ネルエルさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ネルエル

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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

3.8

この映画のCMが流れていたのが不思議なくらいの変態映画。
冒頭から産む場所、産み方が衝撃的。
終盤は絵画的ではあるが、クセが強過ぎる展開に鳩が豆鉄砲状態。能力が人並外れ過ぎていて、ヒーローものに出して
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ビリギャル(2015年製作の映画)

3.6

頑張らなきゃいけない時に元気がもらえそうな作品。

観る前から結末は分かってるしベタな展開なんだけど、やっぱり頑張っている人を見てると応援したくなる。
強い意志が遣り抜く原動力になっているのだろうけど
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.4

こんな邦画があるとは知らなかった。タイトルのインパクトもさる事ながら、そのタイトルが出るタイミングが格好良い。
新幹線が80km以下になると爆発するっていう当時では斬新だっただろう設定。
爆発の危険や
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誘拐の掟(2014年製作の映画)

3.3

初っ端の銃声にはビックリした。その後は派手なアクションはないし地味な展開が続くけど、衝撃的な事や緊張感もあって飽きずに最後まで観られた。
事件は残酷で後味も悪い。現実にもこんな犯罪者がいるから余計に複
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イーオン・フラックス(2005年製作の映画)

3.0

シャーリーズ・セロンがひたすら美しくて、スタイルの良さが強調された衣装と合わせて見惚れた。

近未来の設定は好きだし、畳とか桜とか傘などの和の雰囲気は面白いけど、無駄に華麗なアクションと急な場面転換に
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.5

子供の頃に、この映画の音楽を手掛けている人は誰なんだろうと、映画音楽に興味を持たせてくれたのがジョン・ウィリアムズ。その存在は偉大なんだなと改めて感じた。
他にも色々な作曲家たちの特徴や与えた影響が映
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

序盤でごっちが自殺した理由に気づいてしまったので、終盤は少し物足りなかったが、62分の衝撃は大きくて一瞬混乱した。

芸能界の闇とか誘惑とかは他作品で何回か見たことあるので、業界にいたりばちゃんが簡単
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

3.4

単なるアクション映画ではなく、戦争の恐ろしさと虚しさをこれでもかってくらい感じさせられる。
現実に弾が当たれば血しぶきや肉片が飛ぶのだろうし、暴力で支配された世界では、残虐な行為をしてる人たちがいるっ
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.1

戦争の虚しさみたいなのがあまり感じられず、ド派手なアクションとランボーの圧倒的な強さが見所。

今作はソ連が敵だけど、現在のアメリカとアフガニスタンの関係や、今までの道のりを考えると複雑な気持ちになる
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ランボー(1982年製作の映画)

3.6

他作品でも描かれていたが、ベトナム帰還兵の苦悩や後遺症は気の毒で、国のために命を懸けて戦ったのに国民には歓迎されずに居場所が無くなってしまった。そのぶつけようのない怒りと哀しみが、ランボーのエネルギー>>続きを読む

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

3.3

一機の飛行機を飛ばすだけで大変で、飛行機内でも忙しくて、安全に着陸させるのも大変なのがよく分かるお仕事紹介的な作品。
面倒な客とか1つの工具の行方や悪天候やらトラブル続きなんだけど、1つ1つしっかり対
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トゥー・ラビッツ(2011年製作の映画)

3.0

ラテンの勢いとポップな映像の相性は意外と良かった。

登場人物たちが多いし時系列が前後するので、把握するのがやや難しいけど、バラバラのパズルが少しずつハマっていく感じは好み。
でも登場人物たちに魅力を
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.4

どMってプリントされたTシャツを貰ったことはあるが、Mではないので彼女に恋する要素が分からない。ツンデレとか多少のワガママとか行動力のある人は可愛いと思うけど。彼には人の良さと思いやりがあるからかな。>>続きを読む

くちびるに歌を(2015年製作の映画)

3.7

中学生たちのぶつかっていく感じが、羨ましくもあり危なっかしくもあるのだけど、そんな彼らの少しの思いやりとかちょっとした言葉が悩んでいる人を救ってくれる。
五島列島の風景も傷ついた心を包み込んでくれるよ
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

3.3

有名な小説をベースにした小説の映画化なんですね。少しややこしい。

19世紀の英国の雰囲気とゾンビの異色の組み合わせは結構相性が良くて、ドレス姿でゾンビと戦う美女たちも格好良かった。日本のアニメであり
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ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

4.0

利用されてるだけで現在の状況を理解してない村田と、それに翻弄される周りが可笑しくて可笑しくて。いつかバレるんじゃないかと下手なサスペンスよりもハラハラした。

モノマネで見たことあるナイフを舐めるシー
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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(2015年製作の映画)

3.4

実話ベースだから展開も結末も読めてしまうし、正直同性愛がテーマに含まれてる作品は苦手なんだけど、新しい時代の流れを作った1つの愛に感動した。

ローレルが人として警察官として素晴らしいから、味方になる
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ジャングル・ジョージ(1997年製作の映画)

