ぼぶさんの映画レビュー・感想・評価

ぼぶ

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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

5.0

人は他人の何をもってその人と認識しているのか、何に惹かれているのか、観ていてだんだんわからなくなってきたし、自分の価値観を見つめ直してみたくなった。
「あなたそのものが好き」の中に外見が入っていないと
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

4.0

子供みたいな二人がせめて身を寄せ合えればいいのに、それすらできずに人知れずもがいている感じが悲しかった。
性依存っていうもののイメージが少し変わったかもしれない。なんていうか、本当に”依存症”なんだな
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ケミカル・ハーツ(2020年製作の映画)

3.5

セリフを聞いているうちに、大人と子供ってグラデーション上にあるものなんだな、と思った。ある日突然大人にはなれないし、子供の自分もいなくならないし。
あのシーンでの「こういうキスしか知らない」は、あまり
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墨東綺譚(1992年製作の映画)

4.0

永井荷風はいわゆるどうしようもない作家そのものだったけど 笑、昔の映画はおしゃれで楽しい。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

本当の自分に気付くきっかけって、いつどんなふうにやってくるかわかんないもんだなぁと思った。
ゲルダの葛藤が手に取るように伝わってきて苦しかった。リリーを大切に思う気持ちも、夫と暮らしていきたい気持ちも
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笑の大学(2004年製作の映画)

4.0

戦争がなかったら出会えなかった二人だけど、戦争がなかったらただの友達になれていたのかな。
堅物な登場人物の世界が広がっていく物語はやっぱりいい。

ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

5.0

主役二人のキャラクターと関係性が微笑ましいから最後まで楽しめちゃったけど、ひとつひとつ振り返ると重い…。起きている事件の内容、警察”学生”であって警察官ではないこと、さらに警察官であってもどうにもでき>>続きを読む

mellow(2020年製作の映画)

3.5

修羅場みたいな展開になったらどうしようかと思ったら、夏目を通して市井の人々の生活を見ているような内容で安心した。
エンドロールが良かった!長回しの映像バックのエンドロール好きだし、働く人の手の動きを追
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.0

国が変われば少しは違うのかもしれないと思っていたけれど、そこに広がっているのは同じ地獄だった。何から何まで、よく知っている苦しみでしかなかった。
一人じゃない、自分だけじゃないっていうのは確かに希望な
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

5.0

展開早いしトントン拍子に事が進みすぎかもしれないけど、私までメイベリンの愛に包まれたような優しい気持ちになれた。
リッキーの死を分かち合える人がいたこと、子に・親にしたかったことを埋め合えたこと…どう
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.0

救いがあるようなないような、ハッピーエンドになってほしいようなそうでないような、ストーリーが進むにつれてどんどん複雑な気持ちになっていった。
ハンセンが存在しない思い出にすがりたくなるのも、コナーの家
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.0

亡くなった人はもう戻ってこない上に、生き残った人の命さえも一度奪ってしまう。本来誰も戦地に赴きたくない・行かせたくないはずなのに。
二人を見ていてどうしようもなく切なくなるのと同時に、現在までずっとこ
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バッテリー(2006年製作の映画)

3.5

青春物語かと思いきや、閉塞感や屈折した空気を強く感じた。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

5.0

最初から最後まで大好きすぎて、もう3回くらい観ないと語彙力がうまく働いてくれそうにない!とにかく良かった!
2時間物語の中に浸れるって贅沢なことなのかもしれないけど、この先もずっと、その贅沢な時間が当
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

お家騒動って傍から見るとめちゃくちゃ滑稽で、もういっそ一回潰れてしまった方がいいのでは?と思ってしまった 笑
パトリツィアがグッチ家に入っていった最初の目的というか気持ち、本当のところはわからないけれ
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

4.0

最後の締め方がすごく良かっただけに、もっと3人が仲良くなっていく過程を見たかったなぁと思っちゃった。ちょっとダイジェストっぽかったというか。
でも画が今っぽくてキレイで、夏のこの時期に観るのにぴったり
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

