にんじんさんの映画レビュー・感想・評価

にんじん

にんじん

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.2

いやーーー
本当に辛い映画だった。
牢屋でのシーンが頭から離れない。
あれが「ソ連の男」だなと思う。
絶対に仲間を裏切りはしない。
自分がどんな状態であろうと、仲間だけは守り抜く人間性があのシーンで表
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.7

スラブ語から取った言葉
テヴォチカ(少女)などが使用されていたから
ロシア系の移民と絡むのかと思った
そうでもなく
ただ、監督の作りたいサクラ品って感じがした。
小道具大道具共に綺麗に細かくて
主人公
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

3.4

最初こそ、なんだこの変な映画と思ったが
見ているうちにどんどん引き込まれた。
マルセル欲しいから貝殻見つけたらお目目と靴でもつけようと思います。

飼い慣れされた意地(1980年製作の映画)

4.2

コメディの中でもかなり上位に食い込んでくるくらい笑いながら見てました。
2人がどうしよもなく似たもの同士で
釣り合いの取れたカップルで
米映画のお下品なつまらないギャグと異なり本当に面白いコメディ。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.2

赤ちゃんキモすぎて笑った。
なんだか、ストーリー性の練りが私には足りなかったかなという気持ちに。。
「グロいだけで良い」って人におすすめしたい

ぼく モグラ キツネ 馬(2022年製作の映画)

3.2

今まで、アメリカが世に放った
限りなく下品で汚い悪影響作品を全て洗い流したいかの如く作られたアニメーション。

数々の名言を意味深に言い放つキャラクターたち。
伝えたいことが多すぎて言葉がとても直接的
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.4

ジブリにしてやや、飯のシーン少ないし
なんか今作ジブリっぽくないなと思ってたら
厳密に言うとジブリではなかった!!!

ハウルとラピュタにアメリカの古き良きカントリースタイルを混ぜた様な雰囲気。
そし
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

2.8

精神的にしんどいのもあるけれど
アジア映画ならではの「間」が多すぎて
子供が頑張ってサバイバルしてたり泣き声を永遠に聞かされ続けるのもしんどい。

ネグレストの映画だから誰にでも起こりうるリアルさの追
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.0

暇だしサクッと見ようかと
すごく軽めな気持ちで臨んだら
思ってた3倍くらい重い話で、
誰だ!こんなヤバ脚本書いたの!!と除けば
「あの花」の岡田、お前かー!!!!!!

伝説のトラウマ級涙腺破壊アニメ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.4

サイコパスな嫁が印象的。
途中まで殺しに何の感情も抱かなくなった夫だったが、途中で目が覚める瞬間が印象的。
海外のビーガンは本当にイカれてるから
これくらいおもろいコメディに消化してくれたのは良い着眼
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.5

一見何気ない選択肢。
ふとした時から人生は
全く別の道を走っていく事になる。
結末も人生も何もかもが
本当にやり直しが効かない。
全ての人物に同情できてしまう本当の胸糞展開。
クリントイーストウッド。
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.6

ダウン症の青年と心に傷を抱えた青年が
馬鹿するおもろすぎるコメディ。
ダウン症でも自閉症でも健全者でも
おもろければ正直誰とでも仲良くなれると思う。
彼を「症状持ち」だからと言って
守りたい気持ちもわ
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.4

久しぶりに映画館行った。
ホラーはやはり、大画面で見ないとな。

正直言ってもっと
酷いもんだと思ってたけれど
それなりに楽しめた。
ただ、グロとか怖いのを求めて行ったので
ハートフルドラマ部分はそん
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モニカ・ベルッチの情事(1992年製作の映画)

3.2

モニカベルッチは私の中で世界一美しい女性なので
もうそれだけで場が持ちます。

衣装綺麗ー
言語綺麗ー
モニカの体綺麗ー

正直これだけの映画です。
モニカ演じるフランチェスカをみんな欲しがる理由も本
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ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.5

こんなうまい話あるかーい。
と思いながら鑑賞

こういうグループ居たなぁ。
変な噂すぐ信じて他の女の子とキスする男の子になんでまだ恋してるの…
女子独特のそれ謎すぎる。。

リンジーの胸大きく無い??
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.3

なんだか、結局なにが言いたいのかわからないまま終わった映画。
ティモシーの出来はもちろん
「惚れてまうやろー!」なのですが、

作品自体はもう少し掘り下げるのかと思ったら
関係性は上部だけで
結局、結
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.5

ジュリアロバーツの役柄も見た目もいつも好きになれず
ずっとイライラしっぱなしだが
ジョージクルーニーのイケおじ具合で全てチャラ。
優しいコメディ映画でした。

ただラストはそっち???というイメージ。
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

3.8

まいちゃんがひたすら可愛そう。
「物分かりの良い彼女」に成り下がらなくて良いよお!
自尊心高めでサクタはついて来い!くらいの勢いが好きだったよぉ!

