ぼうるちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ぼうるちゃん

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ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

3.6


小さい頃、うちのおじいちゃんをシュッと痩せさせたような顔のおじいちゃんだ!と思って見ていた植木等!

なぜおじいちゃんに似てるのに、この人はカッコよく見えるのか!ということを考えてたような。

スー
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.8


感情、ノスタルジーの反響が尾を引く映画。
1人になって誰かを思い出す時の表現が面白い、、、画の重ね方も境界のない感じで面白い、、、というかハンディカム、、、やっぱグワーンとなる。

最近スラッカーを
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サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

3.5


JKの頃、よく読んでた漫画がデトロイトメタルシティで、最初のほう「おもろいで〜」と友達同士で作ってたホムペ(懐かしい呼び名)でも話題に出してたけど、どんどんエスカレートしていく下ネタに離脱。

なん
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バービー(2023年製作の映画)

3.6


冒頭から自宅で見ているかのような親密感。ちびっ子たちの破壊を見ながら、自分が多感な中高生なら小躍りしてる感じの「よくやった!」感。

ところどころ、無理くり感あるものの、終始笑かしに来て、ケンなんか
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.0


You never watch?
You should watch!
The answer is watching!

いい言葉!
ということで、私が見たことないというので見始め!
何もイメージし
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.6


夏休み、お正月、クリスマス、などなど学校お休みの気分を盛り上げてくれそうな映画!
夏かな、、、冬かな、、、

初っ端のシーンから「面白いもの見せられてる!」という興奮。
華がある、、、そして、それを
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用心棒(1961年製作の映画)

3.9


野太いbgm、\よっ出ました!/感。

しかし、こう、椿三十郎の時にも思ったが、まるでオセロとか将棋、あるいはパズルゲームのような俯瞰の視点での事態収束方法。

途中コテンパンにやられて、地べた這い
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.9


いちいちおしゃれで軽快テンポ。
しかし、昔の人の話し方、語調、語彙が独特でなかなかついていけない。
寅さんの商売文句のような。

「お前ら丑年生まれか?なにかと言やあ突っかかってきやがる」

こうい
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エウスカディ、1982年夏(1983年製作の映画)

3.6


去年ドキュメンタリー映画祭で見たイタリアのお祭りのやつを思い出した!

途中カラーになったの、あれなんだったんだろうか???

知り合いにバスク地方出身の人がおり、彼は82年産まれてないと思うが、こ
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ジョージアの古い歌(1969年製作の映画)

3.6


お歌を歌うオイチャンたちの視線に「あ、こういう人かな?」などと今はもういないであろう人に思いを馳せながら鑑賞。

あんまり地域と音楽性みたいな話は知らないが、山間部、平野、的なところでスタイル変わっ
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鋳鉄(1964年製作の映画)

3.6


激しすぎて、、、

そしてこれは旧ソ連か、、、すごい、、、本当にあの、なんていうか大陸ってすごいよね、、、

ぎゃーん、どーん、ぎゅーん!
ほぼ火山見物のような、見るからに熱々映像、飛び散る火花?に
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.7


前にお友達をタロットで占った際、「ヴァルダの映画にも出てきました!👀」とキラキラした目で言われ、その時はフーンで終わったが、今日見てこれか!と。

クルクルと魔法にかかったような、こちらが目で追って
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フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)

3.7


「お前も腹括れ!」みたいなノリが、燻銀、、、。
ホロホロロ、キッ、スタッ!

バルーンみたいな、ウェーブのような、結んで開いての恍惚ダンス。

途中、受験を理由に通ってたオーケストラをお休みして、そ
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月の寵児たち(1985年製作の映画)

3.7


ちょうど良いのんびり感。

視線が流れ流れて、画面が移り変わり、時代も変わるが、人の性は変わらず、運良く形残ったものたちが、ありようを見ている。

古い家の話や、古い庭の話が好きなのは、人は移り変わ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます


日本人の贔屓目で見ても、というか、日本人の贔屓目で見れることに感謝。

風立ちぬの煉獄を上書きする駿先生の「オレの現在地」すっきりしている、、、すっきりしているのに、どうしてこうも狂おしい悪魔的な映
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

1.0


順序ミスった、、、。

しかしタコちゃんと、ヨウコ、、、。
あんまり好き嫌いある方ではないのに、まさか主要人物の配役の2名がまるまる苦手な人に当たってしまうとは、、、運悪すぎ。

キツイ、、、キツイ
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.0


学生の頃に『勝手にしやがれ』を見て、ほぉ!テンション上がるもののそこから新しく手が伸びるわけでもなく。
そこからちらほら見たけれど、結構寝てしまうなど。
(でもあの頃は睡眠時間6時間くらいだったので
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街のあかり(2006年製作の映画)

3.5


世界観というものなのか、作家性?と言われるものなのか。
パツッパツッとした漫画とか、絵本みたいな瞬間瞬間の絵の強さみたいなものというか。

なんかこう、説得力というか「こういうもんなんですよ」みたい
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.6


