ハセガワさんの映画レビュー・感想・評価

ハセガワ

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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.5

金曜ロードショーにて鑑賞。

母が亡くなり、喪失感の最中で迷い込んだ世界は動物が社会生活を送る世界であった。そこで、住人から蔑まれている熊と出会い…。

皆からハブにされている熊と友達も親もいない孤独
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プレデター:バッドランド(2025年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

過去作からの繋がりで鑑賞。

完全にプレデターから見る世界観の物語。そんな中で下半身の無いアンドロイドと出会い…。

冒頭からアクションは相変わらず凄いが剣術系のアクション強めで、遠距離戦、迷彩戦があ
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.6

午後ロードにて鑑賞。

クズに学ぶLA警察24時!みたいな映画。

新人警官がベテラン悪徳警官に一日中振り回されるはなし。とよくありがちなストーリーだが、やはり特記すべきはリーサル・ウェポンみたいな少
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殺人配信(2025年製作の映画)

3.2

物語が気になり鑑賞。

ある動画配信者が殺人事件をリアルタイムで追っていく話。
先日観たサブスタンスとは違うものの、やはり根底にあるのは承認欲求。何億の投げ銭、何人の人が視聴等色々と想像が出来る、自分
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サブスタンス(2024年製作の映画)

3.4

2回目の鑑賞。

今年、話題になった究極の承認欲求映画。

老いて男からは、おばさん扱いされている主人公はある薬に手を出し…。

薬により、若い体を手に入れた主人公。しかし、若がえり期間も限られており
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ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

3.1

午後ロードにて鑑賞。

金庫破りのエキスパートの主人公が、大切な者の為に足を洗おうとするが…。

設定はよくありがちであるが、今回の主人公は96時間の様な対峙たらヤバい系の無敵の人物ではない。金庫破り
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ソルジャー(1998年製作の映画)

3.2

レンタル落ちを鑑賞。
昔観た印象が強い本作。
ストーリーは戦う事しか教えられて来なかった兵士がが新しく遺伝子操作で生まれた兵士との戦いに敗れて捨てられた惑星でそこに住む人と交流をしていくが…。
良くも
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武漢の嵐(2019年製作の映画)

3.9

中国ドキュメンタリー映画祭にて鑑賞。

武漢の再開発によって立ち退きを迫られている路上の商店を追ったドキュメンタリー。
屋台の経営者の王さんは片手のない息子、病気を患ってる妻をかかえながら路上で商売を
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名無しの子(2025年製作の映画)

3.5

中国ドキュメンタリー映画祭にて鑑賞。

終戦の時等に話題にされる残留孤児というのは言葉だけで中身をよく知らなかったが、竹内監督の語り口で全てでないにしても分かりやすい。
終戦から帰国援助を日本が始めた
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カンフースタントマン 龍虎武師(2021年製作の映画)

3.8

中国ドキュメンタリー映画祭にて鑑賞。

昔から知っているカンフー、香港映画の大スターと監督のインタビューから始まる。
鬼畜めいたスタントだよなあと今更ながら思うアクションシーンの数々は流石に怪我人も後
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ダーク・マッチ(2024年製作の映画)

3.1

映画オフ会にてオススメされた為鑑賞。
田舎のローカルプロレス団体が謎の電話を受け、試合を受けるが待ち受けていたのはサタンを信仰するカルト集団だった。
冒頭からしばらくは退屈してしまったが、件の試合が開
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プレデター(1987年製作の映画)

4.0

午後ロードにて鑑賞。
ジャングルのゲリラ基地を襲撃した帰りに正体不明の敵が襲いかかる。

特殊部隊の個性的な面々。文字通り筋肉で全てを解決するシュワルツネッガー、ロッキーと戦った男、ランニングマンでエ
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蜘蛛女(1993年製作の映画)

3.0

午後ロードにて鑑賞。
マフィアに情報を流す悪徳警官がロシア人の殺し屋に狙われる話。
いかにもな木曜洋画劇場枠のエロティックサスペンスで、小・中学生時代によく放送してた印象。
氷の微笑のシャロン・ストー
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爆弾(2025年製作の映画)

3.7

佐藤二朗の顔が予告から気になり鑑賞。
取り調べと冒頭のタイトルからの爆破、人物のテロップの表示の仕方等、世界的に向けて発信しているのかなと感じた。
佐藤二朗の怪演に目ががいってしまうが、取調官の山田裕
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リンダ リンダ リンダ 4K(2005年製作の映画)

3.8

韓国映画関連から鑑賞。

2005年の青春映画。
脱退してしまった軽音部が新たなメンバーを加入し、文化祭のライブを盛り上げようという話。新メンバーの加入の下りも絶妙にめんどくさそうな決め方で選ばれたペ
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東京自転車節(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ショーン・ベイカーのテイクアウトからの流れで気になり鑑賞。
地元の甲府で運転代行の仕事をしていた主人公。コロナ禍になり仕事が無くなり、東京にウーバーイーツの仕事に出ていく話。
初めの「行ってきます」か
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愛殺 レストア版(1981年製作の映画)

2.6

東京国際映画祭にて鑑賞。
全然こうした色使いを意識した作品を見慣れていないせいか、あまり楽しめず。主人公になるのかなと思われたメンヘラ女性は早々に退場。やっぱりそうだったと思わされる人物の、凶行場面出
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城市特警(1988年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ジョニー・トー特集にて鑑賞。
オープニングにドリルで手に穴あけ、相棒はガソリン火あぶり、ドラム缶爆破と盛大な死に様を披露。
潜入捜査でトタンで首切り、指が吹っ飛ぶ銃撃戦、一発撃たれただけで切断された様
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Brother ブラザー 富都(プドゥ)のふたり/アバンとアディ(2023年製作の映画)

