とうがらしさんの映画レビュー・感想・評価

とうがらし

とうがらし

  • List view
  • Grid view

PLAN 75(2022年製作の映画)

2.9

2022年カンヌ国際映画祭 ある視点部門 カメラ・ドールスペシャル・メンション 受賞
2023年アカデミー賞 国際長編映画賞 日本代表作品

演出は倍賞千恵子のアシストで水準以上のものになっていたが、
>>続きを読む

ナビィの恋(1999年製作の映画)

3.7

2000年ベルリン国際映画祭 NETPAC賞(最優秀アジア映画賞) 受賞

緩やかに揺蕩う時間。
リアルな沖縄の感性を丁寧に掬い取って描きつつも、ところどころフェリーニ映画の香り漂う不思議な世界。
>>続きを読む

マックス、モン・アムール(1986年製作の映画)

2.0

シャーロット・ランプリングを主演に迎えた大島渚監督のフランス映画。
人間とチンパンジーによる異色の恋愛ドラマ。
面白い設定の割に…。
「愛の嵐」(リリアーナ・カヴァーニ監督)みたいに強烈なインパクトを
>>続きを読む

Keiko(1979年製作の映画)

1.9

岩井俊二監督が、高校3年生の頃に観て、映画作りの衝動に駆られるきっかけとなったATG配給作品。

23歳独身女性の日常を淡々と描いたドラマ。
なんとなく今泉力哉監督の作品に雰囲気が似ている。
今泉監督
>>続きを読む

柄本家のゴドー(2018年製作の映画)

3.0

考えて、考えて、それでも、考えて
心身に馴染むまで繰り返して
分からないものを分からないと分かった。
その日から、視野が広がって、幕は明ける。

刺激的で、クリエイティブな時間。
安藤サクラもチラッと
>>続きを読む

ベティ・サイズモア(2000年製作の映画)

2.2

2000年カンヌ国際映画祭 脚本賞 受賞

大九明子監督とクエンティン・タランティーノ監督の作風をミックスしたようなスリラーコメディ。
緊張すると妄想の世界に逃避しちゃう不思議ちゃん。

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

3.3

1974年カンヌ国際映画祭 脚本賞 受賞
スティーヴン・スピルバーグ監督初の劇場公開作品にして唯一、カンヌのコンペ出品作。

激突? 続編?
邦題はタイトル詐欺も甚だしい(笑)
ゆるいカージャックで、
>>続きを読む

Orphan: First Kill(原題)(2022年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

「エスター」の前日譚。

当時12歳だったイザベル・ファーマンが、13年後、前日譚もエスター役を続投。
25歳が9歳児を演じるという離れ業をやったが、残念ながら、内容は蛇足な駄作だった…。

予告編
>>続きを読む

The Road Dance(原題)(2021年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

スコットランドのヘブリディーズ諸島に住む女性カースティ(ハーマイオニー・コーフィールド)は、マードと恋仲にあった。
マードは、第一次世界大戦で西部戦線への出兵が決まる。
カースティは、彼が無事帰ってく
>>続きを読む

グレイ・ガーデンズ(1975年製作の映画)

2.6

「セールスマン」のメイズルス兄弟監督の作品。
アメリカ映画史上の最重要作と言われる、カルト級ドキュメンタリー。

没落したケネディ家の親族(J・F・ケネディの妻ジャクリーヌの)叔母とその娘が、愛憎入り
>>続きを読む

4つの道(2020年製作の映画)

2.5

「夏をゆく人々」「幸福なラザロ」の監督は、ロックダウンに何思う。
期限切れの16ミリフィルムで撮る。

アリーチェ・ロルヴァケル版「フィオーリ、フィオーリ、フィオーリ!」
あるいは、本作に限って言えば
>>続きを読む

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーとフィクションの二軸で描かれる作品。
ツイッター、フェイスブック、グーグル、インスタグラムなどの幹部だった元関係者たちが、自ら開発したテクノロジーに警鐘を鳴らすインタビューと、
スマホ
>>続きを読む

あの子を探して(1999年製作の映画)

3.7

1999年ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞、ユニセフ賞など四冠

ある貧しい農村の小学校で、先生が母親の看病のため、1か月小学校を離れることになった。
その代理教員としてやってきたのは…13歳の少女だ
>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

2.6

2012年アカデミー賞 編集賞 受賞

スウェーデン映画「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のハリウッドリメイク。

「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」を観て、何かに似ていると思っていたが、
>>続きを読む

