紅しょうがさんの映画レビュー・感想・評価

紅しょうが

紅しょうが

流浪の月(2022年製作の映画)

3.6

個人的な期待値が高すぎたのか、イマイチ。最後の描写が要らなかった。どうしても必要なのはわかるけども…ちょっと引いたなぁ。ただ、俳優陣の繊細な演技力と映像美は確か。特に松坂桃李の無機質さには度肝を抜かれ>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.7

うむ、微妙。映画としては悪くないんだけど、ストーリーが面白くない。本が。中盤までは面白いんだけど、後半は急失速。『凶悪』に近い感じもあったけど及ばない。阿部サダヲの目が恐い。

アキレスと亀(2008年製作の映画)

4.2

前作2つが全く面白くないので期待せずに観たら、比較的わかりやすくめちゃめちゃ面白かった。芸術家への皮肉もたっぷりのブラックコメディ。初期作品とは180°違う狂気の映画。

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

4.1

浅野忠信がよく耐えた。思春期の娘ってのは本当にムズカシイ。家族ってのはムズカシイ。監督が女性ということもあって、細かいところで女性監督ならではの良さが出てた。重たいテーマだけど、真摯に向き合って素敵な>>続きを読む

パレード(2010年製作の映画)

3.8

確かにラストのほうは面白いけど、途中退屈するとこが多かったかな。ってか、怖すぎやろ。林遣都の金髪がカッコよすぎる。

空白(2021年製作の映画)

4.4

冒頭の例のシーンからずっと緊張状態で観てた。怒鳴りまくる古田新太の涙。メディアのクズさ、学校の事勿れ主義、群がるネット民といった圧倒的な暴力。色々あったけども、最後には重い気持ちが少しだけ晴れた。んで>>続きを読む

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.6

とにかく3人の演技が良すぎる。もう全部アドリブじゃないのか、ってくらいリアル。台詞も仕草も。日常の描き方も秀逸。カラオケシーンは超印象的から

その街のこども 劇場版(2010年製作の映画)

4.1

これは号泣必須。渡辺あやさんの脚本って本当に嘘くさくない。セリフも秀逸。ドキュメンタリータッチで震災と真摯に向かいあった優秀な脚本。2人の演技もリアルで良い。

ANIMA(2019年製作の映画)

3.5

天才と天才。やっぱし、こうなるよね。誰か解説求む。
ただ、こんなに踊ったりしてるトム・ヨークが可愛くて仕方なかった。

バートン・フィンク(1991年製作の映画)

3.5

意味わかんねぇーーーーーーー。
これ、初見で理解出来る人いんの?
まぁ面白くない訳ではないので、またもう一回観たい。意味が分かるまで何度でも観たい。でもさ、第一にレスリング映画なんか誰が観るんだよ!

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.9

是枝監督の最高傑作だと思う。
この内容で2時間撮るのはやっぱし監督の演出力の強さ。これは日本でしか撮れない。
家族の美しさと汚さ。めちゃくちゃ丁寧でリアル。
樹木希林は言うまでもなく上手いけど、YOU
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.5

黒沢清監督で一番好き。
ずっと不気味でシュールな雰囲気が付きまとう。家族って難しい。一回崩壊するんけど、きっちり再構築。
ラストのドビュッシーは感動したな。あの子役の子は凄い演技だったね。

半世界(2018年製作の映画)

3.6

なるほど、こういう映画かと思った瞬間、急展開。
ただ、どの問題もいまいち解決出来てない気がする。なんだろう、でも面白かったといえば面白かった。
池脇千鶴がいい味出してた。

タロウのバカ(2019年製作の映画)

3.5

説明出来ない感情に呑まれた。この世の中からあぶれてしまった者たちの声にならない叫び。足掻いても足掻いてもこのクソみたいな世界からは抜け出せない。
プールのシーン最高。
生きる意味とは?人を好きになる意
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.1

何気ない日々の愛おしさ。みんな大好き横道世之介。
それにしても、吉高由里子と高良健吾の「蛇にピアス」とのギャップがえぐい。えげつない。ついでに、井浦新もいるし。
沖田修一監督の作品もっと観たい。ハマり
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テレビで会えない芸人(2021年製作の映画)

3.5

社会風刺をネタにし、テレビでは出会えない芸人・松元ヒロのドキュメンタリー。
彼がネタに取り込む姿、奥さんや古い仲間とのやりとり、恩師との再会。
言いたいことも言えないこんな世の中の希望の光だ。

淵に立つ(2016年製作の映画)