4.0

冒頭におそらくは身分証明証売買と思われる派手な摘発現場。
証明書売買や歳のいった売春婦の相手等で稼ぐ弟と聾唖でも地道に働いている兄。2人の対比が冒頭に顕著に現れている。二人とも貧しいが兄弟仲は悪くない
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Mr.ノーバディ2(2025年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作と同じ冒頭シーンの回想からスタート。
忙しい毎日を家庭の大黒柱として過ごす主人公。ちゃんとゴミ出しは出来ているが、家族とはすれ違いがち。子供達が食卓にいながらもすぐ消えていく描写が良い。
仕事に忙
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サイレントナイト(2023年製作の映画)

3.9

事件により息子と喉をやられ声を失った主人公。
声なき者となった主人公の復讐。声を失ってから射撃、格闘戦、筋トレと復讐をカレンダーで数えながら、過去を遡りながら、進行していく。
ジョン・ウー作品は色々観
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セルラー(2004年製作の映画)

3.5

午後ロードにて鑑賞。
全く無駄の無い演出。あっという間に時間が過ぎる間に様々な事件が交差し、ドラマが交差していく様は午後ロードらしい。
ジェイソン・ステイサムはお得意の格闘戦は終盤少しだけだが、若い頃
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ハンサム・ガイズ(2024年製作の映画)

3.7

オリジナルの方は未鑑賞。
イ・ソンミンは初見時、プロレスラーの近藤修司で、ロン毛のイ・ヒジュンは愚か者の身分の金歯男かと思った。
湖、コテージ、リア充な若者、田舎者と材料多め。何も悪くないどころか親切
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マッド・シティ(1997年製作の映画)

3.4

午後ロードにて鑑賞。
失業した博物館の警備員が復職を迫るために建物に立て籠もる。
トラボルタは銃を手にしてるが基本的には人質の子供にも優しく接する一方で仕事をして金を稼ごうと必死で不正をする気が無い律
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テイクアウト(2004年製作の映画)

3.9

アノーラが良かったので鑑賞。

中国からの不法入国者で斡旋業者から詰められている主人公。借金返済の為にひたすら、働く。

基本的には一日中中華料理屋の出前を配達し続ける様子を悪天候、自転車のパンク、ク
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ブラックドッグ(2024年製作の映画)

3.9

誤って人を殺してしまい刑期を終え故郷へ戻った主人公が過疎化の町であった野良犬との交流を深める話。

北斗の拳レベルまでいかないものの人口が減っているどん詰まりの地方都市、家を手放した人が話した犬達、前
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愚か者の身分(2025年製作の映画)

3.8

悪い夏の北村匠海が良かったので鑑賞。
貧困から裏社会の戸籍売買で生計を立てる3人の若者を描く物語。
それぞれ3人のパートを分けて見せているので、人物の掘り下げ方は良いと思ったが、展開は想像と違っていた
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

3.5

密着、不良少年少女24時!ともいうべき映画。
冒頭から12歳の子供を手玉に取ったと自慢話をする男。その後に友達と合流するまでの間に万引き、無賃乗車とわずか10分足らずの間に悪ガキさを隠す様子はない。友
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ポリス・ストーリー レジェンド(2013年製作の映画)

3.2

TOKYO MXにて鑑賞。

監獄の様な胡散臭いバーで、立て籠もり事件の発生。犯人の目的は⋯。
と、楽しそうな設定ではあるが、アクションが少なく、30分程経ってから少し格闘シーンがあるのみで、あとは過
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ワン・バトル・アフター・アナザー(2025年製作の映画)

3.0

世間の評価は高かったが個人的にはあまりハマらず。元々長い映画が苦手ということもあるが、展開がいささか冗長的であると感じた。ただ、ブラックユーモアと差別、政治的な難しさもかなりある為ただただ、脳筋的なア>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

新作公開に向けて今更鑑賞。

妻と子がおり、朝食を作り、筋トレをして朝飯を作ったりと家族の為に粛々と毎日を生きる男。一人のチンピラを殺したことから、陰謀にまきこまれ⋯という話。

もちろん主人公はただ
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クライング・フィスト(2005年製作の映画)

3.9

レンタル落ちを衝動買いし、鑑賞。
事業に失敗し落ちぶれた元メダリストのユシクと喧嘩に明け暮れ、人を殺し少年院に入った若者のサンファン。

今は死後?と化した殴られ屋を始めるユシクと刑務所内のボクシング
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レッド・ブロンクス(1995年製作の映画)

3.4

サタシネにて鑑賞。
ゴールデン洋画劇場でよくやってた印象。
アメリカに住んでる叔父を訪ねてきた主人公が現地のチンピラと戦う話。途中から銀行強盗とチンピラとのドラマが並行していく。
ジャッキーのアクショ
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娼生(2023年製作の映画)

3.7

田舎町から歌手を目指して、台北に向かうも日本へ売られてしまった主人公。その後、台北に戻るも再び売春婦の仕事へ。時が経ち、弟が上京してきた事で再び、時が動き出す…。

当時の台湾の1987年〜5年〜15
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

3.4

午後ロードにて鑑賞。
新たな家に越した母と娘が内見し、部屋の説明を受ける所から色々と想像してしまう。
犯人側も色々考えて、あらゆる方法で二人を追い詰めるも場面に応じてやり方を考えていくジョディ・フォス
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ドラゴン/ブルース・リー物語(1993年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

TSUTAYAレンタルで鑑賞。
ブルース・リーがアメリカに進出し武術道場を開き、結婚、アクションスターになる半生の映画化。
冒頭のブルース・リーの家族の解説が少し長いような気がしつつも、映画が始まると
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