うにゃぎさんの映画レビュー・感想・評価

うにゃぎ

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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.3

熱いお仕事系映画。静かに燃え上がる吉岡里帆が良い。成長していく監督を目から立ち姿まで、全身で体現していた。あとアニメーションもかなり手が込んでいた。柄本佑の醸し出す余裕がかっこいい。ラストシーンも好き>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.9

坂元裕二による恋愛会話劇。言わずもがな、巧すぎる。でも、彼はドラマ脚本かなので2時間の映画にしては少し無駄なものが多かった気がする。それでいても面白い。サブカル固有名詞が鬼のように出てくる。どれも好き>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.9

大傑作!去年の「恋は光」とも接続が出来る恋愛についての哲学的な会話劇。物語は破綻してるのに、何故こんなにも面白いのか?清原果邪のやや長尺のカラオケシーンは胸がときめいた。成田凌も、あんなにイケメンなの>>続きを読む

奇跡(2011年製作の映画)

3.5

是枝監督のロードムービー。橋本環奈発見!くるりの音楽も最高に良い。前半は展開が遅くて、うーん、って感じだったけど、やはり後半は巻き返し、面白くなった。

そして父になる(2013年製作の映画)

4.1

家族を描き続ける是枝監督。まず、タイトルが秀逸すぎる。現代では、まずないような設定だけど、それも気にならない脚本の繊細さ。自分だったら、時間で繋がった家族の絆を迷うことなく選ぶ……はず

ブリングリング(2013年製作の映画)

3.9

なんだろうねぇ、全然面白くないんだけど、面白かった。つまらないなぁ、と思いながら観てたんだけど、振り返ってみると楽しい映画だったのかな。ファッショナブルな感じは楽しかったけど、やっぱりくだらない映画だ>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.9

ストレートで笑いあり、涙ありで面白い。王道スポ根モノの傑作。ダメな女の安藤サクラがなんとも輝いている。

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.4

渡辺あやさんが推薦してたので鑑賞。
ちょい胸糞すぎるわ。しかも実話を基にしてるって…圧倒的な理不尽という暴力。性犯罪者と隠蔽体質の組織に吐き気しか覚えなかった。心を揺すぶられまくったので、高評価にして
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.8

こういう男ノリ好きだなぁ。観てて、あの輪に入りたくなった。そして、感動すら覚えた。自分にも佐々木がいたような気がして懐かしくなった。青春の痛みを描きつつ、人間昇華映画として素晴らしかった。脚本と編集も>>続きを読む

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

3.5

ゆるっゆるのストーリーを短尺で見せてくる映画。短めだからこそ、飽きずに楽しんで観れた。こんな山下敦弘監督ののんびり感と前田敦子の相性が抜群。やる事が山積みなのに、サボってダラダラしながら観たい映画。

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.5

ずーっと、本当にずーっと静かに進んでいって、ちょっと退屈な西部劇だなぁと思ってたら、最後の最後に急展開。読めない展開は素晴らしいと思うけど、やっぱり最初がつまらなかった印象が強め。もう一回観たら、多分>>続きを読む

私の男(2013年製作の映画)

2.2

単純にストーリーが気持ち悪すぎる。そして、微妙。二階堂ふみのあの若さでの色気ある演技は最高だし、撮影もなかなか優秀なんだけどなぁ…

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.2

やはり、「家族」「困窮からの犯罪行為」の物語。過去作を踏まえた上での色んな集大成を感じた。「万引き家族」なんかは顕著に現れている。所々に感じるポン・ジュノへのオマージュが面白い。ガソリンスタンドでの洗>>続きを読む

俺はまだ本気出してないだけ(2013年製作の映画)

2.2

相変わらず豪華キャストを揃えて、しょうもない映画を撮る福田雄一。やるなら、もうコメディに全振りした方が良いと思う。橋本愛が可愛いので見れた。

ヒミズ(2011年製作の映画)

4.0

もちろん、原作漫画も読んだけど、あの絶望感のあるラストを修正して、希望を描いた。この映画観た当時は、染谷将太と二階堂ふみは本当に天才かと思った。最初のシーンの被災地の光景は鮮明に記憶に残っている。結構>>続きを読む

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

5.0

初めて観た小学五年生の時から、ずーっとオールタイムベスト。北野武監督は若い男の群像劇を描くのが本当にうまい。あの有名すぎるラストシーンは、本当に希望。人生の大事なときには、この映画を見返して、勇気を貰>>続きを読む

苦役列車(2012年製作の映画)

3.8

めっちゃクズ役の森山未來がハマってる。ラストシーンがあれで本当に良かった。どの映画でも海のシーンは、やはり好き。青春感。前田あっちゃんもかなり良かった。

蛇イチゴ(2003年製作の映画)

