うにゃぎさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

回路(2000年製作の映画)

3.2

怖い、とにかく画が怖い。強烈。ストーリーはやはり難解でイマイチ掴めず。画面も終始、徹底的に暗め。

劇場版 MOZU(2015年製作の映画)

2.9

ドラマがそこそこ面白かったから観たけど、まぁドラマだけで十分かな。

好きだ、(2005年製作の映画)

2.0

ほぼ記憶ないくらい退屈。超スローな映画。宮崎あおいが出演してなかったら観てなかった。

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.5

蒼井優の清々しさ好きだわ〜、オムニブス的ロードムービー。透明少女じゃん蒼井優。そして、彼女は強い。知らない土地に逃げて逃げて逃げまくる姉と決して逃げない弟の対比が良い。

重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.9

加瀬亮と岡田将生の兄弟とかリアルに居たら最高すぎる。原作が伊坂幸太郎らしいので、ミステリー色が濃いのかと思ってたけど、結構ヒューマンドラマとしてもしっかりしてて見応えがあった。もちろん、ミステリーの方>>続きを読む

乱れる(1964年製作の映画)

4.9

素晴らしい、オールタイムベスト入り。ぐうの音も出ない完璧な映画だ…脚本、演出、撮影、キャストの演技が神がかっている。一切の無駄なシーンがない。そして、呆気ないほど清々しいラストシーン。あまりにも切なく>>続きを読む

JSA(2000年製作の映画)

4.2

社会派映画としてもエンタメ映画としても面白かった。最高のバランス。まだ若いソン・ガンホが流石の好演。パク・チャヌクっぽいグロさは特に感じず。初期だから控えめなのかな?

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.3

とにかく気持ち悪かった。でも、映画としては見事だし、伏線回収も綺麗。カメラワークなんかも完璧。ヴァイオレンスもユーモアもサスペンス、ロマンス、アクションもある。そして、音楽もかなり良い。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

水原希子と山下リオの自転車2人乗りが最高。キッズ・リターン然り、2人乗りのシーン大好きだわぁ。松濤生まれの門脇麦と富山生まれの水原希子。どちらも、この階層から抜け出しないのにできない息苦しさをか抱えて>>続きを読む

軽蔑(2011年製作の映画)

2.7

面白くない。最後までちゃんと観た自分に拍手を送りたい。終始安っぽい。高良健吾の無駄遣い。

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.9

青い青い青い。とにかく青い。観てて気持ち良い。この映画の中に入りたい。こんな青春を過ごしたい。青春映画の大傑作だと思う。このギラッギラの眩しさ、儚さ、透明さ。最高だー。

(2022年製作の映画)

3.7

ロマンポルノというジャンル分けになってるけど、ストーリーに重きを置き、もはやセックスシーンが不必要なくらいだった。『愛がなんだ』や『花束みたいな恋をした』など刹那的な恋愛が描かれている。最近多いよね。>>続きを読む

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.1

筆記体で手紙を書き、キスを全力で避け、手で身長を測り、『裁かるるジャンヌ』を観て涙する。アンナ・カリーナの全てが映画的。哲学的な会話、完璧に計算された構図、全てが流石ゴダールと言ったところ。そして、圧>>続きを読む

アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

4.2

前作であんなにカッコよかった加瀬亮がぁーーーーー相変わらずコワモテ俳優のオールスターみたいなキャスティング。そして、冴え渡るユーモア。

アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.1

面白い、面白いけど、好きなキタノ映画ではない。初期の台詞の少ない映画とが好きだ。それでも、今作も十分面白い。そして、豊かなアイデア。

ディア・ドクター(2009年製作の映画)

4.3

正義について、深く考えさせられる映画。いかにも西川美和らしい。鶴瓶の演技もかなり良い。

3-4x10月(1990年製作の映画)

4.1

ファン人気の高い作品。キタノ映画のヴァイオレンスの儚さが顕著に現れていると思う。どのカットを切り取っても、無駄がなく美しい。そして、カラオケのシーンは大好き。溢れんばかりの北野武の狂気に圧倒される作品>>続きを読む

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.2

世界のキタノのデビュー作。とにかく長尺の走るシーンが印象的。初めて観た時、その斬新さにやられてしまった。処女作からヴァイオレンス要素は濃いめ。事故前なので、たけしの色気大爆発。日本映画史に残る巨匠の出>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.3

