ぶちゃさんの映画レビュー・感想・評価

ぶちゃ

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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

2.5

女版「フルメタル・ジャケット」のような汚い言葉が飛び交う序盤は割と楽しめたのだが、エマ・ストーンに悪女というか、何か一つ含んだ役は似合わないなと思った。

王室内での中学生みたいな人間関係ドラマも希薄
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.5

実在の犯人本人を交えながら、フィクションとノンフィクションの虚構渡りで事件を描く。

その演出方は斬新で、劇中引用される「レザボア・ドッグス」のようにコミカルに描かれるフィクション劇がどこまで盛ってい
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

4.0

機械的に絶対な友情=メンヘラ・サイコとして尽くしてくる新生チャッキー 。

機械仕掛けの人形であることを根本とし、アレクサのようなスマート家電と結びつけることで現代ナイズされた彼は、旧チャッキー のよ
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

2.5

かなり、叙情的で哲学的。

セリフも少なく、演出も長回しやフィックス多用で日常切り抜き型。

何か凄いものを見たようで、何も得たものはない、そんなつかみどころのない、お化けみたいな作品。

生き人形マリア(2014年製作の映画)

2.0

・"ブレーキが効かない"と、なんの変哲も無い橋で蛇行運転をしだすバス

・まつ毛がヤバくて大人のおもちゃみたいな人形

・本気で蹴り飛ばされる人形役


等々のツッコミどころ満載
お話としては、群像タ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

2.5

新キャラのフォーキーはキャラが立ってるようで立ってないし、話の核なようで核じゃない。
ゴミだった自分が存在意義を見出すかと思いきや、結論づけとしては投げやり。

前作までの3部作が、しっかりとしたテー
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ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!(1971年製作の映画)

3.0

赤塚不二夫作品のようなナンセンスギャグを下ネタに全ブッパしたような作品。
とにかくリビドーに振り回されるシニカルさブラックさから、謎ににじみ出る人間性。
エロと暴力の親和性に早くも気づいて今日における
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

1.5

実在の誘拐・監禁、殺人事件を題材にして個人的に好物な類の作品なのだが、ファンタジー要素であったりガーリッシュな部分がノイズにしか感じられなかった。

主人公の少女も、その友達もなんか苦手、周りの大人も
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.0

ピカチュウの可愛さに関しては、予告編で既に全部出てしまっているのだが、ポケモンの質感が、意外とヌメッとしていたりポフポフだったりで可愛らしく、またその動きも実際するかのよう。

Bボタン連打で進化とめ
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.0

童話でいうところの"王子と乞食"
実話ベースということが驚き。

即刻で死刑判決を下す短絡的な思考は、サイコなようで力の無いものへ対する人間の本質なように思える。

真実がバレるのではといったサスペン
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ドラキュリアン(1987年製作の映画)

3.0

同監督作「クリープス」よりも、もっと元祖なホラーへと回帰していてドラキュラ、狼男、ミイラ等々、ハマー映画のようなモンスターが登場。

そのため、ホラーとしてみるには物足りない部分があるのだが、当時流行
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

前作からそっくりそのまま繋がった続編、カットの使い回しや色々と省エネに作られているのもユニーク。

SFとして、ドラマとしてギミックを巧みに使い、また脚本もよりユーモラスにパワーアップ。

三白眼を剥
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

いわゆるループもの、何度も自分が殺される日を繰り返す主人公、途中ではっちゃけて全裸で校内をうろついたりするのは笑った。

クソ女の主人公がありがちに、ギャルゲーよろしく登場人物との好感度を上げていくの
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ワイルド・ストーム(2018年製作の映画)

2.5

どこかで見たけど思い出せない俳優祭り。

内容はお湯に味噌を溶いただけの味噌汁のように大味。台風!強盗!車!

様々なツッコミどころを経て、漂う90年代感。

ハイルシュテッテン ~呪われた廃病院~(2018年製作の映画)

1.5

24時間耐久肝試しという「地獄へつゞく部屋」由来のプロットをPOVチックにyoutuberをもってして描く。

無駄に感情の吐露だったり、カメラ回しながらそんなこと言う?みたいなPOVダメダメポイント
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パラサイト 禁断の島(2019年製作の映画)

2.0

ジャンルとしてホラーに括られるのだけど、そこに至るまでひたすら「青い珊瑚礁」よろしくな雰囲気を匂わせるのがダルかった。

物語が終盤に差し掛かって話が動くのだけれど、それもなんだかなぁといったところ。
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Book of Monsters(原題)(2018年製作の映画)

3.5

CGに頼らない特撮至上な作風が好み。

人間をちぎっては投げのグロ演出、誰一人18歳に見えない登場人物等々、コメディっぽくキャッチーな演出ながらも、あざとく笑いを狙いにいってる感がないところも良かった
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若い女(2017年製作の映画)

3.0

ガサツでズボラな絵に描いたような痛々しい女の、失恋を日常として切り取ったフランス映画らしい雰囲気。

決してドラマティックな出来事が起こるわけでも無く、かといって主人公にリアリティがあるわけでも無く、
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マスターズ・オブ・ホラー(2018年製作の映画)

3.0

往年の「ハリウッド・ナイトメア」などを彷彿とさせるブラックなオムニバス作品。

個人的には北村龍平らしさ炸裂の3本目が好きなのだが、2本目の整形のエピソードからのミッキー・ローク登場がやりたかっただけ
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キングダム(2019年製作の映画)

2.0

原作未読、実写でやるには厳しいキャラ造形やセリフ回しで、コスプレ演劇調。
特に、大沢たかおは大丈夫なのか...?