3.0

ブレンダン・フレイザーを一躍有名にした作品で、子供も安心して観られる内容になってる。
ブレンダンの仕上がった美しい筋肉、間抜けな登場人物たちやクセの強いナレーションは楽しめた。

20年前の作品だから
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サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

3.4

重力反転した世界と反転してない世界を行き来して、映像も上下反転させるから少し混乱するが、考えながら観て楽しめた。

相手の事を分かってるつもりでも、相手の立場になってみないと分からないことはある。その
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

3.2

ものすごいスピード感とテンションの高さに、正直ついていけずに疲れたけど、アニメーションでしか出来ないエナジーの塊のような表現は素晴らしいし、サイケデリックな色彩も印象的。
内容的にはブッとんだ自己啓発
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

3.1

シュワちゃんの筋肉とカーアクション、女ターミネーターも意外と良かったので単品として見れば面白いと思う。
シリーズ物として見ると、ジョンの変わりぶりは衝撃だったし、1作目2作目ともに映像技術で驚きがあっ
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.3

カーアクションが凄くリアルで、カメラワークでスピード感とか緊迫感を増幅させてる。バイオレンスシーンと合わせて恐怖と衝撃を感じた。そのせいで復讐が始まる頃には疲れてたけど。
でも一番衝撃なのは低予算でこ
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.0

冒頭のカーチェイスのシーンから面白くて、キャラクターだけじゃなく車まで生き生きしてる。
屋根に登り壁に張り付くまでの動きとかも好きだ。

ルパンと銭形のとっつぁんが格好良い。とっつぁんの有名なセリフを
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武士の家計簿(2010年製作の映画)

3.2

静かで淡々としていて地味。でも刀ではなくそろばんで藩と猪山家を守ろうとする姿に、不器用ながらも武士の信念を感じる。

いつの時代も能力がある人は重宝されるもの。

スペル(2009年製作の映画)

2.9

皆さんのレビューを見なかったことを後悔。菓子食いながら観てしまった自分を責める。

婆さんが怖いというより気持ち悪い。逆恨みして簡単に呪いを使う婆さんに、人を呪わば穴二つという言葉を教えてやりたい。
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.6

ドキュメンタリーっぽい演出だったので、ヒトラーが現代に帰ってきたっていう設定がリアルに感じた。タブーじゃないのかと思ってたけど、意外とドイツの人たちはあまり警戒してないのに驚いた。

苦難の時代だった
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

現実なのか幻覚なのか分からなくて、観てるこっちまでおかしくなりそう。

主人公は母親をどこか蔑んでいて、同じ道を歩みたくないから主役にかける想いも増してた気がする。更に主役に選ばれてからの重圧や他のダ
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.2

2人の出会いから違和感もあったけど、2人がとにかく微笑ましい。その後タイトルが出るまで長くて一瞬ヒメアノ〜ルが過ったが、もちろんそんな事はなく。

これ系の作品だと設定の矛盾とか気になるけど、そんなこ
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.3

内容はイマイチ分からなかったし、唐突な舞台劇みたいな演出とセリフには置いていかれた。
景色やシーンの美しさ、長回しの自然な会話はとても好きだし最後は不思議な爽やかさが残った。

特別な人間のような感覚
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ドクター・ドリトル(1998年製作の映画)

3.3

動物たちと会話できるって子供の頃の夢のようで、もっと理解し合えて仲良くなれそうだし、逆に疲れそうな気もする。
周りからとやかく言われても自分らしく生きろっていうメッセージはあるものの、動物たちとドリト
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.5

大笑いできるブラックコメディで、ホラーな演出もあって強烈な印象が残る。

2人の不死身の女の戦いが滑稽で、観てると永遠の命なんか欲しくなくなる。永遠の美しさだったら欲しいのだろうけど。
若さへの執着と
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マザーズ・デイ(2016年製作の映画)

3.2

日本の母の日は一大イベントのイメージはないけど、パレードまでするアメリカには感心する。山車のセンスもアメリカらしい。
色々な境遇の親子や夫婦とか元夫婦のエピソードがあり、少しだけどそれぞれが絡んだりし
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SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年製作の映画)

1.8

キムタクがキムタクなのとか、森雪が現代的な強い女性像だったり、性別変わってたり年取ってたりする人がいるのは、キャスト見た時点で予想してたことだけど、それよりもドラマパートの部分が辛かった。セリフや動作>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.1

映画館に初めて1人で行った思い出の作品ですが、当時はボロカスの評価だったような。観た後すぐにサントラも買ったくらい自分の中では面白かったんだけどな。

アニマルクラッカーのシーンが大好きだし、父親の娘
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奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

3.3

空から降ってくるとか数式が美しいとか訳わからない。学がない天才だからこそ数学を感覚的に捉えられたのかな。

愛する妻と離れる寂しさ、新しい環境での苦悩や天才ならではの葛藤があり、それで余計にハーディと
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炎のランナー(1981年製作の映画)

3.1

有名な音楽が流れて砂浜を走ってる冒頭のシーンは印象に残る。
内容や演技よりも、スローモーションを多用した撮影や音楽がベタだけど感動的だった。

ハロルドがたまに篠原信一に見えてしまって、集中力を乱され
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