.5

虚構の真実ともいうべきこの通過性の物語。被写体を的確に捉えたごく簡素な画面に立ち込めるただならぬ気配の中で、人は自由な距離を失う。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

着地がグラン・トリノになってた。
濱口が普段から行うという演出方法をメタ的にやってる。
いずれにせよ、三浦透子のキャラクターに対する語りの積み上げがないから、急に北海道とかいって抱き合ってもカタルシス
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

記憶と記録に差異があってはならないとする差異と反復のサスペンス。

マーティ(1955年製作の映画)

4.0

サンドラに引けを取らない誠実さに胸を打たれる。

TENET テネット(2020年製作の映画)

2.0

こいつの映画は設定を凝らしてるだけでフィルム的脈動ぶりは皆無。
銃を相手に差し向けるシーンに全くサスペンスを感じない点と、アクションシーンの見応えのなさ(或いは分かりにくさ)などが致命的。