映像、セット、衣装の美しさは認める。認めざるを得ないほど素晴らしい。問題はストーリー。何が面白いんだ?彼女は、もう映像界からは退いて、写真のみに専念した方がいいと思う。

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

2.6

蜷川実花の映画は本当に本当に退屈。美術面では、かなり秀でてるけど映画として成立してない。原作漫画は良いんだけどなぁ。

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.8

ほんとに2017年は菅田将暉の年だったよね。中でも、「あゝ、荒野」がダントツで素晴らしい。本当に熱演。ボクシング映画として、最高のストーリーだったと思う。

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.8

菅田将暉が素晴らしい。鬱屈感や色気がめちゃくちゃ出てる。ストーリーは色んな要素が混み合い過ぎて、なんかややこしいけど…主軸の王道スポ根ストーリーが面白い。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.3

前作より、パワーアップしてるのは間違いない。でも、ハードボイルド色は抑えめで、エンターテイメント性は相変わらず高い。カーチェイスシーンは、そこまで見応えがなかった。鈴木亮平が素晴らしいのは言うまでもな>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.2

抜群のエンターテイメント性。傑作バイオレンス映画。安定の役所広司。広島弁での怒号。名役者揃いのヤクザ。

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

2.2

なかなか豪華なキャストを集めていながら、なかなか面白くない。まぁ観たのが、かなり昔なので、もう一回観ようかと思ったけど、そこまでの必要はないはず。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

4.5

どのショットを切り取っても美しい。映画として、これ以上素晴らしいことはない。そして、菅田将暉と小松菜奈はもちろんだけど、重岡大毅が素晴らしい。吉幾三を歌うシーンなんか最高。映画史に残る名シーンって言っ>>続きを読む

武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.4

みんな大好きスーパースター木村拓哉くん主演。彼は本当に演技が過小評価されてると思う。この映画の彼は、普段のオーラを薄めて、見事に緊張感のある武士を好演。彼は本当になんでもこなす。

小さいおうち(2013年製作の映画)

3.5

山田洋次監督は好きじゃないんだけど、これはまぁ観れた。黒木華、松たか子、吉岡秀隆をはじめとしたキャスト陣の演技力が凄い。

チワワちゃん(2018年製作の映画)

2.4

岡崎京子の実写化ってムリでしょ。どれもイマイチじゃん。やっぱり、現代と作中の時代とのギャップが…空虚な堕落した青春映画。浅野忠信の存在感は抜群すぎる。

殺し屋1(2001年製作の映画)

3.4

言わずと知れた名作漫画の実写化。成功と言えば成功、失敗と言えば失敗。キツめのグロシーン、エロシーンは三池崇史だからこそ成立する演出。キャスト配役は抜群に良かったと思う。でも、やはり実写化が難しく作品で>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

2.5

よくわかんなかった。テンポが悪すぎて、めちゃめちゃ眠くなった。Netflixにあったから、また観る。台詞は少なく、島の自然豊かな実景、これはかなり魅力的。

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

4.2

当て書きじゃないのか、というくらいのハマり役平手友梨奈。自らの才能に振り回される少女を好演。小栗旬、北川景子、柳楽優弥、アカヤ・ウィルソンなどの脇を固める役者を完全に食ってしまった平手友梨奈の圧倒的な>>続きを読む

殯の森(2007年製作の映画)

2.0

なにが面白いんだ、これ?河瀬直美が好きじゃないのでねぇ…そもそもセリフが聴こえない。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.3

熱いお仕事系映画。静かに燃え上がる吉岡里帆が良い。成長していく監督を目から立ち姿まで、全身で体現していた。あとアニメーションもかなり手が込んでいた。柄本佑の醸し出す余裕がかっこいい。ラストシーンも好き>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.8

坂元裕二による恋愛会話劇。言わずもがな、巧すぎる。でも、彼はドラマ脚本かなので2時間の映画にしては少し無駄なものが多かった気がする。それでいても面白い。サブカル固有名詞が鬼のように出てくる。どれも好き>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.8

大傑作!去年の「恋は光」とも接続が出来る恋愛についての哲学的な会話劇。物語は破綻してるのに、何故こんなにも面白いのか?清原果邪のやや長尺のカラオケシーンは胸がときめいた。成田凌も、あんなにイケメンなの>>続きを読む