これからも折に触れてこの映画のことを思い出すだろうし、自分の生活と地続きの話なんだと考え続けなければならない感じがした。
すごくいい映画で、いい物語で、観て良かったんだけど、それだけじゃ済まされないよ
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虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜(2012年製作の映画)

4.0

100点満点の夏休みだ。楽しくて少し切ない出会いや別れと夏って、どうしてこんなに合うんだろう。
子供の頃の約束が叶うことが何よりも奇跡的なことだと、今の歳になると思う。また会おうとか、ずっと友達でいよ
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.0

感情が展開に追いつかないくらいいろんなことが起こって。こんなに切ない話だとは思わなかった。
最初から最後までド派手で眩しかったけど、その華やかさが何だかずっと寂しかった。
時代背景とも全然関係ないいろ
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

4.5

リアルとおとぎ話のエッセンスのバランスが絶妙だなと思う。地に足をつけて現実に立ち向かっていきたい気持ちと、だけど夢だって見たいじゃん!と思う気持ちの両方を満たしてくれる感じ。
ジゼル役の人、二次元プリ
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.5

独特な映画だったなぁ。日記やホームビデオを観ているような。各々のエピソードにタイトルが付いてるから余計にそう感じたのかな。エラの日々をなぞっているような気持ちになった。
内容的に、泣かせる方向に作るこ
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his(2020年製作の映画)

4.0

普通とか幸せのかたちとか、そういうのをどうして他人に決められなきゃいけないんだろう。どうして“自分”でいるために周りにお伺いを立てなきゃいけないんだろう。寡黙な迅の腹の中に、渚の優しい笑顔の奥に、浴び>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.5

最初の語りは回想シーンですぐ終わって、子供たちが魔女に出会う話なのかと思ったら、まさかの展開にまさかのラスト 笑

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

目に見えない、あるいは傍から見たら優しく包まれているように見える檻も存在していて、そこに入れられているのに気付くことすらできなかったりもして。そんな中で、檻から飛び出せたハンターの姿がとてもかっこよか>>続きを読む

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

4.0

警察学校編きっかけでコナンを観始めてほぼ何も知らない状態なので、最初のコナンくんの説明がとても助かる。そして、刑事モノの2時間ドラマっぽいというか、内容が大人向けでびっくり。
キュラソー強くて優しい女
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.0

こんな大事件が起きたり患者さんがいなくなったりしたら病院側がもっと責任を問われるものなんじゃないかとも思ったんだけど、主人公たちに焦点を当てたらこういう物語になるのかな。
「一人じゃない」っていうのは
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アイヌモシリ(2020年製作の映画)

4.5

『ゴールデンカムイ』で少し見知っていたアイヌの文化をまた新たに知れたような気がしてうれしかった。
お芝居とリアルの境界線がわからなくなるくらいカントをはじめとする登場人物たちの暮らしぶりがそのまま描か
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

5.0

ビリーの周りの大人たちが、とにかくこの子を広い世界へ送り出そうと懸命になっているのに泣けた。
お父さん、お母さんが亡くなって寂しかったんだろうなぁ。家の雰囲気を見るにきっと文化レベルの高い家庭だったん
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.0

始まり方がとんでもなくおしゃれで、どんな映画が始まるのだろうと思ったら結構ポップというかコミカルな感じで、かと思えばまさかのラスト蜂の巣…。

整形水(2020年製作の映画)

4.0

整形水っていうものの存在はともかく登場人物の心理や行動はリアルで、こういうことって現実でも起きそうだよなぁと思った。結末も、なかなか衝撃的で思ってもみなかったところにたどり着いたけれど、こういう事件起>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.5

何の気なしに選んで観てみたらすごく好きな雰囲気の映画で、物語の中にどっぷりはまってしまった。
どうしようもない大人ばっかり出てきて、だけどフィクションの中ぐらいはせめてそのどうしようもなさが許容されて
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

ファンタジー冒険スペクタクルみたいになっててびっくりした!
自分のルーツを知り、自分が生きるべき場所を選択する、ってメッセージが込められてるのかなと感じた。馬に乗るエルサがかっこよくて美しすぎた。
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