BUICHIROSHIMADAさんの映画レビュー・感想・評価

BUICHIROSHIMADA

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ホテル・ハイビスカス(2002年製作の映画)

3.4

島の良さを再確認するツールとして観たい作品。那覇に住んでて那覇で働く生活をしてるので、島の自然や魅力的な部分を忘れがち。沖縄古典映画とかにも造詣が深くなれたらいいなと思う。

鮫肌男と桃尻女(1998年製作の映画)

3.4

内容よくわからんけど「『美術』に触れてる感」があって好きな作品④。昔のアサノを見ると、シャープな見た目って男としても大事だなと思う。今のアサノは中年特有のボッタリ感出てるしなぁ。

オペレッタ狸御殿(2004年製作の映画)

3.4

内容よくわからんけど「『美術』に触れてる感」があって好きな作品③。清順監督ワールドを探求したら、人生に新たな風景がひらけてくる気がするのだが。

ターネーション(2003年製作の映画)

3.4

内容よくわからんけど「『美術』に触れてる感」があって好きな作品②。公開当時はユーチューブとか無かったので、こういうの斬新だったな。

彌勒 MIROKU(2013年製作の映画)

3.4

内容よくわからんけど「『美術』に触れてる感」があって好きな作品①。最近、定期的に美を感じる日常がいいなって思うので。

マトリックス(1999年製作の映画)

3.5

主題歌『Wake Up』のレイジは、メキシコの非武装インターネットゲリラ=サパティスタの支援者。サパティスタは日本語情報圏で全然報じられないけど、アンチ・グローバル化の旗手的存在。ということで、色んな>>続きを読む

風花 kaza-hana(2000年製作の映画)

4.3

むかし東京国際映画祭を観に行ったら、小泉今日子ブースがガラガラで映画人としての不人気さが際立ってた。いい女優だと思うけどな。「酒癖のいい酔っ払い役」のアサノもいい味だしまくってる。

私の少女(2014年製作の映画)

3.4

同性愛・児童虐待など、ペ・ドゥナは社会問題を扱う作品が多くて良い。彼女は紀行文を3冊書いてるが、日本語訳がない。韓国語リーディングが下手すぎてムズいので誰か日本語に翻訳してほしい。

それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

3.4

痴漢冤罪と司法の話。てかこの国は、殺人的な満員電車にそもそも誰も文句言わんのか。世界3位の経済大国なのに、色んな意味でポンコツなシステムだ。自国の不健全さを知れる内省的作品で○。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.5

このシリーズは音楽も素晴らしくて、幼少期にワクワクしながら観た映画の代表格。特に、パート1の最後に車が飛んでいく躍動感のあるシーンは、心象風景として気持ち良く心に残っている。

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.5

このシリーズから連想するのは「文武両道」の大事さ。頭脳キレキレで肉体ムキムキって、ヒトとして充足感あって理想型だなと。まぁこんなバタ臭い映画から文武両道ってのもどうかと思うが。

ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト(2008年製作の映画)

3.4

ヒラリー・クリントンが「ママ!ストーンズが呼んでるよ!」って叫んでるシーンが印象的。そういえば、スコセッシのブルース生誕100周年P、むかし渋谷でやってたの全部観たかったなぁ。

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.5

学生時代に精巧で完璧だと思っていた実社会も、実は欠陥だらけ。

「現実は厳しい」と言って社会適応するためだけに、培った理想・倫理観を曲げないほうがいい。そんな前提で観ると、逆に新しいかも。

クロッシング(2008年製作の映画)

3.4

社会主義・共産主義ってなんなのかな。モラルとして富を公平配分しようという理念って結局なんだったのかなとか、そういう思索の助けになる映画。極東アジア情勢を知るために、北朝鮮関連映画をもっと観たいものだ。

東京物語(1953年製作の映画)

3.4

エアコンきんきんでスマホ快適な現代が大好きな反面、ウチワを扇ぐ暑そうで不便そうな時代が羨ましいという感情が沸き上がる。その差の中に、自分の人生観をヴァージョンアップするヒントがあるのでわと思ったりした>>続きを読む

キャラメル(2007年製作の映画)

3.4

レバノンの雰囲気映画。個人的に「女子がメイクしてる所」とか見るの嫌いなのだが、オンナ独特の世界を観察してる気分。万国共通の女性の普遍性(甘い物・買い物が好きとか)が描かれてる感じ。

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.5

「ダイヤモンド利権の奪い合いをさせられる人々」というステレオタイプな西アフリカ像は、2022年の今も同じなのかな、よく知らないけど。ディカプリオのチンピラ白人役が秀逸な映画だった。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.4