アクションシーンで、仮面ライダーの戦闘員よろしく、戦ってるフリだけの背景と化した脇役
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.0

「新宿インシデント」以来のダークなジャッキー・チェン作品。

ジャッキーの復讐劇とブロスナンのアイリッシュ社会問題、2人の主人公として描きかったのだろうが、焦点が絞りきれておらず、話がうまく交錯してい
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

4.5

「スタンド・バイ・ミー」を暗黒映画として好む人にはしっくりくると思う。

少年探偵団、隣のお姉さんとの体験、わかりやすく記号的にジュブナイルしていながらもダークで深く、大好物。
"少年期の終わり"の持
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.0

ワンカットの手法により、事件の現場に放り込まれたかのような没入感、単に緊張するのではなく、所々だらけて緩和するあたりが実に生々しい。

また死の描き方においても、死にかけの熱帯魚のようであったり、突発
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ファーザー・フィギュア(2017年製作の映画)

3.0

脇役のキャストがやたらと豪華。

物語としては同じような展開の繰り返しで平坦な印象を受ける。

機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

4.5

ガンダムシリーズにおいて、「逆襲のシャア」から「F91」間における技術的格差問題というのは個人的に長年の疑問点であった、「逆襲のシャア」において大気圏に引き寄せられたアクシズ(宇宙要塞)を押し返すほど>>続きを読む

マーダー・パーティー(2007年製作の映画)

2.0

「グリーン・ルーム」の監督の初期作ということで、ちょっと期待したけれどインディーな雰囲気にノリきれず。

音楽からなにからゆるゆる。

ザ・ディスカバリー(2017年製作の映画)

3.5

死後の世界が解明され、ソシャゲのリセマラの如く自殺者が多発した世界。
その世界の真理にも少しゾッとした。

しかしながら、凡百なラブストーリーとして描き既視感あるその後の展開と、独特の世界観故の分かり
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.0

食肉産業への風刺たっぷり。

クジラ肉を食べて、小学校で飼ってた豚を食肉に加工して食べさせる授業をする、我々日本人からしたら、環境テロリストなんてものは遠い存在。

言いたいのは結末部分だけであって、
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ジュディーを探して(2017年製作の映画)

1.5

脚本、演出、音楽、どこをとってもチープでつまらない。
役者は揃っているのに活かしきれていない。

アマンダ・セイフライドがヒロインとして出演してて、ラジー賞をとったみたいだけど、唯一の作品の華のアマン
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

4.0

シニカルで笑ってしまうような人の死、初期の頃のコーエン兄弟のような作風が帰ってきた。

またオムニバス形式で、どの話もだらけることなく一貫して西部開拓時代を自分らしく描くという、オムニバスの気軽さと群
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手遅れの過去(2015年製作の映画)

3.0

1カット1シーンで、35mmフィルム1本分の20分前後のカットで作られているのだが、その長尺の中でミスなく完璧な構図に持っていく技術が凄い。

その偏屈さ実験的手法にこそ、目がいくが時系列をごちゃ混ぜ
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最初に父が殺された(2017年製作の映画)

2.5

あまりダーティな部分は描かずな表現が好みでない。

また、ドラマにおいても日常描写なしに突発的すぎて、あまり感情移入出来ず。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.0

モノクロの映像に差し込む自然光のライティングが印象強い。

しかしながら、パンフォーカスで風景画のように撮られた映像と、あくまで日常でしかない普遍的なドラマに、正直うーんといった退屈さをおぼえる。
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最後の追跡(2016年製作の映画)

4.0

追跡するがわされる側、ユーモアを含めたドラマが味わい深く、役者の演技もとてもよい。

そして何より、アメリカの南部が如何なる場所か抉り出すような描写、演出が素晴らしくよくできてる。

バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.0

ヒューマンドラマの傑作を多出するスサンネ・ビアがパニック映画をと、完全に畑違いにどう挑むか。
パニックからの密室劇は中々に凡庸で、見所は母親の川下りにおけるドラマに委ねられている。

そのドラマ部分も
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1922(2017年製作の映画)

3.5

S・キングらしいお話で、ナレーションベースと中々に普遍的な作品なのだが、主演のトーマス・ジェーンの泥臭い演技が非常に良くて、惹き込まれた。

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