ぶちゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

4.0

アメリカアクション映画にありがちな、復讐劇と父娘愛モノ、なのだけれどもデンマークで描くとここまで皮肉になるのが面白い。

監督はスサンネ・ビア作品で脚本を書いてただけあって愚直ながらも愛嬌のある演出を
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

2.5

邦題が悪いのかもしれないけど、貧困街のスケートドキュメントと思って見てたら。
どんどんと話は逸れていって、DVの話ばかりに。

監督自身の経験があるからテーマにしやすいんだろうけど、どんどんと切り口を
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フォールアウト(2021年製作の映画)

3.0

PTSD映画として、ひたすらに虚無の内面を描くこと、そして薬物等の危険を通して生を実感しようとしてしまうこと。

しっかりとした、映像表現と役者の演技によってそれらは表現されていて非常に共感。
主人公
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

2.5

テレビ版は作画崩壊だったり、アーケードゲームのエクバシリーズのドアンザクの岩投げとドアンパンチなどネタキャラっぷりだったりで非常に可笑しい回なのだけど、映画化にあたり、シリアスに寄せつつ世界名作劇場の>>続きを読む

デモニック(2021年製作の映画)

2.5

どうしたんだ?ブロムカンプ....

悪魔に憑かれた母親の脳内にマトリックスよろしくで干渉するのは、設定としては面白いけれど、物事は母親の脳内をすっ飛ばして現実で進行して意味がない。

その農内のビジ
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.0

「パーフェクトワールド」からの「グラントリノ」でイーストウッドのこの手の映画は完成されたと思ってたが、期待は裏切ることなく微妙....

まず登場人物がそれらの過去作ほどキャラクター性が経っておらず、
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

2.0

吉田恵輔作品はすごく好きなのだけど、本作はうーん....
所々、監督らしい生々しい性の部分とかが見えるけど、本作が妙に爽やかゆえ噛み合わず。

まず描写が散漫、群像劇としてボクシングに向き合うもののど
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狂猿(2021年製作の映画)

3.5

「ビヨンド・ザ・マット」とかもだったけど、プロレス界隈って本当に命がけでショウビズをしてるからドキュメンタリー映えする。
そして脳筋なのに、みんな真面目だよなと。

だからか、映画とは違う部分だけど佐
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AMON デビルマン黙示録(2000年製作の映画)

3.0

デビルマンクライベイビーに先駆けて、美樹の生首シーンを描いていたのは好感。

原作のあの場面は、漫画史だけじゃなく、娯楽・文学として一歩前に進んだと思う。

女子供容赦ない残酷描写は今じゃ絶対に避ける
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たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

3.0

テレビ本編は、日常描写こそほのぼのとしていてよかったけど、しゃべる鳥が可愛くなくて邪魔だなあと思っていたから、あくまで日常の延長を描く本作は良かった。

しかしながら、主人公の心情描写だとか、音楽や演
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.0

テレビシリーズのスピンオフ、正当続編の方はあらすじ的に大味だったけれど、こっちは重苦しいほどに繊細なドラマで実に映画的。

説明描写をせず、テレビシリーズであったような大げさな登場人物の感情の吐露とは
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劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

2.5

テレビアニメは2クールかけて、音楽への途方もない徒労感と、めんどくさい人間関係に振り回される地獄めぐりのようなドラマの中で主人公の成長がしっかりと描かれていたものの。
本作では、2年生となった主人公が
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マンハッタン・ベイビー(1982年製作の映画)

2.0

オーメンなどのオカルトブームに乗っかったんだろうけど、見どころがなさすぎる。

フルチらしいエロもグロも、ヘンテコな展開も全くない凡百な作りにがっかり。

イノセント・ドール 虜(1986年製作の映画)

3.5

ルチオ・フルチ作品だけどロマンポルノというか、ティント・ブラスっぽい馬鹿さとエロさ満点の作品。

サックスをあそこにあてがって、彼女を絶頂させたり、出てくるシチュエーションをいちいちエロに結びつける乱
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

2.5

国益と私欲のために地球滅亡を蔑ろにするシナリオはリアルだなあと。

でも、ライブシーンは要らないし、何かの映像集から引用しまくりなラストシーン等、映画としての楽しさは全然なくてノレない。

ジェニファ
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グレイマン(2022年製作の映画)

1.5

ライアン・ゴズリングでやる必要ある?
としか思わない凡百アクション。

ライアン・ゴズリングって影のある役の方が似合うから、冒頭床抜きで狙撃を狙って、"子供が間にいるから撃てない"じゃなく容赦なくミッ
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ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

