10年以上前のドラマだけれど、思いの外面白かった。
軽いミステリーでサクッと観られるのに、よくよく考えると「無きにしも非ず」の怖い話でもある。今の時代なら尚更。
エンディングが洒落ているので、タイトル>>続きを読む
他の方もご指摘の通り、大急ぎで風呂敷をたたんだかのような最終回は残念。
その行く末が視聴者の想像力にゆだねられるかたちになった亮明大君。彼が彼女を諦め、運命を受け入れて王道を行こうとする過程の方にこそ>>続きを読む
眠る前には、絶対観ない方がいい。
この結末は、単発のエンタメとして、どうなのか。
カタルシスも余韻もなく、ただただ悪いヤツ、狡猾で計算高いヤツらが人生の王道を行く。せめて彼女が自由になれたらなら、まだ>>続きを読む
大人の童話。十代のピュアな気持ち、実らなかったが故の色褪せぬ思い。
記憶が戻ってからので二人が、一度もブレずに互いを一途に思いやるのがとても良かった。
Kiyoさんが「夏になると観たくなる」と書かれ>>続きを読む
ハン・ヒョジュって、韓国の沢口靖子だと思う。美人さんだけれど決して演技は上手くなくて、表情も文字通り喜怒哀楽の4つのパターンしかない。でも、不思議とあまり嫌われない。そして容姿が整いすぎているので、一>>続きを読む
初回が面白かったので、録画してまとめて一気に。
まず、オープニング映像がとても良い。OST(オリジナルではないのかな。)も、どれも秀逸で、期せずして韓国のミュージック・シーンにおける才能の芳醇さに触>>続きを読む
最後までテンションが下がることなくおもしろかった。
オープニングの曲も良かったし。
あまりに荒唐無稽な設定だし、きっとそのうち飽きてリタイアするのだろうな、と思っていたのに、結局最後まで観てしまった。結末もなんだかよくわからなかったのにレビューしてしまうのは、ひとえにキム・ジョンヒョ>>続きを読む
ありふれた大学生のレンアイ話だと思って全く期待していなかったのだけれど、回を重ねるごとに、登場人物それぞれが抱える苦悩と事情が明らかになって面白かった。
ただ終盤、特に最終回は、なんとか収拾して片付け>>続きを読む
いいドラマだった。
最後は、主要登場人物のそれぞれが自分にとってのほんとうの幸せを見つけて行く。
外から来た、つまりは異邦人によってコミュニティの秘密が明らかになり、解決に至る。そしてコミュニティに>>続きを読む
録画して半分(2回)まで観たまま放置していたのを、ようやく最後まで。
放置した理由は、若いベビーシッターになんだかイラっとして、妻が気の毒になってしまったからかも。
やっぱりチョ・ヨジョンは上手いなあ>>続きを読む
シスター・フッドを軸にしたGirls,bravo! なストーリー。楽しくて、元気になれるドラマだった。シーズン2も楽しみ。
#8の海辺の刺身屋のマダムがとても素敵なので、アラサー以上の女子は見逃す事>>続きを読む
フランスでムスリムの問題を扱うのは、きっと覚悟と熟考が必要だと思う。
宗教は、家族やコミュニティ、文化と深く関わっている。でも、そこから一歩外に出て別の価値観や視点を得た時、二つの世界とどう折り合い>>続きを読む
中盤のお父さんのセリフ、「我々眠れない人は世界を守ってる。暗い夜から守るんだ。」「(お前は)自分も夢を守ってるだろ?それでお父さんの心も守られてるんだ」。
ただこれだけ、この意味を思うためだけにでも、>>続きを読む
この枠は通常、若手俳優の主演作が多く、しかも彼らのブレイク前の初々しい姿が観られるのだけれど、これはチェ・ミョンギル、オ・ウィシクら名優が円熟の共演。
終始不穏な雰囲気でカタルシスもないけれど、とても>>続きを読む
今まで観たこのシリーズで、いちばんいいドラマだった。
温かい余韻を残す素敵なラスト。
アン・スンギュンのダンスも良かった。
女の人が男前で素敵なドラマだった。
過ぎた時間に恥じないように生きなくちゃね。
かわいくて痛快で、楽しいドラマだった。
いちばんかわいくて楽しかったのは、パク・ボヨンでもパク・ヒョンシクでもなくて、キム・ウォネさんだった。
