それなりに面白かったが、意外性はなかった。
主人公以上にアンドロイドの男に感情移入できたのはとても切なかった。
近い将来、ロボットの権利が人の権利と同じように重要な問題としてより議論されていくのだろう>>続きを読む
基本コメディなんだが、シリアスになったりふざけたりを繰り返す感じが、微妙に最後までノリが掴みにくかった。
オープニングのテンポのいいテレアポの様子は気分を上げてくれてワクワクしたからいい導入だった。>>続きを読む
思っていた以上に人種差別へのアプローチが直接的だった。
それ自体は別に悪いことではないけど、あくまでホラー映画という多くの人が娯楽として楽しめる見せ方にメッセージを忍ばせてるという感じはあまりなく、メ>>続きを読む
凄い、ただ凄い。
開始1秒からなんだか物凄い緊張感で訳分からんくらいカメラがワンカットで車から出たり入ったり、映像表現としてカッコいいんだが、やりたいことに作品の内容(物語と演出)が追いついていない>>続きを読む
本当に、これでいいのか。
はっきり言って満足はしなかった。原作小説に胸を打たれて、楽しみにしていた映画だったからこそ、もっと良くなるだろうと思ってしまった。
何が足りないとかではなく、おそらく実写>>続きを読む
予告は面白そうだったんだけどなぁ。
色々と納得感に欠ける点が多くて、最後まで物語に入り込むことができなかった。
そもそも岡田健史が阿部サダヲから手紙をもらって何の疑いもなくすぐに会いに行くところか>>続きを読む
その瞬間、映画館の座席はコックピットとなり、全身にかかる重力に意識が朦朧としていく。
なんて映画だ。なんて体験だ。
こんなに疲れる映画、久しぶりだぞ。
ずっと起きてたのに首寝違えたぞ。
没入度も>>続きを読む
日本で外国人の難民問題を扱うというだけでとても意義のある作品だが、題材だけでなくちゃんと物語が面白かった。
かなり深刻な社会問題を扱っているが、最初から重い雰囲気ではなく、日常から難民としての課題を>>続きを読む
とにかくすげえ。
テンション上がる映像をこれでもかと浴び続けた。
もう一切出し惜しみしないから途中でマンネリ化するんじゃないかとか考えたのが野暮だった。最後まで楽し過ぎた。
他のユニバースを行っ>>続きを読む
大丈夫じゃなくても、大丈夫。
この言葉にこの映画の全てが詰まっている。
9歳の甥ジェシーはなんとも現代っ子だなぁという印象。彼は辛いことも悲しいことも、ぐっと堪えて周りの大人に迷惑をかけないように>>続きを読む
家族がみんな孵化する話だと思ってたら、孵化した鳥の卵を少女が育てる話なのか。
自分で書いていて家族が孵化するって意味わからんな。まぁいいや。
話としてはそこまで変ではない。かなり王道。普遍的なメッ>>続きを読む
これは観終わってすぐのテンションで感想書きたいやつ!!
はい、今私が目の当たりにした映像は頭ではあまり理解できていないです。
ただ、楽しかった。
体験としてとても価値のある140分だった。
久>>続きを読む
イニャリトゥ監督の群像劇の描き方がとても好きだ。
『バベル』で感動したその見事な感情のパズルを組み立てる力は今作でも遺憾無く発揮されていた。
アフリカからの移民と、中国からの移民と、スペインの家族>>続きを読む
圧巻。
色が、風が、大地が、押し寄せてくる。
あまりに壮大な空想世界と、小さな二人の愛のお話。
その対比は僕らに宇宙を見せてくれる。
こういう映画好きなはずなんだよなぁ。
設定はもう自分が思いつきたかったくらいどタイプなんだけど、映画観終わった感想はまぁまぁ好きくらいだった。
この大好きでも大嫌いでもないモヤモヤとした印象にはい>>続きを読む
徐々に表に出てくる主人公の心情に胸が熱くなる。
ただそこに存在する人間を切り取る。
その積み重ねでその人の内面を描き出す。まさに映画にしかできないことを鮮やかにやってのける怪作。
映画は現象しか映>>続きを読む
普遍性はもちろんあるが、この映画が2022年に公開されていたらまた違った立ち位置になっていたと思う。
たかが10年前でも、この主人公の男の身勝手さに共感する人が多かったのも、今とはまた時代的に捉え方>>続きを読む
開始30秒でこりゃまずいって気付いた後の2時間よ。
設定がとても魅力的で、興味を持ったのだがとにかく主人公が自分の気持ちを喋る喋る。全部喋ることが笑いや伏線、視点の切り替えなど何かいい効果を生んでい>>続きを読む
好きなんだけど、嫌い。
嫌いなんだけど好き、なんだよなぁ。
あっ、この映画の感想です。
最近めちゃくちゃ多い一枚絵ポスターエモ映画。うん、エモ映画とか言葉がまずキモいんだけどこういう映画を見る人達が>>続きを読む
えっ、そういう映画だったん!?