3.0

「ターミネーター2」をやたらと意識した、変に意識の高い続編。

正直、面白いかったけどシリーズ化するには耐えられない作品かなと。
相変わらずギャグセンスは冴えてたけど、結局そこだけ。

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

2.0

ザック・スナイダーらしくとにかく雑。
登場人物、演出、描写全てが過多。
だからといってそれらが引き立ってるかというと、そんなことはなくただ冗長なだけ。
凡百すぎる親子愛や、ゾンビの王国みたいなのは必要
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群がり(2020年製作の映画)

2.5

「スクワーム」的な作品じゃないことはわかるけど、ホラーとしてどこが怖いのかよくわからない。

ジャッカス FOREVER(2022年製作の映画)

4.5

スティーヴォーがちんちんを蜂まみれにしたとき
クリスが平然と豚のザーメンを自ら進んで飲んだとき
エレンが金玉カップでホッピングをうけたとき

年月こそ経ったものの何も変わらず、むしろドラッグが抜けたシ
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.0

スパイダーマンのヒロインがブスとか言えない時代だなあと、しみじみ思う映画。

オキシジェン(2021年製作の映画)

1.0

アレクサンドル・アジャとのことで、期待していたのだが、名義貸ししたかのように酷い。

そもそも根本的に起こってることは埋められた棺桶の中で目を覚ます「リミット」を近未来にしただけで目新しい部分はない。
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悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.5

ハロウィンリブートと同じ語り口で作られたのだが、めちゃくちゃボンクラ映画で笑った。

"私の名は!覚えてないんだな!"
と、ホラーファンでも誰も「悪魔のいけにえ」の女優覚えてないよね?といった、知名度
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ジャッカス4.5(2022年製作の映画)

3.0

本編より先に視聴してしまったけど中々楽しめた。

キャストは歳をとったけど、相変わらずの下ネタで笑ってしまう。
特に、2人の男がチンポをアクリル板でみっちりと挟み込み、そのアクリル板で卓球をする「ちん
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呪詛(2022年製作の映画)

2.0

POV作品で久々に見ててイライラした。
そもそも母娘の登場人物構成でPOVは無いと思う、娘が奇妙な状況に陥ったとして、カメラを振り翳しながらオロオロする母親はリアリティの欠如としか思わず。

また、場
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ニワトリ★スター(2018年製作の映画)

3.5

日本発のドラッギームービー、物語の波の作り方や押し引きの作風、描写のリアルな感じ、、絶対作ってる人好きだと思う。

LiLiCoのヌードなど、いやーなシーンや闇金ウシジマクンさながらにリアルな裏社会描
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メタモルフォーゼ/変身(2019年製作の映画)

3.0

悪魔が家族の誰かになりすましてる、という設定はとても斬新。
個人的に恒例のお祓い展開じゃなく、もっと家族の疑心暗鬼を深めて行って欲しかったなあと。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

2.0

前作はテーマパークとしてはバッドエンドすぎる結末で、続き作れるの?と思ってたけど、慰謝料も遺伝子操作恐竜の半分以下に留められてて....
そして、勧善懲悪的すぎるプロットに....
クリス・プラット要
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

2.0

シリーズに思い入れがそこまでないからスルーしてたのを今更に視聴。
びっくりするほどボンクラで笑った。

「ディープブルー」よろしく遺伝子操作された恐竜が登場するも、そのスペックの中途半端さたるものよ.
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風鳴村(2016年製作の映画)

2.0

へんちくりんな日本人が出てきたことしか記憶に残らない。
薬にも毒にもならないタイプの映画。

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

2.0

ニコラスケイジに台本すら渡されてなさそうな適当撮りにびっくり。
セリフがないのはもちろんのこと、演技もクソもない。

荒野のストレンジャー(1972年製作の映画)

3.5

脂ののりきったイーストウッドがとにかくかっこよく、風景、そしてこの人大丈夫なの?と不安になる転落スタント等映像の力に圧倒される。

また西部劇として、定番のプロットを踏みつつもミステリーとして仕上げる
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マッド・リベンジャー/復讐のデスロード(2019年製作の映画)

3.0

とにかく画面が汚い、主人公のヌードですら汚ない!サービスカットのヌードも汚い!
でも、その汚さをもってして、本家「マッドマックス怒りのデスロード」以上に荒廃した世界で蔑まれた女社会を描いてて、結構好き
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.0

所々スターウォーズ(旧3部作)的だったり、往年の特撮みたいな造形だったり、やりたいことはしっかりと伝わってくる。

ただ、登場人物が好きになれない、特にサイコゴアマンを操作する妹がアクが強いのと演技が
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復讐者たち(2020年製作の映画)

2.5

実話ベースと最初に銘打ってしまうのは、現代を生きる自分にとっては、物語の着地点が見えてしまって残念。
せっかくホロコーストものでも珍しい事件を題材にしているのだからと思ってしまう。

また描写として、
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