一途で真っ直ぐな貧しい田舎の女の子が、ソウルに進学した男子に振られるという冒頭のエピソードで、なんだかやり切れなくなって観るのをやめようかと思ったけれど、その後の展開はなかなか良かった。
女の子の自>>続きを読む
「権力は腐敗する」。
日本の占領統治から大国に翻弄されて南北分断、幾多の犠牲を経て軍事独裁政権を倒し民主化へ。そういう歴史を経た韓国の映画やドラマは、この命題が背景にあるものが少なくない。このドラマ>>続きを読む
これまで観た四季シリーズ(「春のワルツ」は未見)の中でいちばんよかった。何故なら、誰も突然のアクシデントや病気で不幸になったりしないから。みんなが幸せになろうと、あるいは誰かを幸せにしようと頑張るドラ>>続きを読む
人気ドラマを漸く。
容姿端麗にして家柄・血統も文句なしの男子が、集団で暮らして切磋琢磨する。その様子はアイドル練習生の日常みたいで、なるほど、こういうところも人気の理由かも、と思ったりした。
厳しい>>続きを読む
「神は人間のために生き、人間のために消える」。
人間にとって神様は、いた方が良いから存在するんだよね。哲学というか禅問答みたいなテーマは嫌いじゃない。
とどのつまり、ピノキオみたいなストーリーを正統派>>続きを読む
かわいいドラマだった。
エンディングのタイトル・バックもね。
主要キャストが誰も死なず(あっ、一人残念だったけれど、その夢はちゃんと叶う)、見事な(ご都合主義とも言うw)ハッピー・エンド。
三人三様の見せ場もあって、一日の終わりに一話ずつ観て眠るにはオススメのナ>>続きを読む
20年前マダムたちが熱狂した伝説のドラマを漸く。
ヨン様、当時も、観終わった今も、その人気の秘密はよくわからない。ただ、シャイだったり孤独だったり、逆に自信と余裕に満ちた包容力だったりといった多面性、>>続きを読む
パク・ソンフンが麗しいので最後まで観てしまったけれど、ストーリーは、う〜ん。
スコアは全てパク,ソンフンに(笑)。
お気楽な学園モノだと思ったら、次第にそれぞれが抱える生き辛さや重荷、地方都市特有の息苦しさが浮き彫りになってきて、どんどん面白くなる。
この年代の男子は、同年代の女子のキモチやココロの揺れをなかなか>>続きを読む
予測の範囲を超えないベタな展開だけれど、だからこそ、の温かさと安らぎがある。
テ・ハンホ以外では成立しなかったドラマだと思う。
子役の彼女、上手いし将来美人さんになりそうで楽しみだ。
いわゆるラブロマンスだと思って気楽に観始めたら、現代にも通じるお仕事ドラマであり、女性の生き方をめぐるなかなか重厚な物語だった。
働く女性のダンディズムと、シスター・フッド。官女という運命に疑義を抱き>>続きを読む
とてもステキなドラマだった。若い頃に観ていたら違ったかも知れないし、配偶者がいたらまた違った感じ方をしたのかも知れないけれど。
「美しい思い出があるから平気」って、この年になるとよくわかる。たったひ>>続きを読む
クァク・ドンヨン、整い方が今の彼とは少し違って普通の高校生っぽい雰囲気で、個人的には好感が持てた。ちゃんとスポーツやっている人の走り方だったし。
寺山修司や岸田理央を彷彿させるフィリップ・グラスみたい>>続きを読む
生後間もなく取り違えがあって実は他人だったからと言って、10年以上家族として育てた娘を一人残して黙って渡米してしまうなんてあり得ないだろう、とか、血縁関係はないのに頑なに交際に反対するのは意味わからん>>続きを読む
松本まりかという女優の才能と演技力をナイフにして、ずっと喉元に突きつけられているようなドラマだった。
彼女の演技が過剰だと思った人も少なからず居るようだけれど、つまりは彼女の表現が演劇的なのだと思う>>続きを読む
なんなんだ、この寸止めの怖さは⁈
どのエピソードも明確な結論や決着がなく、観る側の想像に委ねる展開で、それゆえに余韻というか肌寒い残照のようなものが残ってゾクゾクする。
映像、カメラワークが秀逸。出演>>続きを読む
キム・ジェヨン、この人は感情を抑えたジェントルな役がとてもよく似合う。彼が演じた役もとてもよかった。
こういうナイト(騎士)的なキャラって韓流ラブコメには欠かせなくて、この役を背負った人はほぼ間違いな>>続きを読む