ミニシアターで上映されている、個性的な映像表現が評価されている映画だったので、てっきりもっと難解なアートハウス作品かと思ったら、かなり王道アクション映画だった。
ま>>続きを読む
ポラロイド写真のような真四角の画面の中で紡がれる、記憶を作る旅。
ひっそりと、小洒落たリズムで、ウィットに富んだ世界観はとても好みだった。
記憶喪失になる奇病が蔓延する世界っていうだいぶ派手な設定>>続きを読む
見た理由としては、地球最後の男が死体を弔い続けるという設定とピーター・ディンクレイジが出ているから。
結果、うーんまぁ凄くつまらない訳ではないけど面白いとは言い難い。そもそも地球最後の男という設定な>>続きを読む
『ヤクザと家族』で藤井道人にかなり嫉妬したんだが、今作は正直あまり面白くなかった。
そもそも難病ものという話から絶対見たいという感じではなかったが、藤井監督がラブストーリーを撮ったらどんな感じなんだ>>続きを読む
お願いだから、この素晴らしい映画だけは、「泣ける」なんて言葉のみで形容しないで欲しい。
とにかくいい映画だった。
心震える映画体験。
何から褒めようか、なんでもいい。
だって全部いいんだもの。>>続きを読む
このお父さん、調べたらマジで怖いな。
正直、映画を観終わった時点ではなんだかんだ癖強いけどいいお父さんみたいな印象が強かったが、気になってこのお父さんが実際どんな人だったか調べたら出るわ出るわ恐怖の>>続きを読む
クライマックスで自分が完全に冷めていることに気付かされる体験は久しぶりだ。
うーん、愛する人の愛する人に代わって小人症の主人公が手紙を書くって題材はめちゃめちゃ興味あったんだけどなぁ。
残念ながら>>続きを読む
人類の完全なる平等が確立された未来っていう設定に惹かれて鑑賞。
完全なる平等の為に、感情を抑える薬を飲み、歴史も人々の記憶から消された世界で、たった一人、ギヴァーと呼ばれる歴史の継承者だけは人類の歴>>続きを読む
登場人物たちが歌って踊っている理由が、どれも全くハッピーではない。
なのに歌って踊っているから見ているこちらは最高に楽しくなってしまう。
ダンス会場のシーンで、キレッキレのダンスと、キレッキレのカ>>続きを読む
ゾクゾクする謎と恐怖は、ふとした瞬間に快楽に変わっている。
あぁ気持ちがいい。
『エイス・グレード』と言いこの映画と言い、丸顔のちょっとイケてないけど元気ある中学生女子にめっちゃ共感しちゃうんだよなぁ。20代男性のはずなんだけどなぁ。
とにかくこの主人公の時点で、そりゃ映画は楽>>続きを読む
まぁ割と楽しかった。
けれどゴールデングローブとかサンダンスとか言われるとやたらハードル上がるし、それ前提で見ると、そこまでか?って思う。
気軽に楽しく見れる映画という意味ではいい映画だった。>>続きを読む
短編とはまた違う物語になっていたのは割と驚いた。
違う話になっていて、メッセージもかなり変わっていたように感じたので、短編映画の長編映画化ってなんだろうなぁと改めて考えた。なんかもう、タイトル別で良>>続きを読む
言葉を失う。
一瞬で引き込まれた。
なんとよくできた21分なのか。
長編をすぐに見たくなる。