bowzZさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.3

こういう大富豪いないのかねえ¿?自分の私有財産使って悪を退治するっていう。バットマンもそれなんだが、実際の大富豪は更に私腹を肥やすことしか頭にないのだろう。成敗するよりむしろされる方の側なんだろうなw>>続きを読む

女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

3.0

古いっすな、演出も人の感じも何もかも。The 70'sな感じ。とても 後年まで残るようなシロモノではない、でも残っている。ネトフリにまで入った。
¿なんだろう、梶芽衣子と恨み節と適度なエロス、これらに
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にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

3.2

昆虫記か・・せめて動物記でもよかったんでは?w
性風俗の元締めみたいになる女の半生記。面白いか面白くないかでいえば、あんま面白いとはいえないけど。
大正7年生まれぐらいだとモロ戦中派だから、男なら確実
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泥の河(1981年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

何か虚しいような、ズンとくるようなものが残りますな。少年を中心に描かれている作品にも拘わらず。
本来少年少女とは未来、夢、希望なんかのはずで虚しいばかりではないと思うが、やはり少年少女を通じて周囲の大
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ジョシュア: 大国に抗った少年(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

香港の民主活動は、黄之鋒氏ほぼ彼一人から始まっていたんだね。周庭さんなんかも彼が始めた活動に後から加わっていった感じだったか。
それにしても14歳から自主的な意思で一人始めたとはスゴイ。メガネにおそ松
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.5

しかしインド映画も最近は、陽気に突然歌って踊るインド流ミュージカルばかりではなくなってきているのかね?これも万国共通普通タイプ。インド人も映画にファンタジーではなく、リアリティを求めるようになってきた>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.4

エルトンも幼少の頃、父性に飢えていたんだろう、あんな冷たい父親の下ではね。これ音楽の天賦の才を持っていなかったらヤバかったパターンでしょう。
その点フレディとも被る感じ。彼も厳格すぎて子を甘えさせない
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美人図(2008年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ「風の絵師」と同じ絵師師弟の話を、同じ年に映画も作っていた。でもだいぶドラマとは違っているな。
シン・ユンボクが男装の女性という設定は同じだが、こちらは色恋がメインで、そのせいでもあるのか、男装
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眺望良好(2019年製作の映画)

3.2

アパートの様々なご近所トラブル、どこの国でも同じような状態なんだなあと。これは一応ブラックホームコメディにしているけど、それでも結末はやっぱりそういうことになる。コメディででもないとあまり観たい気がし>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

邦画にしては社会派だし切り込んでいるね、珍しい。それだけでも邦画の異色作。海外ならいくらでもこうした作品はあるのに。
監督からして普段新聞も読まず政治にも無関心だったような人物が良くやったな。これを機
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ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

このハウスにまつわる話自体は本当だし興味深いが、この映画はよくある脅かし系の怖くないホラーだな。
西部劇「ウィンチェスター銃'73」でも出てきたライフル銃メーカーのオーナー一族。死の道具の製造で巨万の
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.5

ちょっと予想外な展開だった。金塊は人を狂わせる、そして終戦していても歳をとってても、因縁の土地はやはり戦場だったって話。
米軍黒人兵士のベトナム戦争との関わりでの複雑な心境とか、映画ででも言われてみな
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.3

そもそもバットマンをあまり観てないんだが、今のご時世、大富豪でプレイボーイのバットマンよりも、貧困層でインセルのダークヒーローの方がキャラウケするのは分かる。
映画の中でジョーカーのフォロワーが大勢い
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.4

70年代の中国人民解放軍には、慰問などをする文芸工作団という部署があったのだねえ。その文工団の当時の団員たちの青春時代とその後の人生って感じか。
この人たち、今は60代半ばくらいにはなってるはず。ちょ
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.1

多様で独立した自由なメディアこそ、米国の民主主義にとって重要だ。
(ビル・モイヤーズ)

日本ニモナ

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.3

この舞台の街スターリンシュタットとは、今はアイゼンヒュッテンシュタットというらしいね。ドイツの東の端っこで隣はポーランドという場所のようだ。
実話らしいが、そこから最終的に西ベルリンへ逃げたということ
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驚異の大日本帝国/汝の敵日本を知れ(1945年製作の映画)

3.3

戦時中のアメリカから見た敵国日本ということで、それは少し違うんじゃない?というところもあれば、エッそうなんですか?と逆に教わることもありであった。
大戦中でもかなり末期に作られている、あとは原爆という
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最初に父が殺された(2017年製作の映画)

3.6

これ監督アンジェリーナ・ジョリーだったのか、観てから知った。
少女が見て体験したオンカー(クメール・ルージュ)の記憶。
カンボジアでオンカーが台頭したのも、もとは反米感情が大きい。アメリカが反感買った
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

3.9

その昔淀川長治が、映画は最初の5分間を観れば傑作か駄作か分かるというようなことを言っていた気がしたが、この映画は冒頭2分も観ればもう掴まれている。オープニングの15分間くらい、チャールズ・ブロンソンの>>続きを読む