ぶっちゃけ翔子さんは何したかったのか分からん。
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.3

監督の「好き!」が実験的に散りばめられた作品
これ、ハマる人はハマる。のかな。。。
まぁ、資金が出るって事はそういう事ですよね。

度々言いたいことには賛成するが
全体の構成が掴めない上に
今回は劇中
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物ブツ交換(2018年製作の映画)

3.6

大国ソ連から独立したものの
自立はできなかった国ジョージア。
誰が良くて誰が悪いとかは無く、情報がいかに大切かを思い知らされます。
正確なジャーナリズムの必要さを訴えるショートムービーだと感じた。
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

2.4

流石、ディズニープレゼンツ^_^
という出来。
耳が痛くなるほどの爆発サウンド。
あからさまにポリコレ対策で入れられた可哀想な黒人俳優たち。
メンタル削られる画面いっぱいの緊張感。
「悪」と「正義」の
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エンバー 失われた光の物語(2008年製作の映画)

3.4

子供から大人まで楽しめる
少しダークなファンタジー
ネズミ王国とティムバートンを混ぜて2で割ったようなイメージかも。
監督の他の作品を見ると
「ポップなティムバートン」という感じが否めない。
ティムバ
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.8

制作側の思惑通りのストレス溜まる映画。
仕事終わりに見るとさらにもう一日仕事したような感覚に陥る。(休日の鑑賞を推薦します)
作り自体は至ってシンプルで、新米社員の主人公の一日を見てるだけですが、
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The Immaculate Room(原題)(2022年製作の映画)

3.2

設定は面白いのに
視聴者が考えうることの40%しか表してくれない映画。
こんな設定で、他の脚本家に映画作らせたら良作になり得ると思う。

何もかもが未熟で
結局言いたかったのはそれだけなのか、と落胆。

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

やはりイーストウッド
良い作品を作る。

実際の事件を舞台にした作品だが
完成度がとても高く、ドキュメンタリー作品を見ているよう。
イーストウッド様は本当に現実派の監督なので
何の偏見もなく作品を作る
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運び屋(2018年製作の映画)

3.8

哀愁漂うイケオジが
悪の道を歩き出すが、なぜか応援したくなる作品。
「犯罪者」と一括りにすると響きが大変良くないが、過去に迫るともしかしたらこの様な感情になるのかも知れませんね。
ダークヒーローそのも
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.4

こんなに良い映画だとは思っていませんでした。
あらすじには主人公が変わっていくというような説明があるが
実際のところ変わったというよりは
本来の主人公を取り戻したような気もします。

彼の皮肉や差別発
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ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

2.4

悍ましい映画でした。
映画自体は出来が良いためこんな評価なのも心苦しいのですが
出来が良いがために直視できませんでした。

こんな鬼畜モンスターにも人権が必要なのでしょうか。
大変考えさせられます。
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ユー・ウォント・ミー・トゥ・キル・ヒム(2013年製作の映画)

3.3

途中からなんとなく流れが読めたけれど
これが実話と言うんだから恐ろしい。
人間、何を信じるべきか見極めることは非常に大事だと思う。

コールド・スキン(2017年製作の映画)

2.8

モンスター造形がパンズラビリンスと聞いて納得。
モンスターの生体などの深みがもっと欲しかったし、キャラクターも薄すぎる。
尺対深さのコスパが悪い映画です。
撮影場所は綺麗ですが、とにかく脚本が雑なので
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空飛ぶペンギン(2011年製作の映画)

3.3

ペンギン6匹と仕事に熱中するビジネスマンのドタバタコメディ。
家族間の絆芽生えるの早すぎるな感はあるけど
めでたしめでたしです。

レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.2

なかなか引き込まれる展開ではありましたが
ラストの練りが少し甘い。
尺をもう数分取って深みを出して欲しかった感は否めない。
ロバートデニーロは確実にカッコいいです。

ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

3.5

家族で楽しめるアメリカンコメディです。
下世話な下ネタも少なく
どちらかといえばグロ寄りなコメディセンスですが
私は後者の方が何倍も良いと思っているたちなので文句はないです。
キャラクターそれぞれでカ
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.4

最近はどんでん返しの映画をずっと見ているけれど
この作品は想像の中のどんでん返しのどんでん返しの様な作品だった。
人間という生き物は実際に目に見えるものではなく、見たいものを情報として処理しているだけ
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アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち(2014年製作の映画)

4.2

どんでん返しのどんでん返しで
とても楽しめました。
序盤に感じていた違和感をしっかり伏線回収してくれて、さらに付け加えて説明的な部分もあったのでわかりやすく
??? と、ならずに見れました。

治らな
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DRAGON ドラゴン(2015年製作の映画)

3.0

正直、メイン女優の演技が大変微妙なところだが
ロシア独特のゴシック、ブラックファンタジー要素が装飾主義と合わさり大変絵的に美しい映画です。

にしても、話にファンタジーのみではなく深い意味がもう少し有
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