ほいほいさんの映画レビュー・感想・評価

ほいほい

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2度目のはなればなれ(2023年製作の映画)

3.5

老人が施設を抜け出す話だと思って完全に油断してました。
内容は脱走コメディじゃなくて、人生最終章の戦友たちへの帰還ドラマなんです。
笑いながら泣かされる、危険なやつ。

この映画のテーマは老いの中で過
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仮面病棟(2020年製作の映画)

3.2

病院舞台にして頭脳戦っぽい感じがしますけど、現実vs虚構の話です。
ミステリーに見せかけた現代の正義ってなんだ問題。

坂口健太郎が演じる医者は、最初は医者なのに正義感強めでちょっとイケメンすぎるなっ
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美食家ダリのレストラン(2023年製作の映画)

3.4

これ、グルメ映画だと思って観るとショック受ける人もいると思うんですけど。
「生きることって、味わうことよりも虚無とどう付き合うかなんだ」っていう人生の機微に気付ける人には、めちゃくちゃ刺さる。

芸術
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.4

記憶を全部思い出した男、その後は地獄編。

前は俺は誰だ!?って叫んでたのに、今作では……で、どうすりゃいいんだ俺、と。


真実を知っても救われない、という課題。

自分の過去も、親父の死の真相も、
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.0

スパイ界の薬物依存症ドキュメンタリー。

マット・デイモンが出てこないのにボーンとタイトルつけるあたりからして、すでに世界に軽く幻覚を見せてる。

おい、ジェイソンボーンどこ行った?と探してるうちに、
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.4

ボーンシリーズ完結編。
記憶喪失の男が一番シラフで戦う映画。


最終的に彼がたどり着くのは、真実の自分。
そして、自由意志の奪還。

ボーンは自分の過去を思い出しても、それに支配されない。
彼が取り
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.4

前作の続きでまたやたらと走ってるマット・デイモンなんですけど、テーマは罪悪感と自己解放のロードムービーです。
銃撃戦よりも、マット・デイモンの良心が一番バンバン撃たれてる。

ボーンは恋人マリーとイン
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.4

走って悩む男。
マット・デイモン演じるジェイソン・ボーン、目覚めた瞬間から人生ハードモード。
海に浮かんでるわ、記憶ないわ、でもなぜか格闘術と語学だけは完璧。
記憶はないけど身体は覚えてる的な事ってあ
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

2.8

前半と後半の温度差がすごい。
例えるなら、前半はリサイクルショップで静かに型落ちiPhoneを査定してる青年ドラマなのに、後半いきなりメキシコの麻薬戦争が始まる。
あまりの温度差で、脳が喰らうどころか
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わたしのグランパ(2003年製作の映画)

3.7

孫と祖父の交流を描いたハートフル映画に見えるんですけど、実際は帰ってきた任侠の亡霊が、平和な現代にどう馴染むのか?っていう実験映画なんですよ。

主人公の少女はごく普通の中学生だけど、その前に現れるの
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.8

里親制度をテーマにしたコメディ・ファミリードラマなんですが、見終わった後ハリウッドって、社会派の問題も笑いに包んで、しかも最後泣かせてくるのズルいよな!と唸らされるやつ。
もう完全に計算され尽くしてま
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.2

メンタル崩壊した人たちによる社交ダンス版ロッキーというギャップ萌え映画です。

ざっくり言うと、心にバグを抱えた男女が、自分なりの再起動マニュアルを見つける話なんですけど、そのマニュアルがダンスってと
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.4

結婚式という地獄を舞台にした群像ドタバタ劇なんですけど、同時に日本社会の縮図をギュッとホテルの披露宴会場に詰め込んだ社会派コメディでもある。

結婚式ってそもそも、誰のためにやるの?という問いが、親族
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.2

人類が滅んでも車とバイクだけは走り続けるというガソリン賛歌です。
人類の文明の残骸を拾い集めて走る荒野のロードムービー。

真面目に言うと、これは文明が崩壊したあとに、何を信じて人は生きるのか?という
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.0

車とバイクの騒音で頭がおかしくなりそうになり、理性が崩壊していく音が聞こえる文明の墓場のミュージカル。

秩序の失われた世界で、正義はどこにあるのか?という問い。けれど、その問いの立て方があまりに直球
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.2

人間より人間らしい存在とは何か?
これをAIが学園モノで体現するという暴挙に出ています。
普通の青春映画なら転校生がやってきた!で終わるところを、転校生、実はAIでした!と来る。
もはや青春映画の皮を
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252 生存者あり(2008年製作の映画)

2.6

一言で言うと「自己犠牲と絆」。
日本の災害映画って結局みんなそこに帰結するんですけど、この作品はそれをサラリーマンがヒーローになる瞬間に焦点を当てている。
要は、日常では空気みたいな男が、災害の中でや
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ラスト・バレット(2019年製作の映画)

1.5

実際に飛んでくるのは弾丸よりもあくびが頻発する。撃つたびに眠気が増すスリーパー映画、という稀有な存在です。

孤独な殺し屋が人間の情に触れて、自分の過去と向き合うという、映画界で100回は聞いたような
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すくってごらん(2021年製作の映画)

2.0

いやもうタイトルの時点で嫌な予感しかしないじゃないですか。
金魚すくい映画ですよ?スポーツでもない、勝敗も曖昧、祭りの夜に5分で終わる遊びを90分持たせようっていう無茶ぶり。