アイドルムービー!🥲

アニメの時かけ、、、そして筒井康隆の短編も読んだ気がするけれど、アニメしかり、この映画しかり。

醤油屋の息子、、、「昨日の話だけど、やっぱりあなた大学行きなさい」なるほど、
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.7


ハイテンション!
で何度か声に出した笑う。

小さい頃、どこまではちゃめちゃでデタラメで繋がらない何かと何かをつなげるような発想ができるかという1人遊びをよくやろうとしていたけど、結局私の性格上、ど
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エル・マリアッチ(1992年製作の映画)

3.7


カメラに酔う気がするのも束の間!
暑い、暑い!なんて暑いんだ!
と言わんばかりのメキシコ。

昔、メキシコの男の子から真剣な目で「Akiraすごいわかる!」的なこと言われたことが頭をよぎる、、、元気
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ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界(2022年製作の映画)

2.8


なんだろう、すごい2010年台のカリフォルニアサンセット(そんな言葉があるのかは知らない)的な、80年台カラー?シーガイアのハワイ気分土産?ブルーハワイカラー?
ピンクがもちもちふわふわ、触りたくな
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美女と野獣(1946年製作の映画)

4.2


もっとお耽美、デカダンな感じを思っていたら、想像よりモリモリ元気な感じでよかった。

ハッと息を呑むような美しい瞬間。
スローモーション、魔法、陰影。
ただカーテンがただ揺れているだけなのに、不思議
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.6


最初からすでに面白い。
カーラジオも面白い。
夢の話してくる男もすでに面白い。

焚き火のパチパチ、、、森と都会のオレの持論的な話、、、横で夫が「oh no」と言ってて、私も思わず「こういう結論あり
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冬の旅(1985年製作の映画)

4.1


冬の旅というタイトルが好きな感じだったので勝手にバックパッカーかえ?くらいに呑気に構えてたら、筋書きの「路上」にガチ路上かぁ〜と目がかっぴらき!

思春期の頃など、現代の日本で野垂れ死にってできるも
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ポネット(1996年製作の映画)

3.6


前に何を見ていて思ったのか思い出せないけど、「えーーそういうアプローチで行くのかフランス人〜結構つええ〜私無理かも、、」と思ったこと1度や2度でなく。

演出、キャラなのか、割とガッチガチに突っ込ん
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男はつらいよ 私の寅さん(1973年製作の映画)

3.4


マドンナが綺麗、、、!
そして夫が「テラスハウスに出てた女の人、、、?」と言ってて、私も同じタイミングで「なんかYOUに似てる、、、」と思っていたので、意気投合。

「私もYOU今も昔も好きな顔なの
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逃げた女(2019年製作の映画)

3.7


なんだ!フワッとしている、、、と思って穏やかに見始めたものの、だんだんと主人公と一緒に深淵を覗いていくような気持ちになる。

多くは語らず、でも、語らないことが物語る、浮き彫りになる、ふとした時に見
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.4


あははは!と軽く見ながら。
やっぱりニューヨークには金持ちしか住めへんのか、、、とか思いながら。
しかし1年後には忘れそうな映画。

ロストイントランスレーションの監督だよ〜とか言いながらアップルt
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8


スリービルボードよりも見やすいけれど、田舎から出てきたものとしての「うむ」的な深い頷きの重さとしては、こちらが上か。

しかし、スリービルボードのマクドーナンの聖職者への突っ掛かりとか、犠牲になる女
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ニノチカ(1939年製作の映画)

3.9


ニノーチカ、おおニノーチカ!
最初、ギョエ!プロパガンダ!と思って見ていたけれど、右も左もどちらもが霞むような「木曜日は来ない」、、、!

ニノチカの笑顔が違和感ありありで、大丈夫かいなと思うことあ
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モダン・タイムス(1936年製作の映画)

3.6


小さい頃によくbsのcmで見たネジネジに巻き込まれ〜のシーン。
アレがずっとグルグル続くのだとばかり思ってたから、こんなに展開あるのか!とびっくり。

しかし毎回オチのように使われる刑務所行きが地味
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8


しみじみと染み渡っていく風景、そして反芻。
パンチの速度と、じっと何かを待っているような留まっているような時の速度。

繰り返しも最初と最後で味付けがガラッと変わるような、それでいてファーストインパ
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0


小さい頃割と好きで何度か読んだ若草物語。
なんかこう、確かにあの中だったらジョーのあのシーンはこう胸詰まるものがある。
逆にそこしか覚えてないけれど。

誰もが考えるハッピーエンドのあと、この登場人
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プリンセス・ブライド・ストーリー(1987年製作の映画)

3.4


最初っからコロンボ出てきたもんだから、「コロンボだ!コロンボ!コロンボですよ!コロンボは有名なんですよ!」と謎のコロンボ警察の我発動、ゆうてそんなにコロンボ見ていないのに。

クリスマスイブというこ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

3.8


確か夫不在時に、「長い映画見れるぞ〜」とパスタ作って意気込んで見た映画。

パスタと合う(!?)!

全くタイトルが思い出せず、彼に「ホラ、一緒に見たあれよ〜」と内容ペラペラ話しても「いや本当に思い
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