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

2.0

北米酷評!
予告編で開き直ってるアダム・ドライバー主演作。

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=8Z8At9pZAeM

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャンル分けは、”恋愛、スリラー”に変更した方が良いのでは?
ミステリー要素は皆無。
拘留中や裁判中に振り返る回想形式。
展開がざっくりで、内容は浅い。
ヒロインは老いて亡くなるまで、湿地帯で暮らし続
>>続きを読む

雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)

2.2

「ペンギン・ハイウェイ」の石田祐康監督作品。

小学生の夏休み研究がてら、幽霊団地に潜り込んだら、滝のような雨が降って、団地一棟まるごと漂流する話。

作画は、劇場公開映画のクラス。
3.11やコロナ
>>続きを読む

Fall(原題)(2022年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

物語の導入部は「X-ミッション」(エリクソン・コア監督)とほぼ同じ流れ。
ただ、本作の場合は、潜入捜査官ではなく、電波塔に登ってキャピキャピ騒ぐYoutuberになった。
ところが、どうしましょう。
>>続きを読む

892(原題)(2022年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

2022年サンダンス映画祭 USドラマティック部門 審査員特別賞 受賞

月々の手当が金銭トラブルで滞り、困窮を極めた退役軍人が、銀行に爆弾を持ち込んで、892ドル(約12万円)の支給を要求する話。
>>続きを読む

Emily the Criminal(原題)(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

2022年サンダンス映画祭 プレミア部門 出品

デザイナー志望で、ケータリングの個人配達をするエミリー。
彼女には、重罪歴があり、多額の学生ローン返済に苦しんでいる。
同僚から1時間200ドル稼げる
>>続きを読む

ハイウェイの彼方に(2019年製作の映画)

2.4

「わたしは、ダニエル・ブレイク」×「すばらしき世界」×「東京ゴッドファーザーズ」+αでロードムービー

俳優ローガン・マーシャル=グリーンの初監督作品。
主演のイーサン・ホークは、監督の最適解を探りな
>>続きを読む

テキサス・ロデオ(2019年製作の映画)

2.1

2019年カンヌ国際映画祭 ある視点部門 出品

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=ZmO7rbB-VfY

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

1.2

2ちゃんねる発祥のZ級ホラー。
FPS(一人称視点)のループ系。
VRゲームで十分。

幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

2.5

2020年アカデミー賞 助演男優賞(トム・ハンクス) ノミネート

乳幼児向け人気テレビ番組の司会者フレッド・ロジャース(トム・ハンクス) と交流した雑誌記者の実話を基にした話。

「カモン カモン」
>>続きを読む

Both Sides of the Blade(英題)(2021年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

2022年ベルリン国際映画祭 銀熊賞(最優秀監督賞) 受賞

クレール・ドニ監督最新作。

元ラグビー選手で前科者の男性と、ラジオパーソナリティの女性の熟年カップルが、未成年のようにイチャイチャするも
>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.2

(再鑑賞につき、追記再投稿)
初見は去年の12月。
9か月以上経つ今も、余韻が残る中での再鑑賞。
今年のNo.1は、本作にほぼ決まり。

「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督が本作で、円熟の域に達
>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

2.1

アガペーからエロス連呼。

ふむふむ、なるほど。
今泉力哉監督は、恋愛描写は得意だけど、性描写は苦手なのね。
城定秀夫監督とのコラボ企画で、今泉サイドの懸案事項だったと思うけど、濡れ場になると、演出し
>>続きを読む

死刑執行人もまた死す(1943年製作の映画)

2.5

1944年アカデミー賞 録音賞、音楽賞 ノミネート
1946年ヴェネチア国際映画祭 スペシャル・メンション(特別賞) 受賞

新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.0

元祖「ブレット・トレイン」

製作時から海外戦略を意識した作品で、日本国内よりも海外で、後年に与えた影響が大きい。
主演は高倉健だが、国際的には千葉真一の方が知名度があり、アクションスター・サニー千葉
>>続きを読む

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

料理の腕がある主人公アダムは、高校の科学実験中、暴力行為で卒業間際に退学処分。
原因は統合失調症による幻覚だったことが判明。
通院しつつ、カトリック系高校へ転校。
彼は無神論者だが、新しく友達になった
>>続きを読む

殺しの烙印(1967年製作の映画)

3.2

2022年ヴェネツィア国際映画祭 クラシック映画部門 最優秀復元映画賞受賞(アジア映画初の快挙)につき再投稿。


鈴木清順監督×宍戸錠主演。
殺し屋ランキングをめぐるハードボイルド・コメディ。

>>続きを読む

>|