4.0

メトロノームは規則正しく作動してるのに、初めから不穏感。無口な浅野忠信の不気味感。清潔感のある白シャツも怖い。
これからは、濱口竜介と深田晃司の時代。

よこがお(2019年製作の映画)

3.9

初の深田晃司監督。これ間違いなく、サスペンス映画の傑作だと思う。怖い。恐ろしい。狂気。
池松壮亮くんの演技は相変わらず大好き。筒井真理子や市川実日子の演技も丁寧でリアル。

風の電話(2020年製作の映画)

3.6

「ドライブ・マイ・カー」に通ずるとこがある。喪失の物語。
ドキュメンタリータッチで震災を描いている。
モトーラ世理奈の自然な感じが良かった。
もちろん、三浦友和も西島秀俊も。

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.6

エヴァンゲリオンシリーズを観てないので、初の庵野監督。とにかく、カメラワークが特殊すぎる。90年代の渋谷って感じ。みんな気持ち悪くて最高。

猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.6

ハムスターを飼ってるので、刺さった。
4人の長回しでの会話シーンは今泉力哉ワールド全開で大好き。「街の上で」の系譜。今のところ、2022ナンバーワン。

愛なのに(2021年製作の映画)

4.1

監督の城定秀夫と脚本の今泉力哉の相性最強タッグ。城定監督のエロスと今泉脚本の男女の会話の空気感がたまらない。
チャラ男そうな感じなのに、下手っぴってなんかかわいい。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.5

大自然の映像美と細部の秀逸な演出。オスカー間違いなしだと思う。正直言って、前半部分は少し退屈だったんだけども、後半にかけて急激に面白くなった。ベネディクト・カンバーバッチの演技も良かった。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.4

アツいアツすぎる!不器用な男・宮本の物語。
池松壮亮の魂の演技に震えた。最後の決闘シーンなんかは、色んな意味でものすごく痛かった。とにかく、池松壮亮と蒼井優の魂のぶつかり合い。狂ってるほど、ドストレー
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.6

独特な世界観の青春映画。中学生たちの思春期ならではの危うさ。台風が来て、下着姿で踊り狂うシーンはこの映画の醍醐味であり、日本映画史に残る名シーン。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.7

北野映画の一切の無駄のない映画のファンなんだけども、タランティーノの無駄しかない映画も好き。とにかく、意味の無い会話が多すぎる。黒スーツ白シャツ黒ネクタイがほんとにかっこいい。タランティーノならではの>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.4

どうもイマイチ面白くない。全体的に盛り上がりに欠ける。最近多いよねこういう映画。少し飽きつつある。
池松壮亮くんは本当にダンサーに見える。

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.4

なんだろうね、意外とこの終わり方良かったよね。他の映画だったら、は?なんだけども、この映画にはこっちの方がハマってた。

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

4.2

一切期待せずに観たら、意外と面白くてびびった。とことんコメディ。でも、緊張もしっかりあって。組長を決めるにあたって、点数制を使う演出は特に面白かった。中尾彬の扱いが雑すぎて、笑えた。

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.6

原作は読んだことあるけど、よくこれを映像化したね。まぁ、成功でしょう。凄い。ボブ・ディランを聴きたくなる映画。

重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.8

家族愛の傑作。伊坂幸太郎原作だからもちろんミステリーでワクワクしながら、家族愛も感じる。最後のサーカスのシーン。素晴らしい。

私の男(2013年製作の映画)

2.6

絶対的タブー。浅野忠信も二階堂ふみもさすがの演技だったんだけど、あまり理解出来ないストーリー。少し引く。浅野忠信の胸毛ダンディー。

ひとよ(2019年製作の映画)

3.7

鈴木亮平と田中裕子の演技が上手すぎる。松岡茉優も佐藤健も上手いけど、2人は別次元。佐々木蔵之介のストーリーが少し唐突すぎるかな。
「復刻版だしてんじゃーねよ」

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.2

なんだろう。正直、完全に理解はしてないだけど最高に面白い。ナオミ・ワッツが美しい。1年後くらいにもう1回観ねば。これにしろ、ツイン・ピークスにしろデヴィッド・リンチの作品を日本でリメイクしてテレビドラ>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.2

映像化が難しい村上春樹作品の中で完成度がかなり高い。いいバランスで原作を崩した脚本。さすがのイ・チャンドン。様々なメタファーが効果的に活きている。

ゆれる(2006年製作の映画)

4.3

ラストシーンが素晴らしい。香川照之の笑顔がずっと脳裏にある。香川照之は本当に演技が上手い。上手すぎる。そして、西川美和監督の演出力。ずっと感情を揺さぶられた。

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