MEWさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

良かった。

エヴァの「未来」を観た。東京第3村の日常は癒しだった。綾波が少しずつ人間になっていく過程。あれは庵野さんの休養と再生の物語を投影していたのかなと感じた。トウジもケンケンも大人でシンジ君の
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.7

宇宙空間での戦いのシーンは見ていて迫力あった。人と人との争いを宇宙でやるとは。宇宙カーチェイス🏎

父と息子のつながりはそこまでこなかった。多分物語にそこまでハマれなかったのが要因。

宇宙の静かさは
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400デイズ(2015年製作の映画)

2.7

途中までは良かったんだけどねー。着地点がうーんだし、含みを残すにも投げっぱなしジャーマンスープレックス感が強くてこんな顔してしまった( ˙-˙ )

宇宙を模した宇宙船でのシチュエーションスリラーで好
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.2

うーんなんとももやーんとした終わり方。シチュエーションスリラーで精神追い込む系。明快な解がなくてなんとも言えない。結局人を増やせば増やすほど統率が取れなくなってリスクが上がるっていうことかな。うーん考>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.4

どんでん返し系のミステリーが大好きな僕としては凄い楽しめた。シチュエーションスリラーでかつスタイリッシュ。時系列を上手くずらしてネタバラシしていくんだけど早々からそれをやるから最後だれないのかなーと思>>続きを読む

メッセージ・イン・ア・ボトル(1999年製作の映画)

4.0

前から知りながら観てなかった映画。ボトルに手紙を入れて海に流すのってひと昔話題になった記憶。ラブストーリーはそんなに観ないけどこの映画は良かった。大人の恋愛映画。お互い傷ついた心を抱きしめ合うような…>>続きを読む

インビテーション/不吉な招待状(2015年製作の映画)

3.0

終始何か違和感がある登場人物。何かある何かある…という主人公の疑念と同じように観てみると面白い。人の弱みに漬け込んでくる宗教の怖さがよくわかる映画。そして、最後の赤いランプの意味とは…。余韻もまた不気>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.7

静かで淡々としながら激情型の映画。誘拐されたお父さんと刑事の葛藤がこれでもかと描かれてる。子供が誘拐されたら壊れてしまうわな。ここまでは流石にやれないけど。犯人の動機とかちょっと弱かったからそこはアレ>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

4.0

期待してなかったけど泣けたわ。子供を想う母親の気持ちは凄いね。自己犠牲を素晴らしいと思うのではないし、子供側としては辞めて欲しいと思ってるからね。ただ、親側として見たらそれは自己犠牲と思ってないのかも>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.0

うーん。なんだろう。殺し屋の武器が特殊過ぎてストーリーよりもそこに目がいった。ガスボンベみたいなやつなんだろ?そして、あんなに綺麗な頭に穴開くかなと。誰に対しても感情移入できなかったし、俯瞰で観られな>>続きを読む

海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

4.0

うーん、考えさせる。脊髄損傷になった理由がぽわんとしてたせいかそのあとの希死念慮にそこまで感情移入できなかった。ただ、やっぱり五体不満足で依存しないと生活できない状況に苦しめられていたんだと思う。僕と>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

3.2

最後のシーン観て全くよくわからなかったので考察サイトに頼りましたありがとう笑 終始音楽が不協和音でおどろおどろしい感じ。主人公の心情の不安定さを煽っていく。複製された男っていうタイトルからSF系なのか>>続きを読む

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.5

泣けた。良かった。弟を思う兄貴の姿勢に。シモン自体も良かったけど、お兄さん良かった。シモンを好きになった女性もまたシモンを分かってあげてて良かった。ほっこりさせる兄弟愛と少しラブストーリー。人を想いや>>続きを読む

友罪(2017年製作の映画)

3.3

幼い子供2人を殺した少年Aと中学生の時に同級生が自殺してしまった主人公との物語。それに並行して、自分の息子が過失で3人の子供を轢き殺してしまった親の話が走る。どの目線に立つかで意見が変わってくるのかな>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.4

ラースフォントリアー節全開。プロット分け、残虐性、難解なストーリー、会話ベースで話が進んでいく。全くもって人には勧められないけど、なんか癖になる監督さん。自分の家族を殺していくシーンとかおっぱいを切り>>続きを読む

GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

3.4

ここから漫画版とは離れる訳だけど別物として楽しめた。綾野剛とニノの戦闘シーン良かったね。迫力あった!終わり方は悲しい感じではあったけどそれもまたGANTZらしくていいね。千手がかなり主役感があって驚い>>続きを読む

GANTZ(2010年製作の映画)

3.3

GANTZの世界観をよく表現してた。吉高ちゃん可愛かったねー。ガンツスーツの凄さよ。でも、感想がそんなに出てこないってことはそういう事なんだろう…。

映画館で観た時は興奮はしたけどね。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.2

デヴィッドリンチ節炸裂の映画。音楽と映像で見事に倒錯世界を表現してる。ストーリーはギリわかりやすいか…いや、自分には難しいかな笑 読み取る事でもっとこの映画を理解できると思うけどもう映像作品として捉え>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