これで監督は何をすくい
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カラダ探し(2022年製作の映画)

3.0

この映画をまじめに考えると生きてる意味をどう掴むかなんです。
何度も同じ一日を繰り返して、仲間が死んだり生き返ったりする中で、最後に残るのは自分はどう生きたいのか?という問い。

ホラーの皮をかぶった
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.4

アメリカンドリームを夢見て土地を買ったお父さんが、結局アメリカよりも畑に夢見て泥まみれになる映画。
子どもは心臓弱いし、祖母は韓国から送り込まれてきた強烈キャラ。
アメリカ生活、差別に負けずにがんばり
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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(2007年製作の映画)

3.0

女と酒とスキャンダル大好きなおっさん議員が、気付いたら冷戦の裏舞台でソ連をぶっ潰すための秘密戦争を仕切ってた、というとんでも話です。

トム・ハンクス演じるチャーリー・ウィルソンは、見た目はただのやん
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.6

主人公の中学二年生が思春期のぐちゃぐちゃを抱えながら、ひょんなことから出会う、近所の屋根の上でひとり煙草ふかしてる謎の老婆・星ばあ。
不思議なおばあさんと出会って世界が広がった、という定番成長物語にな
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ぶどうのなみだ(2014年製作の映画)

3.0

ワイン映画の皮をかぶった人生劇場。
ぶどう畑に隠された人間模様を見せながら、発酵ってのは人間関係そのものじゃないか?という事を延々と語っています。
大泉洋を見てると、ぶどうの房よりも繊細な男心を、真顔
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野球少女(2019年製作の映画)

3.2

汗臭い根性論よりも才能と性別と現実社会にどう折り合いつけるか?というシビアな韓国映画です。

主人公スインは、才能があると誰もが認めるピッチャー。
でもプロ球団は女だから無理と門前払い。
だったらどう
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岬のマヨイガ(2021年製作の映画)

3.2

居場所を失った少女たちが不思議な家で暮らしながら心を癒していくっていう、わりと温かいヒューマンドラマです。でも見てるうちにこれ、ただの民俗学オールスター集合じゃん!と気付く訳です。
座敷童だの河童だの
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ゴーストキラー(2024年製作の映画)

3.4

表向きは、女子大生が幽霊に憑依されて大暴れ。
どう考えてもツッコミ待ちな映画なんですけど、いざ蓋を開けたら、幽霊とアクションを通じた心のカウンセリング映画だった、というオチ。

髙石あかりが幽霊に憑依
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.8

一見すると、世界初の性別適合手術を受けた人物の伝記映画として語られがちですが、根底にあるテーマはもっと深いものです。

まず中心にあるのは、本当の自分を生きたい」という切実な願い。
アイナー(のちのリ
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人生は、美しい(2022年製作の映画)

3.0

余命宣告された奥さんが、私は最後に初恋の人に会いたい!って言い出す映画。

テーマは大きく二つあって、ひとつは「生の有限性」、もうひとつは「愛の再発見」。
奥さんが初恋を探す旅を通して、実は失われた恋
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映画を愛する君へ(2024年製作の映画)

3.0

デプレシャン監督によるシネマ愛の交響曲。
ドキュメンタリーと自伝的ドラマが渾然一体となったシネマエッセイが淡々と映画愛を紡ぎます。  

心の奥でくすぶっていた映画への思いを、優しくポンと押してく
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世界で一番しあわせな食堂(2019年製作の映画)

3.7

家族の不器用さと、食を通じた再生。

中国人親子がフィンランドの小さな町に流れ着いて、現地の頑固オヤジの食堂であれこれ巻き起こす。父と息子の確執、異文化同士のぶつかり合い、過去を引きずる人々の心のリフ
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東京カウボーイ(2023年製作の映画)

3.5

日本のサラリーマンがアメリカの大自然で人生見つめ直す系のヒューマン映画。

人間、環境変わると価値観も変わる。
東京でギチギチに働いてた男が、アメリカのカウボーイ文化に飛び込んで、牛の世話とか広大な牧
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映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(2024年製作の映画)

3.6

一見すると子ども向けの楽しいファンタジーに見えるけど、その奥に流れているのはすごくシンプルで深いテーマです。

それは、人間の欲望はコントロールできないし、手に入れる代償からは逃げられない、ということ
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ビジランテ(2017年製作の映画)

3.1

フタ開けてみたら、中身は田舎の負の遺産大博覧会。
三兄弟の泥沼劇場です。

長男・大森南朋、地元のボス的存在で「俺が法律だ」みたいな顔してるくせに、その実態は“ただの地縛霊”。次男・鈴木浩介、真面目に
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ブルーサーマル(2022年製作の映画)

3.1

青春スポ根ものかと思いきや、空を飛ぶ部活映画。
しかも題材がグライダーという地味なのか派手なのかよくわからない乗り物。
野球やサッカーじゃなく、プロペラすら付いてない飛行機で青春やろうというのだから、
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.4

笑えないのに、なぜかニヤッとしてしまう、独特の読後感を映画にした作品。

一言で言うなら「血よりも環境」「重力よりも希望」ってやつです。
要するに、どんなに家族に暗い過去や犯罪があろうが、人間は環境次
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