全編無音無着色だったのでは?と思ってしまうくらい重厚かつシリアス。あっという間でした。本来強いはずの内閣府側こそみな疲弊していく。この(劇中の)体質は次から次へと新しい隠蔽を生み出す。立ち向かう記者側>>続きを読む
壇れいがとにかく美しい。結末がなんだかうやむやで終わってしまったのが残念。余計なヒューマンドラマいれずに、ストイックに感染の恐怖や対策を作り込んでくれればよかったのに。
官能ギリギリ手前で美しく清々しい。ウンギョの姿や無垢さ、年の離れた二人の初々しいやりとり、出来損ないの弟子の抱える苦悩。全てに共感できるのは、ただ美しいだけではない悲しさや人の業が横たわるからか。後半>>続きを読む
うーん、平凡。役者は豪華なんだけどな。取り立ての参列シーンが一番よかった。あとエンディングのハナレグミ曲はハマり◎
人の弱さ・強さ。見かけやスクールカーストや家庭のあたたかさ。みんなそれぞれ条件は違うけど、受け入れた人から強くなれるってことを学ぶ。心があったかい、子供達にみせてあげたい名作でした。オギーとジャック、>>続きを読む
何も起こらない、退屈な感じがきらいじゃない。とにかく二人の声とギターがいい。特に「さよならくちびる」のハモリは心揺さぶられる。
富田さんの熱さとラーメン愛がまず魅力的だった。ラーメン激戦の時代に四連覇は、なかなか成し遂げられることじゃないだろう。「同じことを毎日繰り返すって難しいだろう?」みたいな台詞が最後にあったけど、同じに>>続きを読む
ただただ、尾崎の青臭く熱くたぎった姿と歌声に胸をガシーっと掴まれる作品だった。叫び声もいいけど、消え入りそうなつぶやくようなトーンの声もいいね。話声はやや高いんだね。
そしてこれは映画としてみちゃダメ>>続きを読む
ファイ役の子を筆頭に父たちの鬼気迫るリアルな芝居が最たる見どころ。ストーリーはまぁいろんな意味で期待を裏切らないかな。
冒頭からみているこちらは、主人公と同じく生かそうとする必死さに同調していくのだけれど、途中ではたとその客観的な異様さに気づかされた時の怖さ、そして悲しさが襲う。とても考えさせられる映画でしたし、自分が>>続きを読む
少しストーリーをはしょりすぎてるきらいがあるけど、逆にその淡々とした進行がパプキンの徐々に狂っていく暴走の進行を不気味に描いている。ジョーカー観てから勧められて。
「祝日の朝一に見なくてよかった」
積み木崩しのように、少しづつ、社会から/仲間から/家族から虐げられ崩壊していく「人生」の過程が、悲しく恐ろしい。かつての生育や家庭の問題が唯一、ジョーカーと自分とが違>>続きを読む
ユアンマクレガーにしかできない役。
・「何もしない」が最高の何かにつながる
・どこかへ行きたいと決まっていると、どこかが来てくれる
・今日は今日だよ
シンプルでピュアな金言もたくさんあって、とても心が>>続きを読む
深掘りな必要なのだろうけれど、結局何も真実か見えて来ず、登場人物の誰一人にも共感できず(小男くらいかな)
自然の映像と音楽、暮れかけた街とヘイズの物悲しさは雰囲気あってよかった。ネタバレ色々みてきまー>>続きを読む
ありがちなパニックムービー。ビジュアル的な謎の近未来感が足された部分が特色か。最後の対決はなかなか見ものだったけれど、まぁSFですよな。
とにかく胸が熱くなるシーンがふんだんで、IMAXで観られてよかった!ゲイであることの苦悩やメアリーとのすれ違いなど、もう少し丁寧に書いてほしかった気もするけど。
「来る。」観る。朝8:30から。
原作も引きこまれる作品でしたが、映画はまさに中島哲也(大好き!)ワールドの、疾走感全開のパワフルな2時間。
上手い役者陣が醜く弱く怪しい人間を巧みに演じ、いわゆるお約>>続きを読む
ほとばしる熱いパトス、って感じ?内容最後まで掴めなかったけど、まそれでいいんだよね、多分。ノーカット長回しで3週間を撮るという構成には拍手。
どことなくアメリを彷彿とさせつつ、最後は人間全開、でよくわからず終了。でも松岡茉優うまかったし可愛かった。午前3時の無法地帯の本田翼といい本作といい、ちょっとおかしな作品にかわいい女優ってのはいいね。
期待をよくも悪くも裏切られず、主題の重さのわりに凡庸な映画となったことが残念ー。
スコアが高いのは、瑛太の怪演に。最後のなんともいえない感情の渦巻く表情、天才。
極道映画、苦手なんだよなー。怖いし、殺し方にひねりないし。
役所広司、松坂桃李、真木よう子、江口洋介がかっこよかった。
江口洋介の役名が「もりたか」ってw
セトウツミ、なんだこの淡々としたリアルヒューマニズムは。なんでもない日常がドラマでありコメディであり愛であるな。
このレビューはネタバレを含みます
誰一人知らない役者だったですが、キャスティングが秀逸。そして1秒足りとも無駄がない。何度も観て確認したい。よく考えたら監督の、番組の、番組の裏の、そして映画のと、4重のカメラが回ってたんだなぁ。まさに>>続きを読む