ぶちゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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呪術召喚/カンディシャ(2020年製作の映画)

2.0

主人公サイド女3人、殺されるのは男といった構図、主人公達が恐怖の蚊帳の外すぎる。
また、DQNだらけで感情移入し難い。
主人公の小動物の扱いとかもあって、かなりフラストレーションのたまる冒頭。

カン
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依存魔(2019年製作の映画)

3.0

少年の中途半端なヒロイックさ、そして弄ばれる童貞感、押見修造の漫画作品のように女に地獄へ連れていかれるのはたまらなく好き。

ただ、邦題はちょっとナンセンスかなと。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

2.5

高所恐怖モノというよりは海洋漂流モノに近い雰囲気、とりあえずサバイバルって感じ。

登るシーン以外は高所の恐怖を感じることは少なくシチュエーションを作るためだけに機能している。
また600mという高さ
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

「ホームアローン」世代向けクリスマス映画、結構面白いのだけれどちょっと惜しいなと。

ところどころモータルコンバットっぽい痛くなさそうな暴力描写があるけれど、そこのところもうちょっと振り切って頑張って
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セイント・モード/狂信(2019年製作の映画)

3.5

キリスト教成分多めで、自分の不勉強故理解に苦しむ場面もあるけれども、盲信者スリラーとして雰囲気は十分に楽しめた。

マグダラのマリアの"罪深き女"と揶揄されるところからテーマは拾ったのかなと。

聖女
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VIRUS ウィルス:32(2022年製作の映画)

2.5

タッカー強すぎ問題、古今東西色んなアイテムで人を殺す映画見てきたけど、タッカーで人殺せるとは思わなかった。

ロケーションやカメラアングルとか色々と凝ったところはあるけど、キルカウントのために登場人物
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.0

ラーメン屋の店主にしか思えなかったヴィン・ディーゼルがカッコよく見える冒頭シーンは上手いと思う。

1作目から字繋ぎというか、そっくりそのままな続編で、この辺りからイメージ通りのスーパーカーアクション
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.5

なんともビザール感漂う東京に大興奮。
シリーズに対して、スピンオフ的立ち位置だけど、一番好きかもしれない。

柴田理恵との上履きトークのあたりは悪魔の毒々モンスターが東京にきて、関根勤が出てきたあたり
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

2.5

ヴィン・ディーゼルってファンいるんかな?とか失礼ながら思ってたのだけど、あのラーメン屋の店主みたいな顔がないワイスピは一味足りない。

マリカーのキノコみたいな扱いのNOSは相変わらず笑う。

ストー
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.5

プロットとしては駅馬車で割と古典的。
この時代のインダストリアルロックとか、ブンブンな公序良俗なんてクソ喰らえなパーティシーン、無駄に露出の多いモブ女優等が良いなと。

高橋ヨシキらがYouTubeで
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ユニコーン・ウォーズ(2022年製作の映画)

4.0

もふもふの可愛いクマが、ユニコーンと戦争する「ハッピーツリーフレンズ」的なグロアニメと思って見たら、いい意味で不意打ちをもらった。

グロいにはグロいのだけれど、ただそれだけではなくて
作品自体はメタ
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ファースト・ミッション(1985年製作の映画)

4.5

ジャッキー・チェンは大好きだし、その中でも特に好きな作品。
自分好みのバッドエンドに限りなく近いけれど、ほんのり救われたようで、いや逆に救いないじゃないか!と真綿で首を絞められるような読後感がたまらな
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

2.5

「ウィッチ」のロバート・エガースがバイキング!ということでコテコテの演出にくどいほどの映像を期待していたけれど。

いざ、見てみると、かなりあっさり。
豚骨スープを期待したら煮干し塩味ってくらいあっさ
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

3.0

テレビアニメ、グリッドマンはアカネの鬱抜けアニメとして
ダイナゼノンは青春群像劇として、物語の真相や心理描写を、説明を省いて巧みな台詞選びや画で語る作風が、個人的に大ハマりしたのだけど、映画は期待しす
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

2.0

前二作とはうって変わってロードムービー的だったりして、お話も登場人物絡めすぎなのをやめたりミニマム。

作画は前2作よりも動くかなと。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

3.0

前作の劇場版よりは作画とかに力は入ってないけれど、やりたかったこと監督が推してるキャラへの掘り下げなんかは今の本誌掲載に追いつく部分があって、なんとなく解る。

でも、主人公の能力委託は...
それ、
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プロメア(2019年製作の映画)

2.0

マイクラみたいな背景のデフォルメがキツくて、淡い色彩も画面がチカツキ視覚的に疲れる。
芸能人声優がサラウンドに埋もれてしまって台詞が届かないのも....