愛を歌う花(2016年製作の映画)

3.6

これは思わぬ秀作だったかも。日本統治時代35年間でも、このように最終盤の時期のモノが割と多い気がするがどうなんだろう。
この頃は大戦中のはずであり、まだ妓生の養成所があってそれが平時のように機能してい
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妖婆の家(1966年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

これは婆やの正体が、少年の虚言か事実なのかで興味持たせて見せていく感じの意図なんだろうけど、まあ邦題で察しはつくし、結局それほど妖婆でもなくて何かイマイチ。
言わずと知れた大女優だし、画もいいし演出も
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空と風と星の詩人 尹東柱(ユンドンジュ)の生涯(2015年製作の映画)

3.4

この監督の「金子文子と朴烈」の前哨戦のような作品、というかこれの流れでアチラもあったという感じか。
共通しているのは、併合時代に日帝に屈しない態度をとった、もしくは朝鮮(韓国)の民族としてのプライドを
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負け犬の美学(2017年製作の映画)

3.3

無事是名馬のようなボクサーの話。弱いけど選手生命は長い、よって中年である。負けがいるから勝者がいるんだろ?と言ってのける選手である。
勝敗を競う競技でそれでいいのか?と疑問にも思うし、そもそも向いては
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.0

韓国のホラーてのも怖くはないのだよな。しかしつくづく動画時代でネット時代でカメラ時代だなあと。今のホラーって逆にこういう形式ばかりでないかい?

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.1

こういうのが今日びの若者の生態像なのかね?(函館の、という注記が必要なのかどうかは知らんが。地方都市なら得てしてどこも大差なかろうけど)
クール&ライト&ドライ。だが最後にはやっと人間らしい執着を見せ
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心と体と(2017年製作の映画)

3.0

要は発達障害の女性と片腕が動かない中年男性とのラブストーリーなのか。
しかし序盤の食肉処理場の半オートメーション化されている処理場面映すのは、かなりキツイものがある。流れ作業で機械と人によって手際よく
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画皮 あやかしの恋(2008年製作の映画)

3.3

聊斎志異の「人間の皮」を基にしているけど、ベースだけ拝借してるオリジナルストーリー。これはドラマ版もあって以前から気にはなっているのだが、話数は多いしなかなか手は出せない。
聊斎志異は今でいう短編ホラ
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ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

3.4

このジャケのイラスト、誤解されると思う。これじゃ助平オヤジのエロ映画みたいではないかw こういうシーンはございません。
原作に沿ってやろうとはしている、けどあの奇書の映像化はやはり難しいやね。
どれが
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アトリエの春、昼下がりの裸婦(2014年製作の映画)

3.7

あまり韓国映画らしくない作品で、地方の自然の中で映される芸術家の話で結構佳作だと思う。
イ・ユヨンは「みんなの嘘」のヒロインではないか。こんなに脱ぎっぷりが良かったとは!モザイクもなくてビックリ。これ
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The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅡ(2015年製作の映画)

3.3

原題タイトルでもある太平輪沈没事故をやるのがメインなんだろうけど、そこへいくまでがPart1から通じても長いね。
事故は本当にあったことだけど、6人のメインキャストが交錯するストーリーは全部フィクショ
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The Crossing -ザ・クロッシング- PartⅠ(2014年製作の映画)

3.5

有名監督だし中台韓日の俳優が揃ってる結構な大作なのに、日本ではスルーされていたと思しき2014年の作品。
香港映画だけど国共内戦は共産軍ではなく、国軍の視点になっている。戦闘シーンもなかなかすごい。
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軍中楽園(2014年製作の映画)

3.4

ハッキリ言うと、戦時下にあって慰安所はまさに軍中の楽園だろうね。軍隊には付き物の施設とも言える。
健康な男子が長期間欲求を解消できない、極度の緊張状態は強いられる、プライバシーはない環境に置かれる、隊
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サンセット(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

この主観に近いが客観である撮り方するのは、この監督の特徴なんだろう。常に主人公の周り半径1mくらいに付きまとってるような撮影手法。
主観100%だと、つまりブレアウィッチ的なPOVになって、それだと最
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狩りの時間(2020年製作の映画)

3.4

想い想われ狩り狩られってなw 結構オモロイ、腑に落ちない点も多々残るのだが。細かいこと気にせんで楽しめば楽しめるのかも。
このハンター役は「刑務所のルールブック」の主役の人だ。アレ長すぎて観るの途中で
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1898: スペイン領フィリピン最後の日(2016年製作の映画)

3.3

フィリピンのスペイン植民地時代末期にあったバレルの籠城。こういう事態があったことを初めて知る。
敗戦を知っても頑なに認めないで戦闘を続けようとするのが、何か残留日本兵のことも思い出したな。「日本のいち
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに再見したけど、史実を理解してから観ると、史実を基にした全くの創作話だというのが分かる。
主人公自体が架空の人物であるし、ここでは名君アウレリウスが愚息のコモドゥスに帝位を継がせるのを嫌ったと
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