4.0

西川美和の処女作。荒削りな感じは見受けられるけど、もう既に完成されている。やはり、脚本が強い。非常にシニカルで妙にリアリティがあるストーリー。それで、少し笑えるシーンも。認知症のおじいちゃん…残酷…

朝が来る(2020年製作の映画)

4.1

河瀬直美監督は苦手だけど、これは面白い。やはりに、(無駄に)映像が美しい。ドキュメンタリータッチな撮り方、演出がこの映画に活きてた。役者陣の好演により、難しいテーマも繊細に表現できている。脚本が良いの>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.3

まず、新海誠が好きじゃない。確かに映像とかは綺麗だし、めちゃめちゃ拘ってるんだろうけど、ストーリーが荒削り。そして、所々に監督の性癖のようなものが見受けられて、気持ち悪い。

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

4.0

蒼井優の演技が圧巻すぎて呑まれた。「キッズ・リターン」もそうだけど、映画内での二人乗りの自転車ってなんか、最高だよね。エンディングも素敵だし、函館の街もやはり最高。

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

とにかく観てて辛い、柳楽優弥の演技が素晴らしすぎて、リアルすぎて、いっそう辛い。実際の事件を原案にしてると知って、さらに辛い。YOUが演じてた、あんな感じのシングルマザーが意外と結構いそうで怖い。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.3

本当の繋がりとは?、「家族」とは?、というの深く考えさせられる映画。「家族」について描き続けてきた是枝裕和だからこその、この仕上がり。パルム・ドールも頷ける脚本、演出、構成、ラストシーン、キャストの演>>続きを読む

火花(2017年製作の映画)

3.1

ドラマ版は最高に面白かったんだけどなぁ。キャストとかは、こっちの方が良いのに、やはり描き切るのに時間が足りてない。青春感もお笑いへの熱意も、ドラマ版が秀逸すぎた。

風の歌を聴け(1981年製作の映画)

2.5

原作ファンとして、あの小説の映像化としては意外と悪くない。でも、映画としては酷い出来栄え。ゴダールみたいな事をしようとして、全然届いていない。

トニー滝谷(2004年製作の映画)

3.5

終始静かなトーンで進む、湿っぽい映画。インテリアや建築の凝り方が素晴らしく、村上春樹っぽい。カットの工夫というが技術がかなり高い。そして、何より、坂本龍一の音楽が素敵すぎる。作品との相性が絶妙に良い。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

これは映画館で2回観て、2回とも同じシーンで泣いてしまった。西川美和の映画はどれも大好きなんだけど、脚本と主演俳優の噛み合わせが悪いのが気になってたんだけど、今回は抜群にハマってる。美味しそうにご飯を>>続きを読む

死の棘(1990年製作の映画)

3.3

うわ、これはカンヌ好きそうだわ。次第に狂い始める夫婦の物語。客観的に見ると、ギャグにも見えるけど…すごい、シュールで暗い映画なんだけど、クスッと笑えるところもある。それでいて、ホラー映画か?ってくらい>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

柳楽優弥って、本当に天才だよな。これは完全にハマり役。どこか影のある、寂しさを抱えたビートたけしが見事にハマってる。劇団ひとりのたけしリスペクトをめちゃめちゃ感じる丁寧な作りと比較的わかりやすい演出で>>続きを読む

風の電話(2020年製作の映画)

3.8

東日本大震災によって、家族を失った少女のロードムービー。ドキュメンタリーに近しい映画。演出も良かった。モトーラ世理奈が歩き方から、何まで抜群に良かった。西島秀俊はいつも車を運転してきるね。

天の茶助(2015年製作の映画)

1.5

設定は、なかなか面白いから脚本次第では良い映画になり得たのに…非常につまらなかった。言わずもがな、雑でつまらない脚本と無駄なショットの連続。途中で観るのを放棄したくなった。

シクロ(1995年製作の映画)

3.4

ベトナムのノワール映画。芸術性はかなり高く、金獅子賞も頷ける。故に、あまり物語が掴めない。脚本が些か弱い気がする。特に前半は結構退屈した。Radioheadが流れてきたり、気狂いピエロを彷彿させるシー>>続きを読む

ゆれる(2006年製作の映画)

4.3

西川美和監督は本当にうまい。兄弟の複雑な心情の心理描写を丁寧に丁寧に描かけている。そして、それに応える香川照之とオダギリジョーの演技力。香川照之の抑え気味かつ、怪しい演技には鳥肌が立った。なんといって>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.4

久しぶりの窪塚洋介を見たくて映画館へ。面白くない、気持ち悪いだけの映画でした。センスが悪い気がする。イメージと違う芳根京子が、なかなか馴染んでて良かった。板尾創路の目が怖い。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.9

ちょっと期待はずれでしたね。白石和彌の実力は、もっとあるはずなのに。イマイチ焦点が合ってない感じがした。観終わっても、中途半端な気持ち悪さしか残らない。

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