物語も説明シーンかバトルシーンかでコテコテで
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

1.0

テーマこそ変われども、この監督の黒人優生思想みたいなの嫌い。

もう、二度とこの監督には触れないようにします。

ペンギンズメモリー 幸福物語(1985年製作の映画)

2.5

どこかで見覚えのあるペンギン、サントリーのキャラクターらしく、多分ばあちゃんの家のコップとかに印刷されてたんだろうなと。

可愛らしい見た目に反して内容は割りかしハードなPTSDもの、でもランボーみた
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.5

やってることは仏教版「エクソシスト」、モキュメンタリーの手法であるもののBGMはガンガン鳴るしSEも派手で、ここのところは好みが分かれると思う。

個人的に宗教描写がすごく好き、クリスマスツリーみたい
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

3.0

追加カットというか、本編で端折ったところを加えたいわばディレクターズカットだと思い込んでいたけれど、ここまで盛り込まれると全くの別物。

あらすじこそ「この世界の片隅に」であるけれど、主人公すずを捉え
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(1959年製作の映画)

4.5

個人的に何度も見る戦争映画のベスト。

戦争映画としてドイツという国は、アメリカから見ても悪役、人道的に見てもナチスの横暴による悪として描かれることが多い。

そこにおいて、少年兵たちを無知であるが故
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ザ・リッパー(1982年製作の映画)

3.5

過剰なエロと痛そうな描写はルチオ・フルチらしく、破綻こそないものの唐突無稽に突きつけられる結末は大好き。
チャカポコしたギターだったり、ムーディーなサックスなんかのジャーロっぽい楽曲も良い。

あと、
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.5

作品を重ねるごとにテイストが変わるジュラシックパークのリブート、「ハロウィン」リブートあたりから定番化した過去作登場人物を今更になって登場させるも、そこまで過去作ジュラシックパークに思い入れがないから>>続きを読む

ビースト(2022年製作の映画)

3.0

久しぶりの気合いの入った動物パニックもの、とにかくライオンのCGの質感が凄くてリアル。
逆に役者とか背景とかも要らないんじゃない?と思ってしまう。

物語としては凡百な父娘の絆再構築でありきたり、ワン
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ヴィナス戦記(1989年製作の映画)

3.5

とにかく時代を考えたとしての圧倒的な作画力、メカニックシーンはもちろんのこと登場人物の演技までが過剰な作風は後年のガンダムORIGINなんかに通じる安彦良和らしさ。
キャラデザも、ガンダムでよく見る顔
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ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

1.5

個人的に当たり外れの大きい監督、「屋敷女」なんかは時代の名作ホラーだと思うけど、本作はトホホ.....


まず、スケアシーンがベタすぎる
・振り返ったら居る幽霊
・ライトが明るくなったら突如居る幽霊
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シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

2.5

なんか無理やり風呂敷閉じすぎてないか....

個人的に近代の人の目に触れる作品の割に、ハードなディストピアSF描写があって"中性"なんてのは未来のLGBTみたいで面白いなと。
それを持ってしての主人
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天気の子(2019年製作の映画)

3.0

水の表現はアニメーションとして凄い。

しかしながら内容は空っぽのボーイミーツガール、話がびっくりするくらい空っぽ。壮大な音楽が感動的に思わせるものの、それだけじゃないのかと。

ここぞ!と使われるR
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.0

北村優衣の艶めかしい肌、そしていつも通りの宇野祥平、キャストの魅力は素晴らしく、物語の役割通りに働いてくれる。

原作が山本直樹の漫画だからか、ちょっとカルトの描写とかは頭が硬いかなあと。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.0

コンプラでにっちもさっちもいかんから台湾でと言った感じなのかな?
監督がカナダ人だけあって、欧米的な王道パニックですごく見やすい。

それに加えて、オードリーの春日を3回蒸留してイケメンにしたような主
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.5

阿部サダヲが真犯人を探してくれというミステリーとカリスマ的懐柔による心理サスペンス、そして心傷と暴力性といったテーマの提示、等々詰め込みすぎて、とっちらかっている印象。

そして登場人物が多く、証言と
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.0

登場人物のジジイが神話からの引用の説教が多く、元ネタもそこに起因する部分が多い。

しかしながら、そこに考察に至るまでとなると、かなりの知識量を必要とする難解さ、そしてホモセクシャル的なメタ描写だった
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Ill: Final Contagium(原題)(2019年製作の映画)

3.0

パンデミックオムニバス、人体破壊の描写は特殊メイクで中々にグロテスク。

・ハニートラップで金とウイルスを盗んで
・ヒモ男がお札触った手でお菓子食べて
・オカマが整形で
・終末期のパパと息子

の4編
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

2.0

白石晃士作品の中でも段違いにつまらない。

序盤こそ、怖すぎ!シリーズを踏襲したり宇野祥平の扱いや、過去作からの2代目登場人物の引用、そしてクトゥルフっぽさと"白石晃士らしさ"に安心感こそ覚える。
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

相変わらずこの監督は人の嫌なところを描写するのがうまい。

主人公ムロツヨシは、根本的にイイ人であるものの、どちらかと言うと風俗で説教しちゃうような面倒臭い人、ヒロインもヒロインで身の丈を知らぬと、ど
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