4.3

南極基地にいる人達の人間模様が観ていてほっこりした。何もない場所で生活する大変さ。その中でも工夫して生きていく姿は凛々しくもある。基地内に卓球台があったり、BARを作ったりとちゃんと娯楽があるのも良い>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

二人の主人公を主軸に描いていくヒューマンストーリー。黒人差別が色濃く残る1965年の物語。高貴な黒人ピアニストと豪胆な白人運転手が二人とも凄く「人間」で観てて気持ちよかった。人に感情移入できるのってそ>>続きを読む

ANON アノン(2018年製作の映画)

3.4

timeと同じ監督さんだけあって映像がオサレだった。そして、静かな映画。近未来SFサスペンス。静か過ぎて途中ちょっと眠くなった笑 主人公の孤独とヒロインの孤独が重なったからこその情事だったのかな。監視>>続きを読む

インサイド・マン2(2019年製作の映画)

3.2

好きな映画の続編。続編はあんまり期待してなかったけど、うーんやっぱり難しいかな😅続編なしでインサイドマンだけで良かったかも。話は割とシンプルで分かりやすい。そして、最後の謎解きの分も良かった。だけど、>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.0

TV版の終わり方は精神世界で終わってしまったから旧劇場版はちゃんと終わらしてくれて嬉しかった。色々やっぱり「んんん?」の部分はあるけど、余白を観客に委ねてるのかなと思えばあり。寧ろ、散りばめた伏線を回>>続きを読む

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

2.5

TV版観てないと意味わからないだろうな。それくらい刻んでくっつけてツギハギみたいな映画。TV版の総集編。エヴァっぽいといえばエヴァぽい笑

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.4

最初は甘々過ぎておふおふと思ってたけど展開がガクッと変わってきてから「どうしたら独り立ちできるだろうか」がテーマになってきて物語に入れるようになった。喪失と再生が軸ではあるけど、最後の部分がほろりと泣>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

これも話題になったから観た作品。期待してなかった分楽しめた。徐々に豪邸に侵食していく過程は面白い。ただのエンタメかと思ってたけど、社会的メッセージ性が強いエンタメ。この手法は新しいかな。半地下という貧>>続きを読む

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.8

全然期待してなかったけど子供達が推すので鑑賞。結果こっそり泣くっていうね。家族系はずるいなー。でも、良かった。兄弟愛と父子愛。ハリセンボンの春菜まんまキャラだった笑 うちの子も男兄弟だから響くものあっ>>続きを読む

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.4

ストップモーション技法を使ったアニメ。ティムバートンといえば的な作品。ホラーとファンタジーの融合は凄いし、コンパクトにまとまってて面白い。ミュージカルはあんまり得意じゃないけどアニメなら観られるかな。>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.9

キャメロンディアスが可愛い!特にkillersの「Mr. Brightside 」歌ってるシーン好き過ぎる!こっちまで楽しくなってくる。ストーリーもシンプルでわかりやすいしね。頭使わずにみられる作品。>>続きを読む

パラレルワールド・ラブストーリー(2019年製作の映画)

3.0

東野圭吾好きとしてはやっぱりちょっと物足りないか。この作品を108分にまとめるのが無理がある。という東野圭吾を映画化した作品全般に思える。でも、よくまとめたなーと言う印象はある。最後がどうしても駆け足>>続きを読む

イン・アメリカ/三つの小さな願いごと(2002年製作の映画)

4.0

子供を失った家族の喪失と再生の物語。みんなそれぞれ悲しみを持ちながら危ういバランスで生活してるのは心臓を掴まれたような気持ちがする。余命幾ばくかの青年との交流を通してて少しずつ立て直していく過程は涙が>>続きを読む

ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)

3.2

うーん。静かな映画。イマイチ感情移入はできなかったけど。自分の死を悟った時に逆算して人との繋がりを断っていくのは寂しさしかない。仲違いしてた姉との和解のシーンは良かった。最期の時に人が沢山いる場所で瞼>>続きを読む

マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)

3.4

アンディカウフマンを描いたヒューマンコメディ。好き嫌いが分かれるコメディアンだったんだろうなと思った。ジム・キャリーの演技は本当に人を楽しくさせる。好きな俳優さん。目を左右にキョロキョロさせるのとかは>>続きを読む

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.0

相変わらずのデヴィッド・リンチ節。ストーリーが飛んで飛んで飛んで🕊笑 伏線が散りばめられてるけど、それを全て回収するタイプじゃないと思う。ほんと癖が強い監督さん。ストレイトストーリーの真っ直ぐさは何処>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.0

不思議な映画だった。セリフが少ないから読み解くのが難しい。ジャンル分けもできない。Coldplayに関連するのかなと思ったけど全然関係ない笑 淡々としてた。僕には難しかったけど好きな人は好きなんじゃな>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

衝撃的な映画。事前情報なしで鑑賞。でも、TLで凄い話題になってたのは知ってる。ある少数民族のコミュニティの話。外の「普通」が全く通用しない世界の怖さ。今でもあるのかな…と想像すると尚更怖い。ポップさで>>続きを読む