沖縄在住なので基地問題に嫌でも直面する。反対反対と言うが米軍の兵士も大変よ、いつ戦地に飛ばされて生き地獄を体験するかわからんし。という米軍の内情とリアリティがこの映画から分かる。

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.4

昨今の映画界で荻上監督が一番好き。LGBTを扱ったり最先端感があるし、内容が優しい。ダイバーシティの時代で、トランスジェンダーへの理解を強化できる良い作品だ。

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.4

人類史には縄文時代とかフランス革命とかIT革命とか色々あったけど結局最後はこうなる、という暗示。ブディズム的な虚無主義っぽく「全部無になる」みたいな最期が提示されている。

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.4

内面重視はホントに難しい。でもパートナーの性格ドギツいのは地獄だし、内面が鬼レベルの人って結構いるよなぁ。その様に自分の恋愛史を遡って、回顧・分析するのも楽しい作業だった。

ロード・オブ・ウォー(2005年製作の映画)

3.4

この話あながち嘘じゃないんだろうなと思う。でも人間って数万年前から戦争に明け暮れてる生き物なのだから、カネ・利権=戦争のトリガーという言説には、少し違和感あるかも。

フライト・オブ・フェニックス(2004年製作の映画)

3.5

こういう極限生き抜く系が好きで、格闘家とかが極限状態で練習してるのを見るのも好き。結局そういう状態に「生」があると本能的に感じるからだと思う。生きられるだけでハッピー、これ大事。

ナタリー(2011年製作の映画)

3.4

フランスの企業カルチャーがチラ見できて楽しい。日本人で会社勤めしてる僕らはこういう情報に触れて、いろいろ自己相対化すべき。社畜的労働が世界普遍、と思ってる知人が周囲に多すぎるし。

シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

3.4

映画って、インフォ(情報)なのかアート(芸術)なのか、あるいはその中間なのか。これは100%インフォなので映画じゃないと思う、でも映画ファンは必見だと思う。

春の日は過ぎゆく(2001年製作の映画)

3.4

心地好い風を浴びて自然空間に身を委ねることが、最高の快楽の1つ。近頃持ち始めたこの快楽のイメージが、映画のイメージに符合している。内容より、空気感の清々しさが良い映画。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.4

デニーロ作品は網羅的に観てるので、ヨボヨボじーさんになるまで俳優業を続けて、仙人みたいになってほしい。いい味だしてるよなぁ。

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.4

AIが「死にたくない」と意識し始めたら人間は駆逐されるはず。僕達は大陸間弾道ミサイルを構えあって均衡を保っているような、危険な下等生物に過ぎないわけで。そんな空想を拡げて鑑賞するのも一興だ。

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

3.5

米文学翻訳家の村上春樹と元対ソ諜報員の佐藤優が好きで冷戦に関心有なんだけど、「冷戦一生終わらん説」が有力だ。人間はこういう果てのない殺し合いの、どこにエンドマークを置くのだろうか。

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.5

気味悪い音をずーっと聴かされてるような気分になり、暗闇から何かが這い出てきそうな不安感に包まれ、そして深層心理をつんつんされる感覚がずっと続く。

バタリアン(1985年製作の映画)

3.5

後ろからバタリアンがいっぱい襲ってきたらヤバいとか、小学生の頃よく妄想してた。小学生の頃よくバタリアンごっこをしたものだ。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.5

暴力と抗争がテーマの反戦映画。『山守さんよぉ、、弾はまだ残っとるがのぉ』という菅原文太のセリフがしびれる。そして文太は足長い。かっこよい。

連理の枝(2006年製作の映画)

3.4

チェ・ジウの韓国語が好き。L音がキレイで女性だけど重低音、音声をコピると美しく発音できる。できればドラマじゃなくて映画女優として活躍してほしかった。韓ドラにハマれないんだよなぁ。

CUBE(1997年製作の映画)

3.5

素数+構造物にテンション爆上がる。パイ+構造物、黄金数+構造物も同じ。数の神秘が完全構造を作り出す快感を味わえ、そこには生体の入り込む余地が無いらしい。

珈琲時光(2003年製作の映画)

3.4

お茶もコーヒーもマッチする場所って、台湾しか思いつかない。BGMみたいにつけっぱにして、映画関連書籍とか読むといい時間過ごせるかも。

原爆の子(1952年製作の映画)

3.5

原爆を投下されて原発が爆発した日本から、原爆で威嚇しあい原発を攻撃しあう世界を眺めている。

そして「人類は核分裂反応で生じた熱を武器と電気に変えたが、核分裂生成物は僕らの生息環境に放出されて、どこに
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